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[ざわざわ、ざわざわ。お花見をする人たちは賑やかで、ご機嫌そうです。けれども、少し離れたベアトリーチェの周りは、ずっとずっと静かなのでした。まるでそこだけ、別の世界で、音が消えてしまったように。
陽はとっぷりと暮れて、天に住まう星たちが闇のそらに光を燈します。聖なるものは姿を消して、魔の蠢く刻が訪れます。輝く月は、金というにはどこか足りない、不思議な黄いろを宿していました。]
なにかが、あるんだ。
[眼を彼方に向けたままに、ベアトリーチェは輪を握っていないほうの手を、胸元にそっと押当てます。けれどもそこには、*なんにもありませんでした。*]
─北通り・路地裏─
[夕闇の街を歩いていたが、血の香りを嗅ぎ取り、路地裏へ
そこには、手から血を流し蹲る男。そのそばには刀身の砕け散ったクレイモアが転がる
男はナターリエの姿を見やると「助けてくれ」と情けない声を上げる
それを冷めた眼で見ていたが]
失血死まであと僅か。残念だけど君はもう助からない
嗚呼、残念。君が女であれば快楽の中で死なせてあげても良かったのに。本当に、残念
[クスクスと口を歪ませ笑っていたが、スッと腰の長剣を抜きズブリと彼の額に突き刺すと]
どうせもう残り滓だ。全部食べて良いよ
[そう言うと、亡と剣が光り、どさりと男は倒れ伏せる
すべてを食らい尽くされたその骸は灰となり、サラサラと風に流れて消えていく
スッと、その場に残された氷の欠片を拾い上げると]
……犯人はあの精霊殿か。まったくよっぽど欲求が溜まっていると見える
[呆れたような声色であったが、僅かにのぞいたその口元は笑みの形に歪んでいた]
ー教会・朝ー
[ベアトリーチェの言葉を聞いた黒猫は、底知れぬ黒い瞳で少女を見つめ、ゆらりと長い尻尾を振った]
「おいでなさい」
[人ならぬものの声で誘うと、礼拝堂の奥、神父が告解室と呼ぶ部屋に連れて行く。黒猫と少女が扉の前に立つと、ひとりでに扉は開く]
良く来たね、ベアトリーチェ。
[優しい微笑み]
[差し出された指輪を受け取り、厳かに頷く]
とても嬉しいよ…愛しい天の子。
[金色の髪をそっと撫でる]
お前はきっと、永遠を手に入れることが出来るだろう。
[少女の持つ無限の輪を見つめながら、呪言の如く、囁いた]
/中/
指輪は確かに預かりました。この先どう使うかは流れ次第で…こちらが先に吊られることになったら、そのタイミングで返すことになるかもしれません。
ただ黙って見ているべきなのか?
その力を得て、世界を手に入れるべきなのか?
誰かが均衡を崩さないために封じるべきなのか?
必要ない力ははじめから「無かったこと」にしてしまうべきなのか?
[彼の答えがでるのは、おそらく*まだ先のこと*]
……
[少し微笑むような気配]
ゆっくり、考えればいいよ。
まだ、あれは封印の中。
誰も誰も、触れはしないのだから。
ゆっくり、ゆっくりと。
『君にはまだ時間があるのだから』
[最後はコエにもせずに、子を見守るような、気遣うような、そしてうらやむような……
そういう感情はすっとよぎって、消えていった。]
―Kirschbaum2F/東の部屋―
[ずっと、部屋の中に居た。
ずっとずっと、部屋の中に。
右の手、手首より先は、ずっと大丈夫であるように気をつけていたのだった。
それでも、今はそれは細く、黒ずんできている。
子どものような手ではない。
枯れ木のような、老いた手。]
時間が、ないんだ。
[昨日のアーベルの言の葉を、思い出して、苗床は呟いた。]
守り続けられないのなら、
何かが起きる前に――
/中/
更新前後は忙しくなるし、明日はどの程度時間があるか判らないので、今のうちに。
吊り&襲撃関係ですが、とりあえず、初回の吊り襲撃は、出来るだけ役職者を避けたいです。
いまのところ、ダーヴィッドとオトフリート以外に、そうと思える人が見つけられないのですが、他に心当たりを見つけたら、教えて頂けると幸い。昼のログが詳しく読み込めていないもので(笑)
なお吊り対象は、基本、最寡黙な人、の予定です。出来れば吊り先は三人で合わせる方向で。
襲撃先希望、或いは、外したい相手などありましたら、お早めにご意見をお願いしますね。
あ、意見そのものは別に更新後でも構いませんから、考えておいてください、ということで。
/中/
昨日から、とても両手に花の気分なのですが(まて
浮かれてる場合ではないのです。
襲撃?描写ーーーー(わたわたわた
……悩めるうちに、たくさん悩め、か。
[聖なる力の人の子を、思い返して口元にほのえみ。]
まだ、答えには早いのかな。
ねえ、“ ”?
君が見たいと言った桜は、きっともうちょっと持つのだろうよ。
僕はもう持たないけれど、君をあの桜は待ってくれる。
それで、良いだろう?
[小瓶に口唇を近づけて、苗床は一度、目を閉じた。]
/中/
『鍵の書』奪取関係は、任せてよいのだよね。
ベアトリーチェがねむって、フィロメーラが見に行くかもしれないけれど。
オトフリートは占い師か天魔かと思っていたけれど、ダーヴィッドも云われてみれば、そうかもしれないね。守護者辺りだろうか。
ベアトリーチェとしては、ティルは天魔か村人ではないかと感じているよ。
吊りは、クレメンスに委任する予定だよ。
外したい相手がいれば、RPでそれとなく示すくらいだと思う。
影の王、こんばんは。
昨日は御免なさい
[水を貰って、飲む。右の手は今は決して動かさない。]
少し、外にいってくるや。
……手出しはできないけどね。
[これ以上、壊れるのは嫌なんだ、なんて、軽く軽く口にして]
―→外へ―
[そのまま北へと足を向けるのは、力を感じる侭にだろう。
右腕はまだ、落ちはしまい。
何といっても茎がいる。
ふと、魔の気配を感じ取る。
足を止めて脇道をみやった。]
―北通り―
/中/
鍵の書奪取とギュンター襲撃はお任せを。フィロメーラに見に来てもらうのも歓迎しますよ。現場は北の遺跡の内部の予定。人目につかない場所で。
ダーヴィッドは絶対聖痕者だと信じてました(笑)<青い紋章入り逆鱗だから
オトフリートは天魔かなあ?と思ってます。そうだとすると相方が良く判らないんですけどねえ。
更新過ぎたら若干他のCOもあると思いますから、とりあえずは、それ待ちでしょうかね。
/中/
ブリジットの窓をあけてのしぐさが気になります。霊か占?とか思ったり。
私もティルは村人かな?と。あと探偵さんも。
ナターリエ、アマンダが何かありそうでわからない、というカンジです。
―図書館―
[相変わらず鐘の音に起こされた後、図書館で文献を漁っていたその時、其れを感じ取った。]
[あまりの冷たさに、思わずちろと唇を舐め。]
あはー、なかなか激しいのな……。
くわばらくわばらっと。
[どうせやられたのはごろつきだろうし、ほっといていいだろうと判断。]
[そうして、再び本の山に*没頭していく。*]
/中/
聖痕者の存在を 忘 れ て い た よ 。
ああ、ブリジットも気になっていたんだった。
まあ、役職者を吊り襲撃してしまったら、迷宮で活躍してもらえばよいから、適当にいこうか。
さて、中はこれで引っ込むよ。
/中/
さて。
初回占先をそろそろ真面目に決めないと。
取りあえず、ティル・アマンダ・ユリアン・ブリジット・アーベル辺りは外すか。
初回は気合で村人を占え、という至言もあったりなかったりするし(ぇ、デフォのまんまでもいいかな……。
あくまで、先に感知した鍵の書の痕跡を追跡する、っていうのが、オトの占パターンだからねー。
今の所、1日目では動かした様子もないみたいだし、無理に誰かを特定してやらなくてもいい……という見方も出来る。
うーん。
動いてる面々は赤なのか紫なのか、判断つけにくいぞー(汗笑)。
……やっぱ、妖魔系入りの占い師はマゾイわ。
/中/
ナターリエは、正直、素でもあんな感じに黒いような気がす…(げふげふ
今の所、能力者でなくてもナターリエ、オトフリートは外したい気持ちです。
ブリジットも、そう言われてみれば、怪しいかもですね。
アマンダ、ティルは、設定と役職の境目が見えない感じですが。
人間組は、ただの人、を強調してる人が多いので、逆に能力者がいても、今は出る気がないんだな、と思ってます。
/中/
ちなみに。
中のねこ的には、もの凄くベアトリーチェかイレーネを占ってみたいです(笑)。
いや、なんでー、て言われる困るんだけど。
なんとなく。すごくなんとなく。
ー教会・告解室ー
[テーブルの上に、ランプの灯りと、赤いワインのグラス。銀のロザリオが置かれている]
…………
[テーブルの前に立ち、指先で軽くグラスの縁をなぞる]
あと、少し…
[目を細めて呟いた]
−北の遺跡−
[アマンダは岩の大地を抱きしめ、昏々と眠る。
千花も、その後ろ頭に抱き付いて眠っていた――けれど]
「…ンア」
[寝ぼけた鳴き声を上げ、一回転して横に落ちる。
そのまま岩に張り付いて、おやすみ続行。
千花はかなり、おねぼうさんのようだ]
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