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学生 涼は、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
あいつのか…
[苦い顔をする。その警官と利吉には何度か煮え湯を飲まされている。]
何かが起きる、ね。ったく、相変わらず暇だなおっさん。
[スタスタとカウンターに寄ると、二人の会話には興味なさ気に新聞を読んでいた主人に声をかける。]
飯をくれ。
『こちらで?』
おっさんの隣じゃ飯が不味くなる。弁当かなんかあるか?
『ちょっとお待ちを。』
[主人は短く言い置いて、奥に下がった。]
あー、もー、サイアクー
お土産とかいうしー……まー仕方ないかー。
[電源切って、ぽいっとバッグにしまう。いちおー持ってきた電源は、かなりムダになったっぽい。地図もプリントしといてよかった。そうじゃなかったらぜったい、迷う!]
えーと、こっちから来たんだしー、
……よく考えたら迷うわけないじゃんああもう!
[その言葉には、少しも気にせずに、利吉が話を続けた]
それにしても、聡。
おめー、またあいつがぼやいてたぜ?
ヤンチャしすぎんなってよ。
俺も、まあ、人のことは言えねえから、なんも言えずに、うむうむ、とか適当に頷いていたがよ。
ま。俺にとっちゃ、お前みたいな若い奴は、少しぐらい無茶するぐらいが丁度よいと思うがね。
死なねえ程度に適当にやってみればいいさ。
[言いながら、野菜スープをズズリ]
[やがて、呼び出し音を響かせる受話器を手に足を何度も踏み変える姿があった]
…あ、ようやく出た。
寝ぼけてるの?ちゃんと起きてっ!
[やる気の無い声に怒鳴り返す。
でないと兄は右から左になりかねないのだから]
うん、まぁこっちはそれなりに。
それよりも桜祭りの時期なんだけど。
父さんが連絡して戻らせろって。
[怪訝そうな相手の声に、溜息を吐き]
さてはまた戻らないつもりだったでしょう。
今年から綾姉が宮司として取り仕切るの。
父さんは今そのための準備におおわらわなんだから。
…その辺はいつもと同じ。
儀式の日程が変わるわけないでしょう?
[トントントン、と通話口を軽く指で弾きながら]
お土産のリクエスト?
じゃあね、前に貰ったほら、あのお店のクリームの…。
[ちゃっかり頼み込んだのは生菓子。
これなら送るというわけにもいかないだろうという悪巧みを含めて。
それからも何だかんだと押し問答やら近況報告やらを交わし]
うん、それじゃね。
これで戻ってこなかったら馬鹿兄、の上に超がつくんだからね!
ちゃんと戻ってきてよ!!
[最後にも念押しを忘れずに電話を切った。
それが数日前のこと]
……っかし、まあ。
[煙草に火を点け、文字通り一服しつつ、ぽつり、呟く。
ここから集落までの峠の下り道は、ガソリン節約のために押して行かねばならず。
その前の一休み中な訳だが]
三年前も、七年前とかわらねぇなぁ、って思ったもんだが。
……ほんとに、全く、変わってねぇよなぁ。
[そう簡単に変わるものでもないのはわかっているが。
妙にしみじみと、こんな呟きをもらしていた]
[籠を手に旅籠へと向かう。途中、祭りの準備をしている様子が見えた]
お祭り…魂鎮めの、儀式。
今年から、綾野が取り仕切るんだっけ。
皆、頑張ってるなぁ…。
[祭りの準備。身体が弱い榛名にはその準備すら手伝うことが出来なくて。眉尻を下げ、悲しげな表情でそれを遠巻きに見るしか出来なかった]
………。
[しばらくそれを眺めた後、再び旅籠に向けて歩み始める]
/*
さて、ちょっと一休み。
というわけで兎猫には珍しく二度目のキャラを使います。
皆様よろしくお願いしますね。
使おうと思ってたのは実は史人か孝博だったりするのでw
慌てて提示条件を拾って組んでみました。
前回とは反対の明るめの子になる…予定。
役職補正?…なんのことでしょうねぇ?w
*/
[所変わって旅籠の前。]
おォ。
すげェ、まだ続いてんじゃん。
[3年前と変わらない場所に建つ建物に関心したように呟きつつ、扉を開けた。]
ただいまァ。
親父3年振り・・・ッて、
あれ、お客サン?
[扉を開けた先に、男と青年の姿を見て瞬いた。]
2人も来てんの?
めっずらしィ。
さて、ほんじゃ、行くとするか。
……にしても玲のヤツ、面倒なモン土産に指定しやがって。
[ぶつぶつと文句を言いつつ、荷物の中で一際目立つクーラーボックスを見る。
これのお陰で、公僕にでくわしたら色々ヤバい走りを強いられたりなんだりしたのは笑い話なのだが。
ともあれ、吸殻を携帯灰皿に放り込み。
愛車を押して、峠道を集落へと歩き出した]
……やれやれ。
いつもながら、めんどうな生き方してるな。
もうちょい、楽に生きればいいのによ。
[言いながら、食事に戻ろうと、パンがあったばしょに手を伸ばすが、その手は空を切った]
……あ?
[視線をそちらに向けると、カウンターの上で猫が、してやったりという顔で利吉のパンを口にくわえていた]
ああっ!?
てめえ!俺の貴重な食料を奪いやがったな!?
[ふんづかまえようとしたが、一瞬遅く、猫が利吉の手をスルリと抜けて、旅籠の中を走り回る]
待て、この野郎!!
[当然のように、利吉もそれを追って、ドッタンバッタンと走り回った]
[旅籠へと辿り着き、表の扉から中へと入る]
こんばん、わ?
[挨拶の最後が疑問形になったのは、旅籠の中の騒動を見たため。逃げる猫を追いかける男を見て何度か瞳を瞬かせた]
さーって、いっくかー!
[バスから降りて何分だろーとか考えるのも嫌なくらい歩いたかもしれないけど、ぶっちゃけ若いから歩いてもだいじょーぶ。下りの坂道は足を痛めやすいっていうけど、少しくらい走ったって問題ない。超ない。]
――しまった、ケータイないのにアイポッド忘れたー…!
ッて。
酷ェな、久々に戻って来た息子への挨拶がコレ?
[頭をさすりながらへらへらと抗議の声を上げる。]
んあっと、すいません・・・あら。もう出るんスかい。
どーぞお気をつけてー。
[出て行く青年に軽い言葉を掛ける。
お客への態度がなっていないともう一発食らった。]
・・・・ッたァ。
…頼み事?
いいよ、私が行ってくる。
[あれから数日。
綾野も父も支度に忙しそうで。玲も何やかやと手伝っている]
ん、確かに得意じゃないけれど。
私にできることは限られてるし?
[渡されたメモを手に家を出た]
おォ、コダマも元気そーじゃん。
[パンを咥えて逃げる猫を見てのんびりと呟いた。
主人のほうが慌てて止めに入ったかも知れない。]
ッと。いらっしゃ・・・アレ?
もしかして、榛名サン?
[新たに顔を見せた女性に瞬いたかと思えば、唐突に話掛けた。]
……。
[そのままの姿勢で固まりながら、肩で息をしていたのが収まると、やっと、聡以外に人が増えたのに気づいた]
……お。
あー。
や。ちす。
[軽く片手を上げてみた]
[のんびり、のんびり道を下る。
あんまりのんびりしているのもどうか、とは思うのだが焦っても仕方ない、という思いはあった。
口うるさい里の古老や父に会う執行猶予を伸ばしたい、という気持ちもなくはないのだが]
……っとー、お?
[そんなこんなで進んだ先。道端に座り込む姿に気づいて惚けた声を上げる]
そこの君ー? んなとこで何してんだ?
ぁー、やっぱりなーい
[奥の方はブラとかだから見ないったら見ない。ちっちゃいけどひつよーだから、かなり邪魔だけど!]
ってふぇー?
[なーんか聞き覚えがある声。]
あれぇー? なんでいるのー、ふーみんせんせー
[しばらく呆けるようにパン争奪戦を見ていたが、かけられた声にハッと視線を向ける]
…あれ?
もしかして、孝博君?
[相手と同じような言葉が漏れた。違ったのは、名前の部分だけ]
帰ってたんだ。
久しぶり、だね。
[目の前の青年が集落を離れて結構経つ。それでも残る面影を見つけ、懐かしげに瞳を細め、ふわりと微笑を浮かべた]
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