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[少年の唇より零れた聞きなれぬ古語>>9の
意味は知れぬままその響きだけが耳朶に残る。
アーベルの胸貫く刀>>8の影に少女は息をのんだ]
…… ぁ 。
[崩れ落ちるアーベルの肢体>>11
ライヒアルトの浮かべた表情を知らぬまま
倒れた者の姿に翠の双眸が釘付けとなる]
[フォルカーの呟き>>14にはっと我に返り
少女はアーベルから視線を外した。
繋いだままの手>>16に少しだけ力がこもる]
フォル。
[小さく呼びかけて何時もと印象が違った少年を見詰めた。
それが見えたのは少女にとっては一瞬で
見間違いかと思うようなものであったが
呟かれた言葉の意味だけは理解して眉を寄せる]
[イレーネ>>18とオトフリート>>19がライヒアルトにの問う。
それは少女も知りたいと思うこと。
ライヒアルトの答え>>22に困惑の色を強くする]
信用してない……
殺したくない、……
[他の人を殺したくないから
アーベルを手にかけたのだろうか。
修道士であるはずの彼をじっと見詰めた少女の顔は
へなりと眉尻がさがり何やら情けない表情だった]
[礼の言葉が聞こえればゆるゆると首を振るい
繋いでいた手を緩める。
少年>>24がゲルダへと意識を傾ければ
遠慮したのか少しだけ離れて、吐息を零した]
[少女は少年の言葉を疑わない。
エリザベータもアーベルも人狼でないとすれば
人狼はまだこの中にいるのだろう。
では、誰がそうなのか。
考えこむように顎先に軽く握った手を宛がい
僅かに俯き、柳眉を顰める]
……。
[クロエに添われるゲルダと
手伝おうとするフォルカーの様子が見えれば
手は足りていると判断したのか案じるような眸を向けるのみ]
店番 ベアトリーチェが「時間を進める」を選択しました。
[“牙もつ者は何処に?”
“牙もつ者は何を思うの?”
少女は唇のみで言葉を紡ぐ。
騒ぎを聞きつけた自衛団員が訪れれば
それを機に宿の中へと戻るのだけれど**]
― 外 ―
[ベアトリーチェがこちらを見て眉を下げたが>>35、表情は変わらず。ついでに唇が>>38、紡いだ言葉を知る。
2つの問い、どちらも答えらえる立場にはいるが、当然少女に伝えられるはずもなかった。特に後者は、正しく答えられるかは分らないのもある。
戦うことから気が削がれると、腕の痛みが強くなったように思えた。
痛ぇ、と唇がぼやくように動き。
無茶しいとか言われたが、ほっとけと、獲物持った腕で半端に返した**]
/*
五体とは
五体満足というふうに使われるように「五体」とは人間の全身のことを表現する時に使う言葉。ではその五体、五つとは一体何を表わした言葉なのか。何となく想像はされるものの、実はハッキリしていないのである。
一般的なのは「四肢+頭部」の組み合わせ。この他にも東洋医学の考え方では「筋+脈+肉+骨+(毛)皮」の五つ、仏教における礼拝の作法の五体投地では「額+両膝+両肘」の五つ、さらに「頭+腕+胴+足+心」の五つや「頭+頸(くび)+胸+手+足」の五つなどいろいろあるのである。
三や四もそうだが、例えば五行という言葉があるように、仏教や儒教、陰陽道では五という数で「全て」を表わすことが多い。五体というのもその1つで、それぞれに解釈は違っても全身を表わすことには変わりないという。
/*
「筋+脈+肉+骨+(毛)皮」で分割されてたら怖いでござるの巻。
オードリー春日並みの仕分け能力が必要そうだ。
まぁ「四肢+頭部」の方だよね。
と思ったけど、この場合は頭部と胴部は一緒なんだろうな。
もしくは四肢に胴部もある程度付随する形か。
/*
色々細かく描写しようとすると赤での描写が気になって手が止まる。
服がどうなってるとか、五体の分割状態がどうなってるのかとか、その辺り赤と齟齬が出たらどうしようと思ってしまう。
無難なところに落ち着けるのも悲しいと思ってしまうのだよなぁ…。
自分がめんどくさい。
/*
おはようさん。
補完が気になってあんまり眠れてないが、ヘルムートがやるならいっかな。任せようなきりんがー。
ヘルムートテレビ見てる気もするが(何
ところでベアトリーチェ、たるさんか…?
/*
というかアレに反応しなくていいのよ!
あれへの反応ってけっこう大変な気ががが
もうちょい反応できるような描写にしときゃ良かったと後悔(
追記すると蛇足感が否めないのがまた…(正座
─ 昨日/宿屋 ─
[宿屋の主にシーツを用意してもらって。
それを手に臭いを頼りに外へと向かう。
クロエやフォルカーが既にアーベルを移動させる準備をしていて、それに対しシーツを差し出しておいた]
……ライヒアルトさんも、怪我?
中にまだリズが居るから、診てもらうと良いですよ。
[血塗れた様子に怪我でもしたかと、ライヒアルトにはそう言葉を向けて。
骨折だと薬師の領分になるかは分からなかったけれど、先に宿屋に戻ってリズに何があったかを伝えておいた]
[その後は要請があれば手伝いをするだろうけれど、自主的に動くことは無く。
アーベルが宿屋の一室に運ばれた後も、食事スペースで絵を描く作業を続けていた。
空腹を覚えれば宿屋の主に食事を頼み、休憩を挟む場合は自分で紅茶を淹れたりして。
やはり、いつも通りに僕はその日を過ごした]
[唯一違ったのは、寝る場所が食事スペースのテーブルの上じゃなかったこと。
宿屋の主に、寝るなら部屋を貸すからそっちで寝ろ、と言われて、その言葉に甘えることにした。
彼にしてみれば片付けの邪魔になるとか、マイナスの要素が多すぎるが故の進言だったことだろう。
図鑑は重いからと、羊皮紙や剣共々その場に残していくことにはなったのだが。
元々自宅へ戻る予定だったのが宿屋に居座っている理由は、勿論図鑑の重さにあった]
─ 翌日/宿屋 一階 ─
[早めに休んだお陰で次の日の朝起きた時間は、早い。
早いと言っても、陽が昇る前にと言うわけではなく。
日の出と共に起床した形となった]
ぁふ……。
親父さんは……まだ来てないか。
[宿屋の主が来たら食事を頼もうと考え、それまではデザイン画を描くべく席へと向う]
[その途中]
………あ、し?
[虚ろな瞳に映ったのは、靴を履いた誰かの足。
最初は誰かが倒れているのかと思った。
けれど、足の付け根の方へと視線を移すとその先に身体は、無い]
────………。
[虚ろな瞳が大きく見開かれ、はた、と別の方へと視線を向ける。
次に眼に入ったのは、細いが程よく引き締まった女性の腕。
その腕も肩から先が無く、腕には刃物で切りつけたような傷痕が残っていた]
……だれ、が。
[問う声は為した人に対してか、為された人に対してか。
腕の持ち主の力の使い方を知らないため、誰なのかは未だ直結しない]
/*
そういや投票替えるの忘れt
今日もヘルムートでした。
とはいえ今日は票読めねぇからここでいいや。
俺かクロエな気もしなくもない。
むしろ吊られに行かんと駄目か…オトフ殺してくれんかな(他力本願
[何度か視線を転じると、残りの足と腕が眼に入り。
最後に、ようやく頭の部分を見つけた]
……ゲルダ───。
[いつしか元に戻っていた虚ろな瞳が、軽く細められる。
人狼を探せると言った女性。
失いたくない人が人の手に掛かるのだけでも止めたいから名乗り出たと言っていた女性。
自分が襲われるのは覚悟していたらしい人。
昨日大切な人を失った直後襲われたのか、と心中で呟いた]
…結局、護れなかった上に自分も死んじゃったんだね。
[彼女の大切な人は人の手で死を迎えた。
人の手に掛からぬために行ったことは、効果を現さなかったのだ]
君は自分が死ぬのは覚悟出来ていたみたいだったけれど。
君は、君の役割を全う出来たのかな───?
[ゲルダは死を身近に感じていたと思う。
彼女との会話の中でそれは感じていた。
ぽつりと問うも、それに返す声はない]
[右手をゲルダの額に伸ばし、顎に向けてゆっくりと撫でる。
その動きに合わせて、光灯さぬまま薄く開いていた彼女の瞼が完全に、閉じた]
………アーベルと、会えると良いね。
[死後の世界がどうなっているのかは知らない。
けれど、仲の良かった彼女達を思い、そんな言葉が零れ出ていた]
[ゲルダの頭部から離れると、バラバラになっている腕と足を拾いに向かう。
拾った部分はパズルを組み合わせるかのように頭部の傍へ。
一本ずつ運んだため、全てを集めるまでにはそれなりの時間が掛かった。
その間に誰かが来てその所作を見られたかもしれないけれど、それを気にすることは無く。
誰かに何か問われたなら、ゲルダがバラバラになっていた、と答えることに*なる*]
/*
ぬぅ。ヘルムートの補完もしたいが、それはオトフの反応も交えておきたい所なのが……。
ちょっと待ってもらうかなぁ。
あんまり進めすぎてもあれなので現在潜伏中。
― 前日/外 ―
[視線を感じ微か顔を上げればライヒアルトの眸が見えた。
彼が何を思うかまでは知れぬながらも
腕の怪我が痛むらしいことは唇の動きで分かる]
――…。
[漆黒を纏う修道士に少女は淡い憧れを覚えていたが
それも事件が起きてからはなりを潜めている。
如何して、と考えてみれば
手話を操る彼に何処かで勝手な親近感を抱いた事から始まる。
子ども扱いされるが常だったが
子どもと認識されているが故か優しかったように思う。
得物を持つその腕が、人の命を奪った行為が少し怖い。
けれどそれを手放してと願う事は出来ない]
― 翌朝/宿屋 ―
[習慣でやはり朝になると目が覚めてしまう。
家で過ごす日常とは違い朝早く起きても
すべき事など見つけられないのに――。
あまり早くに部屋を出てもフォルカーにも
彼の父親にも気をつかわせてしまうだろうかと躊躇い
少しだけ間を空けてから少女は部屋を出て一階に向かう]
― 宿屋一階 ―
[何やら人の気配がした。
足音、物音も聞こえる。
少女はことりと首を傾げ音のする方へと何気なく足を向けた。
宿の主人が何かしているなら手伝おうとでも思ったのだろう。
ひょっこり覗き込んでその光景が映り込めば
少女は大きく目を見開き、動きを止めた。
ヘルムートが何かを運び集めている>>46
立ち込める鉄さびの匂いと、血の色]
――…っ !?
[咽喉が痙攣し声らしき声は出なかった]
[眸閉じたゲルダの横顔。
ヘルムートが運ぶそれがゲルダであったものだと知る。
一度バラバラに裂かれた四肢は無論繋がることはなく
昨夜見た彼女の姿とは違う無残に見えるものだった。
惨い現実に少女の目には涙がたまる]
……あ、あぁ…っ
[漸く出せた声には悲しみと絶望が入り混じり
言葉らしき言葉とはならない]
…… っ!
[ゲルダさん、と小さな音色が漸く彼女の名を呼んだ]
[何処かで信じたいと思っていた。
彼女は自ら考え名乗り出てくれた占い師だったから
彼女の生が村の為になるのだと何処かで思っていた。
此処で食い止めなきゃ村が滅んでしまう。
御伽噺の中で何の力もない青年が言った台詞が脳裏を過ぎる。
彼には守るべき家族が居たから
被害が広がるのを食い止めねばと思っていたように感じていた。
それは家に母を残してきた少女も何処かで思っていた事。
自衛団長が未曾有の危機だと言ったその時から
御伽噺の中のそれと何処かで重ねていたのかもしれない]
[死の色しか感じられぬゲルダへと一歩、二歩歩み寄り
彼女の傍でぺたんと膝を折り座り込む]
ゲルダ、さん。
……ゲルダさんっ!
[呼びかけるはまるで起きてというかにも似た響き。
悲痛な色を纏う少女の声が静かな宿に響いた]
[エリザベータがヘルムートの手に掛かった次の日は
ゲルダは名乗り出たにも関わらず無事だった。
なのに、今は――。
欠けたままのピースはたくさんあったけれど
それでも感じ取れる何かはあり
幼さの残る少女の頭でも思い至る可能性がいくつか考えられた]
あ、……っ
[御伽噺の通り一日に一人。
ゲルダの亡骸の惨さからそれが人の手でなく
牙もつ者の手に掛かったのだと少女は思ったから
御伽噺の通りであれば他に犠牲者はいないだろうか。
そう思いながらも自らの目で確かめるまでは不安で
少女は顔を上げて、音無くくちびるのみで少年の名を紡ぎ
その姿を翠の双眸が探し彷徨う**]
―前日―
[ヘルムートの進言は>>40、どこで聞いたのやら。
診られるというなら大人しく従っておいた。
面倒だからいい、とでも態度に出そうなら、友人がどう出るかそら恐ろしかったのもある。無駄に傷口広げるほどマゾくはなかった。
見据えた少女の瞳に怯えが見えると、目を逸らした>>47。
腕と顔以外に、少し痛む物を覚えなくはないが、それよりも、その方がいいと安堵する心の方が大きい。骨に染み付いている家業は脅えられてこそだ。血生臭い性分は変えられない。
かといって子供に冷淡になれる性質ではなく。
我ながら、矛盾していると胸中でぼやいた。
それらが全て片付けば、部屋に戻って何とか片手で着替えてベッドに沈んだ。
クロエが血塗れた服を取りに来たなら、持って言ってくれと言わんばかりに、机に脱ぎ捨てた衣服を指差しただろう。]
―前日→翌日・宿二階自室―
[眠りは相変わらず遅い。
夜遅くまで飽きる事なく声を聞こうとしているからだ。
他人の声と、自分の声を。
久しく感じることのなかった聴覚を一時でも取り戻した事は、喜ぶことでもあり。それは至極複雑ではあった。
時折口の端を上げながら、それでもいつかはゆるりと意識は闇に抱かれる。
目覚めが遅いのは、おそらくは傷のせいだ。
目を覚ますと、体が熱を帯びていた。傷のせいだろう。
だるい。
どいつもこいつも、置き土産にロクなもん残しやがらねぇ。
アーベルも、彼女も、と。
毒づきは囁きにも落とさず胸だけに秘めた。
階下が多少騒がしくても、音の無い世界では伝わりは遅く。
またその原因を知るが故に、暫く様子を見に行く事は無かった**]
/*
…ふむ。
アーベルは誰が運んでくれたんだろうな。
宿の主人あたりが運んでくれるのが一番ありがたいが無理だろうしなぁ…。
/*
んーんーんー…
ライヒアルトに食ってかからないように動くのが難しい…
アーベルが人だということを信用できないなら、まずは私を殺すべきだろうと思ってしまうんだよな…
いや、ライヒアルトは女子供を殺すの嫌がってたからアーベル優先するよなとは中の人的には納得しているんだが。
その情報はゲルダに無いからな…
/*
しかしヘルムートは痛いところ突いてくるなぁ。
あいだと思ってしっかり受け止める。(マゾk
とか言ってないで墓下出ろよって話ですねうん頑張って考える。
/*
あとベアちゃんを泣かせてしまって申し訳ない限りだ。
これではフォルカーにまた睨まれるな。
…あの二人が生き残ってくれれば、少しは私の役割を果たせたことになるかな…
─ 前日・外 ─
───…っあ…!
[>>3:215幼馴染を庇おうと駆け寄ったものの、それは修道士に阻まれた。
蹴り飛ばされて、倒れるもののすぐに立ち上がってまたその間に入ろうとしたのだが。]
──、!
クロエ!?…いやだ、離せ!
[>>5今度はクロエに自分の身体を抑えられ。
その力は思いの外強くて振り解けず、自然悲痛な声で叫んだ。]
お願いだ、頼むから、良いから離して!!
アーベルは殺さなくていい、殺す必要はないんだ!
お願い、止めて、止めて──っ
いやだ、アーベルを、殺さないで!!!!!
[けれど、自分の訴えは、その場にいる誰にも届くことはなく。]
──────っ …っ
[>>8刃が幼馴染の身体を貫くその瞬間を目の当たりにして、瞳孔が開いた。]
や……、い、やだ…っ
アーベル……アー、ベル…っ
[崩れ落ちるその身体を、ただ見つめるしかできない瞳から涙が零れ。
クロエの腕をようやく振り切ると、貫かれたそこから緋色を溢れさせて息絶えた幼馴染へと駆け寄った。]
……や、だ…アーベル…っ、死んじゃ、やだ…っ
…アーベル、ねぇ、アーベル…!!
[子供のように泣きながら、幼馴染に縋り付きただ壊れたようにその名前を繰り返した。
>>22ライヒアルトの言い分も、>>25フォルカーの言葉も。
耳には入ってこなかった。]
[>26アーベルを寝かせてあげようという声に、ようやく顔をあげる。
それを言ってきたのは、自分を引き止めていたクロエで。
彼女にだけは、アーベルに触れて欲しくないと、思った。
側に行かせてくれなかったのに、今更そんな気遣いを言わないで、とも思った。
それでも、手を借りなければアーベルを連れていけないなら、悔しく思いながらも彼女の手も借りただろう。
アーベルを寝台に寝かせたなら、その傍らに座り込み。
付き添いを申し出られても、全て断った。
そして。
自分の命が奪われるその瞬間まで、彼の側を離れようとはしなかった。]
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