14 ほしのまつり
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さてさて、天狗のお里は月白の花咲く野辺にあるという。
[わらべは、おとぎの話を聞いて、水飴貰って帰ろうか]
さみし、こいしと泣く子があらば、銀の鈴の音聞こえよう。
[それが、おとぎとならぬ子が、どこかにあるやもしれないが]
(822) 2007/07/31(Tue) 00:06:04
[*───白き絹の上には全てが幻であったかのようにただ花簪ひとつ*]
(823) 2007/07/31(Tue) 00:06:56
ひとりはさみし
ふたりはこいし…
[それは、薬売りの知らぬこと]
ここであわずは…
(824) 2007/07/31(Tue) 00:07:10
雑貨屋 フランは、Σわー(滝汗)烏どの申し訳ないorz
2007/07/31(Tue) 00:07:21
>>817揺藍殿
お時間あらば、続きを返していただければありがたや。
否、我から振った方が良かろうか?
とりあえず白の空間(狭間)に移動したつもりじゃが。
[里に連れて行く前に心の準備というか否か]
>烏殿
うむ、案をききし時、美しい表現じゃなと思ったゆえ、ちゃっかりと使わせていただいた。(*ノノ)
暴力なき平和的解決兼、何か不思議があったと知らしめるによい手段ゆえ、神巫殿が知恵を付けて下されたのじゃろうて。
(825) 2007/07/31(Tue) 00:07:28
(826) 2007/07/31(Tue) 00:07:43
>揺藍殿
気にしなくていいのだよw
ニヨ中にも、こちら一杯挟んでいるのだしww
(827) 2007/07/31(Tue) 00:08:32
学生 エリカは、…撤回まにあわなんだ。烏殿済まぬ… orz~
2007/07/31(Tue) 00:09:52
孤児 オーフェンは、壁|・)こっちもそろそろおとそかな?
2007/07/31(Tue) 00:10:44
烏賊 ラスは、学生 エリカも、こういうのは気にしちゃ負けだ!(笑)
2007/07/31(Tue) 00:11:08
学生 エリカは、孤児 オーフェンにちと遅れたが拍手ありがとうなのじゃ。ノシ
2007/07/31(Tue) 00:11:25
ちなみに、無意味に長くなったのだよorz
なので、挟んでも気にしなくてよいからねー(笑)。
(828) 2007/07/31(Tue) 00:12:24
「……遅い」
[その呟きが零れたのは、果たして幾度目かであろうか。
遠くに見ゆる、祭りの灯。その中に飛び込んで行った濃色の影。
それは一向に、戻る様子もなく。
露草色の髪の若人は、苛立ちを覚えつ、闇夜に浮かぶ灯を見つめた]
「……まったく……」
[疲れたよなため息は、果たして何へと向けられたのか。
待ちぼうけを食らっている事にか、それとも待ちぼうけをさせている相手へか。
それとも、待ちぼうけに甘んじている自分自身か。
答えは出ず。
若人は再び、祭りの灯を見やる]
(829) 2007/07/31(Tue) 00:14:33
「…………」
[待ち人は、未だに戻らない。
いくらなんでも、遅すぎはしまいか。
そんな思いが、ふと過ぎろうか]
「……よもやとは思うが……」
[危険な所に入り込んだのか。
はたまた、何事かに巻き込まれたのか。
……或いは出自を知る者に出くわしてしまったのか]
(830) 2007/07/31(Tue) 00:14:47
「……」
[浮かぶ可能性は、どれも芳しくなきもの。
護り手としての、彼の立場からすれば。
そして、待ち人と交わした『約束』を思えば]
「……探しに、行くか」
[腰に佩いた太刀の柄を握りつ、独りごち。
祭りの灯へ向け歩き出そうとした、その刹那。
灯の中から、飛び出すように。
駆け出してくる、小さき影]
「……風漣様っ!」
[見間違うはずなどない、濃色の髪に。
名を呼んで、駆け寄ろうか]
(831) 2007/07/31(Tue) 00:15:54
……舞弥のにいさまっ!
[いつの間にか戻っていた祭りの只中。
腕の中の鞠と紙風船の存在を確かめ、ほんの数瞬前の出来事が、夢ではない、とはっきり悟る。
そうして、帰ろうと。
待っていてくれるはずだから、と。
そう思い、駆け出した。
祭りの灯の外へ。
灯火の領域を出るなり、呼びかけてきた声に。
その主の名を、呼んで、走る]
「……御無事で」
[膝を突き、迎えてくれた若人の言葉に、紅緋はゆる、とまばたくか。
待たせている間のその心中は、知らぬが故に。
まばたく様に、若人はほろ苦いものを含んだ笑み浮かべ。
それから童の腕の中、見慣れぬ色彩へと視線を移す]
(832) 2007/07/31(Tue) 00:16:57
「風漣様、それは……?」
え? あ……もらったの!
[あのね、あのね、と。
白の中で出会いし者、見聞きした事を話そうとするが、言葉は上手く綴れず。
……だが、何かしら、変化はあった事は、若人にも伝わるか。
穏やかな笑みと共に、そう、と髪が撫でられる]
「お話は、後ほど伺いましょう。
……もう、戻らねば」
[静かな言葉、それに、うん、と頷けば。
軽々と抱えあげられ、見える世界がぐん、と高くなる。
慣れたぬくもりと気配に安堵したよに紅緋を細め。
それからふと、ある事を思い出し、あのね、と小さく声を上げる]
(833) 2007/07/31(Tue) 00:17:34
「……どうなさいました?」
うん……あのね。
ただいま、だよ……舞弥のにいさま。
[投げかけた言葉は、若人にはやや唐突なものであったか。
その表情に僅か、困惑かすめ。
しかし、それはすぐに穏やかさの内に掻き消える]
「……お帰りなさいませ、風漣様」
[静かな静かなその一言に。
紅緋はまた、安堵したよに微笑むか。
住まいし森へと帰るその背を。
*満天の星、見送りて*]
(834) 2007/07/31(Tue) 00:17:56
孤児 オーフェンは、以上、お粗末さまでした(礼)。
2007/07/31(Tue) 00:18:23
>>825
如何しようの。
どちらのほうがやりいいかの?
(835) 2007/07/31(Tue) 00:19:22
孤児 オーフェンは、壁|・)そして、壁の向こうへ退避(何
2007/07/31(Tue) 00:19:23
烏賊 ラスは、孤児 オーフェンに、ぱちぱちぱちぱち…やっぱらぶらぶだったかw
2007/07/31(Tue) 00:19:30
烏賊 ラスは、孤児 オーフェン(中)とニヨは、切っても切れないんだなあと思った。
2007/07/31(Tue) 00:20:08
孤児 オーフェンは、烏賊 ラスをてちてちぺしぺしっ!
2007/07/31(Tue) 00:20:33
学生 エリカは、孤児 オーフェンニヨごちそうさまでしたにゃ♪
2007/07/31(Tue) 00:22:28
自警団員 ガウェインは、孤児 オーフェンに拍手。舞弥も一緒に連れてった方が良いか?(何
2007/07/31(Tue) 00:23:00
孤児 オーフェンは、自警団員 ガウェイン、つれてく、て何処へ!?
2007/07/31(Tue) 00:24:01
>>835揺藍殿
そなたが先ほど綺麗に落としてくださったゆえ、我から振ろうかの。
しばし待たれよ。(ごそごそ)
(836) 2007/07/31(Tue) 00:25:13
自警団員 ガウェインは、少年 ネロがお前を迎えに行く時に(ぉ
2007/07/31(Tue) 00:25:55
や、actつなげすぎだからっ!
ふかふかは良いけど負荷は不可なのだよっ!
……ちなみに、この二年後くらいに、通りすがりの愉快人呪術師がちょっかいかけるとかなんとか。
そんなことを考えていた土曜日の仕事中(ぉぃ。
(837) 2007/07/31(Tue) 00:26:07
(838) 2007/07/31(Tue) 00:28:57
孤児 オーフェンは、迎え……くるのだろーか(ぁ
2007/07/31(Tue) 00:29:01
>>838
単なる語呂合わせなのだよ。
中のねこのオリジナル創作のキャラ<通りすがり〜
や、こんな面白い(ぉぃ)のを見過ごすヤツじゃないよなあ、とか思ったとかにゃんとか(^ ^;
(839) 2007/07/31(Tue) 00:32:18
[――鈴の音の余韻消えて。
降り立つは、乳白色の霧に包まれたよな狭間の場所。]
――ふう。
乱暴にして済まなんだ…大丈夫かえ?
[包みし被衣を肩へと落としやり、白の顔覗き込めば。
頬に残るは涙の痕。
未だ潤む蜜色を白の袖で包むよに、胸元へと抱き寄せようか。]
(840) 2007/07/31(Tue) 00:32:43
>>837
どこの世界の呪術師やらw
迎えは、来ない気ーw
(841) 2007/07/31(Tue) 00:33:23
学生 エリカは、あんなぶらぶかっぷる(未来予想)に天狗の迎えは要らぬじゃろ。
2007/07/31(Tue) 00:34:44
>>841
何処にでもあらわれる、万年27歳とか(ちょ、まて。
うん、こないよな気がするのだよ(^ ^;
(842) 2007/07/31(Tue) 00:35:21
(843) 2007/07/31(Tue) 00:36:37
むしろ、そのうち烏が野たれ死ぬから、死ぬ前とかに、あやめ嬢にお迎えに来てほしいなw
[それ、意味あるのか?]
(844) 2007/07/31(Tue) 00:37:38
自警団員 ガウェインは、それでは湯浴みじゃ。また何れ*逢おうぞ*
2007/07/31(Tue) 00:37:46
[生まれた地に良き思いでは両手の数もなけれど。
妹のことも、母のことも忘れるにはあまりにもまだ色鮮やかゆえに蜜色は薄く揺れていよう]
…大事、ない。
[こくりと小さく頷いて。
ふと気になったことはすぐに薄紅を揺らし]
…何故、我の居る場所を知っておった?
我は…もう、そなたに合うこともないと思うていたし、天狗の地に戻ることも…ないと。
そなたは既に天狗になったと…そういうことなのか?
[くすんだ空色が白の合間でさらと揺れ]
(845) 2007/07/31(Tue) 00:38:42
烏賊 ラスは、自警団員 ガウェインに手を振った。
2007/07/31(Tue) 00:40:49
孤児 オーフェンは、自警団員 ガウェインにちたぱた手を振った。お疲れ様なのだよー。
2007/07/31(Tue) 00:41:11
自警団員 ガウェインは、>>844俺じゃ駄目か?[それだけ言いて*風と共に去りぬ*]
2007/07/31(Tue) 00:41:55
烏賊 ラスは、自警団員 ガウェイン男はいらんw
2007/07/31(Tue) 00:48:14
[ここは天狗の住まいし里。
海の広きも森の深きも空の高きも、
人の生きる地とさして変わりはなく、
されどそこは不可思議に満ちる場所。
樹の上に座りし女の纏ふ衣は漆黒にて、
青き天に広がりしは白き雲に輝く日の光、
黒き天に散りしは昏き闇に煌めく月の光。
見ゆる景色も時の流れも、
己が心のままに其処にあらむ―― ]
(846) 2007/07/31(Tue) 00:54:53
――……………
[はてさて、震えし朱の唇は何の音を紡ぎしか。
聴くものはここには居らず、先にも居るまいか、
長き睫毛の下にて伏せられし紫黒は何を映すやら。
水底に沈みしいと懐かしき過去か、
天空に在りし遥かに遠き未来か、
大地に広がり彼方へ続く現在か、
何れも何れも、我の知ることにてはあらず、
知るはいずこかに住まひし神でもあろうか、
いやいや今ここには在らぬ人でありしかな。]
(847) 2007/07/31(Tue) 00:55:01
くの一 アヤメは、誰その声に、眼差しを下へと落とす。
2007/07/31(Tue) 00:55:13
[妖女さま、妖女さま。
月白の神巫さまが、紅露さまが呼んでおられるよ。
誰そを迎へにゆくやうにと。
くすくす、くすくす、木を仰ぎて笑ひしは童ら。
天狗の女の小さき吐息を零すやうは物憂げだよ。]
全く。
己等は、その名で呼ぶなと言うに。
わかった、いまゆこうよ。
[とん、と。
着物の袖の飄揺せしは翼の羽傳くやうであり、
音もなく天より舞い降りしは漆黒の鳥のやう。]
(848) 2007/07/31(Tue) 00:55:18
くの一 アヤメは、ふい、と視線を何処かへ移して――
2007/07/31(Tue) 00:55:23
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