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…ケホ、
[オトフリートの仕草、ベアトリーチェの声。
苦しげに眉を寄せる。
絶対的に数が足りなかった、もう1人自分が必要だ。]
……マリア…、
[知らない名前だった。
目覚めなかった者の名前だろうか、それより]
…ノーラが危ないのか?リーチェ…
……ああ、そうだな。
[先に薬、という言葉に一つ、頷いて。
器具置き場から、覚えのある容器を持ち出す。
肝心の容器はといえば、常時気化の結果かさほど重くはなかった]
……大量に必要なものでもないし……何とかなるか。
さて、戻ろう。
……あいつ、なんかやらかしそうで、心配なんだよな……。
[何気に、ユリアンに対しての認識が酷い。
ともあれ、先に投げ出した鞄を拾うと、実験室を出て、奥の部屋へと向かった]
…うぷ、…けほっ。
あ、はっ、…ぁ…――
[石の破片が周囲に充満し、石像の下敷きになる蛇もまた多かった。部屋の奥まで辿り着いて]
ユリアンっ…!
[彼の身体の蛇はなんとか退治したようだが彼が急に倒れれば足を引きながら近付き、倒れた彼の身体を抱き上げる。
周囲にはまだ僅かだけど蛇の気配。せめて彼だけでも、病から完治した未来ある彼だけでも、と身を楯にして彼の身体を抱きしめた。]
(誰か―――)
[重たい身体]
[ゆっくりゆっくり]
[動かして]
[回りを見る]
[きらきらとした視界]
[声でわかる]
[ベアトリーチェ]
[ブリジット]
[ハインリヒ]
[声だけわかる人]
[女の子]
[眼鏡の人]
[エーリッヒは、どこに行ったんだろう]
───。
[千切れた首輪]
[目を閉じる]
>>308
はい、わかっています。
僕は貴方の考えを支持します。
[重ねられた手と苦い笑みに……少し、強がった笑みを返して……]
[準備ができたと聞けば、先に駆け出す。さっきの蛇の部屋の前に人の気配は無かった。]
あああ、やっぱり。
[扉を開け放ち、後から来るライヒアルトの為に道を開けた。]
[イレーネの、違うの?と問いかけるような(>>+86)語尾が消える。
曖昧に微笑むことで、ある種の答えを示し、
細めていた緑を再度、カルメンへと向けた。
――まだ、話しかけるのにためらう様子(+85)に、
小さく何かを押し殺すように、吐息一つ。]
何を頑張るんですか?
[身は次にリディの傍へ。
色々聞き咎めていた言葉(>>+91)に、ひょいっと眉をあげる。
叶うならそのニマリとした顔、額の部分を小突こうと。]
……ごめんね。
辛い時、気がついてあげられなくて。
[そして、小さく零れた謝罪は、
彼女の最期に気を配れなかったことに対して。]
星詠み ノーラは、シスター ナターリエ を能力(占う)の対象に選びました。
――――…っ、
[優先すべきを考える…。
目の前にあるかもしれない危険と、
緩やかに進みつつある危険と、遠くにある危機。
こういう時、―――――ならどの行動を選んだか。]
[触れていた腕をとられ、ハインリヒのほうへと差し出される]
私より、先生の方が先。アーベルさんだって。
だから、まだ私のは、いいの。
[点が掠れる様に映る。それが消えてしまったらどうなるのだろうと不安がよぎる。
大丈夫、大丈夫だと言い聞かせて。
ハインリヒの問いに、頷く]
判らないけど、多分、だって。
[言葉に出来ない。今視えているものをなんと表現すればいいのだろう]
ヘルムートさん、助けにいったんだよ、ね?
星詠み ノーラは、教員 オトフリート を能力(占う)の対象に選びました。
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