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[フォルカーと会話しながら、男はちらりとアーベルを見た。彼は、この少女と親しかったはずだ。少女が自分を人狼と疑うのは構わない。だが、彼女が自分を殺そうとしたら…アーベルはどうするだろう?]
シスター ナターリエは、流れ者 ヴィリー を投票先に選びました。
それはとてもありがたい。
[だって、自分だってこの騒ぎの中、死ぬ可能性があるのだから。
とは口にはしないけども、でもこうしてブリジットの手>>269でなでられている内は、おちおち死んでられない気分ではいられるのは悪くない。]
ん、そうか、大丈夫そうにはあまり見えないけどわかった
[聞こえたらしいライヒアルト>>267に返事をする。
仕方ないことだから。という考えもあるけれど、キビキビとしてない動き、など普段より注意深く見ていたし方がなかった]
[返された言葉に、二対の翠は一つ瞬き。
それから、少年はこて、と首を傾げて]
……一緒なら、平気?
[短く、問う。
夜闇の猫も、にぃ、と案ずるよに鳴いた]
にーさん、いたいの。
……みんな、いたい、よ。
[少なくとも、自分は痛いから。
それはそのまま、告げる。
こんな風に気持ちを言わなくなったのは、母が亡くなり。
祖父と二度目の大喧嘩をやらかして倒れ、目を覚ましてからの事。
多分、自分の死期とか寿命とか。
そういうものを、意識し始めてから]
ん、そっか…ナターリエさんは祈りに…か。二人とも辛いだろうに…
[死者にできることは何もない薬師にはできないけれど、それが幸せなのか不幸なのかはわからない]
って…やっぱ何かあった?
[こちらを見つめる>>273ブリジットに首をかしげつつ、未だ歩みの遅いライヒアルトを交互に見た]
それはもちろん。
[任されて頷く気配。>>*37
その後また混乱やら何やらで少し間が開いて]
早く終わればそれだけ生き残れる確率が上がる。
そうでしょう。
[それは誰が生き残れる確率か。
リエルが疑惑を持ち始めていることにはまだ気づかない]
― 納屋 ―
[エーファ…もしかしたらフォルカーは、ヴィリーを人狼と疑っているようだった。自分もそうでないかと思っている。
この間の事や、顔に大きな傷があるのに、体に一つも傷のない用心棒。そういう所は疑うに十分だった。
ヴィリーの視線がこちらと合った。にこりと笑ったまま。]
ねえ。旦那は人狼じゃないの?
[そう尋ねてみた。]
─広間─
……本当に?
[ライヒアルトの言葉と、その動きを見て]
[呟きはそこまで届いたか]
[それからエルゼの言葉を聞いて、少しの間が空いて]
ルカねぇ、替えの服、なかったから。
[合点がいったというような顔をした]
[それ以外にも原因があると、気付いてはいない様子で]
―広間→クレメンスの部屋―
[ナータを気にしなくなったわけでは当然ない。
だから背後で交わされる会話を気にしながらも、二階へと上がっていった。クレムの部屋に着いたのは、聖句も紡がれ終わる頃で]
……Amen.
[静かに静かにその一言だけ。
ナータが想う、そのとおりです。と。祈った]
さぁて。
オレらが生き残る場合は、他の奴らがほぼ居なくなった時だぜ。
[オレはわざと、リートを揺さぶるのを狙って聲を紡ぐ。
そういや、『場』の解放の条件って、結構限られてんだよなぁ。
オレ達人狼を屠るか、オレ達が人を喰い荒らし切るか。
まぁ、いくつか例外はあったらしいが、ほとんどこの二つだ]
だって、わざとそんなことしたら怒るでしょう?
ゼル、怒ると怖いんだもの。
[緩く頭を撫でていた手を下ろしてそう小首を傾げ、あえて明るく微笑んだ。
こうしていないと、怖い気持ちに飲まれてしまいそうで。
何かあったかと問われれば、ん…と、曖昧に頷いて。
他人の口から言って良いのか解らなかったけれど、少なくともこの場にいる人は皆聞いているはずだから、と思い。]
ライヒアルトさん、死んだ方の正体が視える、みたいなの。
そう、仰ってたから。
[アーベルの方を確認する時、視線を向けないようにしたつもりだったけども、荒事に慣れてるわけでもない子供の行動はうまくいっていなかったようだ。
ただ、そこにナイフがあることは確認できた。代わりにそれを確認したことをヴィリーに知られることになったのだろうか。
アーベルの言葉があるとヴィリーの方を見たまま、返される返答にひるみそうになるが]
だから……
[相手が熟練した相手なら、いくらアーベルからナイフの使い方を習っているとはいえそれは獣相手のこと。
多少の喧嘩の仕方とかも教えてもらったかもしれないが、大抵は逃げるようにと、女の子なのだからとそう教えられていた。
でも今は、立ち向かうときで、不意打ちの一瞬だけ、自分にチャンスがあるとするなら]
そのために…
[アーベルの腰に手を伸ばし、ナイフを手際よく引き抜く。
そのまままっすぐにヴィリーの方へと駆け寄り、その顔を狙って突きつけた]
そりゃ怒る。俺を誰の息子だと思ってるんだ
[きっぱりといった。その辺りはあの母にしてこの息子有りなのだ。
明るく微笑むブリジット>>283に無理をするなともいえず、ただ笑みを返して]
─広間─
ああ、それでか。
エーファの服貸したわけね。
[エーファからの答え>>281に、オレはぽんと手を打った。
…でも何かまだ引っ掛かるんだよな]
んー。
エーファさ、はっきり声出すようになったよね。
最初の頃とは大違い。
[そうだ、さっきの挨拶。
少し前だったらもっとおどおどした感じで言ってた気がする]
あぁ、傍にいてくれれば治るから。
俺が嘘ついたことあるか?
[二対の翠を覗き込みながら優しく笑う。]
…そうだな。
皆、皆。
…痛いな。
[幼いエーリッヒの額と自分の額を一度合わせようとして。]
エーリッヒはもっと、素直になっていいと思うぞ?
[それは心からの言葉で。
おそらく、何度も繰り返し言い続けていたことだったかもしれない。]
くっ。
[堪えきれない息がコエに滲む。
この会話もあって、歩みは鈍かったのかもしれない]
それも知ってる。
人狼を滅ぼすか。人狼に滅ぼされるか。
どちらか一方しか生き残れないのが普通だ。
[そう、普通なら。そうでない例というのは思い出せないけれど。
そうでなくなれる可能性を考える。一縷の希望を捨てられない。
ナータは今も、自分のことを誰にも言わないでくれるのだから]
薬師見習い ゼルギウスは、双生児 フォルカー を投票先に選びました。
小説家 ブリジットは、双生児 フォルカー を投票先に選びました。
[本当に大丈夫だっただろうかと、二階へ向ける視線は心配を含む。
ナターリエは、自分の告げた言葉をライヒアルトにも告げただろうか。
答えはあるわけもなく。
ふと人がけっこうそろっていると思えば、厨房へと視線を向けた]
スープとか作っておくかな。
[と、ブリジットが、先ほどのライヒアルトの言葉を、言っている。
言葉、というか、ただ頷きだったけれど。
良いのだろうか、と思ったけれど、今はナターリエと一緒なら大丈夫だろうと思うことにした]
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