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―ニ階・客室―
[ 瞼を下ろし睡りに落ちたのは既に明け方に近い頃で、然し快眠を得られる筈も無く、窓から注ぐ月明りが陽光へと其の役割を手渡し始めても、悪夢に魘されているのか息苦しそうな呼吸が喉の奥から洩れ出て額に汗が浮かび頬を伝う。仰向けから寝返りを打てば、震える手が白い敷布を握る。]
……ッ、
[ 短い吐息が零れるも音とは成らず口唇が震え微かに動いたのみに終わり、自身の喉に当てられようとした手は其処までは到達せず少し距離を置いて止まった。]
……厭だ……ッ、
[ 音と成らなかった言葉は聲と成って落ちるも、其の否定は同族の誘惑にか過去の幻夢にか彼自身にすら解らず、浅い睡りから覚めたか顰めた眉の下、薄く開かれた眸は黒の色彩を保つも僅か潤み揺らぎを持つ。止めた手が喉を押さえ――否、寧ろ、渇くのか飢えるのか掻き毟りそうになるのを堪え、意識を現実に呼び戻す。]
[ もう一度寝返りを打てば俯せとなり、喉に触れようとした手は強く枕を掴み其れに顔を埋める。暫しして漸く呼吸も落ち着いたか何時の間にか黒曜石の瞳は開かれ、敷布と枕とを掴んでいた手を寝台に突いて身を起こす。]
……最悪。
[ 自らの手を見遣れば固く握り締めていた所為か俄か白くなっていて、其の色に微か自嘲めいた笑みを零す。汗に濡れた衣服を脱ぎ捨てようとするも、昨晩は自身の服を受け取り忘れた事に気付いて、嗚呼と顔の側面に手を当てた。]
気持ち悪いが仕方無い……。
[ せめて躰だけでも拭こうかと、緩慢に起き出して部屋を後にする。]
―回想―
[異端審問の話は、きいたことがあった。そう、わたしが傷を受けた時。
あの時もいた。
そして――わたしのママの占いを聞いて、異端だと言った。
人狼を占えば命が縮む。体が壊れる。わたしは言うか言わぬか悩む。
……言わなければと思うけれど。
ナサニエルにいわれるままに、わたしは席をたつ。疲れていると言われても、わたしはそうは思えなかった。
彼が部屋を出たすきに、瓶を開ける。薬を噛み砕く。
すこし苦い味がした。]
何がしたいんだか、な……。
[ 胸元を緩めれば気も緩んだかぼやきが零れる。同族は夢路を辿っているらしく、返る聲が無いのも一つの要素ではあったか。]
[ じとりと汗ばんだ肌。雨は彼れ以降降り出す気配も無く、外の空気は乾いていようが室内は其れ程でもない。余り動く気も起きずに普段よりも緩やかに足を進め、鈍鈍と廊下を歩み階段を降りていく。汗をかいた所為か、喉が酷く渇いていた。]
[わたしは幾度めかの目覚めで、そっとベッドからおりる。
眠るナサニエルの姿を見て、そのとなりに腰を下ろす。]
あなたは人だわ。
絶対に
……あとで、言わなきゃ駄目ね
牧師……ううん、異端審問官のひとに。
[たとえわたしの力が、人のものではないと言われても……わたしはそれの理由をしらない]
/中の人/
……襲撃、如何すれば好いですか。
候補がメイかローズマリー、後はお子様組の誰かなのですよね。
諸々の要素が重なって、一番喰いたい条件に合致するのはローズマリー。
が、初手占い師襲撃って、如何なのか。冒=守護者でGJ出してくれれば兎も角。
今日の絡み次第でしょうか……一層、本当にナサニエル襲撃?(悩)
信頼関係の出来上がりかけているところは崩したいですが、何にせよ。
―そして今 ナサニエルの部屋―
[今はまだ眠りの中にいる彼に、わたしはタオルをかけて立ち上がる。
アーヴァインは死んだ。]
……わたしは欠陥品なのよ。だから
[彼がわたしを望むなら。
わたしは本当なら逃げなければいけないのかもしれない]
…………
さがさなければ。
[昨日よりも][発語が滑らかになっている]
[決意の面持ちで][大儀そうに立ち上がり]
[少年の上掛けを直した後]
[のっそりと歩き][扉へ]
[少年の眠る部屋を][後にする]
―二階 廊下―
[黒のワンピースはシンプルで、
それは本当は普段着だったけれど。
背があいているのはボレロで隠そう。
わたしはひとつ、息を吐く]
[ 厨房に入ればコップに水を汲み其れを一気に呷り、喉を鳴らした。空になるのはほんの数瞬の事で、水の滴る器を流し台に置いて再び廊下へと出、]
……あ、っと……若しかして。
[昨晩の記憶を探り、彼の騒動の時にお下げ髪の少女が何かを手にしていたのを思い出す。次いで神父の話が始まったが為に彼女と話す機会は無かったが、恐らくは彼れだろうかと思い直し広間に向かえば案の定置かれた儘の服。其れを手にし序に浴室に寄ってタオルを乗せて、自室に戻ろうと階段を昇る。]
[見知らぬ、女性。]
[此の館の人間の何人かは未だ知らず]
[何人かは意識の定かで無い時に][其れと知らず]
[見ていた者で]
[ぎくり]
[とその場に][立ち止まり][立ち竦む]
[視線を感じた。
畏怖、恐怖、そして、嫌悪。
……そうか。
お前達も、私を嫌うのか。
彼らの視線に好意的なものは一つもない。
当たり前だ。
私は、余所者なのだから。
本来ならば、真っ先に処理されてしかるべきなのだから。
視線の主達は私を取り囲み……]
[また口を開き掛け]
[あ、と言う様に][一瞬]
[自分の着衣に][目を落とし]
ふく……かして、もらえない、だろうか。
[困った様に]
わたしはローズ。ローズマリーというわ。
この館は……
[すこし、言い淀む]
……ん、人狼が、いるの
孤立してしまったここに
館の主が、ころされてしまった
……今日和。
[ 彼等を無視しても自室には迎えたが何と無くそうはせずに、近付くと然う声を掛ける。丁度聞えたローズマリーの台詞には、僅かに眉が顰められたか。]
[そうか。お前だったのか……。
意識を失う寸前、私は下手人の顔を見た。
恋人を私に殺され、憤っていた事を思い出す。
まあ、何かされるとは思っていたが……。
いくらなんでも、好物のホットミルクに毒を入れるのはやりすぎだろう?
ああ、寒い。手足が冷たくなっていく……]
じ、ん、ろ、う………………
[考え込む仕草]
こりつ……
やかたの、あるじ、たしか、アー…
[眉を顰める][思い出せないらしい]
ころされた。へやにあった、したい?
服。
[あぁ、と目をやって]
……うん、アーヴァインさんのはあわないかもしれないけれど、お客様用のがあったはずだわ
こんにちは、ハーヴェイさん
[階段を上ってきたらしい彼に頭を下げて、
わたしは青年にうなずいた。]
アーヴァインさんは部屋で
[それ以上は口にできず]
―広間―
[昨日の食事を片付けて厨房で食器を洗い、広間に戻る。
案の定、昨日先にいた2人の他は殆ど手がつけられてはいなかったが、特に思うこともない。パンだけは新しいものに取り替えてまた置いておいた。
卓上に置かれたままの、錆び付いた鍵]
…
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