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……と。
[さてどうするか、と思っていた矢先。
右の瞳が捉えたのは、煌めきながら落ちてくる小さなもの]
……見てみぬふりをするか、口実にするか。
さて、どっちが面白い、か。
[何やら奇妙な基準の選択肢を呟きつつ、一歩を踏み出す。
落下地点まではやや距離があったが、移動に差し障る距離ではなく、煌めきの元は手の内へ]
一応。拾い物は、届けておく、か。
[小さな声で呟いた後、ゆらり、と広がるのは黒の片翼。
一見すると不安定なそれは、確りと大気の流れを捉え、鴉は上へ]
─中央ビル・屋上─
[落下した先に青年は動き。しばしの後に宙を舞い目の前へと現れる。はたりと瞬いたのは鶸色]
まぁ、わざわざありがとうございますわ。
拾いに降りようと思っていたところでしたの。
[かけられた言葉に表情は微笑みへと。羽ばたきで動いた空気に合わせ、ドレスの裾がハタハタとひらめいた。右手がイヤリングを受け取ろうと青年へと向けられる。その間にも鶸色は、青年の異眸と背の片翼へと刹那向く]
─中央ビル・屋上─
[屋上にいた、ある意味場にそぐわないとも思える姿に常磐緑は僅かに細められるものの、それは一瞬の事]
俺が『鴉』でよかったですねぇ。
でなかったら、光物に気づかなかった。
[冗談めかして言いつつ、向けられた手の上に、イヤリングを落とす。
左の瞳はどこかのほほん、としているが。
右の瞳、縦の瞳孔の奥には僅かに険しさが宿る]
─中央ビル・屋上─
鴉は光物が好きと言いますものね。
本当に、感謝致しますわ。
[紡がれた言葉にクスリと笑い。掌に落とされたイヤリングはそのまま耳朶へと戻された。その動きに合わせ、ブレスレットがシャラリと鳴る]
ここにいらっしゃると言うことは、『鴉』さんも参加なさるのですわね。
よろしく……と言うのも可笑しい話かしら。
[軽く首を傾がせ、青年を見遣った。その所作に警戒の色は見えない]
─中央ビル・屋上─
[イヤリングが持ち主の手に戻ると、やや離れた場所へと舞い降りる。
羽ばたき一つ、片翼は消えた]
そりゃ、ま。
名高き『総帥』閣下の御招きを、無碍にするわけにもいかないでしょ?
[軽い口調で言いつつ、肩を竦める]
……この先を考えると、よろしくというのもどうかとは思いますが。
始まる前から不必要にぎすぎすしてても、ねぇ。
疲れるだけでしょ。
─中央ビル・屋上─
貴方は招かれましたのね。
『総帥』から御招き頂いたとしても、怖気付く方もいらっしゃいますもの。
貴方はそうではないようですけれど。
[宙へ投げ出していた脚を縁へと戻し、離れた場所へと舞い降りる様を見詰める。肩を竦める様子には、言葉を返しながら小さく笑んだ]
それは尤もなことですわね。
必要以上に慣れ合うつもりもありませんけれど。
─中央ビル・屋上─
片翼の鴉に、何を期待してるかは、知りゃしませんが。
二度呼ばれるとは限らないんだから、乗らない手はないかな、と。
[軽い言葉はどこまで本意か。
表層からは読み取り難く]
馴れ合った挙句に戦えなくて不戦敗、なんてのは。
見世物としては面白いだろうけど、ここじゃ不要だろうし。
何よりやってて面白くないですからねぇ。
─中央ビル・屋上─
期待に値するものを持つため、でしょう。
わたくしも、貴方には興味がありますわ、『黒耀鴉』。
[呼んだのは相手の通り名。愉しげに朱は弧を描く]
勿論、ここに集まる方々全てに興味があるのですけれどね。
戦わずして勝敗が決まるのは、この『遊戯』の本意とするところではないでしょうし。
主催者がどう思うかは分かりませんけれど。
そのように情に流されると言うことは、ここには必要無いものですわ。
[屋上の縁から中央側へと向けて歩を進める。鳴り響くのは床をヒールが踏みつける音。青年と一定の距離を開けて立ち止まると、流し見るように鶸色を相手へと向けた]
貴方にはその心配は無用のようですわね、安心致しましたわ。
[軽く握られた手が口許へとあてられ、クスリと笑みが零れる]
─中央ビル・屋上─
[通り名を呼ばれ、ふ、と掠めたのは笑み]
さて、一体どんな興味なのやら。
御期待に沿えればいいんですけどねぇ。
[口調はどこまでも軽く冗談めかして。
屋上の中央部へと進む動きを、常磐緑で追う]
流されるような情がないだけ、かも知れませんけど、ね?
[けらり、と笑った後、常磐緑は空へと向いた]
……さて、んじゃ、落し物も届けた事だし。
他の参加者が集まるまで、も少しそこらを見て回りますか。
じゃ、また、後ほど。
[軽い調子は崩す事無く告げた直後。
鴉の姿はふわ、とその場から*掻き消えた*]
/*
文章が死んできたので。
寝よう。
そろいきる前にログ増やしすぎても、な……。
さて、残りメンバーはどんなネタでくるのやら。
─中央ビル・屋上─
ここに居ての興味と言えば、限られているのではなくて?
[軽く冗談めいた疑問のような言葉には、問い返すように言葉を紡ぎ。流されるような情が無いと聞けば、口許に手をあてたまま小さく笑った]
裏の仕事をするのでしたら、情は無い方が仕事がしやすいでしょうから。
貴方らしいと言えばらしいのかもしれませんわね。
ええ、届けて頂き感謝致しますわ。
また後程。
[去ろうとする言葉に返し、その姿が掻き消えるのを見る。ゆるりと、鶸色が瞬いた]
……飛行能力にテレポート。
奇襲にはうってつけの能力、かしら?
[分析するように言葉を紡ぐ。そんなオクタヴィアもまた、その身を足元の影へと沈ませ、その場から消えて行くの*だった*]
/*
ライヒアルトのプロフィールアンカがズレていることに気付いたのですけれど、気付くまで待ってみても良いかしら(笑)。
とりあえず明日になっても直らないようなら突いてみましょう。
6人目、紅雨 ローザ がやってきました。
紅雨 ローザは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[今より昔、或るひとが世界の片隅に創った小さな都。
そこは住人の風貌こそ様々であれ、かつての東洋の島国とよく似た文化を持っていた。
それは『組織』ではなく、あくまで『都市』。
既に世界を牛耳っていた彼の組織にも従属こそせねど、表立って反抗を示すこともない。
それ故にか他に理由があるのか、ともあれ小さな異質は摘まれることもなく、未だ存在し続けていた。
そうして娘の日常は、そんな場所で営まれていた]
―某都の路地裏―
困りますなぁ。
まだお使いの途中なんに。
[紅の袖が翻るのに合わせ、あしらわれた小花が揺る。
左の扇子で口許を隠し、右手の和傘は地に。
呑気とも聞こえる言葉と共に、ゆると首を傾ける蒼い目の娘]
うちのねぇさん、あんまり待たすと怖いんやけどなぁ。
だいたい、たかが女1人どすえ。
そないに大勢で囲まんでもええんとちゃいます。
[発す声は目の前の1人に向けられてはおらず。
あちらこちらに巡らせる先々で、微かに蠢く気配]
あら、バレてへんと思てましたん。
まぁ、気配隠すんはたしかにお上手でしたけど、
あいにく“におい”で分かりますからなぁ。
[扇子を閉じ帯に差せば、口唇には微かな笑み。
代わりの様に和傘を開き]
せやんなぁ、『白雪』。
[その隣に浮かび上がるかの如き獣の影。
双つの金が男を見据え、低く唸る。
名前に違わず真白な虎の、されどその右前足だけは、くすんだ鉄の色をしていた]
まぁまぁ、そない怖い顔せんといておくれやす。
うちも白雪も阿呆ちゃいます。
下手に抵抗せんほうが賢いてことは、よう分こうとりますえ。
ねぇさんに叱られますさかい、本当なら手短にお願いしたいところやけど。
そうも行かへんようですしなぁ。
[肩に乗せた傘の柄に左手を添え、くるりと回す。
そこで娘は漸く、目の前の男の顔を見上げた]
そんで、うちに何の用どすか。
――『漆黒流星』御一行はん。
[少しの間を置いて。
路地裏から飛び立った鳩が都の統治者の元へ到達するのと同じ頃。
端末にまたひとつ、情報が*刻まれる*]
■名前:朧紗(ろうさ) Rosa
■年齢:20歳前後
■通り名:紅雨
■武装:メインは仕込み刀。他、身に着けた簪等を武器代わりにすることもある。
■スタイル:近接〜中距離。仕込み武器での攻撃の他、従えた獣を使役しての攻撃も。
■特殊能力:獣との意思疎通/意識同化
■その他情報:
かつての東洋の島国を思わせる小さな“都”の住人であり、服装から武器に至るまでを独特の装いで固めている。
都を作り上げた者とは近しい立場にあるとの噂。
数年前から都の外で姿を見られるようになり、その傍には右前足が義足である白色の虎『白雪』が常に付き従う。行動の目的は不明。
都の外では便宜上『ローザ』と名乗ることもある。
/*
以前ラジオ聞いてたら本場の舞妓さんが喋りはって、相当テンション上がったとかなんとか。
そんなわけでというわけでもないけれど、九州人が似非京都弁キャラ失礼します。
多少おかしくてもあくまで風味なので赦してください。
そしてあれこれ悩んどったらこんな時間になってしまったという。
なんか変なことしてないといいけども。
/*
ちなみに紅雨→こうう と普通は読むそうですが。
なんとなく語感がいい気がしたので、敢えて最初思い付いた「くれさめ」に。
調べてたら「紅雨(べにさめ)邸殺人事件」なる本もあったことだし良いかな、と。
7人目、万華鏡 ユーディット がやってきました。
万華鏡 ユーディットは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[朱が流れて人が倒れて悲鳴が交錯する。スラム地区ではそれほど珍しくも無い光景だが、一点だけ普段と少し違う。
冷たい雨の下に獣の咆哮が響き渡った。
道を塞いでいるのは狼と熊を醜悪に混ぜたような獣。
黒眼鏡を掛けたワンピースの小柄な影は、買い物袋を道端に置いて雨傘を畳んだ]
Tot oder Lebendig.
後者のつもりで動いてた人がいたら御免なさい。
[振り下ろされる腕を後方に跳んで避ける。
思い通りにならない怒りか、獣が更に咆えた。
近隣の窓がビリビリと震える]
私も余裕無いの。
運が悪かったわね。
[小さく呟き、突進してくる獣と擦れ違う。
傘を握っていた手だけが伸ばされ。
弧描く漆黒の刃が相手の勢いも借りて獣の心臓へ深く突き立った]
夢も見ずにおやすみなさい。
[倒れた巨体から大鎌を引き抜き血を振り払う。
引き戻し肩に掛けると何時の間にか傘となって雨を弾き始める。
避難させていた買い物袋を拾い上げ、何人かに手を振ると道の向こうへと消えていった]
[喫茶店「夢見る魚」は大繁盛でもないがそれなりの客が出入りしている。白いフリルエプロンをつけたウェイトレスがテーブルを拭く手を止めて顔を上げた]
またお越し下さいませ。
[明るい声とにこやかな笑顔で最後の客を送り出す。
チリンとドアベルが鳴り、消えた時には笑顔もまた消えていた]
マスター…。
[気だるげな顔で見せたのは古風な紙の手紙だった。
珈琲を淹れていた店主は一読すると肩を竦めて薬瓶を一つ取り出した]
……いってきます。
[差し出された瓶を受け取り溜息を零す。
天井を見上げた瞳がライトを反射して碧く光った]
[本人が『遊戯』会場に向かうより前。
そのデータは既に端末の中に*入っていた*]
―――――――
■名前:ユーディット=モーン Judith=Mohn
■年齢:19
■通り名:万華鏡(カライドスコープ)
■武装:現場作成。細剣と大鎌に目撃例有り。
■スタイル:近〜中距離武器戦闘主体。補助に幻覚。
■特殊能力:化学物質&器物生成(器物生成には核を必要とする)
■その他情報:
スラム地区の喫茶店「夢見る魚」のウェイトレス兼用心棒。
「夢見る魚」はフリーの裏仕事請負所であり斡旋もするが、依頼解決の為に直接働くこともある。
武器はその時手にしている物を変化させて使うので千差万別だが、細剣と大鎌が良く使われ目撃者も多い。
『万華鏡』の二つ名は、一見黒瞳だが光の角度によって色が変わる瞳と、時に予想外の品を作り出すことからついた。
体内物質から別の化学物質を生成し能力補強をしたり、放出した物質で相手を包み幻覚を見せたりもする。
物心つく前に研究機関に浚われて人体実験を繰り返されていたが、途中で個人研究している人物の目に止まり引き取られた。
「夢見る魚」のマスターも同様で、その人物からの依頼はどうにも断ることが出来ない。
―――――――
/*
おう。
直そうと思って覗いたら、ジャスト突っ込まれてーら。
[←気がついた時、鳩だったんで手出ししなかった]
[鳩からいじると、ウムラウトが消えるんだよ……!]
─北部エリア・林─
……ほう、ほう、と。
話には聞いてたけど、まあ。
よくもこんだけだだっ広い空間、隔絶できるよなぁ。
[木々のまばらに生える林を歩きつつ、のんびりと呟く。
一見すると長閑な散歩。
その実、常磐緑は場の様子を確りと刻み込もうとするかのように、鋭く周囲を見回して]
……こっち側の場合、遮蔽物はほぼナシ……か。
あんまりむかねぇな。
[自分のスタイルと、フィールドとの相性をのんびり分析中]
……っても、贅沢は言えんしねぇ。
いつもの『仕事』とは、勝手が違う。
常に、自分に有利な状況、って訳にはいかんだろうしな。
[勿論、出来うる限りそう動くつもりではあるが。
こればかりは、やってみないとわからない部分も大きいから、こんな呟きをもらして]
……さて、んじゃ集合場所に……っと。
[ひとまず中央に戻ろうか、と。
踏み出した足がふ、と止まった]
[遠くない位置、感じる気配。
右の瞳がきょと、と動く]
……クリーチャー、か。
は……実験体のテストエリアも兼ねてます、ってとこか?
…………趣味悪ぃ…………。
[吐き捨てられる短い言葉。そこにこもるのは、明らかな嫌悪]
……まあ。
慣らしにゃちょうどいいか。
[一転、のんびりとした口調で呟きつつ、すい、と右手を翳す。
どこから取り出したのか、指の間には漆黒の針が数本。
それを、ごく無造作な動きで、こちらを伺う気配へ向けて投げつけた]
[投げつけられたそれは空を切り、気配の主──二つ首の巨大な黒犬の額に一本ずつ突き刺さる。
響く、絶叫。
鴉の口元に、浮かぶのは笑み]
……首の数が、だいぶ、半端だねぇ……。
最初っから、このデザインで考えられたのか、それとも……。
[続いた言葉は風に溶けて、消え。
『鴉』は、双頭の黒犬へ向けて、駆ける]
……いよっ、と!
[ある程度距離を詰めた所で地を蹴り、上へ。
赤く輝く四つの目がその動きを追った。
その四つの内の二つ、その間を狙うよに、上空から蹴りを繰り出す。
がつり、という鈍い音が響いた]
お、かったい……。
[伝わる感触に、零れるのはいささか呑気な呟き]
[とはいえ、呑気に構えている余裕はなく。
蹴りが決まった直後に、もう一方の首が牙を繰り出してくる。
態勢を整えつつ下がろうとするもやや及ばず、右の足を僅かに牙が掠めた]
……っつ!
反応速いねぇっ!
[それでも、口調はどこか愉しげなまま。
黒の片翼を開き、近くの木の枝へと飛び移った]
さて……。
どうやって、止めますかね、と。
[呟く右手には、再び漆黒の針。
標的を捉え損ねた双頭の黒犬は、唸り声と共に鴉のいる木へと突っ込んでくる。
激突の衝撃に、足元が危うくなった]
って、のんびり構えちゃいられんかっ!
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