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む。そういえばそうだったな
[確かどこかで一言言っていたのを思い出しつつ悪気なくいう。]
…ふむ。本領発揮ということか
[と縛に費やす必要はないといっているのを聞いて探し始めるライヒアルトに興味深そうについていく]
/*
多分ナターリエは子供の頃魔族ってことで苛められてたのだよっ。そいで、光とかで火傷させられたりで精神的傷になってるから日光が普通の魔族よりも嫌いなのだな。
黒衣をみにまとってるのも。肌(火傷痕)を出さないですむためも少しはあるのでしょう
そんなこんなできっと手負いの獣のようにいらだった。むき出しの刃のような時期がありつつアーデルハイドさんとあって少し丸くなった…という感じで進むか。
でも今でも力は絶対だとか思ったり。善悪無理。生きてる人間が正しいとか思ったりとか。ところどころあるのだね
[ゆっくり息を吸って、吐く。
静かなる意識の高まりは動くものの位置を読み取り、伝えてくる]
……まだ、近くにいる……な。
[先ほど逃げた使い魔の位置を読み取り、ゆっくりと、そちらへ向かう]
本領発揮といけるかどうかはわかんないけど。
ま、色々とやり易くなってんのは確かだね。
[ナターリエの言葉に、軽く肩を竦める。
しかし、逐一獣耳がぴこ、となるのは男子としていささか様にならないような気がしなくもない。
人によっては、可愛い、と見るやも知れないが]
……っと……どうやら、追いついたか。
んじゃ、やってみるとするか、な。
[その内、視界に入る使い魔の姿。
一度足を止め、呼吸を整えた]
─回想・ライヒアルト達の落ちてくる前─
あふぅ……さてどうしたらいいんでしょう。
というか、ここの壁気持ち悪いですねー
…………と。んう?
[周りを見渡していたら、誰かが残したのか、枕元に置かれた書き置き発見。
それにざっと目を通した後]
ペアバトルしていた後に個人戦とか。
ほんと、せんせーはイイ性格してるわ。
[はぁとため息を吐く。]
……さて、上手く追いつけるか……。
[魔法や符術を用いるつもりは、ない。
むしろ今は、自分の身体の動き、を確かめたかった]
この状態だと、ちょっと勝手が違うんだよなあ……。
[なんていいつつ、ゆっくりと身体を屈め]
……はっ!
[低い気合と共に一気に駆け出し、使い魔との距離を詰めた[10]]
[ライヒアルトが探しているので全く探す意志なくてくてくついていって]
ま、どちらでも構わんさ。
[肩を竦めいう言葉に軽く応じつつも、むむ。耳が…可愛い…とはならなかったのは今までの付き合いのおかげでしょう。
そして使い魔へと駆け出すのを眺めて]
……ちっ!
[力が調子よく巡りすぎているのも良し悪しか。
接近は察知され、使い魔は伸ばした手をすり抜け、消えていく。
けたけた、とかいう笑いが耳に届いた]
んのやろ……ぜってー、とっ捕まえるっ!
[力入れても、もさけも状態だとどっか様になりませんね]
[そうして書き置きを熟読した後(ちなみにご丁寧に実物の映像も付いていた)、ふぅと息を吐くと、]
まあ、得体の知れない罰ゲームを受けるなんて真っ平御免ですし。
本腰入れて行くとしますか。
[そう呟くと、んーと伸びをしてその場を後にした。]
[フィールドに響く痛々しい悲鳴。
半壊したそれを見て、瞳を細めた]
威力としてはまぁまぁ、ってところか。
………む。
[剣の威力を確かめたところで、再生し、更に増える精霊。
それらは男の左右へと回り込み、人一人入りそうな水球を男に対し放って来る]
これは流石にヤバい、な。
異界開門、介盟友、喚、如風鋭力。
[剣を握り直し、再び短い詠唱。
練成特有の火花を放った後に現れたのは、剣先に反りのある、深緑の刀身をした片刃の剣]
──……間に合えっ!
[二つの水球が自分へとぶつかる直前、回転するようにしながら剣を振るった。
剣先から放たれるのは圧縮された剣風。
鋭さを伴うそれが水球へ到達すると、途端に大きな爆発が起きる。
直撃は免れても、その余波は容赦なく男へと襲いかかった]
っつ〜……。
直撃じゃないにしても、なんつー威力だ。
面白くなって来た。
[身体に傷を受けても、その表情には笑みが浮かぶ。
戦うことを愉しむ表情、それもまた男に流れる血が為せる技]
向こうもギリギリだろうから、さっさと決めるとしようかね。
流石に何発も食らったら、俺であっても気絶する。
[そう言って握る、剣の柄。
今までより少し長めに集中をする]
[そうして、ぶらぶらと使い魔探索をしていたわけだが、]
うーん、いませんねー。
探してる場所が悪いんでしょうか?
んじゃ、次はあっちの方なんk……
[とか言ってると、曲がり角からぴょこんと探し使い魔が飛び出してくる。
しばし、目と目が合う〜♪という感じで見つめ合っていたが、遠くから聞こえるライヒアルトの声に、同時に我に返り、]
(ぴゅーーーーー)
わっ。ま、待てぇぇっ!!(だだだ
ふむ…確かに動きがよくなってるな
[その分自身の動きに追いつけてないようにも見えなくはないと。動きと。使い魔を捕まえられなかったことをみて思いつつ]
そういえばなのだがな…アル。『闇焔』のことなので、私なりに少し考えたのだが。
…確かに異界から落ちてくる人間もいるからそういったものがいてもおかしくないが…どこかに繋がりでもないとそのように棲みつかぬとも思う。ま、私とメラニーのような関係だとだがな。
[自分がいないとメラニーは存在しなくなる関係のことをいい]
それは…そういうものではないのか?
[ダダダダと使い魔と追っかけっこをしていたが、さすがに戦闘スタイルから瞬発力はあり、ぐいぐい距離を詰める。
しかし敵も然るもの。もう少しで手が届くかというところで、グンとスピードを上げる。]
ぬう、小癪なぁ。
ならばぁ…………とぉっ!!
[ダンッという踏み切り音とともに、前方にヘッドダイビング。その首根っこ掴もうと手を伸ばす。]
[[1d20]]
……え?
[使い魔の消えた辺りを睨んでいた所に投げかけられた、ナターリエの言葉。
天鵞絨が一つ、瞬いた]
繋がり……か。
どうなんだろな、そこら、よくわかんないんだ。
ただ……俺のじいさまは、俺と『闇焔』が、共振した結果、魂魄に融合した……って、言ってたから。
何にもない、って事は……ないのかも、知れない。
[けど、と。
言葉は濁され、天鵞絨は軽く、伏せられた]
[だがその手をすり抜けて、使い魔はまんまと逃げおおせる。
そして、捕まえ損ねたブリギッテはというと、]
(ざりざりざりざりーーーっ!!)
いだだだだだっ!?
[どうやら、顔面から着地してしまった様子。
ずってんばってんと着地点で悶え転がっている。]
ふむ…わかってないか。
[共振して魂魄と融合した…ということは。既にライヒアルト自身が器となっているのだろうか?]
専門的なことは私もさほど詳しくないが
…けど?
[濁した言葉の先を促すように聞く]
[なんか少し遠くで。とても愉快そうな音がなってるなーとひっそり思ったりしてる
こけたり悶え転がってるなんてしらないけど]
[もし怪我をしたりしたら、ギュンターかふわふわの二択で治療が選べたりする。
ふわふわを選んだらその場に寄って来るよ]
[自分で治療するのならば、それでも可]
上手くいえないけど、気がついたら『いた』んだよ。
[融合の時はまだ3歳と幼く、力に酔っていたような状況だったため、その時の明確な記憶はなく。
促されて、は、とため息]
けど。
何か意味や所以があって宿したのだとしても。
……故郷を……滅ぼしかけたこいつの力を、簡単には認めたくない……。
『……アル』
[呟くような言葉。
漆黒が、案ずるようにゆら、と尾を揺らした]
[しばらくごろごろと苦しんでいたが、ピタッと止まると、顔を抑えた手の隙間から、うひひひひひ、と笑い声が漏れ出し、]
…………潰す! ゼッテー潰す!!
[ブリギッテさん、趣旨がズレてます。]
ふむ。気づいたらか。そりゃわからんわな。
[無自覚。無意識などというものを掘り下げても仕方ない。己が最初に自我を持ち始める前など覚えてもないのと同じようなものだと思って聞く]
意味か。所以な。私は占いなどできんのでその辺りはわからん。
その魔獣が許せないのはわかるんだが…いつまでもそのままでいるというのは無理だろう
上手く切り離せんかとおもったのだがな
[認めれない以上は。とまでは口にはせずに]
[なんか、どっかで気炎が上がってるなあ、とか。
気脈経由で感じているとかいないとか]
それを知りたくて、因果律を覗ける魔導占星学を身に着けたんだけど。
自分の事は、詠めないんだよな、どうしても。
[意味と所以。
何故、自分なのか。
それは、ずっと抱えている疑問]
ん、まあ……このままってのは、無理、なんだけど。
切り離せるようなら、こんな状態なってない、って。
[ぴこ、と獣耳を揺らしつつ。
浮かべた笑みは、苦笑]
/*
上は大変そうだなあ。
こういう時に限って、ランダ神からあいされる俺って、ほんとにもう……(とおいめ。
自分のことは詠めんのか。なんか便利なような不便なような。
[ほんの少しだけ呆れるような口調でいいつつも。まあ万能ではないかと気を取り直し]
その獣にも聞けん以上わからんものは考えても仕方ない。
ま、それもそうだな。だがくっついた方法がある以上離す方法もあるものだ
[それが死であることとてあるのが厄介だが]
しかし…先ほど共振といっていたが。それと同じことはできぬのだろうか
[ぴこぴこ動く獣耳を少しみつつ、言う]
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