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[次の頁が1枚、破られている]
[くず箱に丸めて捨てられたその頁には、一見何だか分からないものの絵が描かれていた。
目と口があるから辛うじて生き物とは分かるかもしれない、ある意味バケモノ染みてはいる何か]
『ともかく、図書室の本を色々見たけれど、人狼になった者を″治す″方法は載ってなかった』
『物語は大体が、悪い狼を倒して終わり』
『それが皆にとってのハッピーエンド』
『現実もそれが、一番いいのかもしれない、けど』
『じわじわ締め付けられるみたいに、嫌な感じがする』
『皆食い尽くして逃げてしまえって』
『多分これは、本能ってやつだーー人狼の』
『まったく、面倒なことになった』
『まあ、でも、他に手段がないなら
仕方がないから、受け入れることにする』
『これからあたしはみんなの、
そして皆があたしの″敵″になる』
……とりあえず、そのままにはできないし。
団長さんもどこかに安置しないと、まずいかな。
[は、と一つ息を吐いて、口にするのは現実的な問題]
……なんにしても、女の人にはきつそうだし。
広間でお茶とか用意しててくれると、ありがたいんだけどなー。
[やや、軽い調子の言葉はノーラへと向いたものだが、声は届いたか。*]
─ 教会・私室 ─
[早朝、いつも目覚める時間帯。
目覚める間際、ナターリエは瞼の奥で不思議な光景を見た]
[何もない、真白で広い空間の中。
一人佇むナターリエの頭上から、ひかりの欠片が零れてくる。
天より落つるそれは神の威光の欠片にも似て、差し出したナターリエの両手にふわりと降り立った]
[ひかりの欠片はしばし手の中で明滅し、不意に宙へと飛び上がる。
欠片が舞う先、ナターリエしかいなかった真白の空間に、人影が一つ浮かび上がっていた。
見覚えのある後姿。
この教会に来た時から頼っていたひと。
ひかりの欠片は彼の傍で強く光り、真白の空間に文字通りの影を浮かび上がらせた]
───……今のは、
[目覚めてしばし、ベッドから起き上がらぬままに小さく呟く。
はきとした夢の内容に、驚きと若干のだるさを覚えていた]
どうして、そんなことが、
[自分には分かるのだろうか。
アーベルがひとであると、『人狼』ではないと、夢は示していた。
自分自身が分からない]
『人狼』が、誰か、分かる ────
[確か、御伽噺にもそんな存在がいたはず。
見出す者、そう呼ばれていたか]
ああ、主よ……
[身を起こし、青い顔で祈りを捧げる。
神より賜った力、そう思えもしたが、その力が恐ろしくも感じた。
『人狼』を暴く力、即ち、皆の中に『人狼』がいることを示す力であったからだ]
[直ぐにはベッドから動けず、震える手が祈りの形を取り続ける。
目覚めた白猫がベッドの上に飛び上がり、なぁー、と鳴いてナターリエと擦り寄った。
その温もりにようやく意識が白猫へと向く]
ライフ……
[手を解き、白猫をゆっくりと撫で続けた。
しばらく続けていると、徐々に落ち着いて来た]
…団長さんに、お伝えしないと。
[彼ならば何か知っているはずだから、と。
ベッドから降りて着替え、白猫を抱えて私室を出た*]
― 真夜中 ―
[自衛団長の使っていた部屋。
机の上には中央協会から受けたという書簡と、人狼伝説に関する本。]
[それを眺めながら、ふと何かに気付いて頬に手を触れ、
そこについていたものを、ぺろりと赤い舌が舐めた。]
―宿泊施設・アーベルの部屋前―
[>>50幼馴染みが部屋から顔を出したアーベルに言い募るのが聞こえた。
ギュンターは首を折られて死んだという。
そして聖花がなくなっていたと。
それが‘欠落’しているという事ならば、人の仕業だとは思えない。
ふらふらと、ギュンターの姿を探しに向かおうとすれば、>>51こちらに寄ってくる気配がした。
反射的に振り返ったが、彼の紡いだ言葉に女は榛色を瞠目させる。]
…ユリアン、貴方
自分が何を言ってるか分かってる…?
[その声は震えていた。
心臓が冷える心地がする。
屋内にいるというのに凍えてしまう。
殺さなくては、と彼は確かに言った。]
疑わしい人を、村の仲間を貴方は殺せるの。
…疑わしかったら、私だって殺せる?
[目の前にいるのは誰だ。
少なくとも、己の知っている幼馴染みはそんな事を言う人ではなかった。]
…貴方にだけは、そんな残酷な事言って欲しくなかった。
[これは、感情だ。
理屈も何もない。
アーベルの言葉が、ゲルダの声が聞こえた。
そのまま高ぶりそうだった女は我に返る。]
──分かった。
でも後で顔くらいは見せて欲しい。
それくらいはいいでしょう?
[これ以上一緒にいれば抑えが効かなくなってしまいそうで、女はその場から、ユリアンから離れようと足早に歩いていく。
向かう先は、広間。
それはアーベルの言葉に叶う事になったか。*]
宿屋手伝い ゲルダは、職人見習い ユリアン を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
やっぱりゲルダさん狼かぁ。
微妙な動きですみません。
いつもの猪でつっ走りそうだったので、ちょっと軌道修正してはみたのですが。
一人だけ素村(場の外の視点)だから、その違いを…と思ったらこれでした。びゃああ
▲村A▼村Bだと、村側2:赤側2になるのがどういう面子になるか。
この展開は、もぐもぐされる?
それとも、信じてそうな二人のどちらかかなぁ。
ノーラの残る可能性は低そうと見積もってますが。
─ 教会-宿泊施設間廊下 ─
[朝の勤めである祈りだけ、教会の祭壇前で捧げ、掃除等の日課を後回しにして宿泊施設へと向かう。
いつも通る渡り廊下へと差し掛かった時、ナターリエは明らかな違和感に気付いた]
………そん、な、
[それは昨日、地下室で見たものと似た光景。
既に誰かが見つけたのか、毛布が一部捲れていた>>33]
団長、さん、 っ、
[それ以上言葉が続かない。
抱えた白猫に縋るように、手に力が籠もった]
[しばらく立ち尽くしていたが、そろ、と毛布がかけられたものへと歩み寄る。
あらぬ方向へと曲がった首、削り取られた肉片。
吐き出すものがなかったのは幸いだったことだろう。
ふらりと眩暈がして、廊下の壁に身を寄せた]
管理人さんが、襲われて、団長さんが、襲われて、
次は、 ……
[そこまで考えて、頭を振った。
次を出してはいけない。
出さないようにしなければいけない]
[どうやって?]
[感情とは裏腹に、思考は答えを導き出す。
その答えを、意識から追い出すことは出来なかった]
―― 宿泊施設・アーベルの部屋の前 ――
[ノーラに告げた言葉は、彼女からすれば意外だっただろう。
昨日話を聞いたときは「嫌だ」と口にしていたのだから。
だけど、今の自分はそうする事が当然だと思っている。]
わかってる、ちゃんと。
うん、できれば誰も殺したくないよ。
でも、それが俺の役目なんだ……花が、あるから。
[ノーラが人狼かもしれないとか、それは考えていなかった。
それは、アーベルにも、遅れて顔を見せたゲルダ>>60にも聞こえたか。
小さく、アーベルが呟く声が聞こえた>>52]
[とにかく皆と合流しようと、毛布を避けるように移動しかけて、ふと足を止める。
団長の骸の傍にしゃがみ込み、白猫を床に下ろして両手を祈りの形に組んだ]
主よ、────
[捧げるのは、魂の安寧を願う祈り*]
そう、あの人の代わりに。
[短い声は、あの時のギュンターと同じ意思を持って。
自分でもおかしいとは思うけれど。
その強い思いは、アーベルの声で薄れて普段の自分が引き戻される。>>53]
あ、そうだね。
俺も手伝うよ。昨日は全部任せちゃったし。
[そのままにしておけないという声に同意してノーラを見た。
アーベルの意図に気付いたか、離れて行く姿を目だけで追って。>>63]
そういう事だからさ、その……ノーラのこと、頼むね。
[ゲルダにも同じ事を頼むのに>>64自分も同意して
厨房に向かう姿にそう頼んだ。*]
/*
人狼と狂信の前で聖痕COできたー!!(そこかよ
シスター視点、確実に人判定で占えるの俺かアーベルだし
信用したいという意味でまずアーベルに力向けるのはありだなー。
/*
花情報を入れたくないお年頃(
私は名乗り出るかどうかまだ考えちゅ。
あべぽんが騙る気なさそうっぽいからなー。
名乗れば襲撃引き寄せられるかな?
[どうせなら食われたいらしい]
― 宿泊施設・厨房 ―
[ノーラは既に着いていただろうか、ちらと広間を確認した後、厨房に入った。
カップは一応、人数分――昨日より1つ少なく用意した。]
……面倒なことになるって、
分かっちゃいたけど、ねぇ。
[てきぱきと準備に動きながらも。
カップの擦れ合う音に紛れ込む音量で、溜息混じりにぼやいた。]
─ 渡り廊下 ─
[祈りの最中に増える気配>>75。
丁度、聖句を唱え終え、組んでいた両手を解いて顔をそちらへと向けた]
アーベルさん……
[ほんの少し、ホッとしたような表情。
近くをうろついていた白猫を抱え上げ、しゃがんでいる体勢から立ち上がった]
団長さんでも敵わなかったのですね…。
…私達でどうにか出来ることなのでしょうか…。
[抱えた白猫を撫でながら、視線を落として呟いた*]
『あれから少し、分かったことがある』
『人狼は夜が深くなれば強くなり、明けるにつれて弱くなる
日が出ている間は、ただの人間と大した差はない』
『反対に真夜中には、とんでもないことになる
視力も、聴力も、腕力もーー思っていた以上に』
『団長さんは、すぐに見つけることができた』
『図書室にでも用があったのか、それともお祈りでも捧げに行ったのか
短い廊下を渡っていたのを、背後から飛び掛かった』
『そして口を塞ぎながら首に手を掛けた……ら、骨が折れる音がした』
『……ホントは暴れられたら面倒だから、とりあえずちょっと気絶させるだけのつもりだったんだけど』
『まあ、結果オーライ……ってことにしとこう』
『うつ伏せになるように体を寝かせて、それから鼻を近づけ、匂いを嗅いだ
その体からは心惹かれる甘い香りがしていて、その特に強い場所ーー肩に噛みつき、一気に食い千切った』
『昨日食べた心臓よりも、甘くて、美味しかった』
『朱花を食べ終えたら満足したから、団長さんの部屋から毛布を持ってきて、昨日みたいに被せた』
『深い意味は、ないんだけど』
『ただ、あたしがもしただの人間だったとしたら、
傷だらけの死体なんてなるべく見たくなかっただろうから、それだけだ』
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