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── 夜 ──
[一瞬、狙いもつけずに無防備に差し出す銃に疑問を抱(いだ)く。
勿論、何らかの意図とは思うものの、躊躇いの為か何かの為か、理由は判じきれず。
元々、相手がこれ以上しないのならば、強打を止める選択肢もあった、]
っ ……!!!!
[のだが──]
[間近で揺らすような音が轟く。
鼓膜が破れる程では無いにせよ、急な音に体の制御はしきれず、強打とも止める事も無い侭、ナタは振られてしまうだろう。
もしかすると、中途半端な勢いになったかもしれないが、それはアルビーネの受ける次第か。]
く……
[キィィイ──────────ン]
[聴覚が効かない。
強い耳鳴りを起こしている。
左手で、左側頭部、否、左耳に手をあてる。
触る感覚はあるが、音は付いては来ない。]
やるじゃ……ないか。
[音が聞こえない侭、唇でそう語る。*]
── 夜 ──
…………ふぅー。
[どさり。
アルビーネの様子を見、尻もちをつくように座り込む。
耳鳴りは数秒では収まる気配はない。
音が聞こえない状態で動くのは不味い。
打撃は与えられたが、実質負けのようなものだろう。
致命的に近いと言っても良いかもしれない。]
負けたよ。
といっても、これそういった勝負じゃないんだっけ?
[自分の声が聞こえないというのも、不便なものだ。
しかも、相手の声も聞こえないとすると。
対話にだってなりはしない。*]
── 夜 ──
[右耳の方で少しは聞こえたのか、それとも両手を挙げる仕草で了解したのか。
どちらにせよ、アルビーネが話し両手を挙げて暫くした後に、息を吐きながら口元に笑みを浮かべた。]
今なら君のほっぺたを舐めても許されそうだね。
[もう一度、今度は安堵するように大きく息を吐く。
ごろりと地面に横たわった。
静寂の中、月と輝ける星が空を彩っていただろう。]
Our wisdom speaks from failingblood,
Our passion is too fullin flood,
We want the key of his wild note
Of truthful in a tunefUI throat,
The song seraphically free
Of taint of personality,…
/*
Our wisdom speaks from failingblood,
Our passion is too fullin flood,
We want the key of his wild note
Of truthful in a tunefUI throat,
The song seraphically free
Of taint of personality, …
(人は衰えた生気で知恵を絞り、
人の情念はあまた溢れすぎ、
今や望まれる、心地よい鳴き声の
誠実で素朴なヒバリの調べを、
清らかで個性の汚れがない歌を … )
/*
返事をしようかなと思ったけれど、〆的にも良さそう?な雰囲気があるので、ここでシーン切りにするのはどうでしょう?
軽い〆は入れるかもだけども。
/*
(アルビーネのバトル欲はどんな感じだろうかなー…と思いつつ)
負けたと話してるのは、結構ほんとうではあったり。
対人でこれだと、殺されてもおかしくないなー…と、自らの対人戦力を振り返っているアーリックだったりする。
/*
どうなんでしょうねぇ>負け
あそこで完全に意識を飛ばしてアーリックの選択に委ねるのも、ないではなかったのですが…。
まあ元々銃が過剰戦力ではあったからね。
最終的には、それ自体がアルビーネの縛りにもなってたんだけど。
/*
意識を飛ばしても多分僕は手は掛けないなあ。
主犯が僕だって分かるだろうしで。
(人狼化√は流石にしないだろうし。後は担いでどこかに連れてくくらい?)
[アルビーネは起きていただろうか?]
[その日の夜は終わり、明くる日の朝。
早朝、昨晩の行いを片付けて、またその庭を後にしようとしていた。
幾つか傷んだものもあったと思ったが、朝日に照らされ見た所、そこまで不審を覚える程の損傷は無いようにも思えた。
手入れをして、ふと息をつく。]
[…もしもアルビーネが、アーリックの起床時に眠っていたなら、枕元になり手紙を置くか、人に託して、そのまま出ただろう。
寝処が分かればの話でもあるが。]
[手紙には幾つかの言葉と。
連絡を取りたい場合の連絡先を添えていただろう。
尤も、アルビーネが起きていたなら、手紙のようなものは躊躇うような沈黙を少し挟んだ後に差し出したかもしれないが。*]
― 翌朝 ―
[アーリックとは夜の内に別れた]
[向かう先は一番近くの町で、既に部屋を押さえてあった安宿だ。
戻った後は疲労もあり、日が完全に昇るまでは眠りについていただろう。
アーリックが居場所を探ろうとするなら、然程難しくはないはずだ]
[そして旅支度を終えて宿を出る時、その主から差し出されるのは――*]
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