50 赤き花揺る崖の上で
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文学少女 セシリア
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[衝撃、そして浮遊感。周りの景色があっという間に流れていく。
ああ、空が綺麗だ。
そういえば洗濯物を干したままだった等と場違いな事を考える。
非現実の中にあるとき人の思考はそこから逃避するというが、これがそうなのだろう。
空気抵抗も重力もものともせず44m吹っ飛び、セシリアは地面に叩きつけられた。
体中が痛い。地面の石がめり込む感触がする。うまく息が出来ない。
このまま死んでしまうのだろうか。―――嫌だ。この恨みはらさでおくべきか。
セシリアは虚ろな意識の中で、傍にあった直径15cmの石を掴んだ。
感覚が麻痺したらしく、もう痛みは感じない。
掴んだ石を、シャーロット目掛けてぶん投げた。
石と一緒に意識も手放す。
石は<<お嬢様 ヘンリエッタ>>に向かって飛んだかもしれない**]
墓守 ユージーン
―館外―
[地面に叩き付けられたそれは、もう動きはしなかった。
薄く開かれた目は既に機能してはいない。
首は有り得ない方向に折れ曲がっていたし、流れた血は地面に吸われ、花を染めた。
微かな鼓動もじきに動きを止めて、静寂が訪れる]
[その抜殻の足元。
ゆらりと立ち上るように、黒い影が立った]
踊り子 キャロル
/*
[くろねこは、手元のねこじゃらしにちまちま手出し]
ランダ神ｗｗｗｗｗｗ
そこで、アーヴ殿にｗｗｗｗｗ
エッタ様、ご無事で何よりですわー。
青年 ラッセル
─館の外─
[躯は既に動くことなく。
動いたのはその先に見えるもう一つの影]
ジーンも、来ちゃったんだね……。
出来れば、生きて欲しかった、けど。
[泣きそうな顔で、悲しげに微笑んだ。
今まで見せたことのない表情でじっとユージーンを見つめる]
青年 ラッセル
/*
ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
0でたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
なんでそこで100じゃないんだｗｗｗｗｗｗｗ
養女 シャーロット
―館外―
[皆の死体を抱えて、一人ずつ両親とアーヴァインの墓のある場所へと運んだ。他の皆も一緒だっただろうか？
地面に穴を掘り一人ずつ埋葬していく。
墓石の変わりに木の板を立てて名前を刻んでおいた、そばにそれぞれのぬいぐるみを置いて。]
………たまに……これたら……くるから……
[小さく呟く声、初めて聞く声にキャロルは少し驚いていたかもしれない。]
養女 シャーロット
/*
幽霊に接触できるかなぞな状態なので死体に接してみる(n・ω・n)
[アーヴァインに追加の石64個投げておいた]
このロリコンがっ！
お嬢様 ヘンリエッタ
/*
て、セシリア様から殺気が届いてましたの！？（ちょっと違うよな
インサニアありがとうですの。
[いまさらビックリ。キャロルにぎゅうと抱きついた]
墓守 ユージーン
[声を受けて、影は揺れた。
形を変え、次第に足元にある亡骸とよく似たものとなる]
クラフ様。
[墓守の姿をしたそれは、青年の浮かべる表情を見つめた。
少しの沈黙の後、低い音が零れる]
申し訳ありません。
[今向けられた言葉に対するものか、それとももっと以前の、務めを果たせなかったことにか。
謝罪に添う深い礼は、以前と変わりなかった]
お嬢様 ヘンリエッタ
/*
そういえば過去もその後も何も紡げておりませんの。
その後は良いのが思いつけて居なかったりもしますけれど（苦笑
>>866キャロ
やっぱりそうかしらｗ
紅白斑よりは好いかしら？とも思ったのですけれどｗｗ
>>867ジーン
緋いうちはきっと大丈夫ですわ！（何
青年 ラッセル
[謝罪を向けられ、緩く横に首を振る]
ジーンが謝ることは無いよ。
ジーンだけが悪いんじゃないもん。
……僕だって、もっとちゃんとしてたら。
もっと違う結果が出せてたかも、知れないから。
[視線を地面に向けながら、声のトーンを落として呟く。
それから思い出したかのように顔を上げ。
ぽんっとユージーンの傍へと飛び寄って彼の右手を両手で掴む]
それと、気にかけててくれてありがとう。
……ずっと言えなかったから、言いたかったんだ。
[そう言って、小さく微笑んだ]
お嬢様 ヘンリエッタ
/*
>>872キャロ
かなりの期間逃亡生活なのは間違いないのでしょうけれども。
ちなみに追手は所謂教会関係者とか結社員とかそういうのをイメージして居たのですわ。母は多分一生涯軟禁ですの。
最初は故人と成っているのも考えたのですが、トビー様と遣り取りしてたら変化したのですわ。
私はこの事件にも関わりましたし、見つかったら即命狙われるやもしれませんけれど。囁ける存在は人と狼判別するの難しいかと思いまして。
そうですわよねｗｗ
そこだけ少し描写考えてみようかしら。
と言っても自分勝手な事言うだけになりそうなので、自重すべきか悩んでも居りますけれど。
お嬢様 ヘンリエッタ
/*
補足。
>>873前半が決まったのだって3日目とか言ったりするのですけれど、も（遠い目
トビー様がいらっしゃらなかったら曖昧三センチの侭ラストまで走ってしまったかもしれませんわ（汗
墓守 ユージーン
それも、貴方の所為ではないでしょう。
[呟かれる言葉に目を上げ、顔を上げる。
紡ぐ声は穏やかなもの。
こちらへ近付いてくる青年を墓守が避ける筈も無く、ただ少しだけ虚を突かれた様に、その所作を見た]
それがぼくの役割でしたから。
[握られる右手を見下ろして、表情は仄かな笑みの形を作る]
青年 ラッセル
うん、ギルにも似たようなこと言われた。
[返ったのは苦笑気味の笑み。
だからと言って、自分を責めてしまう性格は直ぐには治らないため、そう考えてしまう]
…役割？
アーヴに、頼まれてたりしたの？
[きょとりと眼を瞬かせる。
意外とでも言うような表情をした]
お嬢様 ヘンリエッタ
/*
何だかぱわふりゃーな方が組み上がりつつある様子ですの？ｗ
>>875キャロ
或程度の時期迄はどうしてもですねぇ…。
ご厄介をお掛け致します（苦笑
キャロルさんが手解きして下されば私も何時かは立派な殺戮者に…？
[マテコラ]
ええ、囁狂引いた所から今回のコンセプトが「無知の罪」になって、それがそのまま残ってしまってますし（苦笑
そうですわね、本編で出せる所まで出しきったと思ってその後は「それはまた別の物語」で終わらせておくのも一つなのやも。
あら、そうでしたのｗ
絡めたことで上手く世界が広がったのでしたら嬉しいですわ。
そういえば私の実年齢も幾つなのかしらｗ
トビー様よりは下だと思うのですけれど。
精神年齢は言わずもがな。結局は箱入りでしょうから。
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