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─最奥の部屋─
さて、じゃあ早速解体といきますか
[そう言うと、スッと石像に手を翳し]
……撃ち貫け『水穿(アーチャーフィッシュ)』
─果樹園付近─
[転移の力に絡め取られ、気づけばそこは見知った場所]
……おー。
どこに抜けんのかと思ったら、ここかあ。
[なんていいつつ、きょろきょろしてたら、目に入ったのは、果物をじーーーーーっと見つめる姿>>352]
……そりゃ、仕方ないんじゃない?
今は、イベント中なんだし。
―最奥の部屋―
「もももーん」
[石像らしくない動きで踊られた。
こうかはいまいちだ]
気合いが抜けるわぁ。
[そんなのを選んだのは自分です。
ここはいっそ基本に立ち返ってみることに]
―― Energy bolt.
―最奥の部屋―
最後は皆さん自分の力でがんばってくださいね。
[部屋にたどり着くとそう皆に告げて、自分達はもう多分最後のほうだろうか]
さて、この石像を破壊すればいいんですね。
[自分の前に立つのはポージングをとってるふんどし一丁の、マッチョな兄貴の像だった]
どういうセンスですか……
「目がぁー、目がぁくさるぅーーー」
[苦しむヴィターをよそに]
急ぎ、ますかっ!
[一瞬で大人の姿になり、服とかも破けることなくサイズにあったものに。
次元ポケットにしまいこんでる服をすばやく工夫をして着替えているらしく、裸になる瞬間まったくない、ヴィターにはそれが不服らしいが]
――せいっ!
[石像は焔に包まれて、脆くなったところを襲う衝撃によって罅が入り、破砕される。
既に兵士の原型は殆ど止めていないけれど、中心部までは力が届いていなかったみたいで、細く芯が残っている]
ちぇ、一発で行けるかと思ったんけどなぁ。
[右拳をひらひらと振りながら、もう一発、とご主人が構えた時。
別の方でがらがらと崩れる音>>339がした。
振り返ってみたら]
……げっ!
[丁度試練を突破したユリアン先輩が転送されるところだった]
─最奥の部屋─
[イレーネの強化魔法のおかげで、思った以上にあっさり一番奥の部屋にはたどり着いた。]
あー、ディルスタン先生だ!ベルデさんも!
え、石像倒しが最後のテスト?
[と、たどり着いたら先に石像らと戦っている人らがちらほらと。
説明を受けて、ただ壊すだけならとはちょっと安心した。
どの石像となら壊しやすいかな、とか考えていたら、頭の上のピノ君が、ぽーんとアルパカさんの石像の所に飛んでいき、これ、これと言わんばかりにその上で跳ねていた。]
……………えー、それ?
[可愛いアルパカさんの石像を砕くのは凄く良心が痛いんだけど、と躊躇したものの、正直時間もないし、何故かピノ君がここれー!と強く主張するのでしぶしぶそっちに向かっていった。
一番近い、魔導生物のような厄介なタイプでない石像をピノ君がチョイスしていた事は知らない。]
――最奥の部屋――
[――そんなこんなで無事到着。
ようやく辿り着いたそこには、予想通りカルメンの姿もあった。
挑んでいる最中の試練に遠慮して、指先をひらひら振る合図だけで声はかけずにおく。
導師の説明にまだ間に合ったようだと内心で安堵しつつ。
単独で撃破との説明に、仕方ないなと肩を竦めて連れ達と離れた。]
・・・さて、ちゃんと一人で頑張るかな。
[顎に手を当てて、石像の群れを見回す。
人型は学科的にもどうも手を出しにくく、選んだのは立ち上がってる熊の像。]
まあ、正当防衛とでも思えばいいか。
――"Energy bolt"
[構え、深呼吸、神経を研ぎ澄まし]
はっ!
[呼気と共に、瞬きするほどの間にすばやく繰り出す拳は4発。
正中線に沿った4箇所を的確に打ち抜くそれは、人体ならばどれもやばい急所の部分だっただろうか]
[そうこうしている間に、何人かは先に転送されているようだった。
そちらを見る時間はないので、誰が先に行ったかなんては知らないが。]
石像……石、なら……
[水の魔法、と呟きながら意識を集中させる。
先生や、つい先にイレーネに前に言われたように、今まで以上に水をイメージするように心がけながら。
アルパカの上から頭の上に戻ってきたピノ君は、転がる事をやめてちょこんと座って前を見ていた。
よくわからないが、本人なりに頑張っているらしい。]
青き水の牙 青き鎧纏い
打ち流し 清めたまえ―――――Aquasplash!
[かき集め、増えた魔力は水へと変わってゆく]
むむ、存外に硬いなぁ
二人の絆は壊せないとかそういうアレなのかな
…………あれ、なんか無性にイラッときたぞ
「エーリ、おちつきなさい」
[とりあえず、ノキアの忠告無視して手を翳す]
一匹で駄目なら……
/*
……すまん、>>357に思いっきり、アレ(どれ)を思い出した……!
そして、アルパカさん、つええ(違。
─最奥の部屋─
[肩に白猫、頭に茶虎を乗せた少年が竜からかけられたブレスはかなり強力で。
恐らく自力で駆けるよりも[13]分は短縮出来ただろう時間で目的の部屋に辿りついた。
そこで待っていたのはディルスタン導師と石像の群れ。]
ふむ、これを壊しゃいいんだな。
[選んだのは、大きく翼を広げた竜の像。
無造作に選んだつもりだが、若干ストレス発散の意味が込められているかもしれない。]
…よし。ヴァイス、ちっと力貸せ。
[茶虎を下ろし、白猫に声をかけふわり冷気を漂わせる。
それはそのまま拳に宿り、正拳を突く要領で真っ直ぐ石像へと向かって─…!]
[ピンポイントで額の部分に当たった]
「も゛っ」
[前二つよりは大分効いたらしい。
いやいやするように動く石像…ではないですね既に。
土肌をした魔法生物が抗議するように声を上げた]
ごめんなさいねぇ。
でも倒さないといけないのよぉ。
――Shockwave.
─最奥の部屋─
[続々と集まる参加者の中の一人、ベッティの頭に載っていたものを見ると、ディルスタンとベルデザンカイトは軽く目を細める]
「”…連れて来ておったのか。
あれだけ懐かれておきながら、何ゆえ使い魔とせぬか”」
……思うところがあるのだろう……。
[会話は二人のうちだけに。連れて来てしまった以上は気を付けて見ておくしかないと考えた]
[――――行ったが、生憎その可愛らしい耳を掠めただけだった。
ぼろっと無残に耳が落ちて転げてゆく。
心なしか、アルパカさんが啼いてるのは気のせいだと思いたい。]
…………うう、なんかこう、違う意味で試練が………。
[渋ーい顔をしたまま、それでももう一回と杖を構えて集中した。]
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