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[苦手なんだから、という言葉に、知らず、笑みがこぼれる]
……確かに、そうかもね。
[逆に言えば、だから気を許せるのかも知れないけれど、それはわざわざいう事でもないから、と心の奥にとどめ]
ん……わかった。
それじゃ……ボク、そろそろ、休むから。
ハーヴェイも、ちゃんと、休まないと、ダメだよ?
[どうにか、いつものペースを取り戻しつつ、こう言って。
すぐには眠れないだろうけれど。
少なくとも、昨夜よりは自然に*眠りに落ちられる気がした*]
[彼の言葉を諌めるように、姉さんの声は続く。]
「おおかみは、白い粉を塗っておかあさんヤギのふりをしました」
「子供たち、ここを開けておくれ」
「おかあさんはそんないがいが声じゃないやい」
「おおかみは白墨を食べて、きれいな声になりました」
「お母さんの声だ!」
「おおかみは子ヤギたちをぺろりとたいらげて――」
『だいじょうぶ、食べ物も水もあるから。絶対に開けないよ…』
[夢の中で姉さんが、微かに笑んだような *気がした。*]
/中/
いやほんとにすいません、長々引っ張る形にしちゃって。
ていうか、こねりんフラグ立て損ねってー(汗)。
…………いやまあ。
今回はもう、設定が地雷ですけどね(^ ^;
/中/
あにゃ、念の為に確認にいったらば…。
「PC視点で殺したい人がいなければPL視点の投票でも問題ありません。殺したい人がいるならPC視点で投票してしまいましょう。」
ぅーん、悩むなー。どっち視点がいいかなー?
…明日にしようっと。
はいはい。
[ まるで保護者のような云い様に二度、余り気の無い返事をするも、幾らか調子を取り戻したのに気付けば、零れる吐息は安堵を孕んでいたろうか。]
解ってる、って……、
[ 言葉の途中、額に当てていた手を外し傍の壁に突いて己の躰を支えれば、瞳は僅かに見開かれ床に落とした視線は定まらずに幾らか揺らめく。]
[ 嗚呼、如何して、選りに選って今に。
――斯うも喉が渇くのだろうか。
赤い果実で潤した筈だというのに。否。だからこそだろうか。
彼れでは足りない。彼の味では充たされない。
彼れは人の肉には到底及ばない。]
[ 声と成って零れ落ちかけるのを何とか聲に留め、扉に伸ばし掛けた手はもう片方の手で無理矢理に抑えて、室内の少女に悟られはしなかったかと息を呑む。
一体何に抗っているというのだろう、己は。肉を欲すならば喰らえば好いではないか。獣としての本能が、心の奥底の深き闇が囁く。違う。今此処で喰らっては疑われるのは自分だと解っているからだ。
彼は人狼で、彼女は人間。其処に何の情も有りはしない、有る筈がない――。]
……其れじゃ、お休み。
[ 数瞬の後に体勢を元に戻して然う返した声は些か擦れるも、其れは今のメイには気付かれる範囲では無かったろう。一言、就寝の挨拶を残せば扉の前から立ち去り、薄暗い廊下を歩んで自らに宛がわれた客室へと戻っていく。
部屋に入れば寝台に寝転がり天井を見上げた儘、*眠れぬ夜を過ごすだろう。*]
[少年の泊まる客室]
[少年の示した寝台に][半ば倒れ込む様に]
[身を横たえ]
[ぎゅ][顔が歪む]
[嘔吐を堪える、][そんな様に口元と胸を押さえ]
[何くれと無く世話を焼いてくれる][少年には]
[苦痛を湛えた眸][でありながらも]
[感謝を示したいとでも言う様に]
[幾らか和らいだ][視線を送る]
[ばたり][扉が閉まる音]
[少年が部屋を出て行った後]
[其れでも彼の前では耐えていたのだ、と言うかの様に]
[確りと眼を閉じ][シーツの間でのた打ち回る。]
[頭の中に響く会話は][もう]
[明瞭に聞き取れる様に為っていたけれども]
[それを追う][気力は今は湧いて来ず]
[焦燥][もどかしさ]
[人体との接触を][身体が激しく拒絶する]
[それは、]
[恐怖][嫌悪]
[にも拘らずの]
[触れたい][と言う切なる欲求]
[惑乱][困惑]
[長い苦悶、]
[其の果てに]
[疲労に吸い込まれて]
[やがて]
[少年が水と食料を抱えて][戻って来た頃には]
[力尽きた儘][眠りの中に堕ちて居た]
―深夜・自室―
[衣服の首元を緩めただけで、寝台へ身を預ける。
窓から差し込む月明かり。]
…全く。
[自分の性分に呆れかえる声]
[抑えきれず漏れる囁きに笑う。]
欲しいならば、その手で摘み取れば良い…。
[月はかわらず、冷たく部屋を見おろして。]
[夜の白む頃]
[暗闇の中で][目醒める。]
[光のまだ][届かない室内]
[気怠る気に身体を起こす]
[寝台から下りようと][眼を遣ると]
[凭れ掛かり][眠る][少年の姿]
[すまなさそうな視線]
[けれども][あどけない寝顔に]
[ふと][口元が綻び]
[ベッドを降り]
[少年に手を伸ばす]
[一時逡巡し][が、克己の色]
[恐々と][触れ]
[何とか抱え上げると、]
[最前迄自分が寝ていたベッドの上に]
[寝かせる]
[そっと][上掛けを其の上に]
[周囲を][ぼんやりと見回す]
[サイドテーブルに置かれたパンと水]
[それを眼にした途端]
[ごくり、と][喉が鳴る。]
[腹を押さえ][暫し考え込む素振り]
[空腹なのを確かめる様に]
[躊躇いが浮かびつつも]
[パンを手に取り]
[口を付ける]
[一口]
[ゆっくりと噛み締め]
[呑み込んだ]
[そして、]
[水を一啜り。]
[暫し]
[間を置き]
[無我夢中の態で]
[少年の持ってきたパンの][粗方を喰い尽し]
[水差しの水も][殆ど空になった頃]
[手の甲で口を拭い]
[満腹した、と言う様に][大きく][息を吐く]
[……が。]
[ベッドに突いた左手を][腹に当てると]
[ふらり]
[其の侭][ずるずると]
[ベッドに寄り掛かり][背を預け]
[身体を丸めて]
[此処数日まともな物を口にしていない]
[其れを失念して居た]
[と言うよりも][其れがやっと分かる精神状態になった]
[と言うのが正しい]
[未だ][記憶の戻らぬ訳も]
[何が起こったのかも]
[分かっては居ない]
[記憶を喪っていた事すらも]
[昨日目覚めてメイと話す迄は]
[自覚していなかった。]
[憶えていることは][過ぎ去った遠い過去]
[けれどもそれは][本人は知り得ない]
[過去と現在が][どのくらい断裂しているかさえ気付いていない]
[断裂している事自体は分かっていても。]
[自分が何らかの理由で記憶を喪った事]
[人に対して激しい恐怖を感じると言う事]
[聲を喪った事][再生が酷く遅い事]
[この館から出られぬ事]
[仲間][と果たして言えるのか如何か][が存在する事]
[分かっているのは]
[其れだけだった。]
[それと]
[思い出せない過去の中の][あの]
[黒尽くめの服を着た男][彼と同じ雰囲気の者達]
[其れには決して油断してはならないと。]
[はっきりと感じる事。]
流れ者 ギルバートは、見習いメイド ネリー を投票先に選びました。
流れ者 ギルバートは、牧師 ルーサー を投票先に選びました。
[ 乾く。飢える。
目の前には月明りに照らされし甘美なる御馳走。其れは聖餐の場。
獣の金色の双眸には狂喜の光。
女の柘榴石の瞳には虚無の闇。
啜る。喰らう。
欲望に駆られし獣は躊躇い無く牙を突き立てる。其れは聖餐の儀。]
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