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[見据えるのは女性だけ。
視界の中に、銀弧が弓に変じるのは見えた>>910けれど、只の弓矢であれば気にすることは無い、と]
く…っ!
[枷の重さも勢いに乗せて、蹴り付けようとした時
至近距離でこちらに向いた矢>>911に、ほんの一瞬目を奪われた]
え?
………って、あ!
[勢いに任せた一撃は、タイミングと、何よりバランスが大事で。
ただでさえ「枷」によってバランスが取りにくい状態で、つまりはそれが最大の失態]
ま、ずっ!
[気を逸らした所で軸がぶれる。蹴りは芯を捕らえることができず、体勢が崩れて
そこに、タイミングよく放たれた矢が触れる……刺さって、同時に強い衝撃に飲み込まれた]
う、あっ!!
[バランスを失った体は衝撃を受け流すことも出来ず、弾き飛ばされて少し先の地面に転がった。
起き上がろうとして、一瞬顔を顰めて気付く。
女性が次の一撃を放ったとして、それを避ける余裕も、反撃の余力も無いことに]
……あー、降参、だよ。
しょうがないから、「今は」おねーさんに捕まってあげる。
[少し悔しそうに笑って、地面に座り込んで両手を挙げて「降参」のポーズ*]
/*
寝た人はおやすみだよー。
おいらはキリのいい所まで(ぇ
>>924ユーリ
無理が通せるのは非現実世界くらいだしね。
なるほどそこからか>クリエイターさん
決まる頃には議事国に対応できるようになってるといいなぁ、おいらの箱ー。
そして姫呼びに更にワクテカが(
>>928アミル
他にいなかったら、は了解だよー。
その場合、今の月エアだとあれだから、今のうちに他の子になるか、おいらのまま別キャラインストールになるねー。
ロッテ共々おやすみなさいだよー。
仮面紳士 マスケラは、おやすみなさいー[箱に乗っかったまま、丸くなった**]
/*
>>947ユーリ
なるほどー。ところで面倒じゃない神種さんているんだろうk(そこなのか
薔薇の下さんもお邪魔したこと無いなー。ログは読みにいけてるから多分動けると思うけども。
反応するよ![まがお]
おいらと言うより、胡蝶さんがなんか挙動不審になってるけどー。
――捕捉!
[ほんの一瞬動きを止めたかに見えた少年>>941へ向け、真っ直ぐに矢を放つ、が]
ひゃっ!?
[脇腹に軽い衝撃を受けて、僅かに姿勢を崩す。
完全に予想外の方向からの攻撃だった。
とはいえ芯を捉えぬそれが、大きなダメージとなることはなかった]
あたた……これを使うことになるなんて、さすがに思いもしなかったわぁ。
[数日分の月光の魔力を溜めて、ようやく放つことの出来る一撃。
それを消費した以上、こちらにももう打つ手はない。
弓を前方に構えたまま油断なく少年を見れば、彼は両手を挙げ降参のポーズを取っていた。>>942]
あらぁ。
あたしの勝ち? やったわぁ。
[弓を下ろすと、両手を合わせてほくほくとした笑顔になる]
えへへ、ごめんねぇ、痛いことしちゃって。
大丈夫? 立てる?
研究所に着いたら、まずはお怪我の手当てしないとねぇ。
[少年の含みのある言い方を、気にする素振りもなく。
うきうきした表情のまま、彼に手を差し出した*]
─ いつかの天界 ─
[それは未だ、神魔が神魔として目覚めぬ頃。
『星姫』或いは『ユーリア』と。
そう、呼ばれるのが当たり前と思っていた頃のこと]
[小さきこどもの背にあったのは、一対の真白き翼。
けれど、その翼は、風を捉えぬ飛べない翼で]
…………どうして、皆と同じなのに、同じにできぬのですか?
[稚い問いが周囲を困らせている事も知らず。
こどもが見やるは、遠くて近き煌きたち。
己の力でもあるという、天の星へと向けて手を伸ばす、けれど。
それが届く事はなく]
…………。
[むぅ、と拗ねたように眉を寄せるものの。
宥めるように頭を撫でる母神の手の感触に、表情はすぐに和らいだ]
[真白き翼は『光』の象徴。
内に宿せし『力』の半分。
それのみでは、天を舞うには足りぬ。
二対の四翼揃わぬ限りは飛べぬから──『娘』を手元に置く事を望む天の女神は、『闇』の象徴たる漆黒の翼が目覚めぬように、光の力を馴染ませていた]
……飛べれば、どこにでもいけるのに。
[そんな母神の想いも知らず、こどもは無邪気にこんな呟きをもらす。
それが母神を案じさせているとは知らぬまま。
己が内に縛を重ねさせているとも知らぬまま。
女神の務めは、天にありて皆を見守る事ですよ、と諌める母神の側近の言葉に、はあい、と素直に頷いて──けれど]
……天にありて、皆を見守る。
[母神やその側近たる天使たちと離れ、ひとりになって小さく呟く]
……それが、女神の務め。
[言葉の意は知れるけれど、何故か、違和感が残る。
内で何かがざわめくような心地がする。
正しい、間違ってる、何か足りない。
そんな言葉たちがぐるぐると巡って。
ふるり、首を横に振ると、長く伸ばした髪から光の粒子が零れて風に散った]
…………飛びたい、な。
[小さく呟いて、届かぬ星へと手を伸ばす。
その想いが、『女神』となる事に対する、眠れる本質の反発がもたらすものとは知らぬまま。
未だ眠る『魔』としての血がざわめくが故とも知らぬまま。
ただ空舞う事を無邪気に願うこどもが、飛ぶための力を──白と黒、二対四翼の影の翼を得るのは、天を遠く離れた人の子の世界に堕ちた後のこと。**]
[女性の様子>>950に、少しはダメージを与えていたとは気付くけれど、浮かぶのは苦笑ばかりで。
その後に聞こえた声に、零れるのは残念そうな溜息]
んー、もうちょっとだったかー。
何度もけんかしてるのに、うっかりしすぎたよ、おいら。
[それでも、一瞬のミスを引きずるような性格ではなかったから、すぐに表情は今までのそれになる。
差し出された手>>951はすぐには取らず、ちっちっち、と人差し指を立てて軽く降って]
「今は」って言ったでしょ?
おいら、移動するときは、どんなにきっちり縛ってても閉じ込めてても「跳ぶ」からさー。
完全に捕まえるって本当の意味では出来ないよー?
でも、負けちゃったから、ね。暫くはおねーさんに付き合ってあげる。
[これから捕まるとは思えない態度で、にっこり笑って]
それでさー、おねーさんに協力するのに、いくつか条件あるんだけどー。
言ってもいいかなー?
[軽く首を傾げて、様子を伺いながらそう問いかけた*]
/*
とか、こんな感じの幼少期でした。
……ほんと、何事もなかったら、このまま女神化してたんでしょうねぇ。
周り無性も多そうだから、半陰陽とか多分意識しないし(
とか呟きつつ、さすがに眠気が強くなってきたので落ちますねー。
水曜日は戻り早い分、朝も早いから、なぁ……。
というわけで、おやすみなさいませー。
[くろねこ、土鍋でくるん。**]
……あらぁ? 何か勘違いしてるぅ?
[手を取らぬままに指を振る少年に、困ったような顔で眉を下げる]
あたしは別に、あなたを閉じ込めたい訳じゃないのよぉ。
ただ、観測装置のある場所で『跳んで』欲しかっただけなのぉ。
[そう、口にして。
不敵な態度で条件を付ける少年に、気を害するでもなくにこりとして]
いいわよぉ。言ってみて?
[屈み込むような姿勢になり、首を傾げた*]
/*
わぁい、幼少期きたー。
天も魔も性別は適宜、って感じだろなw
外見としては男女どっちかの姿はしてるだろーけど。
何事も無いのはどの道無かった気がするのは気のせいだろーか。
両方宿しているが故にー、ってのは何かの切欠でありそーな。
ユーリもおやす。
俺もうとうとしてきたし寝るかな。
/*
>>952ユーリ
『蒼神』さんが面倒な人だったら、他が凄まじいことになる気がしまs
あ、薔薇の下さんはだいじょうぶなのか、安心した
[半分は、よさげな企画があったら飛び込める的な意味で]
自分と出会う前、ってことで、何か不憫なことがあったんじゃないかとか、そういう方向で挙動不審らしいよ、胡蝶さん。
でもって、読んでやっぱりよろよろしたっぽいけど、支えるのは他に任せる、ってー。
[女性の告げた「勘違い」に、こてりとも一度首を傾げて]
あー、なるほどー。
それなら跳んでもいいけど、色んな条件が必要みたいだから、すぐには無理だよ?
跳べそうなときはちゃんと言うけど、戻ってこられないからチャンスは1回だけだし。
[相変わらず、人差し指は振ったまま。
条件を聞こうと視線を合わせる女性に、何故か真剣な顔で]
……この世界ってさー、プリンある?
おいら、あれ好きだからー、一日一個プリン欲しいな。
[告げた条件は、少年らしい外見に見合った、だけどもこの場では意外な物。
前にいたとこにはなかったんだ、とそう言って返事を待っている*]
そうねぇ。それならこっちも、念入りに準備しなくっちゃね。
大丈夫よぉ、一生に一度しか見られない現象なんて、天文学の世界にはたくさんあるもの。
[少年の言葉>>965に、了解したというように頷く。
それから、真剣な眼差しで告げられた条件を、こちらも真面目な表情で聞いた。
返事はすぐに帰らず、数秒間沈黙が続く。
それから――堪え切れないというように、表情が崩れた]
っふ、……あははははは!
[腹を抱えるようにし、一頻り笑った後]
いいわよぉ。
あたしね、お菓子作りは、天体観測の次に得意なの。
焼きプリンも蒸しプリンもお手の物よぉ。
[二つ返事で請負う。
それから改めて、少年をじっと見詰め]
あたしの名はヘロイーズ。
短い間でしょうけど、これからよろしくね。
[差し出した手はそのままに、そう言葉を掛けた*]
おねーさんって、本当にそういう事調べるの好きなんだね。
一生に一度、かー。おいらが今まで通ってきたところもそうだし、一度でもみられたらラッキー、って感じなのかな。
[難しいことはよくわからないけど、そういう風に納得したように一人で頷いて。
告げた条件になかなか返事が返らないのに、少し不安になったところに零れた笑い声>>967
何かおかしなことを言ったかと問いかける前に返事が返って>>968]
えっ?ほんと?
[一瞬で、今までに無いほどに表情が明るくなる]
それじゃ、協力するね、ええっと……
[そういえばまだ名前を知らなかった、と思ったところに、見つめられて伝えられた女性の名前]
ヘロイーズさん、って言うんだ?
おいらはヌァヴェルって言うよ。読みにくかったらてきとーでいいよ。
あ、それと。
[思い出したように右手に装着したままのアームブレードに触れて]
「ジルエット」……戻って、ご挨拶しよー。
[呼びかけるとそれはすうっと滲むように姿を変えて、梟に変わると肩に止まり、くるりと頭を傾けた]
これはー、おいらの相棒の「ジルエット」だよ。
あ、餌の心配はいらないからねー。
ってことで、おいらのほうこそ、暫くよろしくだよ。
[そう言って、今度は差し出された手を取って、少し照れたように笑った**]
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