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…じゃあさ、ゲルダもいつか家族を作りなよ。
大切な人と家族になるって、とても素敵な事だよ。
家族に、して欲しかった事をしてあげて。
して貰って。
私でも貰い手がいたんだから、きっといい人が見つかる。
ゲルダは器量よしなんだから。
[そう言って、ゲルダに微笑みかける。
彼女の幸せが何処にあるかは分からないが、幸せになって欲しいと思う。
それは同じ村で生まれ育ったものとして当然で、
──こんな事態にあるからこそ、少しでも明るい未来を夢見たかった。]
/*
置いていく事になるでしょうか、どうでしょうか。
リディさんについて盛り込もうとしたけどそうすると密度が薄くなるのでまた後で触れたい。
他にもぽろぽろ溢してそうで申し訳ない…。
今日は鳩日なので、また後日にした方が良いかなぁ。
未亡人 ノーラが「時間を進める」を選択しました。
―― 宿泊施設・広間 ――
[どれくらい経ったか、食事が出来上がる頃には図書室に向かっていた人たちも戻ってきていただろう。
ギュンターはやはり姿を見せなかったけれど、先ほどの事を考えれば仕方がないのかもしれない。]
図書室に何かわかる物はあった?
[戻ってきたゲルダとノーラにそう尋ねて、本について聞けたなら後で見に行こうと思う。
アーベルの作ってくれた食事はやっぱり美味しかったけれど
管理人の事があったせいかどこか空気が重く感じて
それを何とか和らげようと、他愛もない話ばかりしていた。]
ごちそうさま。
ちょっと図書室に行ってくるけど、何かあったら呼びに来て。
[そういい残して、使った食器を厨房においてから図書室へと向かった。]
―― 教会・図書室 ――
[図書室に入って、教えてもらった棚へと向かう。]
……あ、これかな?
[ぱらぱらとめくって目的のページを探し、探していた物を見つけて手を止める。
『幻燈歌』と名づけられたその詩は、確かに記憶の片隅に残っていたものだった。]
……月のいとし子……これがつまり人狼って事、かな?
[そうして読み進め、ぴたりと目が留まる。
『双花聖痕』と言うその文字を見た途端、左肩が疼いた。]
やっぱり、これ……そんな、いきなり言われたって……
[ギュンターはわかっていたのだ、この詩に記された意味を
そして、その続きを見て息を飲む……「その花は、牙を引き寄せる」
ぱたり。本を閉じて大きく息を吐く。肩が熱い。]
じょーだん、って言う訳じゃないんだろう、なぁ……
[誰かに言うべきだろうか? 誰に? 人狼が本当に居たら?]
殺さなきゃ、いけない、か……
もー、俺はそこまでの度胸なんか無いってーの!
[そう言いながら本を元の場所に戻す。
ギュンターが覚悟を決めているなら任せてしまえばいい、と。
人狼を見出す者がいれば、と思うけれどそれもお伽の域を出ない。
結局、今の自分に何が出来るのか。]
ま、考えてもしょうがないか。
これ以上何か起きるって、決まったわけじゃない、し。
[口にしては見るけれど、自分の中のどこかでは「これから」だとわかっている気がして。
なるべくその事は考えないようにしようと図書室を後にする。]
[それからは、あちこちを手伝ったりしているうちに日が暮れて。
ギュンターは相変わらず姿を見せず、自分から言い出すことも出来ぬまま一日を終える。
そうして、まだ、そこにいる誰のことも疑う事が出来ぬまま、浅い眠りについた。]
―― 翌朝・客室 ――
[胸騒ぎがして目を覚ます。左肩が妙に重くて。]
……やっぱり、ギュンじーさんには言った方がいいかなぁ。
[そう呟きながら起き上がる。早朝で、まだ他が起きている気配はない。
服を調え、部屋を出てろうかを見ると、戸が開いたままの部屋に気付いた。
そこはギュンターが使っていたはずだと、中を覗けば姿はなく。]
散歩……じゃない、見回りでもしてるのかな?
[そう思ってその姿を探すが宿泊施設には見当たらず。
外か教会かと悩んで、教会のほうへと足を運び]
あれ? 何でこんな所に……
[二つの建物を繋ぐ廊下に出ると、そこにあるはずのないものを見つけた。
客室にあるはずの毛布。不自然な形のそれを見て……肩が疼く。]
え……これ だって、まさか
[予感がする。それを確かめなければいけないと何かが言う。
側に寄り、毛布を掴んでそっと捲ると、そこに]
ギュンじー、さん? 冗談でしょ?
[声を掛けたところで返事がないのはわかっていた。
不自然に折れ曲がった首、それで生きていると思えない。]
[視線はそのままうつ伏せに倒れた体の肩へと向いた。
そこだけ服が裂けて、赤く、赤く染まって
その中に、血の色とは違う、朱の欠片が残されているのに手を伸ばす。
左肩が痛む。対の朱花を失くした事を嘆くように。責めるように。]
その甘美なる花は、牙を引き寄せる……
[声が震える。自分の持つこの蒼が何を意味するかを漸く悟る。
人狼を探せと、殺せと、それが与えられた役目だと。
ふる、と頭を振る。自分が自分でなくなりそうで。]
アーベルさん、呼ばなきゃ。
[そう言って駆け出す。アーベルの部屋まで]
―― 宿泊施設・アーベルの部屋の前 ――
[辿り着いた部屋の戸を思い切り叩く。]
アーベルさん、起きて!
団長さんが、ギュンターさんが……!!
[女性たちを怖がらせないようにと、そう思っていたけれど。
その声と、戸を叩く音は、客室全てに届くだろう。**]
/*
私は客室にはいないのだよ(ふふり
こう、疑ってくれて良いんだぜ、的な感じで教会の私室で寝起きしてるけど、別に疑う要素ではないという話(
いってらっしゃい。
…あまり無理はしないでね。
[そうして食事が終わって図書室に向かう彼を見送る。
幼馴染はあの本を読んで何を思うのだろう。
どうかギュンターのようにならないで。
──そう願ってしまうのは、手立てが見付かっていない今も、皆で疑い合いたくないからだ。]
[その日は食事には顔を出したものの、部屋に閉じ籠もりがちだった。
けれど誰かに声を掛けられれば、応じるだろう。
気を逸らすように初日に借りた本の頁を手繰ってみたが、ちっとも内容が頭に入って来ない。
窓から見える雪は塞ぐ心を一層重くする。
そうして夜になれば、祈るように絵本を抱き締めて深呼吸を繰り返した。]
…大丈夫…。
[そう自分に言い聞かせて、目を閉じる。*]
…ユリアン、
ギュンターさんに何があったの。
[震える心を奮い立たせて問えば、彼が死んだという事が聞けただろうか。
口ごもるようならば、強い視線を向けて教えてくれるように強請る。]
[覚悟はしていたものの、言葉で知らされれば頭の中が真っ白になった。]
うそ、 うそだ…。
[彼の方針には反対だったが、死んで欲しいわけではなかった。
女は青褪めた顔のまま、彼が倒れているだろう場所にふらふらと向かおうとした。*]
─ 宿泊施設・厨房 ─
[いつもと変わらぬ手際を崩さず作り上げていくのは野菜と豆のスープに、玉ねぎとベーコンのキッシュ。
あとはソーセージを茹でたものと、アプフェルクーヘン]
食べたい時に食べられるようにしときゃ、当面問題ないでしょ。
[そんな思考もあったから、パンやチーズもわかりやすい場所に用意しておいて。
食事の準備が済むと、外回りで目を付けておいた部分の修繕や補強に時間を費やした]
……普段からの補強は大事、って、ホントだね、おっちゃん。
[途中、ぽつりと零れた呟きと、ほんの一瞬翳りを宿した蒼の瞳は、修繕の手伝いを頼んだりしたユリアンには気づかれたかも知れないが。
基本的には、いつもと同じ、あかるい平静を崩さぬままに動いていた]
─ 宿泊施設・個室 ─
……っかし、まー。
[その日も暮れて、部屋に戻った後。
窓辺で空を見上げながら落とすのは、小さな呟き]
『双花』を認識したとなると……抑えるのは難しそうねー。
団長さんてば、そこらわかってんのかなぁ。
わかってやってるんだとしたら、ある意味真正だわ。
[実際の所はどうなのか、それを確かめる事はないけれど]
……月のいとし子さん、どーおなさいますかなっと?
[そこも自分には計り知れない所だから、今は思考の里に置いて。
動き回った疲れを癒すべく、眠りに就き]
─ 宿泊施設・厨房 ─
[優しい、と言われてアーベル>>14を見て首を傾ぐ。
問い返しても、言葉通りだと返るだけで、その真意は測れなかった]
分かりました、後はお願いします。
[下処理を終え、後をアーベルに託してナターリエは自分の勤めへと戻る]
─ 教会 ─
[皆を取り巻く空気はどことなく暗い。
あんな話を聞いたのだから無理も無かった。
その中でやるべき勤めがあるのは、気を紛らわすには最適で。
食事時まで白猫を引き連れ作業を続けていた]
確か、綴り直さなければいけない本もありましたね…。
[長年置かれた、良く読まれる本は傷みも早い。
本来であれば専門の職人に頼むところなのだが、それが出来ない時は応急処置として自分で綴り直すことがあった。
それに手をつけたり、定時の祈りを捧げたりで時間は過ぎていく]
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