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―広場・噴水―
お父さんからの依頼ですか。
上の人たちからの依頼となると大変ですね。
[その父親を知るわけでもない]
[上も様々な思惑で対立その他があるのは知っている]
[だからそれは逆に警戒を高める結果にすらなった]
あー。どうだろうな。
後で本人たちかライヒアルト君に聞けば。
[アーベルの呟きに軽く咳払いする]
俺は俺で用事があって、彼に報告頼んだからな。
[だから嘘ではないけれど][逃げたのも嘘じゃない]
/*
ああそうか、今日目の前で「取材」とは言ったか。
けどゲルダの口からそれが出るのは何となく違和感。
接点ほぼ無しだし。
―広場・噴水付近―
確かに唐突過ぎる消え方をしているが。
魔法を使ってか。
抵抗手段も一気に減るわけだ。
[ヴィリーの推測を聞いて眉を寄せた]
―大通り―
んー……
ミューラさんは宿舎、ベティちゃんは露店か宿かな。
カヤちゃんはまだ探し回ってるかしら……
[ぽつぽつと呟きつつ通りを歩んでいく。
どちらにしろ広場に行くのが早いかと結論付け、
思ったままに歩みを向けた]
―広場・噴水―
……なんか、結構あちこちで調査し合ってる感じ?
[レナーテとハンスとのやり取りに、ぽつり、と呟いて]
用事があって、って……。
[もしかして逃げた? といわなかったのは、自分がいの一に逃げたから、なわけだが]
まあ……家に帰ったら、聞いてみる……うん。
[乗り気でないのは、多分。
姉にも疑念を持たねばならぬかも知れない今の状況と。
それだけはしたくない、心情の二律背反故の事]
[ヴィリーが名乗った肩書きに、レナーテの眉が不思議そうに寄った]
ジャーナリスト?
その割には、随分と戦闘慣れした体しているね。視線の動きや立ち居振る舞い、先の武勇伝からも……まあ、いいか。んなこと。
にしても、アンタのような頭良さそうな奴が前々から調べて、手がかり無しってのは厄介そうな事件だな。
魔法たって、完全な力じゃないんだから、痕跡ぐらいは何処かに残っていそうなもんだけど。
余程腕がいいのか。それとも、親しいものが内通してるのかって感じかな?
/なか/
やっぱ昨日のうちに裏路地入っておくべきだったなあ。
今回も初回死亡。やりたいRP全然できなかった。しゅーん。
/*
やっぱ役職は告げてない、気が。
付き纏われんように、とは言ったな。
ライヒの会話聞いてるから良いのか。
まぁ良いやww
風邪引いたせいか頭まわんねwwwww
依頼?
[そう言えば何でも屋だとか話した時に聞いたかも知れない]
ああ。
少しずつでも情報が集まれば、ぼくらでも何か掴めるかも知れないしね。
[人形師に頷いて同意を示す]
[ライヒアルトの言葉にへぇと言う呟きを漏らし]
知り合いとは知ってたけど
そこまで長い付き合いだったんだね
[そしてベッティの言うレナーテへの依頼人については、んーと顎に指を当て考えていたが]
…………やっぱ、居なくなる前にギュンターさんが頼んでいた、ってのが最も確率高いよね
[ハンスの言葉にぱたぱたと手を振った]
いやあ、実際お偉いさんが関わってるかどうかはわかんねえよ?
単なる傾向だけの話なんだから。
そもそも、お偉いさんがわざわざこの事件を調査している理由もわかんねえ。
あるとするなら……なんだろ。
お偉いさん自身が関わってて、もみ消したいとか?
おー、なんか自警団の人色々だめそうなの…。
[ちょっと話して色々喋ってくれた人といい、「大変だった」とか「当てにできない」とかという言葉で想像できる人物像といい。偉い人は偉くないなぁと思いつつ、こちらを向いたベッティに大きく頷く。]
ねっ!
なんかね、昨日から色々と歩き回ってたみたいだし、
今日からの私達より情報が多い可能性はあるの。
依頼人は…だれだろう…?
ごめんね、そこまできいてなかったわ。
まさかこんなに身近に起きちゃうとは思わなかったなぁ。
[カヤからの通信に心中でにやりと笑うと]
……了解。蜘蛛の網を張ってお待ちしておきますわ
[目の前の標的をちらりと見やり、そう伝える]
─広場・噴水傍─
[行商人の言葉には軽く頷きを返し]
[女剣士の己に対する評価にはくつりと口端を持ち上げた]
何も最初からその仕事に就いてたわけじゃねぇってことさ。
使い慣れた魔法なら、極力痕跡を消すことは出来るだろうよ。
親しい者が内通してるっつーと?
顔見知りの犯行ってことか?
[考えなかった可能性ではないが]
[自衛団長に至っては顔見知りが多すぎて]
[これまでの被害を聞いても共通点が見えぬために排除して居た可能性だった]
それを口に出す、か。
敢えて言わずに置いたものを。
この女、小僧以上の演技者とは思えねぇし…。
他よりは信用出来そうか。
確かに、交友関係はよく知らないけど。
[少女の物言いに笑いながら眉を下げるけれど、やはり咎めたりはしない。
聖職者にあまり良い感情がないと聞いていたから、彼は例外中の例外なのだろう]
…まあ、色々あってさ。
[困ったような笑みのまま、人形師にもそう答える]
そうだね。
解決するならそれに越したことはない。
[剣士の話には一つ頷いた]
[ゲルダの、レナーテの依頼についての考えに両手を当てて]
あ、なんかそれはすごく納得するー。
まさにそうかも!ううん聞いてないけど。
頭が回るの、探偵さんみたい!
…はっ!依頼を頼んだ団長が…となると今度は…
[レナーテが狙われちゃったりするのかな!?と、思ったが、言うのもはばかれるし]
…小説じゃないんだから…。なんでもないー。
[あまりに突飛すぎると考えを改めた]
[アーベルの言葉に、ふと気付いたように頭をひねる]
考えてみれば、ここまで調査とかが広まってんのに、この事件が手がかり全くないってのもおかしな話だよな。
それに、アタイはよく知らないんだけど、結構噂には広まってるんだろ?この事件。
そうすると、警戒心も高まるだろうし、捕まる可能性だって膨れ上がるのに、なんでいまだに事件は続いているんだろうな?
[気持ち背筋を伸ばして周囲に視線を彷徨わせつつ歩む。
程なくして見えてきた広場。
露店の数は、先日までに比べ一つ二つと減っていた。
客を呼び込む商人が張り上げる声も、何処か乾いて聞こえる]
─広場・噴水傍─
顔見知り……って。
爺様の顔見知りって、街の住人の大半って言えるんじゃ……。
[転がり出てきた可能性に、小さく呟く。
ただ、団長が隙を見せる相手となると、多少は限られるかも知れないが]
…………。
[いずれにしろ、それは余り考えたくはない可能性で。
甘いのかな、と思いながら、一つ、息を吐いた]
……ですか。
まあ、焦っても仕方ないかもしれないですね。
[修道士に軽く答え。明日になったら、一人でも裏路地に赴いて情報を集めようと決意して表情を堅くした]
[ローザの言葉に、慌てて笑顔を作る]
そうね。あの人の行動力なら、情報いっぱい集めてるかも。
依頼人については本人に聞いてみればいい話だしねー。問題ない相手なら教えてくれるかも。
(カヤ 単独行動 エルザ 単独行動
ヴィリー アーベル レナーテ ハンス 噴水付近
ライヒアルト ゲルダ ベッティ ローザ 大通り
今こんな感じかな?けっこまとまってる。)
ああ。なるほど。
転職って奴か。
[ヴィリーの言葉に納得がいったように、うんうん頷いた]
まあ、アタイは誰と誰が知り合いなのかは全然わかんねえけどさ、曲がりなりにも自警団長とまで呼ばれて、しかもある程度以上に情報を掴んだものが、そう痕跡も残さないほどにあっさり捕まるもんかね、と不思議に思ったんだ。
んじゃ、親しいものがやったのかな?と、こう単純に思ったのさ。
まあ、そんだけの話。
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