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─ 宿・一階 ─
[背後に回るイレーネ>>1と、銀を手にして駆けるフォルカー>>2。
駆け出したのは、自分とは、違う思考で同じ結論に達したらしい彼らの援護のために]
……フォルカーくんっ!
[が、たどり着く前にフォルカーは弾き飛ばされ、手にしていた刃が足元に転がってくる。
逡巡は短く。
それを爪先で蹴り上げ、空中で受け止めた]
行商人殿、よーけとーいてっ!
[口調は軽く呼びかけながら、蹴り上げた足を戻し、近くの椅子を引っ掛けて、リーゼロッテの方へと蹴り飛ばす。
もっとも、単に椅子を蹴った程度でどうこうできるわけではないのは、わかっている。
狙ったのは、椅子を振り払う事で生じる、隙]
……本職学者とはいえ……伊達に、何度も戦場横切ってないんでねっ!
[どんな前歴だ、と、突っ込まれそうな事を言いつつ、一気に距離を詰める。
椅子を振り払ったリーゼロッテが、こちらを向いた。
浮かんだ表情はどうだったか、それを確かめる暇もなく。
繰り出した銀刃は、命の鼓動の刻まれるその場所へ、突き立てられる。
空白の後、刃を持ったまま、手首を返して。
引き抜きながら、後ろへと、下がる。
間を置いて、虚空に開くは緋の一輪。
それはすぐに花弁を散らし、あわせるように、薬師の身体は崩れ落ちた]
[少女はフォルカーを信用していた。
だから少女は彼に敵意向けることは無い。
ライヒアルトとオトフリートもまた感情的な事から――
害なすことを無意識のうち考えないようにしていた。
イレーネも話してみた感覚では何か違って
残るはリーゼロッテであったが――
薬師としての彼女は尊敬していたが、如何かと問われれば答えられない。
残る誰かの中で選ぶとすれば、今は彼女しかなく]
……っ!? オトフリート、さん?
[伝承学者とは思えぬその動きに思わず驚きの滲む声を漏らし
その光景に、軽く息をのんで見守る**]
― 宿一階 ―
[前と同じように床へと叩きつけられた。
手にしていた銀も失ってしまったが、まだもう一つある。
少女>>5:128が祈ってくれたブローチだ。
ポケットから転がりかけたのを握って意識を保つ]
オト、せんせ。
[学者>>3の声が聞こえた。
倒れたままじゃいけない。約束のためにも立ち上がらなければ。
身体を起こすと椅子が飛んでいって、その後を風のように学者が駆けていった]
……あ。
[目が熱くなる。崩れ落ちてゆく薬師の体を凝視する]
[最後に赤い狼の世界に聞こえたのは、断末魔だったのか、それとも何か語る声だったのか。
ぞわりとしたものが背中を駆け抜けて行き。
心臓が、跳ねた。]
ぁ………は、ア゛っ!
[翡翠の中央が、獣のように細められる。
体中の血が、逆に流れているような錯覚を覚えた。]
ゃ、めろ。
ぉレは、マだ………っ!
[聞こえない耳にあざ笑うかのような笑い声が聞こえた。
それはリーゼロッテに似たようで、どこか違う。
勿論パストゥレルでもない、彼女はそんな笑い方はしないはず。
ならこれは誰だと、考えて。]
[自らに牙を突きたてた、惚れていた女の名が浮かんだ。]
ぉクたヴいァ……
[お前の呪いかと、脂汗かきながら胸中で思った。
だが名を口にすると、内に燻る衝動がすっと引いていく。]
………ぁ、はっ……
[衝動が過ぎ去ると、どこかまだしっかりとはしない足取りで階下へ降り。置いていた獲物を握って、血の匂いのする方へとゆっくり向かった。]
[夜色の瞳が冴え冴えと光っていた。
白の筋はそこになく、吸い込まれるような夜空の色だけがあった]
…… schwartz.
[くろ、と呟いて肩を落とした。今までよりずっと強い頭痛と眩暈がして、両手を前に突いて体を支えた]
やっぱり、リーゼさんもだったんだね。
[痛みの酷い瞳を閉じて、項垂れたままそう続けた]
[そこには自分以外の全員が揃っていて、中央には薬師の亡骸があった。死体へ向ける視線に、一瞬だけ悲哀が混ざったが、瞼を下ろせばそれも消える。
溜息のような息をついてから。
シーツを取ってくると仕草して、その場から背を向けた。
影の中にゆらと立っている間、よくみると翡翠の瞳の中央が、細く縦長だったが。
それに自分含めて誰かが気づくには、暫く時間がかかりそうだった**]
[周りに感心されていたりするが、何気に当人、身体に負担はかかっていて]
……く。
運動不足がまともに出たか……。
[そんな呟きをもらしながら、フォルカーの方を見る。
項垂れたまま、紡がれた言葉>>10に、そうか、と呟いて、黙祷する]
これで……。
終わり、かな?
[今度こそ、と小さく呟いて、目を閉じる。
遅れてやって来た友の様子は見なかったから、翡翠の異変には気づく由もなかった。**]
ベア…。
[何度か呼吸を繰り返して、無事を確めようと顔を上げた。
いつもは戻るのに少し時間がかかる瞳は、もう普段の色に戻っていた。力を使う必要がなくなったと告げるように]
終わった、よね。
もう、いいよね。
[フラフラと立ち上がり少女>>5の側まで行くと、修道士>>11がシーツを取りに行くのが見えた。その時は何も気がつけずに。少女の肩を借りて大きく息を吐いた**]
ガラガラと音が響く
坑夫達の歓声が上がる
埋まった道の彼方と此方
人が通れるだけの道が通った
開放を喜ぶ声は坑道中に響き渡り
村にもその開放を伝えていった
坑道には夜色の石が眠る
此処を通った全てのものを
沈黙の裡に記憶しながら
Dawning stone
石はまたいつの日か掘り出され
黎明の向こうへと渡ってゆくだろう
沈黙に刻んだ記憶を宿して
- CAST -
Reichard・Braun ------ t_nuke
Helmut=Mauritz ------ rokoa
Liselotte=Daimel ------ Hinata
Gerda=Mason ------ nadia
Irene Hertl ------ sinotaka
Elisabetha=Bertz ------ akIka
Otfried Eiche ------ tasuku
Volker=Fluss ------ Mey
Abel=Fetz ------ shuchan
Chloe=Alkan ------ rinne
Beatrice=Calandra ------ helmut
- NPC -
Günther
Marion
Gasthausmeister
Eßzimmerbesitzerin
Kinder
Dorfbewohner
...
/*
と、いうわけで。
皆様お集まり下さいまして本当にありがとうございました…!
[兎猫最敬礼]
ハプニング満載となりましたが、これにて幕でございます。
フリートークも、その後も、Ifも、お好きにどうぞ!
/*
ログ読んでましたお疲れ様です。
守護者弾いてくれた秋ちゃんを突こうかと思ったけど、僕が守護者じゃなくて正解だったね、うん。
あとめいさん、初っ端から中バレお疲れ様でs
/*
お疲れ様ですお疲れ様です。
相変わらずエピってからナカノヒトそこかあ、と思うshinotakaでした。
その後やらはまあもそもそ考えつつ。
更新時にいないとか、狼にならんくてほんと良かった……
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