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─ 集会場 広間 ─
[暖炉の前でぬっくぬくしていると、可愛らしい女性の声>>35が耳に入る]
おー、飲む飲む。
んじゃ俺は茶請けでも作るとするかね。
つっても手間無くパンケーキだけどな。
食いてー奴は早めに言えよー、ついでに焼いてやる。
焼き終わった後に言っても焼いてやらんからな。
[ローザに対してひらひらと手を上げて、茶を飲む意思を示した。
続いて一方的に言うと、暖炉の傍から離れて西側の広間の扉へと向かって行く。
見知った顔がいくつも集められていたことに何か言う素振りを見せなかったのは、言ったところで何も変わらないと分かっていたからだった]
─ →台所 ─
[一旦地下に降りて、備蓄庫からパンケーキの材料を調達する。
それから1階に戻り、台所へと入って手早く準備を始めた。
台所の中にある井戸から水を汲み、流しの桶に注いで手を洗う]
うー、冷てっ!
湯沸かしてからにすりゃ良かったか。
[水を汲んだついでに湯を沸かし、その間に予定通りパンケーキを焼き始めた。
沸いた湯はローザが使うなら好きに使わせることになるだろう]
トッピングはバターとジャムで良いか。
[そんなクレメンスはバターたっぷりで食べるのが好み*だったりする*]
―集会場 広間―
[集会場に集められる中に、穴に引っ掛かった者>>25もいるとベアトリーチェはまだ知らない。
人が集まりはじめてもまだ不機嫌さは治らず、テーブルにて一心不乱に文字を書き付けていたのだが]
食べる!
……あ、お茶もっ。
[食べ物の誘惑>>36にはあっさりつられて顔を上げる。
お茶を淹れるという女性>>35に見覚えはなかったが、厚意には甘えるつもりらしい**]
― 村外れの別荘 ―
[しばらく愚痴って少し気が晴れた頃。
別荘を仕切る執事から来客を告げられ、首をかしげる]
お客様?
誰だろ、村の子?
[以前、この別荘に滞在していた際によく遊んでいた友達の顔がいくつか浮かぶ。
しかし、普段落ち着き払って動揺する姿を見た覚えのない執事の、いつになく慌てている様子から察するに違うらしい。
重ねて問えば、自衛団の者たちだという]
……ふーん。いいよ、会おう。
応接間にお通しして、お茶の用意を。
ああ、用件次第では相手にぶっかけてやるから、出来るだけ熱いお茶をよろしく。
/*
元犯罪者なので名乗っていない、は後で表でやろう。
ちなみに罪状は殺人罪。
正当防衛みたいなもんだが、嵌められた。
役職取れたら更に付加設定ありの予定。
―集会所・広間―
……どーせアレだ。
体のいい厄介払いってヤツだろ。知ってんだぜ。
だけどよ、もし俺が犯人だったらよ、フォーリーンの家もとうとう犯罪者を出しちまったご一家様になっちまう訳だ。そしたら客なんてもう来ないかもな。
ハッ、考えが足りねえんだよ!
[愚痴っている。
家族に通報されたのではない。そして、青年は多くの人間からもう『ウェンデルさん家のどうしようもない方の息子』と思われてしまっている。今更彼が人を殺したとなったところで、診療所の客数は変化しないだろう。
分からない歳ではないが、理解するのは癪だった。だから、愚痴っている]
……ねーさん。
俺にも紅茶一杯、ちょーだい。
[ひとしきり愚痴った後、ローザの言葉>>35にそう返した]
/*
・村の人に対する年代別印象
24年前
ローザ:5歳。まだまだガキだな。
12年前
ローザ:17歳。別嬪になったなぁ。
あんなにちっせかったのに。
ゼル :14歳。へぇ、薬師引き取ったんか。
村出る前は居なかったな。
ライヒ:12歳。神父また産ませたんか?
ウェン:7歳。俺が出た後に産まれた子かー。
つか何だこの悪ガキ。
ベアト:1歳。俺が出てから産まれた子かね。
番外
ミハエル:げ、何で居るんだ。
……まぁ名乗らなきゃ問題無いよな。
そういえば、母は死んでるイメージだったが、何年前だろう。
{1}+{1}+{4}年前くらい?(全マックスなら17年前)
/*
おぅ、自分の年齢書き忘れた。
24年前 16歳
12年前 28歳 だな。
そして12年前のやつ、図らずも年齢順になってた。
[特に狙ったりはしていなかった]
─ 教会 ─
[準備、と言っても持ち出す物もすぐには思いつかず。
ただ長く留め置かれるらしい、と聞いて、着替えと本を数冊。
それから、幾つかの私物を鞄に詰め込み、黒の外套を羽織った]
……姉さんには……いいか。
いずれ、伝わるだろうし……。
[支度が整った所で、ふと、思い浮かべるのは先日帰郷した養父の娘たる人。
とはいえ、状況が状況だけにどんな言葉をかければいいのかも思いつかず、報せに行く、という選択肢は早々に消えた]
……まったく。
こんな時に使える気の利いた言葉でも、載ってりゃいいのに。
[本棚に並べられた神学書に八つ当たりめいた視線を向けると、猫が呆れたようになぁう、と鳴いた。
それに苦笑めいた表情を向けて、ふ、と息を吐く]
住居部分にだけ鍵をかけて……礼拝堂は、開けておくか。
祈りを捧げたい人がこない……とは、言えないしな。
[神父が亡くなり、その養い子である修道士に疑惑がかけられている現状、神に祈りを、と思う者がいるかはわからないが。
老神父は、ここを閉ざしてしまうのは望まないだろう、と思えたから、礼拝堂だけは開けておいて。
小雪舞い散る道を、村外れの集会場へと急ぐ]
─ →集会場 ─
…………。
[たどり着いたその場所で、身上書>>9の提出を求められたなら、天鵞絨にはまた、険が浮かぶものの。
騒ぎを起こすのは本意ではない、とばかりにその求めに応じたのだが]
……ざっけんな……。
[玄関から広間に抜けるなり、無意識、素の悪態が零れ落ちたのは、ある種已む無し]
─ 集会場 広間 ─
[ともあれ、そこで待て、と言われた事もあり、椅子の一つに落ち着いて。
膝の上に猫を乗せて物思いに沈んでいた所に聞こえた、声>>34。
天鵞絨の瞳が、きょとり、と大きく見開かれる]
……姉さん!?
ちょっと待って……なんで、姉さんまで……。
[駆け寄ってきた人に対し、最初に言えたのはそんな言葉だけ。
神妙な面持ちで問われると、ああ、と一つ頷いた]
……だからこそ、ここに呼ばれた訳だしね。
正直……俺も、信じられないよ。
[昨日送り出した時は、いつもと変わらない──いや。
いつになく、険しい面持ちだったような気もするが。
まさか、こんな事になるなんて、思ってもいなかった。
やりきれない思いに軽く唇を噛み締めていると、手を強く握られて。
は、と顔を上げた先には、笑顔>>35があった]
ああ……うん。そう、だね、お願いする。
手伝える事があったら、言って。
……無理は、しないで。
[それに、できる限り明るい表情でこう返す。
自分よりも、彼女の方が辛いだろうから、と。
そんな想いが、最後の一言を付け加えさせていた]
─ 集会場 台所 ─
いっちまーい、にーまーい、さんまーい。
[ぽーん、ぽーん、と手際良くパンケーキを跳ね上げ、注文分を皿へと載せて行く。
茶請けなので1人一枚。
足りないと文句言われても知ったこっちゃ無かった]
片付けは後で纏めてすっか。
先ずは腹ごしらえ、っと。
[ローザが茶を用意して広間に戻ったのは先だったか後だったか。
クレメンスは自分のペースで動き、注文分のパンケーキを広間へと運んだ]
─ →集会場 広間 ─
ほーれ、パンケーキ出来たぞー。
さっき注文してねーやつは無しな。
[誰が注文したのかは一応覚えている。
そのため、皿はその人物の前にしか並ぶことは無かった。
ジャムとバターはそれぞれ一つの陶器壷に入れて、各自で取り分けてもらうことにする]
俺はバター、っと。
[自分のパンケーキにはバターをたっぷり載せて、適当なソファーに腰掛けてパンケーキを食べ始めた]
9人目、研究生 エーリッヒ がやってきました。
研究生 エーリッヒは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―事件前日 村の裕福な家―
[ちょっと陽のあたる土地を広げ、観光客の為の贅沢品に手を出しついた貧富の差。
温泉湯治場として脚光を浴びることはなくとも、取引先がいれば、農民は困らない]
[だから、さびれた村の中でも、酒の醸造を営むその家は、次男を勉強の為に大きな町に出せる程度には裕福だった]
あーあ、ほんっと、何もないな……。
帰ってきてやったぞ、退屈しに。
[日が暮れる前、休暇に入って帰ってきた次男は口汚くも文句をいうが、口先だけである。
都会で手に入れた保湿オイルやら何やらを水仕事をする母に与え、跡継ぎの兄には都会の質のよい鎌を与える。父には、都会で流行りの酒だ。敵を知らねば、いつかこの酒蔵も宿泊場と同じ道を歩むのだ]
[その日は、久々に家族の揃った為、ささやかながらも宴だった。
都会の話で盛り上がり、次男の勉強の話や、酒の話、村の話、話題は絶えることはなかったが――いつしか、皆酔いつぶれて、寝静まる]
[――老神父が殺された、という知らせが来るまで、酔いの中に夢を見る**]
─ 集会場 広間 ─
[手伝いの申し出には、どんな答えが返ったか。
拒まれなければ、カップを出したり、運んだりを手伝って。
淹れてもらった紅茶のぬくもりに、は、と一つ息を吐く]
……に、しても。
一体、どんな基準なんだ、これ……。
[集められた顔ぶれに、口をつくのはこんな疑問。
前夜の行動が証明できない者が基準、とは聞いていたが、それにしても]
無茶すぎるだろう……。
[というのが、率直な感想だった]
─ 集会場 広間 ─
思うな、と言うのが無理な話だろう。
[ウェンデルの言葉>>56に軽く、肩を竦める]
弔いよりも、こちらが優先、という事なんだろう。
好意的に解釈すれば、事件解決に熱心……とも取れるが、な。
[見知った者が多い事と、憤りが冷め遣らぬ事。
二つが重なり、礼拝の時に被っている物腰穏やかな青年修道士の皮は横に積まれていた]
─ 集会場 広間 ─
[パンケーキを焼く前、ローザからの問いかけ>>54には快く応じた。
茶を用意してもらうのだから、こちらもパンケーキを用意するのは道理だろう]
おー、頑張っとる頑張っとる。
[ウェンデル>>55の目の前でパンケーキの切れ端をぷらぷらさせて居たが、耐えてる最中にひょいと自分の口へと放り込んだ]
フリーダ婆が居てくれて助かったぜ。
ガキ共の世話、他の誰かに頼むっても、ガキ共が言うこと聞かねぇ可能性があっからなぁ…。
つーかおめぇは実際救いようねーだろ。
神学校追い返されたのはどこのどいつだー?
[言って、くくく、とからかうように笑う]
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