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[今度ははっきりと聞こえた。
呼ばれたのは私の名前>>+36。
まだ眠っていたいと思ったけれど
おねぼうだとおにいさまやおとうさまに笑われるといやだから。
――あれ、おにいさまの声でもおとうさまの声でもない。
頬に触れる手がくすぐったくて微かに身動ぎした]
……ん、ん。
[手が離れると小さな手が自らの目を擦る。
少しだけぐずるような声が漏れた。
身体を横たえたまま、菫色の大きな眸が開かれる。
目の前に居る人に少しだけ不思議そうな様子]
――…クレム兄?
[あれ、誰かがそんな風におにいさまのこと呼んでた。
誰だったかな。
記憶はまだ混濁していて彼の名を呼ぶことが出来なかった]
[その中で、ただひとり。
彼を相手にするときは、何も変えなかった。
手紙に女物を入れたりしても、返事が届く。
それがとても嬉しかったけれど、ほんの少しの申し訳なさも覚えた。
口に出すことなんて、そう多くなかったけれど、特別だった。
人狼の話を聞いて、己が蒼花だと知って、一番最初に考えたのは、どうやって無事に帰るか、帰すか、だった。
――前者よりも後者のほうを、優先的に考えていたけれど。
どうやら、自分にはもう、できないらしい。
てのひらを見詰めると、子供のようだった。
旅に出てから色々なものを持ち、それこそ剣もふるったから、随分と硬くなっていたはずなのに、それがない。
大きさがあまり変わらないのは、年齢が近いからだろう。
村を出る時もこのくらいだったか――思い出せはしないけれど、恐らく、18頃の姿だということは、なんとなく認識した]
岬、ね?
[アーベルの返答を聞き、礼も言わぬままに走り出した。
胸がすぐに悲鳴をあげるけれど、それに構う暇など無い。
足を緩めれば、それだけ間に合わなくなる。
そも、獣の足に、敵うわけもないと、解っていたけれど。]
でっすね
[未練も後悔もあるけれど、どうしようもないという割り切りも...にはまたあって、ヴィリーの言葉に同意を示す]
ん…?なにいってんすか。ヴィリーさん
俺は「普通」だよ
[そして呆れた顔をしていうヴィリー>>+38に、にっこりと笑った。
それは物凄く綺麗でいて…赤子が見たら一生トラウマになりそうな笑みだったかもしれない]
[菫の眸が開かれた。
けれど、知らない人を見るかのような色だった。>>+39]
……待っているよ。
ナータのことを。
[忘れたいと思っているのなら、そのままにする方がいいのかもしれない。そう思って深緑を伏せた]
案内するから。行こう。
[起き上がるのを手伝おうと手を差し出す]
[とっさに駆け出した自分はアーベル達より先に動いただろうか。
階段を駆け下りて、玄関から外に飛び出す。
空には厚い雲がかかっていて、それが日差しを遮ってくれていることは有り難かった。
切れる息と、痛い程に打つ鼓動。
それを堪えながら、何かの予感に導かれるように灯台にたどり着いたのは幾許かの時間の後。]
[フォルカーの呟きと様子には>>14、ほんな僅か目を細めた。]
そういう事になる…のかナ。
[実際ライヒアルトとどっちが食べたかなんて知らないけれど。
フォルカーが手を汚す事を、それを望むことを、こちらは止める事はしなかった。]
ってちょ、お嬢!
走ったら駄目だって!!
[そちらに気を取られていたので、真っ先に走り出した主>>15には出遅れた。
追いかけようとして、一度フォルカーの方を向いて。]
しゃーない…行こうか、俺たちもネ。
[そうフォルカーを導くように、少し前を走った。
全速力ではなかったが、主に追いつけない事に驚きつつ、同時に軽く眉を潜めつつも岬へと向かう。]
む…そういわれたら、反論できない
[ヴィリーに言われ>>+44答える一応自覚はあったようだ]
…ま、元薬師なんでね。
殺し屋さんとはまた違う意味で修羅場潜ったりってあるんですよ。
[殺伐としたものではないが、それでも楽なものではないわけだ。と、黒い泥にまみれながらも軽く伸びをすると、波打つように泥が揺れる。
まさしくそれは...の一部のようであり、苦痛があってもそれを厭う気持ちはなくこれが自然だという態であった。
まあそれが異常なのだろうけど]
[男の人に触れられることがナターリエは怖かった。
だからアーベルやエルゼリートに触れられた時震えてしまった。
家族やよほど近しい者以外には自分から触れることもなかった。
多分その癖は自分が兄や弟と違うと理解してからのものだったけど]
おにいさまも此処にいるのね。
[安堵したように緩む表情。
伏せられた深緑の眸が何処か哀しげに見えるのは気のせいか。
差し伸べられた手にそろと手を伸ばそうとしたけれど]
――…あ。
[ずきりと頭が痛む。胸が痛む。
のろのろと身を起こすが立ち上がるまでには至らず座り込んで。
いやいやをするように肩に掛かる金の髪がふわりと揺れた]
だめ、よ。私は、行けない。
[自らの犯した罪が記憶の端に蘇り声は少しだけ大人びる]
[アーベルに促されて、頷きその後に続くように。
もっとも二人が行かずとも自分はそっちに行くのだけども]
エルゼさん、突然、どうしたんだろう…
[今まで隠れていたはずなのに、急な行動は疑問に思えて。
大人二人のペースにもついていけたのは普段からアーベルに鍛えられていたこともあったためか]
でも普通です。己のことなんで俺が基準です。
[威張られた>>+46、威張り返してみた。
しかしこちらも意味不明である、あえていうなら対抗ってとこだろうけれど]
そういうこと…って、趣味じゃねーけどいつのまにか?ってやつですよ。
[→振り出しに戻って、振り出しの頃>>5:+118と同じようなことをいった。
でもまあ結果的にいつの間にかである。]
とはいっても、今までやんちゃに生きてきたヴィリーさんには負ける
[話を聞いていてもやんちゃの一言で済ますのもどんなものかとあろうけれども、そんな振り出しに戻ってしまうやり取りが、その後三回ぐらい*続いたかもしれない*
こんなとこでなにしてるのでしょうね]
うん。いるよ。
[伸ばしかけた手が引っ込められるのを見て、一度動きを止める。
座り込んで首を振る、少しだけ大人びてきた少女をそっと見詰めて。更に手を伸ばして肩を抱こうとした。
昔、何度突き放してもナータがそうしてくれたように。
力は入れない。振り払われるならそれに逆らわず倒されるように。それでも諦めはしないつもりで]
大丈夫だよ。ナータは何も悪くない。
それにクレム兄はいつでもナータの味方だから。
信じて欲しいって。そう言ってたよ。
/*
この状況。
ものすごーくエルザをつつきに行きたいきもするが。
エルザの負担がパネェんで普通に終わらせてもいいような。
/*
まあ、カップルが落ちてきちゃったら、他は遊んでるしかないわけでww
いや、付き合わせてごめんなさいゼルるんwww
/*
ちょっと違った。信用して欲しい、だった。失敗。
クレム兄はいつも遅くて辿り着けなくてごめんなさい。
ゼルとヴィリーの会話は小粋で面白くていいなあ。
もっとああいう流れも作れるようになりたい。
― →灯台傍―
[窓から外に出たオレは、ゲルダが向かったと聞いた岬へと進路を取る。
右手の鉄紺は一旦人の腕へと戻した]
ゲルダ、居るのか?
[居るのは分かってる。花の匂いが強い。
生花ではなく、花としてのゲルダの匂いが。
問いかけに返事はあったかどうか。
ひょいと岬側の灯台の壁を覗き込んだら座り込んでるゲルダが見えた]
良かった、落ちたり気絶したりはしてないね。
[無事だったことに、オレは安堵の色を見せる。
それは喰うことが出来るという悦びに繋がった]
墓参り、出来た?
……そっか。
ん? ああ、アーベルから聞いた。
[問いかけには返答と疑問が返って来て。
オレはさらりとアーベルのこともばらした。
オレが無理矢理聞き出した訳じゃないんだから、オレは悪くないぞ]
―――ゲルダさぁ、オレのことどう思ってる?
前は大切な友人だって言ってくれたよな。
[オレはゲルダの隣に座って岬の方を見ながら問いかけた。
花の匂いが強くなる。
騒ぎ出す衝動。オレは少しだけ抑えるけど、抗いはしなかった]
今も前と同じように思ってくれてる?
それとも、信用ならないかな。
――…何で蒼花って教えてくれなかったのさ。
[ゲルダが何かを言う前に畳み掛けるように言葉を紡いだ。
自分が言った蒼花の言葉に、オレは衝動を掻き立てられる。
俯いて押し殺すようになった声は、ゲルダに落胆の色を感じさせただろうな。
本当は、衝動を抑え込んでただけだったけど]
[ゲルダからの弁明か否定、説明はあったかも知れないけど、それはオレの頭には入って来なかった。
ああダメだ、我慢出来ない。
俯いて肩を震わせる様子は泣くのを我慢してるようにも見えたかな。
オレは我慢していた熱い吐息を吐くと、有無を言わさずゲルダを押し倒していた。
垂れ流していた長い髪が、周囲の視界を遮るように流れる]
――――ごめんゲルダ、オレ、我慢出来ねぇ。
[謝罪は口にしていたけど、口許には笑みが張り付いて。
瞳は翡翠から本紫と代わり、笑んだ口からは獣の牙が覗いていた。
ゲルダの表情が変わるかどうかのほんの一瞬の間。
その間にオレはゲルダの喉に口を寄せる]
っふ、ぅん。
ん、く。んん、っは、ぁ。
[噛み切った喉の肉を咀嚼して飲み込み。
溢れる雫を口をつけて飲み下す。
漏れる声がゲルダにまだ聞こえてたなら、艶のある男性的ものに聞こえたことだろう。
ゲルダの抵抗があったとしても、獣の力を行使したオレの身体はびくともしない。
引っかき傷ならついただろうけど、ついたとしても、それだけだった]
はぁ……ゲルダは甘くて柔らかいな。
クレメンスの時よりも数段、好い。
[陶酔するような熱い息を吐き、一旦ゲルダから身体を離して起き上がると、オレはゲルダの身体も起こして蒼花を求めた]
[ちいさな身体はライヒアルトの腕にすっぽりと納まるか。
抵抗らしい抵抗はなく、動きはぴたりと止む]
悪いのは、私。
[悪くないという彼に言われても罪の意識が頷くのを邪魔する]
私の、味方。
――…もう、居ないの。
私にはもう誰も居ない。
[徐々にではあるが蘇る記憶。
大事な事を言わなかったから失われた存在があった]
おにいさま……。
[兄とは別の彼の腕の中で小さく紡ぎその胸に縋るように指先が触れる。
このぬくもりを知っていた。
とても大事な人だったことが思い出される]
――…見ぃーっけ。
[ゲルダの後ろ首辺りに花を見つけると、オレは牙を剥きながら、にぃと笑った。
オレは灯台の壁に背を預け、ゲルダを後ろから抱き締めるようにして自分に凭れかけさせながら、首とその周辺に牙を当てる。
ゆっくり、少しずつ。削ぎ落とすようにしながら貪っていった]
んっ、ふ。
ふ、ふふふ、ははは……。
ダメだぁゲルダ、止めらんないよ。
[既に物言わぬゲルダに語りかけながら、オレは笑った。
花という極上の餌(エ)。
友という大切な人。
悦びが先行して悲しみが置いてけぼり。
泣くって、そういやどうやるんだったっけな]
[オレは難しい感情とかを全部投げ捨てて。
人の姿のままで衝動に抗わず、ゲルダをずっと貪り*続けた*]
ゲ、ルダ、さん…
どこに…っ、いるの…?
[灯台の傍まで辿り着き、足を止める。
恐らく生まれて初めての全力疾走に、悲鳴をあげる胸は呼吸すらろくにさせてくれなくて。
それでも、蒼花である彼女を探す為に、その名を呼んで、灯台へと近付いた。]
/*
眠い目こすりながら、今日おわんないんかいーーーーーって
思わず突っ込みそうになった。
いやまぁ、向こうも大変だしねw
おやすみ…
[どこからか聞こえた、誰かの恍惚とした笑い声と。
辺りの空気を染める鉄錆の臭い。
灯台に近付いていった自分が先に気付いたのは、どちらだろうか。
そのどちらにも導かれるように、そちらに足を向けて。
見たものは、頭ではもうわかっていた、光景。]
……エルゼ、さん…
ゲルダさんを、食べてる、の?
どう、して。
[答えすら、わかりきった問いを、投げかけた。**]
バーテンダー エルザは、小説家 ブリジット を能力(襲う)の対象に選びました。
悪くないんだ。
許されないなんてことは、絶対にない。
[抵抗はなく、腕の中に小さな身体を抱きこめて。
弟妹達を落ち着かせる時のように、そっと頭を背中を撫でながら何度も繰り返した。
これもまた、ナータが教えてくれたものだ]
俺もいつまでもナータの味方だから。
何があっても諦めないから。
ねえ、信じて。お願い。
[片手を胸元まで引き戻して。縋るような指の上から重ねた]
バーテンダー エルザが「時間を進める」を選択しました。
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