情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[眸の焦点は何処かずれて]
[見ている様で何も見ていない][定かならぬ視線]
「俺が殺した」
[青い髪の青年の][苦渋に満ちた其の声に唱和するように]
…………俺が、殺した……………………。
[悲哀][後悔][苦痛に塗された]
[呟き]
[くすっと笑うと手を離し。]
…そうそう、一つだけあなたは勘違いされていた。
"あれ"は、形見分けですよ。
尤も…足は使用人に渡すついでに、時間を誤魔化すために時計塔に引っ掛けておいたのですがね。
僕の分は、この中に。
[そう言って、胃の辺りを撫でる。]
ふむ。
死者から答え合わせをされるとは。
なんとも複雑な気分です。あはは。
[からから笑う。]
……で、ですね。
普通あんなモノ形見分けされたら引きますから。
ヘンリエッタさんなんかもう大泣きだったんですよ?
[てい、と頭にチョップ。]
[フッ、と][眸の光が失われ]
[立て続けの衝撃に精神の限界が訪れたのか]
[ゆらり][ふらり]
[身体が揺れ]
[其の儘*その場に頽れる。*]
[それまで動かなかった足が不思議と動き出す。殆ど惰性のように。
広間の扉を潜る。
――少年は動かない。
呆然とした男性の傍を通る。
――床に落ちる小さなナイフ。
テーブルに鍋をごとりと置く。
――幽霊に怯え、からかわれていた少年。
振り返り、また彼らのほうを見る。
――隠れていた彼女の背中から出て、「ありがとう」という小さな声。
もう、元には戻らない]
そうそう。
気付いてたとは思いますが、私はアーヴァインの死を悲しんでなどいません。
その事実はウェンディくらいしか知らないでしょうけど。生者の中では。
[チョップした手を引き、にこり。]
……伝えたから。
[短い言葉の後。瞳は再び、動かぬ少年へと。
死を視る事への恐怖は刻めども、それ以外の感情を死者に対して映そうとしなかった、薄紫の瞳が。
揺らいだ]
……こんなの……やだっ……。
こんなのは……いやだよぉ……。
[振り絞るような声と共に、*滴が零れ落ちて*]
大体は物品で済ませてるのですよ、形見分けは。
肉だと腐るでしょ。
目とかもうエグいですよ。
墓守の方には尊敬の念すら抱きます。
[ブラックジョークを言える位、心の余裕はあるようだ。]
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエル を投票先に選びました。
[近付く気配にゆらりと放心したまま顔だけを向けて。
此方を見て告げられる言葉に、少しだけ生気が戻る]
言葉…?
[「悲しまないで…」
「苦しまないで……ごめんなさい」
その言葉は]
…ローズ、の?
[ゆらり、瞳の奥が揺れて
涙、気付かないままで]
…何で?何でローズが謝る…?
守れなかったのは、俺なのに……。
[目の前の、少年の亡骸を見る
彼はもう、ローズと出会っただろうか?]
そうだな、皆悲しんでやらない。
なのに、あの女の死も、あの少年の死も悲しむ。
…よくわかりません。
彼の死を嘆いたのは、お前たちがどう思うか見たかったからなのですけどね…。
…どう思うか、見たかっただけ。
彼の破片を見て、どう思うか。
彼の死を見て、どう思うか。
そして、大切だといったものをとりあげられたら、どう思うか。
[くつり、わらう。]
あなたの大事な姫君は、あなたのために人を殺せるでしょうかね?
[少年はいつも何かに怯えていて
だけど、きっと、守りたいと思っていた気持ちは…
だから]
……ローズを、頼むな?
[そういって、そっとその髪を撫でた]
いつか見たものを真似しただけですよ。
あの娼婦の娘は、そうやっていた。
…娼婦は、喰うのが楽でしてね。どんなに悲鳴を上げても、誰も気づかない。
嬌声にしか、聞こえませんから。
……うーん。
彼女には、手を汚して欲しくないのですよね。
ああ、それだけは伝え忘れてしまったか。
いや。うん。
『聖書』を託した時点で、「仇を取ってくれ」と解釈されても仕方がないのか。
困ったものです。あれは形見のつもりだったのですが。
[からからと豪快に笑う。]
うわあ。
とても聞きたくない話を聞いてしまいました。
耳栓耳栓。
[反射的に、服のポケットを探り。]
……って、仮にあっても意味ありませんね耳栓。
心残りはもうほとんどないのですが。一つだけ。
……お父さん、と呼ばれたかったな、と。
ははっ。生きている間に、お願いしてみれば良かったな。
死者のために、仇をとるかもしれない。
…そう、あの少年もあの女の仇を討つ気だったんじゃありませんか?
[倒れた怪我人の男を一瞥。]
面白いものが見れそうだ。仇の仇の仇…そうやって人は殺し合い、滅ぶ。
[息絶えた少年と、彼を抱き抱える男性。傍で涙を流す少女―巫女―と、頽れ倒れる男性。
彼らを見つめるのは何を想うのか、冥く静かな*翠色*]
[何があったというのだろう?
今、自分の手は新たな血で汚れて
違うのは
それを行ったのは自分だと言うこと。
事故、そういってしまえば済むだろうか?
だけど、あの時、彼に対する負の感情は確かにあって]
俺が、殺した。
そうだ、俺が……ローズを殺した奴と同じ……
俺は……
[思考が闇へと捕らわれて
いつしかそれは深遠へと*飲まれていくだろう*]
その方が、美味。
あなたも美味しい苺を食べるためになら、きちんと世話をするでしょう?
…尤も、人の中で育った彼の人は、僕とは違うようですが。
[ 呆然としていた瞳に光が戻れば漸く足を緩慢に一歩を先へ、広間へと踏み出す。其処に数日前までの平穏な光景は無く、血塗られた凄惨な姿を曝していた。
視界の端で神父が形式的な聖句を唱え十字を切るのが見えたが、其の祈りは果たして天まで届くか、果たしてナサニエルが望む様に柔らかな微笑を湛えた彼女の元へと逝けたのか。――往く先が天の国であるならば、此れが均衡を喪った人間の本性の表れだと云うのならば、此処は正に地獄と云えようか。]
……同じでは、有りませんよ……。
[ 呟いた言葉には昏き思考の海に呑まれゆく男には届いただろうか。]
……ふむ。
では、ちょっと聞いていいですか。
どうせ生者には聞こえませんから。
ハーヴェイ君は人狼ですか?
[胸の内にあった、最大の疑念。]
…単に、姉の好きだった花を集めただけ。
クリスマスローズは「追憶」「私を忘れないで」「私の不安を取り除いてください」「慰め」「スキャンダル」。
この花は猛毒だが、強心剤なんですよ。
他にクスノキとキョウチクトウ。…そういえば紅茶も入れましたっけ。
…彼を死なせぬための薬としてね。
[ 然う、異なるのだ。己が為に食を欲して生を喰らった彼と憎悪の感情の果てに生を奪った男とでは。]
……此方の方が余程生産的だ。
[ クスと哂う聲。嗚呼、もっと喰らってやれば良かったか。]
ああ、「追憶」だけしか載っていなかったのですよ。
私が持っていた本にはね。
ええ、猛毒である事は知っています。強心剤である事は知りませんでしたが。
「私を忘れないで」ですか。
勿忘草の方が有名ですね、それ。
僕は、人々が嘆き悲しみ、疑い合い殺し合うのを見るのを好む。
あなたは、正義の使者が悪者を退治して皆が平和に笑いあうのを好む。
故にあなたは急ぎすぎ、そして死んだ。
ところで人狼さん。
遺体の喰い方がいちいちグロいのですよ。
……見たときちょっと吐きそうに。うっぷ。
[口元を押さえてみる。]
正義の使者、ねえ。
……いるんですかね。
[はて。]
まあ、いつか死ぬだろうとは思いましたから。
色々遺しておいたわけですよ。
確かに、少々急き過ぎましたが。
さて。本日はこれにて。
ちょいと屋敷で覗いてきたい場所がありますので、ね。
また、いずれ。
[恭しく会釈をして*ぼわんと消える。*]
その方が美味だからですよ。
苺も、練乳をつけたりケーキにした方が美味しいように、
人間も生かしたままじわじわ痛めつけて貪った方が美味しい。
事切れたら早く喰わぬと味が落ちるもので。
せっかくの機会、楽しまずにいつ楽しむと?
一口でぱくんじゃつまらないでしょう?
[ 物云わぬ亡骸と成り果てた少年は仄暗いランプの光に照らされ、流れる緋色は敷かれた絨毯にジワリジワリと染み込んでいく。其れは恐怖と狂気が人々の心に沁み込んでいくが如くに。仰向けに横たえられた少年の瞳の濁りを交えた緑玉が未だ薄く覗いているのを見留めれば、そぅと其れを閉じさせる。最期に少年が見たのは憎悪の焔に燃える情景だろうか。]
……メイ?
部屋、戻っとけ。後は、任せて。
[ 永遠の睡りについた少年から薄紫の瞳から涙を零す少女へと視線を移して紡ぐ言葉は、此の様な時でも――或いは、だから――無器用なもので、唯、静かに声を掛ける。*僅かに揺らめきを持つ其の双瞳を彩る色は、何の感情を示すか。*]
…そう、ただ殺すなど本当にもったいない。
トビーはきっと良い味だったでしょうに。
[聞こえた声に*くすりとわらう。*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新