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[聞こえてくるハインリヒの声]
(怖い。怖くない。でも、怖い。怖くなんかない。怖くないの。どうして怖がるの? 聞けばいいのに)
[回る思考。ここで聞いてもいいものか、と迷う。
優しかった、先生。その命を奪ったのが、 ――だなんて。
考えたくない。
一方で、それは逃げてるだけだと叱る。
では誰がやったのならいいのか――]
/*
こんばんは。ギュンターさんは今日もお疲れ様です。
落とせなかったのを投下しつつ、ログ読みつつ。
もう暫く低速気味です。
お二人のは、プロの出目も凄かったですが。
1日目に+5とか+6とか出てしまってたのも、うわーって思いました。
―― 彼岸 ――
[目の前のカルメンの魂。それがここにあること。
分かっていたことだけれど、目がくらむほどに、胸が痛む。
ふと、周囲に意識をやると、そこここに知った形]
[目覚めたばかりの時、しっかりと現実を見ていた女の子]
[目の前で、希望を与えることすら出来ず、看取った老人]
[奇妙な生き物に襲われたとき、目の前に逃げてきた女性]
[そうして、エーリッヒとユリアン]
[ああ、そうか。思う。
ゲルダが悼んでいたイレーネというのはあの女性だったのか]
[ここに来て、初めて名前を知る。
その事実に、何ともいえない鳥肌が立った]
/*
しかし。
色んな人に手をとられ可愛がられているように見えて、誰からも回復促しをもらえてないのは、やっぱりどこまで行っても2番手以降だからではないだろうか。
まあ%も低かったのだけど。
/*
今日はアーベルに促す予定。
ゲルダよりも高いアーベルかなーと。
アーベルはああ見えてても最後まで残ってほしいんだぜ
お姫様をさらってください(待て
なんとなくツヴァイさんは死にそうな気がするの。
[エーリッヒとユリアンは、何故ここにいるのだろう。
認めざるをえない事実。じわりと目の前に薄いベールがかかる]
[エーリッヒの、穏やかな笑顔が好きだった。
遠目から見た、ノーラとベアトリーチェと、3人の姿。
彼は、自分を家族みたいだと言ったけれど。
その表現は、彼自身にこそ相応しい気がして。
幸福を、祈っていた]
[ユリアンの、楽しい話し方が好きだった。
何だか人生がとても楽しそうで、幸せそうで。
閉塞感の中、彼と話していると未来に風が吹き抜ける気がした。
彼が治ったと知った時は、本当に嬉しかった。
自分たちに希望があることはもちろん、彼が治ったことが]
[だから]
[目を閉じれば彼らの石像や、生の終焉その時の映像が見えて]
[身のうちにとどめて置けぬ無念。外にすこしずつあふれていく]
/*
イレーネこんばんはー。
ああ、2人とも確かに出目が走ってましたね。
エーリッヒには思わず回復に走って、そして1しか回復してあげられず申し訳なく思った思い出が。
いつもですけど、今回も色々なところでランダム神の意思が垣間見えて楽しかったです
…オトフリートせんせい。
[彼岸から眺めていればその名も知ることができた。
意識が一度こちらにも向いたことに気がつくと、ゲルダたちが呼んでいた呼称をつけて頭を下げた]
[ノーラの言葉を一瞬理解できなかった]
ユリアンさん、死んだ、の?
[どうして。病気ではなかったのに。
誰かが? それとも、蛇や他に何かいたのだろうかと考えて。
口元を押さえる。その場に座り込んで、両耳を塞いだ]
いっぱい、いっぱい。死んでいくの。どう、どうして。
さっきまでいた人が、ど、んどん。
やだ。
[最後にかすれるような声で呟く。涙が出るわけではない。
自分も、壊れてしまったら楽だったんだろうか。と。
それはやっぱり逃げで、駄目だと、思う]
>>218
[祈りを捧げる姿には、目を見開いたが……
また、穏やかに笑い……]
……ああ、そうだ。
君はそんな人だ。ノーラ。
[そして、>>219 ベアトリーチェの言葉も聴いてから、少し自嘲気味に笑った。]
そうだね、ベアトリーチェ。
[そして、>>223ハインリヒの視線に気がつくと…]
回復よりも痛まなければいい。
君も咳が治るといいな。
………ユリアンは………
[その先は>>225ノーラが告げた。]
なん…
[ユリアンが死んだ。
理解が、できない。だって…彼は、
――…石化病ではないのに…。
揺れそうになる、頭を押さえた。]
……なんで、
[問い返す声は、酷く掠れた。]
[それまで、カルメンとどんな話をしていただろう]
[ふと、自分の一部が離れて、女性の方に向かった]
こんにちは。
[自分も、頭を下げて挨拶を返す]
残念ながら、もう「先生」ではなくなってしまったんですよ。
皆さんにも、もう、随分とみっともない所を見せてしまいました。
感情が、コントロールできなくなるなんて。
[苦笑して、首を振る。
しっかりと相手と目を合わせて]
そういえば、正式に名乗ってませんでしたね。
オトフリート・フェヒナーです。
[メモを読み上げるノーラ>>208に、ああそれだと頷く。]
ゼルギウスのフォルダ。
石像の群れがどういう人達だったか。
それは、私も気になって石像を見ていた。
一部かもしれないが、一般市民が混じっている気が。
──否、我々も一般市民なのだが。
[ハインリヒの答え>>221に「カプセル内に持ち込んだ資料だ。協力助かる。」と短く答えてから。]
起こす相手の選定は、有りそうな悪趣味さだ。
冷凍装置に入る際、身元は割れて資料が残っている。
……ピューリトゥーイだったカルメンは、
以前から心を蝕まれやすい状態だったのではとゲルダは話していた。
嗚呼。
[改めて告げられるユリアンの死。溶解した金属塊、元はユリアンが作った金属細工の秘密箱があったロッカーを見る。ユリアンを巻き込む事を案じていたのは、何故か彼は助かると楽観的に信じていたからだ。それを思い知らされる。]
─実験室─
[ぱたむ、とアルバムを閉じ。
時間の空白を埋めるよに眺めていた過去を、鞄に放り込む。
待つ時間は、休息に宛てよう、と思った。
四肢は動くから、と。
半ば意地になって、ほとんど休まず動いてきた分の反動が、大きい]
……に、しても。
[不意に零れる、呟き]
…………静かだ。
[ここに来てから、妙に賑やかさに慣れてしまった気がして。
小さな声で呟き、静寂を押しのけた]
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