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んー、ヒューは事前のあれがそれで確定で、反応からヘンリエッタ嬢が確定。
ラッセルは文体と雰囲気でなんとなく。
なんだけど、ハーヴェイ誰?
[嬉しそうな少女の笑み>>50を間近に、何処か微笑ましい色を宿して男は笑う]
そう、林檎が赤く、風に揺れるまで。
そうだね、前に見せた時よりもスケッチは大分増えているよ。
伝承も幾つか新しいものを聞いているから、そのお話もしようか。
[伝承は多岐に渡る。少女である彼女に聞かせられないような物も数多にあるが、其処はものがたりの柔らかさの出番になろう。
嘘に隠すのではなく語られない、めでたしめでたしの先に]
[額縁に収められた其の絵を見る事が叶えば、きっと何処か照れ臭げにしながら、人物画の練習を本格的にしようかと思う事もあるのだろうけれど]
……その前に、一度アーヴァインに話をしてこようか。
『親しき仲にも礼儀あり』、主には挨拶をせねば、ね。
[さて、主の書斎から客人は既に離れていようか。
それも確認せねば判りもしまい。故に]
では、私は一度失礼させて貰うよ。また後程に、ね。
─ 広間 ─
わぁ、ありがとう!
[絵も話も増えている>>54と聞いて、ヘンリエッタは両手を胸の前で合わせて喜びの声を上げた。
近隣以外の外の世界を知らないヘンリエッタにとって、来訪者から伝え聞く話はどれも新鮮で。
中でも伝承は不思議な話も多く、聞くのが好きな話の一つでもあった]
あっ、お父様へのごあいさつがまだだったのね。
いってらっしゃい。
[目線をヘンリエッタのものから自らのものに戻すヒューバートを見上げ、近くから一歩身を引く。
お楽しみはまた後で、そう自分に言い聞かせて、広間を去るヒューバートを見送った]
わたしも、ちょっと離れますね。
[広間に居る者にぺこりと頭を下げて、ヘンリエッタもまた広間を後にする。
廊下に出て探すのは菓子作りが得意な使用人。
ラッセルに持たせるお土産をお願いするため*だった*]
/*
明日の目標:ユージーンに何してる人なのかを聞く
あと出来ればハーヴェイとも接触したいけどなー。
くろねこさん忙しそうだしなー。[もはや確定]
[暫しの歓談の後、広間から一人、二人と姿が消えて。
それぞれに言葉を送り見送って。
それを見計らうかのように、先ほどの使用人が部屋への案内を申し出る]
そうですね、書庫に向かう前に荷物だけでも置かせていただく事にしましょう。
[そう言って、カップに僅かに残っていたお茶を飲み干して]
それと、書庫への案内もお願いできますか?
一度場所を覚えれば、後は大丈夫かと思うので。
[この屋敷を訪れた本来の目的を果たすためにそう頼んで。
とりあえずは、と使用人の後をついて用意された部屋へと**]
/*
やれさて。
ヒューバートは、お願い実行してくれるとするならシェイさんだよねー。
ラッセルはきっとあきかさんだよねー。
ユージーンはあきかさんと約束してたからさみぃさんだよねー。
全員分かったところで寝るか。
― 客間 ―
[案内された部屋を見て、使用人を振り返る]
いいのですか?このような立派な部屋を使わせていただいても。
[思わずそう言ってしまうほどに整えられた部屋に驚いて。
それに対して使用人は慣れたように言う。
「お客様はみな平等に、というのが旦那様のお考えなんですよ」と。
今までにも、多くの家に一夜の宿を借りた事はあったが、彼の様な旅人を見下す者も多かったから、こういう扱いは新鮮で、慣れていなくて]
ありがとうございます。では、暫くの間使わせていただきます。
[そう言って軽く礼をして、部屋の中に荷物を置いて]
それでは、お忙しいとは思いますが書庫の場所を教えていただけますか?
[相手も自分の仕事があるだろうから、雑事は早めに済ませてしまおうと声を掛け
これもまた快く引き受けてくれた相手の後をついて、書庫へと]
― 広間→書庫 ―
― 書庫 ―
[書庫へと案内され、中に入って思わず嘆息する。
予想以上の蔵書と、見ただけでわかる古い貴重な書物の数々]
これは、思った以上に素晴らしい物と出会えそうですね。
[知らず、声に楽しげな色が乗れば、傍らで待つ使用人も誇らしげに頷く。
ほんの少し歩を進めて、書架に並ぶそれを眺め……そうして、ふと気がつく]
……ずいぶん、人狼関係の伝承や研究のような物が多い、ですね。
[書架を一つ埋める程度に集められたそれ。
使用人によれば「旦那様の昔のお仕事の関係と、後は半分は趣味」だという]
ここのご主人はそういう関係に明るいのですか……
そう言えば、確かお名前はアーヴァイン様と……
[ふと目を伏せて記憶を探る。そうして、瞬き一つ、使用人へと向き直って]
そう言えば、ご主人様へのご挨拶がまだでした。
まずは、そちらを通さなくては……礼を欠くとは迂闊でした。
ご挨拶と、此度の滞在のお礼を述べたいのですが、お会いできるでしょうか?
[使用人は「ああ」と笑って、「今日はお客様が多いけれど、今なら旦那様の元に来客は居ない筈です」と訪問への是を返し。
それならば、と案内を頼んで、舘の主の元へと]
― 書庫→主のいる場所 ―
― 主の書斎 ―
[主人が現在いる場所、として案内されたのは書斎であった。
使用人が軽くノックをして要件を告げれば、中から招く声が届く。
「どうぞ」と開かれだドアから中に入れば、余計なことは聞かぬよう躾けられた使用人はぱたりとドアを閉じる]
初めまして、アーヴァイン様。
私、この度縁あって暫く滞在させていただくことになりました、ユージーン・グレイナーと申します。
書庫の閲覧への快諾と宿泊の提供に感謝いたします。
[そう言って、深く頭を下げると、この舘の主はそうとは思えないほど気さくな態度で頷く。
その後、幾つか経歴やそれまでの旅の様子などを聞かれて、その何れにも興味深げに聞き入る姿に、それまでの金持ちへの印象を変えるほどの驚きを覚え。
そうして暫しの雑談の後で]
……大変不躾とは思いますが、一つお尋ねしてもよろしいでしょうか?
[男は主にそう言って、肯定の意が返れば言葉を続ける]
もう十五年、いえ、もう少し前になるのですが……アーヴァイン様……
アーヴァイン様は、アルカス、と言う町においでになったことはございませんか?
[そう尋ねる男の声は、少し緊張していただろうか。
その問いに主は暫し考えるような仕草を見せ、そうして、はっと気がついたように男を見る。
まじまじと、上から下まで視線を投げ、「君は…」と呟く]
ああ、やはりあなたでしたか!
そうです……私はあの時あの町にいた……あなたに助けていただいた者です。
[予想があっていたという安堵に自然と表情が緩む。
昔、故郷である町でとある事件が起こり、猜疑心から暴徒と化した住人に襲われたところを助けてくれた恩人。
居場所もわからず、故に礼をすることも出来ず今まで過ごしてきた]
ずっと、気にしておりました。
こうして、再会できて嬉しく思います。
本当に、ありがとうございました。
[そう言って、もう一度深く頭を下げた]
[昔を想い出したか、主からも幾つかの問いが寄せられ]
はい、怪我のほうは……左目は流石に無理でしたが他はまったく問題なく。
今は紹介していただいた教会に身を寄せてそのまま。
ええ……巡礼の旅をしているのも、あの時亡くなった姉や他の方々の慰霊と……贖罪の為に。
[最後の言葉を言う時、表情は少し苦い物になっただろうか。
その様子に、主は宥めるような、諭すような言葉を幾つか落とし
それを聞いて男は少しだけ笑う]
お気遣いありがとうございます。
もう暫くしたら旅は終わりにして教会に戻るつもりです。
[故郷には帰らないのか、との問いには]
戻っても、何もありませんから。
[小さく、それだけを返した]
[その後、空気を破るように声色を変えて]
思った以上に長居をしてしまいました。
私のほうはこれで失礼させていただきます。
また、お時間があればその時に。
[そう言って立ち上がって礼をする。
主もそれ以上は引きとめようとせずに送り出して。
部屋を出て無意識に溜息をつけば、ずっと待っていたらしい使用人が目に入った]
ああ、すみません、お待たせしてしまいましたね。
私のほうは、書庫や客間の場所も判りましたし、もう大丈夫です。
こちらは書庫に戻りますので、あなたはどうか、ご自分のお仕事のほうへ。
[そう言われた使用人は頭を下げて立ち去ろうとして、そうしてすぐに戻ってきた]
どうかしましたか?
[問い掛けに返るのは素朴な質問だった]
食事について、ですか?
[教会に籍を置く以上、たとえば禁じられた食材があるのでは?と、
そんな気遣いに緩やかに笑みを浮かべて]
確かに、教会は質素倹約が信条ですし、肉や魚は普段は口にしません。
ですが、こうして宿を求めた場合は別です。
心遣いで出された物は、全て神よりの賜り物として頂く事にしています。
もとより、お断りするのは非礼にも当たりますしね。
ですから、その心配は無用です。
用意していただければ、何でもいただきますよ。
それがたとえ、セロリであっても。
[にっこり、そんな笑みと共に零した言葉に使用人も笑い、
「承知いたしました」と残して立ち去っていく]
― →書庫 ―
[書庫へと戻って、改めて数々の書物に目を向ける。
一つの…件の書架は見ない振りをして]
それにしても、興味を引いた物だけでも読み終えるのに何日かかるやら、ですねぇ。
[そう言いながら、本を手にしてぱらぱらとめくっては返すのを繰り返す。
これから読む本を決めるのには、少し時間が掛かるだろう**]
/*
時間があるうちに出せるだけ出そうと思ったら長すぎた。
ジーンお顔が並ぶのもすごいなぁ……
アーヴァインとの過去の事については、弾かれ赤対策(殺す理由)のため。
「姉」に関しては役職によっては絡めて利用するため。
セロリは、まあ、お約束で(
─ 廊下 ─
[使用人が居そうなところを巡り、ヘンリエッタは階段付近で探していた使用人が2階から降りてくるのを見つけた]
あのね、お菓子、作って欲しいの。
イザードさん、リンゴもらえないの残念そうだったから。
[使用人の傍で精一杯相手を見上げてお菓子のおねだり。
事情を知った使用人は二つ返事で菓子作りを引き受けてくれた。
それを聞いてヘンリエッタは嬉しそうに微笑む]
ありがとう。
お帰りになる前までにお願いね。
[そう使用人にお願いするとヘンリエッタは使用人から離れて。
左右に結った髪を揺らしながら広間へと戻っていった]
― 書庫 ―
[ゆっくりと書架に並ぶそれを眺めつつ、舘の主―アーヴァインの趣の深さに感嘆の表情が浮かぶ]
本当に多彩ですね、ここの本たちは。
小説、歴史書……学術書に、大衆的なフォークロアを集めた物、ですか。
各地の民話や伝承も多いですね……さて、とりあえずどれをお借りしましょう。
[元々本は好きだが、旅暮らしであるが故に荷物を増やすわけに行かず
だからこそ、この機会にと思えど時間は有限で]
これにしましょう。
それに、あまり貴重な…古書など、もし破損でもしたら怖いですし。
[そう言って、ようやく手にしたのはやはり古い伝承を集めた本]
部屋で、読ませていただきますか……ここは流石に冷えます、ね。
[ふる、と体を震わせて、大事そうに本を抱えて書庫を後にする。
その間、書庫を訪れる者があれば、挨拶なり少しの会話なりを交わしただろう]
― 書庫→客間 ―
[与えられた部屋へと戻り、ベッドに腰掛けて本をめくる]
……ほう……やはり、似たような伝承はどこにでもあるのですね。
そうなると、元になる話が変化をしつつ広まったと考えるべきでしょうか……
[ぽつぽつと、一人呟きながら。
いつしかそれも途切れて、本の世界へと引き込まれていくだろう**]
/*
書庫で動きを待つつもりだったけど、あまりに動きがないので離れてしまいました。
ハーヴェイあたり、動いてくるかと思ったんだけど。
時期的なものもあるのかもしれないけど、こんなに動きが遅かったっけ幻夢って……
というか、人集まるんだろうか?
守護出るには最低人数じゃダメなんだよな、確か。
/*
嗜好品もか。
役職絡めるのが楽しい気がするなー。
探索役職ならそれを得たことで知ることが出来るようになった、とか。
ネックレスが良いかな。
赤役職が来たら初覚醒の予定だから…村人と同様、ただのプレゼントで良いかも。
どっち来てもネックレスで良いかwwwwwwww
─ 広間前 ─
[ヘンリエッタが広間に戻ると、そこには客人の姿が全く無くなっていた。
各々用を済ませに出てしまったのだろう。
誰も居ないことにヘンリエッタはすこぅししょんぼりした]
…お話、聞きそびれちゃった。
[ぽつ、と呟いて、廊下に身を置いたまま広間の扉をゆっくりと閉める]
あぁでも、しばらく居るみたいだし、またの機会にしよう。
[右手の人差し指を唇に当てて、しばしの思考の後、一つの結論を出したことでしょんぼりしていた表情はいつものものへと戻った。
それからパタパタと廊下を進み、階段へと向かう。
目指すのは自分達家人の部屋のある3階]
/*
ネックレスの形、何が良いかな。
何の脈絡もなく、ピジョンブラッドが頭に浮かんだので、涙型のピジョンブラッドにしようかなー。
― 広間 ―
[かつての家についての噂は多岐に渡る。もっともらしいものから、一笑に付してしまいそうなものまで様々。
真実が何れかは僅かな人間のみが知る]
うむ。
此処で会ったのも縁だ、再興を果たした暁には立ち寄るが良い。丁重にもてなしてやろう。
[もう暫くでユージーンの旅が終わる>>63予定とは知らずに、そんな発言を返す>>48。
それが出来ないなどとは微塵も思っていないらしい、自信に満ち溢れていた]
うむ、こちらこそだ。
[他人に対する態度が大きい代わり、相手の態度が多少軽くとも気にする様は無い。
一応は今の身を弁えている、のかは不明だったが。
兎も角、ヒューバート>>49には一つ頷いて]
10年か。道理で親しげな訳だ。
[何処か納得したような面持ちで、ヘンリエッタの方を一度見遣る。
尤も彼女が懐いた要因が、単純に年数だけというわけではないだろうが]
[やがて広間からぽつぽつと人影は無くなり]
…… ふむ。
少し、館を見せて貰うか。
[用事は既に済ませてしまっているが、此処へ至る道の険しさを知る為か、家人からは急がなくても良いと言われている。
更に用意して貰う事になった菓子>>67の出来上がりを待つ意味もあって、そう結論付けて]
アーヴァイン殿にも挨拶に向かわねばな。
後で往くと伝えて貰えるか。
[その場にいた使用人に言付けてから、広間を後にした。
ヘンリエッタが戻ってくる>>70より少しだけ前の事]
― →外/林檎の木傍 ―
[屋敷の一階を巡り、ついで外へ出た。
玄関を潜る前に見た青年の姿>>1は既に無く]
……。
[林檎の木の下から、垣間見える青い実を観察するように目を細めた**]
― 客間 ―
[少しの間ほんに浸っていた顔をふっと上げる]
そう言えば、他の方々はどうしていらっしゃるでしょう……
[元々、あまり人付き合いは得意な方ではない、けれど、こうして篭っていると、他に余計な気遣いをさせるのではないか、と]
広間にいたほうが、何かと面白いでしょうか。あちらでも本は読めるでしょうし……。
[開いていた本を閉じて立ち上がる。胸元、銀のロザリオが揺れるのを目に留める]
姉さんが見たら、変わらないと呆れるでしょうね。
これでも、子供の頃よりは社交的になったつもりなんですが。
[自分とは正反対の、勝気で活発だった姉。
そんなことを思うのは、昔の話をしたせいかも知れず]
一人でいるとつまらない事ばかり考えてしまいますね。
[ふ、と口元だけ笑みの形に歪めて、本を抱えて部屋を出る]
― →広間 ―
[広間に着いたのは、主の娘である少女が立ち去って少し経った頃か。
広間には客人の姿は無く、それにどことなく安堵したかの表情を浮かべ、空いている椅子に腰掛ける]
皆さん、それぞれ用件があっていらしているようですし、ね。
[ただ立ち寄っただけの自分とは違うから、忙しいのだろうと]
それにしても……
[書庫に向かう前に、ラッセルと交わした言葉>>71を思い出す。
噂でしか知らないけれど、それでもかなり苦境に立っていたと聞いていて。それでも、将来への自信に満ちた様子は、男には少し羨ましく思えた]
私も、あの、ほんの何分の一かでも自信が持てればいいのでしょうけど。
[当人や、他の誰かに聞かれたら笑われそうな事を溜息混じりに零して。そうして苦笑して]
いけませんね、こんな様子では。普通にしませんと。
[ただでさえ、敬遠されがちな容姿なのだから、と]
[お茶の用意について尋ねてきた使用人には丁寧に断りを入れた]
本を読んでいると冷めてしまいますから。
[そう言って、もう一度座りなおして本を開く。
夢中になれば周りは気にはならない、けれど
広間に人が現れたなら、読書はやめて、人との会話を楽しむつもり**]
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