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[切り分けて貰った肉を皿に取り、がつがつと]
はっはりふはいですほこれ。
[頬張りながら声を掛ける。]
[何を言っているのだか良く分からない。]
食べるか話すかのどちらかにしろ
[あきれたような声音で言う]
ほら、スープも
[横に取っ手のついたスープの皿にうつして]
[スプーンと共に差し出した]
[もぎゅもぎゅごくん]
[口の中のものを飲み込んだ後、差し出されたスープとスプーンを受け取り]
・・・あ、ありがとうございます。
それくらい美味しいってことですよー。
[にっこりと笑いかける。]
[スープを一啜り]
うわあ、これも美味いや。
料理上手ですねえ。これ、貴方が作ったんですかー?
いやいや、ホント料理人で食ってけますよー。
[旺盛な食欲]
[ニコニコしながら料理を口に入れていく。]
料理は金稼ぎの一貫だ
旅をするのに知っていて損はない。
道中でもまともなものを食べさせてやれる。
[クローディアを見て]
料理人で食べていくことはないが
[料理を食べている姿に苦笑]
そんなにがっつかなくてもなくならない
[誰かがきたらその真偽は定かでないのだが]
[自分は少し食べて、デザート……と、チョコを口に]
っとに……力いっぱい、足元見やがって……。
[ため息と共に、零れ落ちるのは、愚痴。
どうやら、雑貨屋で一悶着あったらしい]
ま、仕方ねーか。
これがないといられないっつーのは、事実だし。
[嘆息。そこにあるのは、妙な達観というか、諦観というか]
[ぶつぶつと言いつつも、思い返すのは、雑貨屋でのやり取りで]
「なんかねえ、色々と、動いてるらしいわよー」
色々?
「……どこかのお家騒動の余波……ってとこかしら?
わりと、色んな筋の人たちが動いてるらしいわよ?」
……はあ……面倒だな、おい。
「ま、確かに面倒でしょうね。
あんた、ヘタすると巻き込まれるわよ?」
……なんで?
「今のあんたの職場に、お家騒動の渦中のヒトがいるらしいから」
……マジかよ。
「こんな事でウソついて、あんた担いでも仕方ないじゃないの?」
いやま、確かにそーだが。
「……ま、頑張ってね、カルロ?」
……力いっぱい、ヒトゴトだなっ!
[呻くような声に対する返答は、まあね〜、という一言と一見すると天使の如き笑顔だったとか]
[当然もの欲しそうにする妹に、一粒。]
少しだぞ
あまり食べると寝られなくなるだろう
[その指のまま食べさせると、部屋にやってきた犬ぎ…ジョエルの姿に]
今晩和。
[集会場の前まで来ると立ち止まり、はあ、と息を吐いて空を見上げる]
……やぁれやれ……厄介事は、できれば勘弁してほしいんだけど、な。
[ぼやくような呟きと共に、ぐしゃ、と前髪をかき上げて。
それから、ゆっくりと扉を開け、中へ]
よ、こんばんはだな。
[場にいる面々にひらっと手を振って挨拶した後。
なにやら、思案顔で室内を見回して。
それから、ま、いいか、という呟きをもらす]
って、今日はまた、いつもと違う料理だなー。
誰が作ったん、コレ?
[問いかける声と表情は、いつもと変わらぬもの]
[カルロスにも挨拶を。]
お帰り、か、今晩和か。
[どちらでも良いようにそんな回答。]
[それから質問に]
オレが作ったが。
食べるならどうぞ。
…ジョエルも。
へえ……さすがに旅してると、こういうのは身につくんだな。
[質問の答えに、感心したような声をあげて。
食べるなら、という言葉に、嬉しげな笑みを浮かべる]
んじゃあ、遠慮なくいただくわ。
[何のためらいも見せずにこう言うと、椅子を一つ引いてテーブルに]
まぁ、そういうことだな。
金を稼ぐ手っ取り早い手段だ。
[言って、食べた後の眠そうなクローディアを自分にもたれかからせて]
…其処まで犬から離れるのに嫌いじゃないのか。
ま、確かに料理の腕はどこでも稼げるって意味、重宝するわな。
[軽い口調で言いつつ、取り分けて食べ始め。
犬から距離を取る様子に、かりかりと頬を掻いた後]
……なんつーか……難儀だな。
[ぽつり、呟き]
そうだな。
どんな材料でも調理できれば、クロゥディにも食べさせてやれる。
重宝する。
[まじめに頷いて、彼女の隣からどいて]
…アイスクリームも作ったんだった、もってくる
[いつ作ったのか、切り出した氷で冷やしたアイスを、手袋をはめて持ち運ぶ。]
[きちんとアイスを取る用のスプーンも]
[食べ終えたノブやネロにもそれを差し出したりするだろう]
食べさせてやれる、ね……。
自分以外の誰かがいると、そういう方面の励みになったりするもんなのかねー。
[どこか、独り言めいた口調で言って。
出てきたアイスクリームには、こんなもんまでかよ、と声をあげ]
…悪かった、揶揄って
[迷う様子に苦笑。]
[ちゃんと氷の器も一緒に持ってきたから、アイスはそう簡単にはとけないだろう]
…苦手なのか?
そう、か?
…ただ単に稼ぐ手の一つだが。
お前のような稼ぎ方ができないうえに、力もそんなにないからな。
これはたいした手間じゃない
[アイスを見て、一言。]
[答えようがなくなっているらしい様子に、苦笑して。
それから、シャロンに向き直り、軽く頭を掻き]
あー、いや。
俺、先達んとこから自立してから、ずっと一人なんで、そういう感覚がイマイチよくわからんから。
そうなのかな、って思って、聞いてみたんよ。
ま、稼ぐ方法はそれぞれだろ。
特性を生かせりゃ、それで御の字ってな。
……いや手間云々というか、良くこれだけ作ったな、と。
ずっと一人、ね。
だからタバコが手放せないのか。
[小さな笑み。]
特技なのか。
よくわからないが…
一度に作った方が楽だ。それだけだ。
[そう言ってから]
何か飲み物も持ってこよう。アイスに合いそうな、あまりあつくないもの。
[生来、余り口数の多いほうではない。
食べ終えれば手を合わせ、二人の会話を聞くとも無しに。
稼ぐ方法。特性。その単語には、僅か反応を見せたか。
しかし自ら進んで口を開く事も無く]
[棚に手を伸ばし、何か瓶を探す。]
[よくわからない言葉の瓶を見つければ、その蓋を開けて中のものを小さなグラスに注ぐ]
[透明な液体。]
[なんだかわからずにそれを飲んだ。]
[その瞬間、強い酒に一瞬でめまいを起こして、*くったりと崩れ落ちる*]
[多分、音は本当に小さかっただろう。]
煙草はまあ、それ以外にも色々あるんだけど……な。
[答える言葉はやや濁され。
台所へと向かう背を見送れば、ため息一つ。
視線は遠くを見るが如く、虚空を彷徨うか]
……なんだ?
[物音がしたきり、沈黙してしまった台所の様子に僅か、眉を寄せ。
取りあえず、食器の片付けもしなくては、とそちらへ向かい]
………………。
[沈黙数分]
……何やってんだか。
[口をついたのは、呆れたような呟き]
……おーい、無事かー?
[取りあえず食器をシンクに置いて。
くたりとしているシャロンの傍らに膝をついて声をかける。
返事はなく、周囲には、アルコールの香りが僅かに立ち込め]
……まさかとは思うが……酒、飲めねーの?
[というか、それ以外の結論が出てこないわけなのだが]
[中々戻って来ない二人に首を傾げ]
…何か。
[あったのか、と台所に顔を覗かせ訊ねる。
倒れ伏す人物。傍らに膝を突く男。酒の香り]
[呼びかける声に、振り返って]
あー……どうやら、酒飲んで倒れたかなんかしたらしい。
[言いつつ、だされたままの瓶をちらりと見て]
まあ、俺の記憶が正しければこれ、かなり強いはずだけどな。
酒…、そんなものまで。
[取り敢えず、飲む前に香りを嗅ぐだとか。
危機管理能力が足りないのでは、などと思う。
が、口には出さずに]
…兎も角、運んだ方が?
常備品になってるのは、知ってたけどな。
つうか、もう少し警戒というかなんと言うか……。
[がじがじと頭を掻きつつ、ため息混じりに呟いて。
運んだ方が、という言葉に、一つ、頷く]
ああ、そーだな。
ここにほっといたら風邪引くし。
……取りあえず、そこのソファに寝かしとくか。
[軽い口調で言いつつ、ひょい、と抱え上げて。
軽い違和感]
……つーか、おいおい。
[呆れたような呟きは、ごくごく小さなもので、他者の耳に届く前に掻き消えたやも知れず]
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