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ほう、避けぬ、か。
[追撃の刃を受ける様子に、上がるのは感心したよな声。
そこに降り注ぐ、紅から生じた矢尻は剣を振るう事で打ち払う。
弾き損ねた一つが頬を僅かに掠り、金の髪を数本、風に散らした]
さて、このまま輪舞の如く打ち合うもまた悪くはない、が。
[地面すれすれで滞空する女との距離を測りつつ、小さく呟く]
……それでは、お前は納得すまい、『魂喰い』。
[問いは、手にした真紅の剣へ。
剣は肯定するよに、リィィィ、と甲高い音を立てて震える]
……ならば、行く、か。
[低い呟き。口元には、優美とも言える笑みが弧を描く。
深紫が対峙する女へと向けられ、直後、漆黒を纏うその身が疾く、駆けた]
/*
てぃるるんから質問来てたのは認識してるが、鳩で追うのめんどっちぃんで後回し。(ぉぃ
それに、総帥殿が出てくるならやりたいことが。
/*
ゲルダはこんにちは、だな。
やりたい事があるならば、言ってもらえれば可能な限り対応するぞ。
それにしても。
『ダークプリズン』がBGMとしてこの上なくはまるというのは、いささかどうなのかと思わなくもない。
[くん、と左足首を動かすと、垂れ落ちていた紅は止まる。けれど完全に治したわけではないため、痛みは残った]
まぁ、治している暇など無いからの。
[呟き眼前へと意識を戻すと、男が笑みを湛えながたこちらへと駆けて来る]
ふふ、そう来なくては。
……あれを試してみるとするか。
少しでも効けば、隙が出来るだろうて。
優れるが故に可聴するか、優れるが故にものともせぬか。
果たして……。
[迫る男を見て口端が持ち上がる。未だ構えず、両腕を大きく横に広げると、吼えるように口を大きく開けた。けれど声たる声は出ず、空気だけが凛と周囲に張り詰めた]
13人目、観測者 ブリジット がやってきました。
観測者 ブリジットは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[ふたりの闘争の最中。それを一望する場所に一人の少女が立っていた。]
ふふふ、これは珍しい。
盟主殿自らお動きになられるなんて。
よほど、面白い方をお見掛けになられたのでしょうね。
このレアなイベント、しかと『観測』させていただくとしましょう。
[楽しげにそう呟いた。]
……何を?
[構えるでなく、両手を広げる様子に訝るよに呟くものの、速度を落とす事はなく、距離を詰める。
先の一撃により、利き手である左の動きは鈍い。
捕えるに差し障るか、などと思った矢先に響く、声ならぬ、コエ]
……ほう……中々、よい声をしているな!
[ヒトならぬ、そして、『新種』とも異なる身はそれを確りと捉えるものの。
それがもたらす均衡の乱れが影響を及ぼすか否かは外見からは計り知れず]
いざ、参る!
/*
ということで、別ID取らせてもらってアルカナの自エピで最後ちらっと出た観測者を出してみる。
実は最初の入村予定キャラだったりする。
/*
なるほど、確かにこれは私がいた方が面白いな。
しかし、やはり『観測者』殿も同類なのだろうか、とふと思った。
[同類ってなんですか、同類って]
[本来は、首を落とすための剣。
しかし、刃が狙ったのは、両腕を広げた女の胴。
真紅の刃は紅の衣装を深く食い破りつつ、振り抜かれる。
舞い散る紅。
真紅の剣が、歌うよな響きを上げる。
そして、それを手にした男は、舞う色を避けるよに、ふわり、後ろに飛び退いた]
……『喰らう』はならぬぞ。
『法則』を大きく乱すやも知れぬ。
それで満足しておけ、『魂喰い』。
[それから、剣に向けるのは、諌めるような言葉]
[ぼんやり彷徨いながら辺りの気配に顔を上げ]
……おや、ずいぶんと大きな気が動いているようだ。
我や我らとは違うもの…はて、やはりここは常とは異なる場所のようだな。
「あの」魔界よりカオスな場所があるというのも面白いが。
[ひどく楽しそうに笑みを浮かべて、ゆるりと首を傾げて]
なれば、愉しむのも一興、か…
/*
ようやくベッティ中とゲルダ(ブリジット)中を把握した人が通りますよ、と。
後はまだわかっていません。
一人称「我」だと色々めどいから口調砕けさせちまおうかとか。
とはいえ、別パターンは「私」だったりするんだが。
そして素通り(ぇ
[響かせたコエは感覚を狂わせようと男を包むも、男は平然とした様子で]
っ、やはり効かぬか!!
[吐き捨てるような声。一か八かにも近かったため、効かぬと知っても口許には笑み。後ろへ飛び退ろうと翼を羽ばたかせたが時既に遅し]
…ぐぅ…!
[胴を駆ける刃。その衝撃と走る激痛にくぐもった声を零した。それでも尚翼は羽ばたき、身を地に落とすことは無い]
……ふ、ふふ。
見事、じゃな。
流石は……と言うておこう。
[裂かれた腹部に手を当て押さえながら、低く、短く言葉を紡ぐ]
[深く身を抉られても完全に崩れぬ様子。
深紫に浮かぶのは、感嘆]
……『喰わせ』は抑えはしたが。
『魂喰い』に深く裂かれてなお、それだけの余力があるか。
[零れたのは、小さな呟き]
余りにも容易く崩れては、配下に示しがつかぬのでな。
[紡がれた言葉には、笑みをもって返す]
/*
エーリは素通りだけなのかと。
しかし、喋り方云々については同意できる。
[このヒト、喋りがめどi(くろねこ、踏まれました]
>>1050 ブリス
いわゆる『神クラスの超越者』かどうか、という意味合いだが。
ある程度いくと、孤狼もこの範疇に入るのだが。
くく……妾もそこらの者とは違うのでな。
[ぽたり、ぽたり。腹部から零れる紅が地を濡らす。しかし次の瞬間、それらは複数の小さな蝙蝠と化して宙へと飛んだ]
上に立つ者とはまこと面倒なものよ。
妾も眷属が居る故、全く異なるとは言わぬが…。
組織立ったものは好かぬ。
此度は汝に勝ちを譲ろうぞ。
縁(えにし)あらばまた見えようて。
[地に落ちた紅だけでなく、零れ落ちるものからどんどん蝙蝠と化して行き。終には女の身体自体が大量の蝙蝠へと分かれ行く]
ではな。
[その一言を残し、女の身体は完全に無数の蝙蝠へと変わり。甲高い鳴き声と共に闇の彼方へと消えて*行った*]
/*
総帥の『魂喰い』ならカルロス消せるんかなぁ、とか思いつつ。
でも今のかるるんは消える気ないんだけどねっ。
少なくともマイルズが側にいるうちは。
道理で。
『魂喰い』が喜んでいる訳だな。
[そこらの者とは違う、という言葉に歌う真紅の刃をちらりと見やる]
眷属、か。
生憎、そちらには私は縁はないが。
組織の頭というのも、面倒だが面白いものだぞ。
[くく、と。零れるのは低い笑み。仕種にあわせ、金の髪が揺れる]
……よき勝負を感謝する。
縁が『交差』を許すならば、いずれまた。
[無数の蝙蝠へと転じ、闇に消え行くのを見送りつつ、呟く。
響く甲高い鳴き声に応えるように、手にした剣が一際高く、歌うようにリィィィィン、と*鳴った*]
/*
総帥は改めてお相手感謝だ。
一回格闘系をやったから変えようと思ったら変な動きになった、すまない。
あれこれやろうとせずに、一つに特化するべきだったな。
/*
うむ。
やはり、派手にアクションをするタイプではないな、『総帥』。
[なんか改めて実感したようです。
二月にはまた、色々と考えよう]
で、カルロスを消滅させるか否か、だが。
本気でこちらを抹消させる勢いで敵対せぬ限りは、基本的に放置するかと。
更に言うなら、そこまで本気になるかというと……微妙だな。
/*
>>1061 ノーラ
こちらこそ、お相手に感謝だ。
SSで書いたきりだったので、今ひとつ動きが把握できておらず、反応など鈍くて申し訳なく。
にしても。
くらいに行くのがここまで難しい存在も珍しい。
/*
>>1063 ブリス
最後の一行で同類認定した。
[はやいよ!]
もっとも、滅ぼそうとしたら、同類三人……いや、四人敵に回すだろうが。
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