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『どうですかー!』
[頑張った。茶虎猫かなり頑張った。
構えていたカプセルの中に4匹のマンドラゴラを追い込んで見せた]
はい、ご苦労様。
やれば出来るじゃない。
[戻ってきた頭をなでなでなで。
嬉しそうな茶虎猫、ヒゲをピクピクさせながら尻尾を高く持ち上げた。とっても満足げだ]
うー、だよねぇ…。
[慰めには力なく返したものの、ちらっとユリアンの方を見れば
向こうは逆に沢山捕まえていて。いいなぁ、とぼそり呟いた。
一瞬、協力という言葉もちらっと過ぎったが、そういや協力して捕まえた場合の分配どーするんだろうとか考えたら、一人の方が気楽な気がした。]
予選はほぼイレーネ先生のおかげで突破できたんだし…。
今回は頑張ってみるか、うん。
[担任いる前であんまり不甲斐ないのもなーと、
こっくり杖を握ったまま、気合を入れなおして一人頷いた。]
[そんな見学のなか、思い出すのは先ほどここに来る前にしたディルスタンとの会話の内容。
思わずベッティの方をみながら、ちょうど彼女の連れるふわふわがマンドラを一匹捕まえ戻ってくる様子。
先ほどダンジョンにいたときは祭りで掬ったか、どこかでついてきたかと気にしてなかったが、
こうしてみればたしかに彼女によくなついてるようにも見える]
本当によく、なついているといいますかもう使い魔と変わらない間柄ですね。
[そして触媒に関する話について少し考えたことがあり]
触媒に関してなのですが、なにか特別な思いいれがあるとかですかねあの杖に。
そうでなければ選ぶことを先送りにしている、結論を出すのを先にしているか…
[後者の話にはヴィターが字とーットなにやらこっちを見てから、にぃっと何か楽しそうな笑みを浮かべていた。
ディルスタンに対するもろもろのことを思い浮かべているのだが、自分は知る由もなし]
この数からの一斉攻撃?
それは死亡フラグって言うんじゃないかしら…。
[ユリアン>>33の感想には少し引き攣りかけたりして。
どーも、と笑うのには、ニッコリ微笑んだのだった。
ベアトリーチェの協力打診>>20は捕獲中で聞き逃していた*模様*]
[けれど楽しそうなイベントを前にすれば、ご主人の復活も早かった]
……よっしゃ、捕獲始めっか!
[当然ながら誰かと組むなんて思考はご主人にはない。
本当は自ら飛び込んで行きたそうにうずうずしてるけれど、流石にそれは危ないって自分でも分かってるのか、代わりにその辺に落ちていた手頃な石を3つ手に取った。
それらを纏めて手首の鈴にこつりと当ててから、きゃーきゃー言ってるマンドラゴラの群れに放って]
《捕えろ、紅蛇》
[詠唱と共に、石が紅色の焔を帯びた]
[初回はためしにと、特に何もしかけなくマンドラの捕獲を試みて、
カプセルに収まったのは二匹]
なかなか、難しいですね。
[手が小さいのもあり、捕獲はなかなか困難だった]
ディル導師のお手本とか見てみたいですね。
[そう期待のまなざしをディルスタンを見上げながら向けていた]
[落ちた石を頂点として、炎が地面を這い、三角形を作る。
火に囲まれて動けなくなったのは2匹のマンドラゴラ]
ちぇっ、少ねぇなぁ。
[ちょっと残念がるご主人に代わって、ボクはカプセルを咥えて彼らに接近。
行き場がなくておろおろしているマンドラゴラたちは、あっさりとカプセルに収まった**]
/*
今回は大して面倒は無いけど、今後のゲームによっては見本(ダイスの振り方)示した方が良いかなぁ。
ちょっと面倒そうなのもあるんだよね。
なるほど、なんとなく推測される理由のひとつ、思い当たるものがありますが…
まぁ、実際のところはどうなのか、本人のみぞ知るところ。
[かつて自分がここに来たばかりのころ、見知らぬ土地、知った仲間は一人もおらず、
そして住む世界の違いは生活の細かなところにまで及ぶ、なにもかもが自分が知るものと一致しない。
そんな世界でも自分が生きていこうと、そう心に決めることができたのはきっと、そう思いながら隣で話す相手の顔を見上げる。
羨望と、憧れを超えた感情のこもった眼差しで見ていて。
ヴィターはその様子を遠巻きににやにやと見ていた。
それも少しの間のこと、ディルスタンを見るのは生徒を気遣う導師のものに]
たとえ推測があたっていたとしても、その理由ならば、本人の問題ですからね。
あとはきっかけ次第でしょうか。
[そんな話の合間、自分の期待にこたえたその人は自分の期待を裏切らない結果を出し]
おお、さすがはディル導師ですね。
[自分が捕まえたわけではないのにどこか嬉しそうにしていた]
捕獲、捕獲…どうやったら…。
ユリアンみたいに網を作ったりするなら、水とか風で網っぽいもの作るとか?
[とさっき大量に捕まえた人を参考にしたものの。]
……いーや、そんな細かい真似出来るわけがないよね私が。
[自分の実力考えて、さっくり諦めた。]
マンドラゴラは傷つけちゃ駄目なんだよね、確か。
じゃあ…ええと後は…。
[危険性体験はしてないものの、名前だけは聞いた事ある危険植物。
またそれも難しいよなーとか思いながら、頭の中の引き出しから最良を探してみた。
うーんと、暫く考えた後、走り回るマンドラゴラの群れの中へと進んだ。
マンドラゴラは逃げるようにその場を離れていくが慌てて追いかける素振りはなく、杖の先を地面につけて、少しの間集中した後言葉を紡ぐ。]
大地の手よ より深くその身を捕らえ
地を走る者の枷とならん――――――Muddy!
[杖の先から放たれた力はそのまま地面に落ち、その周辺の土をどろりとした泥に変えてゆく。
まともに呪文が成功したのは、杖を地面にごりっとつけていた為である。
仕掛けた泥沼の規模は程々、まずまずの成功といった所。]
うん、上出来!後で見にこよっと。
[とりあえずそこはそのままにしておきながら、さて次はと別な捕獲方法を考えた。
ところでベアトリーチェの提案>>20は、ピノ君騒動のおかげで聞き逃してしまっていたり。
さっきこんな決意>>37をしたため、聞いていたとしても、うーんと考え込んでしまっただろうが。]
[無言の頷き、ベルデザンカイトの言葉もあり、思うところは一緒だったのかもしれない。
生徒の手助けをするのも仕事ではあるが、成長を見届けるのもまた仕事とも言える。
最終的には担当する導師に、その判断はゆだねることになるのだろう]
よき方向に行くといいのですが…
[そうして視線を向けた先、大量にマンドラゴラを捕まえた彼女の姿が見える]
私も負けていられませんね。
[ディルスタンを真似るように、けれども過程の違う魔法、
そっと手を握る仕草とともに]
捕らえなさい。
[穏やかな声で語りかけながら、包むように柔らかい風を巻き起こす。
まだ自分が子供だった頃はよく、こうしてディルスタンの真似をして魔法を覚えたりもしたものだと思い出していた。
そも種類の違う魔法のこと、当時の結果は推して測るべし。
今のそういう行動などが、ディルスタンに昔と変わらないというような思いを起こさせる可能性とかは考えいたってなかった]
[包む風が弱すぎたのか、逃げ出すマンドラゴラもでて、捕らえられたのは3匹だけに]
まだまだ、ディル導師には及びませんかね。
[カプセルを風の中に放り、マンドラゴラを捕獲。
捕まえた数はそこに及ばずとも、楽しげな笑みを浮かべて見上げていた。
先ほどディルスタンが浮かべていた嬉しげな笑みや、今の様子にヴィターは心持ち離れて様子見をしていた]
「ほほえましい光景やけど、イレーネちゃん悲しいことに、お兄ちゃんと妹みたいやな…」
[ぽつりとつぶやいた後に]
「はっ、妹萌えやんっ!」
[やっぱりどこまでいってもこの異界龍は残念だった]
[他の人の様子も見たところ、炎で行く手を遮ったり、素手で捕らえていたり、使い魔に追い込ませていたりと様々。茶色い猫ちゃんの活躍には拍手。
担当先生の技は、非常に参考になりました。]
やっぱりディルスタン先生凄いなぁ。
[当の先生らが自分の事を色々話して気を揉んでいた事など当然知る由もなく、悪気もなくただ素直に感心していた。
うっかり誰かと目でも合えば、頑張りまーすと元気よく手を振るだろう。]
さーてと、泥罠以外に他にも何か…
[と考えていたら、カルメンの所の茶色い猫の活躍に刺激されたピノ君、またも頭から転げ落ちてマンドラゴラの群れに突っ込んでいった。]
ちょ、ぴーのくぅうん!!!
[駄目ぇとひっ捕まえようとしたては華麗にすり抜けた。]
やはり自分なりに考えて何かやる方がよさそうですかね。
[しばしの間考えた後に]
それでは、こんな方法とかどうですかね…
[ぱちんぱちんと指を鳴らして、そのたびに地面から柵の用に壁が盛り上がる。
追い込むように囲みこんでいき、まとまったかなというところで完全に囲いこむように逃げ道を封じた]
[柵の高さが低すぎたのか何匹かはほかのマンドラゴラを踏み台に逃げ出してしまい、結局残ったのは3匹だけに。
カプセルに捕獲をしながら]
なかなか…、うまくいきませんね。
[その様子を見ていたヴィターが]
「なんやイレーネちゃん情けないやん、それじゃディルはんにいいとこ見せられへんやん」
そういうなら、ヴィーくんがやってみせてくださいよ。
[つい返したのは売り言葉に買い言葉、不適な笑みで]
「おっしゃ、まかせときや、わての実力みせたるわ」
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