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─ →自宅へ移動中 ─
『こいつだ、さっき武器の支給場所で端末弄ってた犬』
『普通の犬があんなこと出来るはずが無ぇよな』
『それにアイツの前足、さっき変形してたぜ』
『てことは……───アンドロイド、なんじゃね?』
[怪しいと睨んで支給場所から後をつけてきていた住人達の会話。
それは周囲にも十分聞こえるもので。
先程の喧騒で混乱していた者達までが犬へと視線を向けていた]
『アンドロイドだって?』
『じゃあそいつがPSMか!』
[そんな叫びが聞こえ、周囲が更にざわめいた]
俺はPSMなんかじゃないやい!!
そりゃあ足はサイバー部品に換えられちゃったけど……。
他は正真正銘生身だもん!!
ぐるるるるる ………
[敵意を向けてくる住人に対し、犬は抗議するように唸り声を上げる。
その間にもざわめきは広まり、犬を取り囲む者が増えていった]
『PSMって動物にもなるのか?』
『分からねぇけど……殺しちまえば同じだろ』
『そうだよ、たかが犬じゃねぇか』
『殺せ殺せ!!』
[言うが早いか銃口を向けられ、犬は更に身を低くする。
その場に留まるは危険と判断し、撃たれる前に地を駆け。
震える腕で銃口を向ける一人の腕の下に潜り込むと、地面を蹴って腹部に頭突きを食らわせた。
思わぬ反撃に住人はバランスを崩し、尻餅をつく形になりながら、遅れて引鉄を引く。
発射されたレーザー光は離れた場所で犬を囲んでいた、運の悪い住人の頭を貫いていた]
『いやあああああああ!!』
『この犬っころ!!』
[頭を貫かれた住人の近くに居た女性が悲鳴を上げる。
別の住人が尻餅をついた住人の上に乗っていた犬に銃口を向けて引鉄を引こうとしたところで、犬は開けた道へと身を躍らせた。
結果、転んだ痛みに呻いていた住人が銃弾を受けることになり、断末魔の悲鳴が辺りに響く。
犬はそれを背に、振り返ることなく全力で自宅のある方へと疾駆して行った]
─ 雑貨屋 ─
え…
[今の呟きを聞き止めたらしいその人が、中に入ってくる。
何でこんなところに隠れてる、と問われて返答しようとして。
けれど、それは問いではなかった。
こんなところに隠れるなんて後ろめたいことがあるんだろう。
生き延びようとしてるPSMに違いない、とわめきたてられて。
向けられた銃口に、背筋が凍った。]
いやっ!おかーさんじゃないっ!
[感じたそれは、自分に聞き取れた、流れてきたそれは…、
自分の知る母親の姿をした何か別のもの。
すぐに離れようとした体をつかまれる]
「何を言ってるのこんなときに」
「よっぽど怖い目にあったんだな。お父さん達と一緒にいればもう大丈夫だぞ」
[なだめようとする、両親から動揺の色が感じ取れる。
それはやっぱり、自分が困らせたりしたときの両親からいつも感じるものではなく、知らないもの]
離してっ!離してーーっ!
おかーさんとおとーさんをどこにやったの?
[PSMという言葉を思い出す、のっとるとか言ってた]
PSM?PSMとかいうわるいあんどろいどなの?
[その言葉と騒ぎを聞いた回りのまだ動けるものが、こちらに意識を向けるのにそう時間はかからず……]
─ 雑貨屋 ─
や…っち、が、
[ここは私の家で、おじいちゃんを待っているだけ。
それだけの言葉なのに、口が動かない。
恐怖に引き攣るのは喉だけでなく、足もその場に縛り付けられたようで。
逃げなきゃ殺される、でも動けない。
こわい、こわい、こわい。
恐怖にすくむ中唯一自由に動く手が、ベルトに備え付けられた膨らみに触れて。
それを取り出したのは、ただ、無我夢中で。
我に返ったのは、目の前のその人がどさりと倒れた音でだった。]
[何かの爆ぜる音、とても大きな音。
そして何かを貫いて、硬い金属にあたるような音と同時に、目の前の母親の姿をしたもの頭が……]
……ぁ……
[声が出ない、怖い、とっても大きな負の感情が同時に周囲からこちらへと向かってくる。
火花を散らす、母親だったものが倒れるのを見ながら……
悲鳴を上げるよりも先に、意識が落ちて倒れこんだ……]
─ 街中 ─
とはいえ、無駄弾は撃てねぇしな……。
[銃弾の補充はしておいたが、無作為に撃ち続けるわけにはいかない。
この先、何がどうなるかわからないのだから]
っつーか、どこもこんな感じ……っとお!
[呟く所に、再度の火線。
振り返った先、レーザー銃を握る女の視線は、左腕から除く機械部分に向けられていた]
「……化け物……化け物なんだろ、アンタっ!」
だから、ちゃうわいっ!
アンドロイドとサイボーグの区別くらいつけやがれ!
[突っ込みを飛ばしつつ、距離を詰めて遠慮のない拳を一撃、腹部に叩き込む。
ここで意識を手放す事がどうなるか──までは、考える余裕はない。
むしろ、他者を気遣う余裕なんてものは売り切れ寸前だ]
─ →雑貨屋外 ─
ん、わかった。
ふーちゃんの爺さんがいてもいなくても、しばらくしたら戻るから。
そっちも気をつけてね。
[なるべく心配かけないように、声は努めて明るかった。
勝手と思っていないお願い>>50には、ひとつ頷いて返してから、外に出るとまず周囲の確認をする。
ほど遠くに赤いペンキのような色と、人形みたいな死体がちらと見えるが、生きた人間の気配はない。多分アンドロイドも居ないだろうと判断すると、鞄の中から端末を取り出した。
一見するとマーズラボでよく見られる端末と変わりないが、自分たちの所の品である。
器用に片手を滑らせるように操作した後、シャッターへと近付けると、先端の通信部から青色の光が出て壊れた部分を照らしだした。
程なくして、壊れて曲がり空いたままだったシャッターは、普段と同じ状態に直される。
ただ直ったのは見た目だけで、実際は壊れたままである。
触れれば擬態してある事はすぐバレるだろう。
声が通る事>>51>>56までは考慮外だった。]
/*
ほむ。
PSMじゃないとすると、人間不信にするにはどうするべきだろうww
やっぱPSMだったことにした方がやりやすいかなー。
既に死んでる予定だけど(
─ 雑貨屋 ─
あ…わ、たし…
[手に握ったままのそれに視線を落とす。
セットされたパックのエネルギーが減っているのが見て解る。
今、自分が使った分だけが、減っている。
目の前の、誰かを撃った分だけが。]
い、や、
― 街中 ―
[パニックのまま逃げる集団からは途中で離れて別の道へ。
左手に拳銃を引き抜き、補助用の片眼鏡をかけて。端末を手に取るより先に、何かが走ってくる気配を感じた]
止まらないと撃つよ!
[銃を持ち上げ、それでも警告の声を上げたのは訓練の賜物。誰に対しても即座に撃ってしまったら「警備員」は出来ない]
は!?
[しかし駆け込んできたのは、人間ではなかった。
銃口は向けたまま、その白い影を思わず見つめた]
/*
ここで風呂とか言われたんで。(時計見てなかった失敗)
接触してもいいか、相手の行動次第にしようと逃げてしまった鶏兎猫です。ごめんなさい。
とりあえず、コレ、隠さんとどーにもならねぇ、かっ!
[焼け石に水な気もするが、それだけで目をつけられるのは動き難い。
ぐるりと見回したなら、目に入るのは流れ弾で割れたらしいショーウィンドゥと、散らばる色とりどりのハンカチやスカーフ]
……非常事態だしなっ!
[早口にこう言うと、落ちていた中から黒のスカーフを引っ掴み、それで裂けた部分を縛って隠した。
偽装というには余りにもお粗末だが、今は機械部分が隠れていれば問題ない]
っかし……ここがこう、って事は、あっちゃもっと酷そう、か?
情報屋、生きてっかな……。
─ 街中 ─
[この先を抜けてしまえば家までもう少し。
犬は急くようにして街中を駆けて行く]
───!?
[袋を銜えたまま駆ける先で、突然制止の声>>64が上がった。
驚きはしたが、駆けているものだから急に止まることは出来ず]
〜〜〜〜〜!!
[一応ブレーキはかけたものの、果たして警備員が居る前で止まれたかどうか]
─ 街中 ─
[始めは近くを回っていたが、喧騒にはなるべく近付かないせいで人探しはなかなか進まない。
赤く染まったり、あるいは黒くなったりして転がっている人を見ては、フランの祖父じゃないか確認する、という情けないような作業が続いてしまった。
そんな仕事が随分経った頃。
とある家の前を通りがかった時だった。]
『―――ドオオン!』
[突然の爆発音と同時に襲ってきた爆風に、ほど近くを通っていた宇宙人は吹っ飛ばされる。
ごろごろっと転がって、暫く動けなかった。]
ちょっ……、なに…っ!?
[痛いも痛いが、それより突然のショックの方がでかい。
気を持ち直して顔を上げると、先ほど近くを通っていた家が半壊したあげくに燃え上がっていた。]
………………。
[煌々と燃え上がる炎に、言葉も出なかった。
ただ微かに指先を震わせながら、鞄に手をかける。
自己防衛の本能が、中から銃を取り出させようとしていた。]
「片付いたか?」
「だいぶやられたな」
[周囲には死体が転がっている。五体無事なもの、無事でないもの。
人間であったり、それに近い宇宙人だったり、アンドロイドであったり。PSMも中にはいるのだろう]
「この子供は我々の仲間にするか」
「子供の姿ならばいくらか溶け込みやすいな」
「む、こいつ今まで気づかなかったが胸に大きな怪我をしているぞ」
「どうせ殺すんだ、パーソナルデータが取れればそれで問題ない」
「いや、こいつ……人間じゃない」
[コアを覗きながら、少しばかり驚いた様子を見せる二体のPSM]
「こいつ、俺達の仲間か?」
「しかし応答がなかったぞ、そもそもこんな材質は見たことがない」
「まぁ、なんでもいい手間がはぶけるというものだ。胸の傷をふさいでコアにハッキングをするぞ」
「だめだ、プロテクトが硬いな。パーソナルデータを上書きすることができない」
「この機体は貴重だ。しかたがない、追加の形でプログラミングをいれるぞ」
「生存を第一に、敵の排除を第二とするか」
[なんとなく、そんなコア同士の会話を夢の中で漂うかのようにして聞いていた。
自分の中に埋め込まれた、自分の知らない何か……]
「よし、胸の傷の修復も終わった」
「予備の人工細胞をもってきていて正解だったな」
「再起動させるぞ」
[ゆっくりと夢から引き起こされる……、
どこか自意識の薄いままでの目覚め。
優先された任務、生きること、そして敵の排除。
自分の父親の姿をしたそれと、一緒にいたもう一体は]
敵を……排除……
[突如突き出した両手は子供の見た目に似合わない力で目の前の相手の胸をコアごと貫く。
二体の活動停止を確認すると、追加されたプログラム休止モードへと。
倒れ込む体、回りに危険はない様子なのでメインの人格に後のことを任せることにした]
[その放送がドーム中に響いたのは、あたりの喧騒が落ち着き静かになった頃。
みんなが平静を取り戻したのではなく、平静を取り戻すべき騒ぎの現況がなくなった頃]
『現在のドーム内の生存者は、パトラッシュ、カレン・ドイル、レッグ・アセーオ、エリカ・ヴェクトル、ケイジ、:フランシーヌ・ジェファーソン
の以上6名です。
メインパーソナリティのクローディアが破壊された為、非常用のサブパーソナリティを起動いたしました。
メインパーソナルからの引継ぎにより、これよりPSMの脅威がなくなるまで皆様に打ち合っていただきます。
定刻になりましたらお知らせしますので、中央の議事堂に集まり怪しいと思う相手を各自攻撃してください。
なお、指示に従わないものがいる場合には強硬手段を行使することになります。
生き残った皆様にはご了承をお願いいたします。』
[人間味も温かみもない声と内容をただ告げると、放送はやんだ]
─ 街中 ─
[滑りの良い道ではなかったため、アニメのように砂煙を上げて地面を滑って止まる、なんてことは出来なくて。
四肢を半ばばたつかせるような状態で、犬は急停止を試みる。
結果、僅かに止まり切れなくて軽くぶつかるような状態で警備員>>70に受け止められた]
きゃいん!
[ぶつかる勢いは減じたものの、鼻先が軽く潰れて犬は悲鳴を上げる。
再び口から袋が零れ、地面へと落ちて行った]
… きゅうん …
[右前足を持ち上げて、何度か鼻先を擦るように動かす。
受け止めてくれた相手を見上げた矢先、相手は路地の方へと踏み込んでいて。
響いた銃声に犬は思わず眼を瞑り身を竦めていた。
硝煙漂う中、恐る恐る眼を開けて、犬は警備員を見詰める]
─ 街中 ─
[人より鼻が良い分、漂う硝煙と血の匂いは強烈で。
犬は目頭の間に思い切り皺を作る。
それはまるで人が顰めっ面をするようだった]
おんっ
[警備員からの問いかけ>>75には肯定するように鳴き声を上げる。
支給武器、の部分に掛かる返答だったが、使えると誤認されても仕方が無いタイミングでの返答だった。
尤も、説明書さえ読めば使える可能性は十分にあるのだが。
落とした袋は鼻先で突いて銜える部分を作り、それを噛んで再び袋を持ち上げた]
─ 街中 ─
は…はは……なんっつーか………
人間って怖ぇー……。
[故郷じゃ考えられない事態に、震えを隠さなかった。
火薬の匂いがする。何かしら爆薬のような物で家は吹っ飛ばされたのだろう。
かたかた震えながら、銃を手にとり安全装置を外し、すぐに撃てるような状態にして引金に手をかけたが、なかなかそれを鞄から取り出す事は難しかった。]
「ああ、なるほど君が……」
[友達との言葉に引っ越してきたばかりの娘に、ましてや年の離れた友達などいるわけもなく。
思い当たる相手といえば迷子のところ見つけてくれた相手のこと。
正確にはその相手は犬なのだが、そこまでは分かるわけもなく]
「今度改めてお礼をさせてもらう。すまない。」
[気を失ったままの娘を抱えると、周りから飛び掛ってきた一人と、同時にその場を駆け出して逃げ出した]
─ 街中 ─
「お、お前がPSMか!」
は?
[もだもだと情けなくも震えて立ち尽くしていた時、突然斜め向こうから飛んできた声に驚いて顔を上げる。
その手に握られている銃口が、こちらを向いていると知ると、面の下で目を向いた。]
ちょっ、ちがっ!
俺は―――
[ただの善良な外来訪問者だと言いかける前に、パンッ、と乾いた音がする。一瞬の遅れの後、右足に激痛が走った。]
いっ、てええ!!
[どうやら旧式の銃で弾かれたらしい。
うずくまり撃たれた箇所を片手で押さえるも、青色の液体がぱたぱたと流れ、ズボンを青く染めていた。]
っ、ぐ……
[痛みのせいか、ぎにゅ、と撃たれた周囲が急に盛り上がり、服着た人の足が見る間に異邦人の足へと変わってゆく。
それを見てだろう、やっぱり血が青い化け物だ!と叫ばれて指差され、ちげーよという声も出なかった。
ふつりと湧くのは、理不尽な状況への恨みのような念と、死にたくないという生存本能。
かちりと向こうの安全装置が外された音がすると同時に、痛む足を押して一歩踏み込んだ。]
ンの、 おおっ!!!
[叫ぶと同時に姿はブレて、身体が今までの大きさの倍に膨れ上がる。
手と足とが異質な色をした、柔らかくてぷにぷにして、擦ると独特のじゅるりとした音を鳴らす長い物へと形を変える。
面だけが異質な姿の中央にあり、より一層気味の悪さを浮き立たせていた。]
「ひっ!」
[そりゃまぁ突然そんな姿みせられれば怯むだろう、という思惑の通りの反応をしてくれて、銃口は明後日向いて弾が逸れる。
その隙をついたわけじゃあないが、変質した足で走りながら、夢中で鞄の中に忍ばせていた銃を取り出し、引金を引いた。]
ん、まあ、正確にはもう……ひとりいるんですけどね。
[納得したらしき様子>>81に、冗談めかしてこう言って]
ま、まずはここを切り抜けてから、ってー事で!
[軽い口調は崩さず、駆け出すのを見送る。
同時、動き出した群衆の足元に、牽制の銃撃を撃ち込んだ]
はいはい、止まったとまった。この先の通行料は、高くつくよぉ?
「お前、PSMの味方するのかっ!?」
いや、あの二人は違うだろっての。
「何言ってんだ、PSMの家族なんだぞ!?」
「どうせ、入れ替わられてるに決まってる!」
「大体、PSMが見抜けるなんて、おかしいだろ!」
……おかしかろうとなんだろうと、殺らせるわけにゃあいかねーんだよ!
― 雑貨屋 ―
[どれ位座り込んでいたか、時間の経過はわからなかった。
ふと、あれだけ聞こえていた音が付近からなくなったことに気付いて。
ようやく動くようになった足で立ち上がった。]
おじいちゃん…
ケイジさん、エリカさん…
っ、…!
[無事でいて欲しい人の名を口にして、外に向かいかけ。
支給場所で渡されてからずっと手に持っていた、さっき座り込んだ拍子に手から離れて床に落としていた袋に躓いた。
無言のままそれを拾い、ベルトにくくりつけてから立ち上がり。
今度こそ外に出た。]
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