人狼物語 ─幻夢─


4 赤き雨降る崖の上で

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【墓】 牧童 トビー



[けれど、少女が彼のナイフで傷つけたのは。金の髪の幼い少女。]

 

(+40) 2007/02/16(Fri) 10:50:36

流れ者 ギルバート

[風切る音を立てて][飛来した物体]
[火の点いた薪が]
[其の手を打ち]
[掌から黒い塊が弾かれ落ちる]

[ハッと][驚きに打たれ]
[其れでも脚に手を走らせ][短刀を抜き放ち]

(13) 2007/02/16(Fri) 10:55:18

【墓】 牧童 トビー

メイ…さ………

[声が、かすれる。涙がまた溢れて、頬を伝う。]

[それは、健気に神父様の敵を討とうとした、金髪の少女の死が哀しかったのか。
己と年端の変わらぬ少女の死が、己の死と重なったせいなのか。
それとも――仲が良かった少女と青年が傷つけ合わなかった事への安堵なのか。

わからぬままに、魂を削りゆく。]

(+41) 2007/02/16(Fri) 10:58:59

流れ者 ギルバート

[抜き放った白刃を振るう暇も有らばこそ]
[其の手首に緋の線が走り][短刀が手から滑り落ち]
[身体毎押し倒され]

(14) 2007/02/16(Fri) 11:04:37

【独】 牧童 トビー

ハーヴェイさんが、メイさんを選ぶなら……血を残してと願うコーネリアスさんの願いは叶い、同時に彼は永遠に彼女を手に入れること叶わず。
ギルバートさんを選ぶなら……血は(多分)絶え、メイさんはコーネリアスさんの手の届く所へと。


――どちらにしても、哀しいのは何故だろう。


そして…ギルバートさんは……?
あぁ、ボクが…ボクの死を見せてしまった事が、お兄さんを変えてしまった…のか…なぁ……。

ごめんなさい…ごめんなさい……。
記憶を失っていたのは…思い出したくなかったから…なんだよね…?

(-10) 2007/02/16(Fri) 11:11:40

流れ者 ギルバート

[人為らぬ速度で襲い掛かって来た影に]
[尚も抵抗し、][脚で蹴り付け]
[爪で掻き毟り或いは抉ろうと][手を]

[…然し、][其処迄、だった。]

(15) 2007/02/16(Fri) 11:15:36

流れ者 ギルバート

[──圧し掛かった女の脚を両膝で押さえ付け]
[左手で][女の手首を][骨も砕けそうな力で握り締めて]


[黄金に煌く眸][細い月の形に歪んだ唇に]
[微かな嗤いを浮かべた]

(16) 2007/02/16(Fri) 11:19:05

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/02/16(Fri) 11:20:34

【墓】 吟遊詩人 コーネリアス

嗚呼、それは守りたきが為、

[朗々と紡ぐ筈の声がかすれる。]

…人も獣も殺し合う。

(+42) 2007/02/16(Fri) 11:27:54

書生 ハーヴェイ

[ 普段の彼ならば気付けただろう。旋律が何時の間にか途切れていた事も、彼女の気配が近付いて来ていた事も。然し人の意識は眼前に、獣の意識は男へと向けていた彼が“其れ”を知った時には全てが遅い。
 闇色の双眸が月を宿し掛け、夜の獣が覚醒めようとした瞬間、銀の煌めきは碧の少女の手中に収められ、一驚を喫した彼の瞳から月光が消え理性の光が過る。]

な、……メイ!?

[ 少女の名を呼ぶも、寂寂とした薄紫の双瞳の巫女は留まらずに彼を傷付けた者を狙う。妙に淡々とした、其れでいて何処か稚い子供の如き声が彼の耳を突いた。]

馬鹿、何をして……!!

[ ――何をして? 其れは己に向けられるべき科白だ。“賭けに勝った”以上、其れはもう己が身を獣へと変え、全てを喰らうと決めたのだから。詰まりは碧の少女をも殺すと云う事。彼女が如何しようが、彼には何一つとして関係無い。
 其の迷いが彼を其処から動けなくさせていた。其れは幾度目かの事。嗚呼、然うだ、彼女が絡むと何時も斯うだったと今更ながらに思う。]

(17) 2007/02/16(Fri) 11:29:41

書生 ハーヴェイ


[ そして、刃は生命の灯火を消す――幾度目かの光景。]

(18) 2007/02/16(Fri) 11:30:18

【独】 書生 ハーヴェイ

[ 今此の時になって、漸くハーヴェイは悟る。
 護りたかった者の存在を。護るべき者の存在を。

 ――そして現在も過去も、其れを壊したのは己だと云う事を。

 嗚呼。
 自らの手で何も為さなかったのは、彼自身ではないか。

 唯、己が欲望の儘に踊っていたに過ぎない。
 何と滑稽なのだろう、舞台上の道化師は。]

(-11) 2007/02/16(Fri) 11:30:35

【墓】 牧童 トビー

[涙で霞む視界が、ゆらり、揺れて。
目に入るは、お下げの少女を押さえ込む、茶色の髪の青年の姿。]

…ネリー…さ…ん……

おにぃ…さ……

[控えめながらも優しく庇ってくれた、お下げの少女。
変わってしまった――変えてしまった…?――茶色の髪の青年。]

[あぁ、いっそ全て涙になって流れてしまえと、*嘆く。*]

(+43) 2007/02/16(Fri) 11:31:49

流れ者 ギルバート

──包帯を取りに行けば好かったのに。ネリー。

[獣の嗤い]
[睨み付ける女の][激しい瞳を][覗き込み]
[嘲笑い][揶揄する様に][囁く]

然うすれば、少なくとも、今此処で、こんな風に死なずに済んだ。

[然し続いた言葉には、]
[あえかに哀惜の色が滲んでは居なかっただろうか?]

(19) 2007/02/16(Fri) 11:34:18

流れ者 ギルバート

[然して]
[ネリーの首に][ナサニエルの生命を奪った][同じ]
[兇刃を振るい]


[──鮮赤の泉が噴出す。]

(20) 2007/02/16(Fri) 11:38:19

書生 ハーヴェイ

[ ハーヴェイの両眼が見開かれ、そして緩やかに瞬かれれば其れは長い前髪に一時隠るる。
 金糸の少女の胸から溢れるは消えゆく生命の焔の色。甘い芳香は渇いた獣の欲望を呼び起こす。彼方には男に組み敷かれ呻く護り手の少女。焔は潰えておらねど其れも“未だ”に過ぎない。

……ハ、

[ 歪む口許から零れるのは わらいごえ 。]

(21) 2007/02/16(Fri) 11:39:12

【赤】 書生 ハーヴェイ

俺は此れを望んでいたのだろう?

[ 自問する様に、確認する如くに聲は謂う。]

(*2) 2007/02/16(Fri) 11:41:35

流れ者 ギルバート

[最早耐え切れない、][と云った風情で]
[迸る赫い泉に口を付け]
[一滴も余さず飲み干そうと][貪り続ける]

[黄金の眸は蕩け][陶然と][赫の齎す快楽に揺蕩う]

(22) 2007/02/16(Fri) 11:46:55

流れ者 ギルバート

[……其の“耳”には、「同属」の聲は聴こえていながらも]

[言葉の意味も][籠められた感情の色も]
[理解する余裕は無い]

(23) 2007/02/16(Fri) 11:49:54

【墓】 見習いメイド ネリー

[触るな]

    [見るな]


  [薄汚れた獣めが――!]

(+44) 2007/02/16(Fri) 11:53:16

書生 ハーヴェイ

[ ――緋色の雨が降り注ぐ。
 緩やかに卓上に歩み寄った彼が手にしたのは、全てを見詰めていた真白の花。己が血で真紅に染まりし手を其れへと伸ばし、細き花弁に薄い口唇で触れる。
 細めた眼に映るのは嘗て人であった者と人成らざる者。死者と生者、彼岸に往きし者と此岸に残りし者。
 白の花を其の狭間へと放れば其の色も香りも染まりゆく。其れは手向け花か命を摘み採った証しか、真意を知る者は無い。]

(24) 2007/02/16(Fri) 11:54:31

【墓】 見習いメイド ネリー

[それらは言葉になることはなく]

  [緋い海に飲まれて]

(+45) 2007/02/16(Fri) 11:54:33

【赤】 書生 ハーヴェイ

[ 彼の時も、そして現在、此の時も。

 もう既に、何もかもが遅い。]

(*3) 2007/02/16(Fri) 11:57:18

【赤】 書生 ハーヴェイ


[ 此の飢えを渇きを、最早止められ抔しないのだから。]

(*4) 2007/02/16(Fri) 11:58:36

流れ者 ギルバート

[何時の間にかぐったりと][力を失った女の身体を抱き抱え]
[首に接吻を降らせる様に][忙しなく角度を変え何度も]

[犬歯で創を咬み拡げ][舌を尖らせ其処に]

[ぴちゃ][ぴちゃ][と]
[濡れた音が]
[静まり返った室内に虚しく響く。]

(25) 2007/02/16(Fri) 11:59:43

書生 ハーヴェイ


[ 其の双眸に映るのは あかい 世界。]

(26) 2007/02/16(Fri) 12:00:10

【墓】 見習いメイド ネリー

[激しい憎悪の中、ぽつりと浮かび上がる悲哀にも似た]

……逃げ…

[それは唇から零れたか、零れたように思っただけか]

       [緋の闇に沈んで行く彼女が知る故はない]

(+46) 2007/02/16(Fri) 12:01:39

流れ者 ギルバート

[ネリー][血に染んだ侍女服を纏った女性が]
[生まれたばかりの獣に抱かれ]
[息絶える迄の刹那]

[庇護していた少女を][霞みゆく眸で見詰め]
[弱々しく震える唇で][何か告げようとしていたのを]

[終に彼が知る事は無い。]

(27) 2007/02/16(Fri) 12:10:01

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/02/16(Fri) 12:11:55

【墓】 酒場の看板娘 ローズマリー

……悲しいことだわ

[意識の浮かぶことはあぁ…
 わたしの意識はその光景をみている。]

もう戻れないのだわ……
わたしもあなたも

[わたしとは違う、
 それでも異端である者。]

生きている限り
戻れなかったのだわ

[まるで夢の中のように少し遠い光景。
 あぁそれもそうだ、わたしは彼の腕の中にいるはずなのだから]

(+47) 2007/02/16(Fri) 12:12:02

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/02/16(Fri) 12:14:25

流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました


書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/02/16(Fri) 12:18:39

【墓】 見習いメイド ネリー


     [―――墜ちる]
 

(+48) 2007/02/16(Fri) 12:19:34

【墓】 酒場の看板娘 ローズマリー

[不思議な感覚だった。
 わたしは夢の中で現実をみる。

 悲しいこと。
 彼らをわたしは止めることができず
 わたしは彼らの狂気を見るしかできず]

(+49) 2007/02/16(Fri) 12:24:52

【独】 見習いメイド ネリー

/中/
何も言わなかったのにぎりぎりまで抵抗&睨み付けさせてくれて嬉しい中の人。
ギルサンクス也。愛してる(マテ

或いは年相応に泣きじゃくっても良かったのだけどね。生きながら喰われたらの話。

(-12) 2007/02/16(Fri) 12:25:25

【墓】 酒場の看板娘 ローズマリー

殺してあげられれば良かった……

[あぁわたしだけでよかったのに
 かなしむ人はみたくなかった。
 優しい子たちが、そうしてしまうのを見たくなかった]

(+50) 2007/02/16(Fri) 12:29:37

【墓】 見習いメイド ネリー

[ゆらり、揺らめき。
意識は再び目を覚ます]


[幼い、年の頃10も行かぬ程の少女の姿で]

(+51) 2007/02/16(Fri) 12:29:39

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/02/16(Fri) 12:31:32

【墓】 冒険家 ナサニエル

[ゆらり
張りつめていた空気が揺れる

切り裂く銀は

しかし少女には荷が勝ちすぎたか
其れを掠めるだけで]

[撃たれた青年は
わずかに血を流し
ナイフを取り落とすも不可思議な笑みを浮かべ]

…あぁ、あいつが

[腕に抱いた女性の命を喰らったのは
紛れもなく彼なのだと
確信せざるを得ない

獣の…]

(+52) 2007/02/16(Fri) 12:31:36

【墓】 冒険家 ナサニエル

[また新たに空気が動く

霊視の巫女…その彼女が落ちた刃を
しかし其れは獣には向けられず

彼を撃った少女の命を奪う]

…あぁ、信じた物を守るために。

[其れが間違いであると誰が責められるだろうか?]

(+53) 2007/02/16(Fri) 12:37:10

書生 ハーヴェイ

[ 歯車は何処から狂い始めたのか、或いは最初から狂っていたのか。広間は生命の証と揺れる焔とで緋く彩られ、其処に在るのは狂気の宴。人間には毒、獣には美酒を思わせる、噎せ返る程の甘い馨り。
 護り手の少女の視線の先には、恐怖にか足を竦ませ震える幼子が。然し其の声を聴き留めたのは巫女だけであったろうか。
 何時の間にかカーテンの向こうからは零れる月の光。少女へと緩やかに向けられる黒の視線も叉其の色を宿す。]

……武器庫では、どうも?

[ 柔らかに紡がれた科白に、少女は其の意味を理解したろうか。]

(28) 2007/02/16(Fri) 12:37:48

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/02/16(Fri) 12:39:52

【墓】 酒場の看板娘 ローズマリー

壊れたものは戻らない……
[わたしはそれでも
 あわれみは覚えられずに]


あなたたちはしあわせで、
しあわせを求めて
だからそれしか…………

[*わたしはただ、ゆめのかなしみの中に涙をこぼす*]

(+54) 2007/02/16(Fri) 12:41:20

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/02/16(Fri) 12:42:01

【墓】 冒険家 ナサニエル

[そしてまた新たに空気は動く]

[動いたのは男の命を奪った彼

緑の髪の少女に襲いかかり
押し倒し
何か囁いた後で

手にした刃でその首を掻き切り
目覚めた獣は血を啜る

その刃の正体を知り

自嘲]

(+55) 2007/02/16(Fri) 12:44:04

学生 メイ、メモを貼った。

2007/02/16(Fri) 12:45:07

【独】 流れ者 ギルバート

[赤く赫い闇]
[身も心も魂すらも委ね切り]

[今も緩やかに][記憶と心を上書きしていく]
[嘗て愛し裏切った]
[獣の記憶][獣の心]
[其れを一身に受け取って]

[最早躊躇する事無く]
[溶けて蕩けて][一つに]

(-13) 2007/02/16(Fri) 12:45:59

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/02/16(Fri) 12:47:13

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/02/16(Fri) 12:47:58

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生存者 (3)

ハーヴェイ
206回 残7777pt
メイ
166回 残8244pt
ギルバート
206回 残8143pt

犠牲者 (4)

アーヴァイン(2d)
0回 残13500pt
ローズマリー(3d)
318回 残4975pt
ルーサー(4d)
62回 残12107pt
ネリー(6d)
61回 残11989pt

処刑者 (5)

コーネリアス(3d)
147回 残9749pt
トビー(4d)
109回 残9968pt
ナサニエル(5d)
153回 残8741pt
ウェンディ(6d)
57回 残11224pt
ヘンリエッタ(7d)
45回 残12227pt

突然死者 (0)

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