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そりゃぁ…………うん、黙ってよ
[あれは女性に間違えるという素直な意見は口にはせず]
そう思っててくれるとありがたいです。
[とエルゼ>>41に素直に感謝した。
まあ実際その件以降母と違って女性名で呼ぶことはなかったからというのもあるだろうか]
― 浴室 ―
[広間で主が自分の事であれそれしてくれているとは知らず、こっちは到ってのんびりと湯に浸かっていた。]
人と、場と、時、ね…。
[ぼんやりと呟くと、思い出すのは旅暮らしの時代。
手を引かれて、いろいろな事を覚えさせられた。その中に、伝承の事もあった。
記憶にある言葉、今の状況、そして人狼と…。
自然、口元には笑みが零れる。]
何事も起きずに過ぎるか…。
それとも……何か起きるのかな。
[まだ何もない、って言えるけれど。
と、くすりと笑みながら、浴槽の淵に身を預けると背が露わになる。
その背には、何かを剥がしたような痕や、焼き痕、蚯蚓腫れ、獣傷などが残され、無残な物になっていた。
別に見られて困るものでもないのだが、見られた後、何事かと問われたときの説明をするのが面倒で。この背中だけは、この村に着てから他人に見せたことはない。おそらくブリジットもフォルカーも知らないだろう。]
─広間 暖炉傍─
あ、飲む。オレも、飲む。
[訊ねて来るゲルダ>>42にめいっぱい主張してみた。
ソファーの陰に居る形になってたから、両腕伸ばして手を振る]
そりゃ嫌だよ。
この顔だから、どこ行っても間違われる。
酷い時は服ひん剥かれたこともあったぜ。
あと酒場での仕事になるから、酔っ払いがオレを女と思って絡んできたり。
もー散々。
[ブリジットの言葉>>46に、オレは大袈裟に肩を竦めて項垂れる。
足を組んだ膝に肘をついて手に顎を載せ。
視線を下に落としながら大きく溜息をついた]
―広間・カウンター―
そう、今はアーベルさんが使っているのね。
じゃあもう少ししてから覗いてみようかしら。
……ん、見張りなんてなくても大丈夫よ。
それにラーイを寒い廊下で待たせるなんて出来ないわ。
[誰かの入浴を邪魔する可能性を危惧していただけで
たぶん、誰かが後から入ってきても驚きはするが
騒いだりはしなさそうだった。
過保護にも思えるライヒアルトの言葉>>53に
とんでもない、とばかりにヴェールを横に揺らす]
―→厨房―
大丈夫、もう子供じゃないし。
[心配する声には少しむっとしたような声で返す。
ゲルダの呼びかけにはそちらを一度見ただけで、自分はなにも答えることはなくそのまま厨房へと向かった。
途中、人狼とか殺すとか、天気が悪いとか高波がというようなことが聞こえていた]
いつになったら帰れるのかな……
[火の扱いはひそかにアーベルから教わっていたのもありさほど苦労はしなかった。
スープを温めなおしながらサラダとパン、ハムの用意をして小皿に盛っていく]
これでいいかな。
[暖めなおしたスープはスープ皿に、こちらは二つ用意してお盆に載せた]
―→広間―
[お盆を手に、不安そうにしている妹の下に戻ると持ってきた料理をテーブルの上に。
自分はスープだけ口にしながら]
味は、口に合わなかったらアーベルに文句言っといてやる。
[妹には直接言うことはできないだろうことから。
妹の知らないところで、自分が親しくしていた相手のことを妹が動思っているのかは自分は知らない]
─広間 暖炉傍─
[途中で口を噤んだゼルギウス>>55にオレは、なにか?と言うように良い笑顔。
でもそれ以上言わなかったから、直ぐに不穏な笑みは掻き消えた]
ホントお前は他の奴らに比べたら良い子だよ…。
[しみじみ言いたくなるくらいにな。
他の年が近い連中とかはマジでからかいに来るからな。
全員殴ってやったけど]
―広間・カウンター近く―
[ゲルダのハーブティーには、お願いしますと手を挙げた。>>42
何も欲しくないと言ったらきっと心配されるから。まだ喉が渇いているのも間違いなかったし]
あー。そう、だな。
だったらそもそもこんな所に、って話になるか。悪い。
[苦さの滲んだエーリの答えには申し訳無さそうに頭を下げた。>>56]
難しい人には難しいかもしれませんね。
[エーリッヒ>>56の言い回しは大層に感じるけれど
彼にとってはそれだけ難しいのかな、とも考え]
歩み寄れると良いのですが……
[ぽつと独り言のように呟いて薄い琥珀の瓶を指でなぞる]
いやいや、わざわざ実演なんかしたわけじゃないぞ。危ないしな。
だから偶然偶然。ま、嫌なことしたら怒られるってのは当然としても、ちゃんとエルゼさんは分別もってるしな
[ある意味からかいなどされているからか、純粋に間違えたかどうかなどの見分けることができるのだろう。なんて思ってることをブリジット>>46へと伝えながら]
あ、じゃあお願いしまーす
[とゲルダ>>42がハーブティーを飲むかという声に応じた]
― →厨房 ―
そっちか。
昨日エルにあげちゃってね。キルシュ。
買うなら、一本出してこようか。良いブランデーがあったりするよ。
まあ、食料庫にありそうだけど。
[ヴィリー>>64に笑い、買うなら安くするよと言っておく。商売人だ。
しかし面倒みなきゃといわれて、視線を向けるのはまあ、仕方のない話。苦笑した。
適当に人数を数えてから、厨房へと移動する。
もちろんエルゼリートも見えていたので、軽く手を上げてわかったわかった、としておいた。
ちょうどフォルカーがスープを持っていくようで、食後のデザートかなとか思いながら追加を考える。
彼女にもご馳走をしたい気持ちである]
あ、……ごめん、ね。
ありがと。
[お盆を片手に戻って来たフォルカーに、礼より先に謝って]
[運んでもらったものに、遠慮がちに手をつけ始める]
ううん、大丈夫……
……仲、いいん、だね。
[文句を言うとの言葉を聞き]
[目を上げて、姉の表情を伺った]
―広間・カウンター近く―
うん。そうするといいよ。
大丈夫ならいいけど、別に寒くはないから平気なのに。
[とんでもないと頭を振るナータに、苦笑しながら返した。>>60]
な、なんでもないですよー
[>>65のエルゼの笑みには思わずそんな返事をして]
いや、まあ、なんとなーく、苦労はわかりますからね…
[エルゼのいう良い子でいるのは、からかわれるような可愛がりを母から受けていたからかもしれない。なんていう実感がこもっていた]
― 浴室→広間 ―
ふ…っくく……。
[つい声が零れて、そっと口元を手で覆う。
目を閉じて、笑い出したくなる衝動を静かに抑えた。
そうして暫くすれば調子はいつも通りに戻る。]
あーあ、早く明日にならないかネ。
[何か起こるとしたら明日。
それは勘なのか、確信なのか、傍から見るものがいても微妙な所だろう。
そうして湯から出て体と髪を洗い流してから、手早く体を拭いて衣服を身に着け、首にかけた黒い小瓶と、背の傷をその下に隠した。
それから使用中の札を外して、浴室を後にし一旦広間へと足を向け顔を出した。]
俺にしてみりゃ、この村の人間で年下は弟妹みたいなもんだからな。
だから困ってれば助けるし、心配もする。
お前はもっと年上に頼るってのも覚えたほうがいい。
[と、エーリッヒに訴えられた言葉に返した。]
[十分に教えてもらった、と]
[男は、司祭に密かに礼を送る]
[「獣」が気付いたかどうかは判らないが、本当に彼が「生け贄」であるのなら、いずれ自然に、引き寄せられる筈だった]
[そうでなくとも、一番傍にいる相手なのだから]
[礼よりも先に謝罪の言葉が出る様子の妹には一度じっと見てから結局何も言わず]
そうでもないよ。
確かに、他の人よりは会うし話したりもするけど。
[何の話かまでは言わなかった]
アーベルには、そもそもいい人いるみたいだし。
[と、ちらりとブリジットの方に視線がいく。
向こうがこちらの視線に気づいたならば、すぐに視線をはずして妹の方へと向けるだろうか]
昨日はあんなに辛そうだったんだから
昨日の今日でそんなことさせられないわ。
寒くなくても、ダメよ。
[苦笑浮かべるライヒアルト>>75の眸を覗き]
そういえば起きていて平気なの?
[案じるように問い掛ける]
─広間 暖炉傍─
たまに居るらしいから、オレみたいな言動の女ってのが。
そう言うのを知ってる人が居る場所だと、なかなか信じて貰えなくてひん剥かれたりする。
酔っ払いはまぁ、前後不覚になってるからどうにもならん。
[酔っ払い相手の時は仕事だから、丁重にお断りしたりもするけどな。
たまにお偉いさん混ざってたりするから、下手な事出来ねぇ。
そんなことをブリジット>>73言って、オレはまた溜息をついた]
ああ……そうか、お前もオレの事笑えない立場だっけ。
[ゼルギウスの実感が籠った声>>76に、オレは同情の視線を向けた。
あのお袋さんだもんな…同じでは無くとも、状況は結構似てるか]
―広間・カウンター近く―
[クレムの声を出さない答えにも深緑は思わし気なまま。>>70
事実がどうであれ、そうした会話のあったことで不安が消えないらしい。双花は甘美なる贄。その言葉が頭の中でくるくると回る]
いや、俺の言い方も悪かった。
ナータのように伝えられると良かったんだ。
[自衛団長の方をチラリと盗み見て、エーリに首を振った。>>79]
―厨房―
[昨日おきっぱなしにしておいた硝子の茶器に、やっぱり置いたままにしていた茶葉を入れる。
お湯を注げば昨日とおなじ、少し甘めの優しいカモミールの香り。
ちゃんと蓋をして、時間を置いて、カップに移してゆく。
蜂蜜を入れられそうな小さな器を探すと、幾つかに分けて。
それから、お盆に乗せると、手をあげたより多めの数のそれを、広間へともってゆく。カウンターの傍にいるひとには、カウンターに置いて]
はい、どうぞ。
ちょっと多めに淹れすぎてしまったから。
[もちろん、そっとシスターと双子にも差し出すのだった]
暖炉の傍のは、そっちで飲むかな?
嵐の中なら人の目も気にしなくていいね。
我慢、我慢。
[高揚は押さえ込めば押さえ込むほど深く燻る]
うん。ならその頃に。
ヘマしたりなんかしないさ。
[甘く甘く笑う。
衝動は全てを押し流す。けれどその流れが緩んだ時にはどうなるか。本人にも当然わかってはいなかった]
でもシスターはちょっと熱いと思うから注意して。
ライヒアルトは、水も必要?
[お茶を置きつつそう尋ねたりして、お疲れ気味のエーリッヒには、また頭もなでたいところ]
そういうことだね。
って。どした?
体調悪い…ってこともないだろうけど
[こちらの顔をじぃと見るブリジット>>83を首をかしげ見返した。気づかなかったらしい]
[エーリッヒの応え>>79に続くのは白猫の鳴き声。
会話に加わるようなその声にくすりと笑い]
ミーレはしっかりエーリッヒさんをよくみているのね。
ふふ、さすがね。
[白猫に言葉を掛けていれば
聞こえてくるおとうとの声>>85
前後の話はちゃんと聞いていなかったようで
不意に名が紡がれてきょとりとした]
―広間―
[見つめられてもおどおどとしないのは姉に対してだけで]
[その意図するところは掴めなかったけれども]
[はたはたり]
[話の内容は気にならなかったようで、むしろフォルカーがブリジットを見るのに瞬き]
ルカねぇ、もしかして、
[噂の当人が顔を出したのは言葉より先か後か]
[顰めた声が届いたとしても、それだけでは意味は分からないだろうけれど]
……すき、なの?
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