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― 宝条家/夏休み二日目夜 ―
[ 夏と言えば、西瓜。
そんなわけで、ビニール袋片手に訪れました、宝条家 ]
ちわーす。
[ チャイム鳴らして、暢気に挨拶。
出て来た宝条母にタマキの不在を告げられれば、
ちょっと生徒会の用事があるみたいで、
従兄妹の様子を見ておいて欲しいと頼まれた、
なんてさらりと言ってのけ、中へと上がり込んだ。
リカに来客を告げ、土産にと渡した西瓜を手に、
宝条母は厨房へと向かう ]
よ。派手にやったそうで。
[ 厭な顔されようが気にせず、
暢気に手を振り、近くの壁に背を凭れた ]
流石は従兄妹、ってとこかねえ。
まあ、挑む側と挑まれる側ではあっけど。
[ 一方的に言葉を連ねて ]
そうそ。宝条なら、帰って来ねえぞ。
あいつ、負けたから。
[ あっさりと言って、口を閉ざした。
碧の眼には、反応を窺うような色。
直後、タイミングを見計らったかの如く、*電話が鳴った* ]
/*
ああ、なるほど。
……んー。
ルール的にはどうなんだろう。
中断はありだったけど。
ロール次第かなぁ。
ヒビキも場合によってはvsヒサタカとは言ってるけど。
/*
個人的に疑問なんだけど、何故そこまで自分に固執するかwwwいや、なんとなくヒサタカ→雑魚 アズマ→ラスボスなのは理解してるけど。
タマキちゃん! …やのーてアズマんやん。
[クッション抱いて座り込んでたソファーの上。
跳ねるよに飛び降りてリビングの扉開けたんに、残念ハズレ。
心情ありありと顔に出しながらも、タマキちゃんの使いとおばちゃんが言えば頷いて、こっちと手招いてソファーに戻った。
さっきまで抱いてたクッションを背に敷き、壁に凭れる姿を見る]
口開くなり、派手にってなんやの。
…あーもしかしてヒビキんから聞いたん?
[手も振り返さず口尖らせて、タマキちゃんにも連鎖反応でバレたかなーと冷や汗。
やけど続けられた言葉は随分と剣呑なもので、眼鏡のレンズの奥で目の色が変わる]
…どーゆーことなん?
なんでタマキちゃんが、誰に挑んでんの?
[キョウヤからは挑まれた認識やったんで、そう返し。
何を知っているのかと探るよに顎を引いて、黄金の瞳が見上げる]
アズマが「時間を進める」を選択しました。
[電話が鳴る。やけど反応を窺うような碧の眼を睨んだまま動かず。
やがてベルの音は止まり、おばちゃんが話し出す声が聞こえ]
怪我、ないん? あるん?
帰ってこられへんほど、酷いん?
――あんたはそれ、黙って見てたん?
[鼻が詰まったかのようにくぐもった声が、イトコの安否を問う。
黄金色はゆらゆら揺れていた]
まあ、ちょいとね。
…んぁ? 宝条は挑まれた側。
[ 得た情報――ヒビキからではない――からは、
リカが挑んだと思えたからそう言ったのだが。
その差異には深く突っ込まず ]
俺が行ったときにゃ決着ついてたんで、
止める暇もなかったわな。
致命傷って程じゃなかったみたいだけど、
何か、ミックん側だったらしくて。
あっちが面倒見るつってたから、任せてきた。
下手にここに帰して、天魔に狙わせるよりマシだろ。
/*
まだ全く見てない上に、すぐ離れそうなんで中発言を、お疲れ様ー。こんにちはー。
とりあえず五神同士で争ったし役目は達成かな(何)
/*
だがしかし即効退席。しかしキャラ感情的に負けたほうがいいだろとか思ってたらちゃんと敗北にしたランダム神にちと感動したとか。生きてたときの想定なにもしてなかったよっ
なんていいつつ表のほうはがんばれー。でも無理せずにですよー
*じゃ*
……
墓下行くとリアル暇になるって
こういう事ですか。(ふむ)
[←基本長命属性なので、序盤墓下経験が2回しか無い。]
一般世間の休日は、僕の中にとって山場と同意語ですからねぇ。
今日も急遽出勤ですが、平日だから暇で暇で。
さっきから鳩覗きっぱなしです。
[誰から聞いたかより、もっと大切なコトに気は取られて]
………怪我、やっぱしたんや。
[泣きそうなんを耐えた。おじさんおばさんに感付かれたらアカン。
口早にしゃべって水気を散らす]
なんでまた…って決着後やったんなら知らんか。
ミックんの側、おんねんな。
安全なんやったらそれでええ。知らせてくれておおきにな。
後は―――直で聞くわ。
さあ、詳しくは知らんが、
要するに早とちりだったっぽい。
[ ゆるりと首を傾げた。
壁を離れ、リカの方に近寄る ]
お前の事は心配してたっぽいぞ、響に頼んでたし。
ま。出せるもんは出しとけよ、風呂場ででも。
後、ゆっくり休んどけ。
[ 言うなり、頭に手を乗せた。わしわし。
撫でるさまだとかは、多分、友人二人の中間くらい。
反撃を受ける前に離れて、踵を返す ]
んじゃなー。
[ 出ていく間際に宝条母とすれ違い、
食べて行けばいいのにと言われたけれど、丁重にお断り。
そのまま、来た時同様気まぐれに去っていった ]
/*
おや、こんにちは。お疲れ様です。
…現状と立場的には生き残るべきだろうな、と思いながら
PLアビリティとしては絶望的だろと考えていたら
案の定、期待を裏切らないダイス目に全俺が涙。
……僕のダイス目の悪さは、ランダム神をも越えます!(何)
まぁ早期落ちは狙って居た所なので、良しとすべきですかね。
鳳凰と霊亀の二人にお任せしてしまう事が、心苦しくありますが。
[早とちり。仲間割れとゆー言葉が頭を過ぎった。
泣くの耐えてるせいだけやなく頭が痛い。人のコト言えへんけど]
ぅー、そんでヒビキん妙に親切やってんな。
わかった、ちゃんと休んどく。きっちり張り倒さなアカンからな。
[風呂場どーのこーのは意図的にスルーしたら、頭に手が乗ってた。
ヒビキの別れ際のとか、タマキちゃんに褒められた時とか思い出して唸り声が漏れる。別に反撃とか考えてへんかったけど、威嚇っぽかったかもしれん]
ん、ほななー。
[立ち上がりも視線もやらんと手だけ振った。
完全に声が消えてから、おばちゃんが来て合宿の件と西瓜を出してくれた。小さな声で礼と言い、行儀悪いけどほぼ専用と化してる客間に持ち帰る。よく懐いてるのは知ってはるから引きとめる声はなく。
部屋で一人齧った西瓜は、*しょっぱかった*]
―昨日・帰り道―
まったく失敗した。
力見せてもらえば位のつもりが、ふっかける相手間違ったよ。
宝条先輩も一見と違って沸点低いんだな。
[肩を借りながら、ゆっくりと歩く。喋ることで走る痛みを紛らわせつつ。ちょっとボロボロすぎる格好に表から入るわけにはいかないなぁとか思いながら]
え、ああ。寮の裏手まで頼めるかな?
こんなん誰かに見られてもヤバイし。
[ファンの子に、という意味もあったのだが。アズマに伝わったのはボロボロになってる格好のことだけだったのかもしれない。
ボソリと、面倒とか何とか呟かれた声は良く聞き取れず]
え、なに…うきゃっ!?
[問答無用で振り払われて抱え上げられ。驚きのあまり上がった声は素っ頓狂なものに。慌てて口を押さえつつ]
ちょ、歩けるって。
こんな格好見られたらもっとヤバイってば!
[抗議は当然の如く無視されて。ズカズカと歩かれれば振り落とされないように大人しく縋っているしかなかったりするわけで]
あーもー。情け無いったらありゃしない。
…ありがと。
[本当は歩くのも辛かった。こんな怪我、慣れてるわけもなく。だから小さく、でも本心からお礼を呟いた。今は敵とみなされる相手かもしれないというのも一瞬忘れて]
あ、ここでいい。
その脇のフェンス外して入れるんだ。
って、男子に教えちゃマズイか?
ま、悪用はしないと信じとく。したら成敗する。
[寮の裏手、下ろしてもらった場所ではいつもの調子。
最後はケラリ笑って付け足して]
手間掛けさせてすまんかった。
本当にありがとう。
…早く片がつくといいね。それじゃ!
[ペコッと一つ頭を下げると軽く手を振って。
ノロい動きで緊急時用の出入り口(当然無許可作成物)から寮の敷地内へと入ってゆく。それをアズマがどんな顔で見送っていたのかなど、振り向かなかったから知らないまま]
[人を避けて部屋に戻り。長袖のシャツとズボンを持ってシャワー室へ。顔を庇ったのは眼を守る本能だったけれど、誤魔化す役にもたったなとかぼんやり思いながら]
イタッ。沁みるー。
それにしても年季違うとアレだね、器用さが違うね。
本当に失敗した。色々習った方が得だったジャン。
[ブツブツと呟きながらシャワーを浴びて。
部屋まで戻るとその晩は早々にベッドでぶっ倒れた。
マリーが帰ってきたかどうかも知らず。翌朝まで*グッスリと*]
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