情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
よっ、と。
[浴衣の裾をまくりあげて川に入ると、持って来た服を水につけて洗った。
部屋にあったシャツやズボンはどれもサイズが合わず。
着替えを沢山もってきたらよかったな、とひとりごちつつ、しかし水が気持ち良かったのでそれでもいいか、と呟きつつ。
つるりと足を滑らせて水の中に尻餅をついた。
それもいいか、と荷物を頭に乗せて泳ぎ出した。]
[海の中には様々の生き物が動いている気配がして、それもまた心地の良いものだった。岸辺には、カラフルなパラソルが見えた。長閑だ]
ちょっと分けてねー
[海中の無数の生物に、聞こえはしないだろうし通じもしないだろうが、一応断った。生命力を、ほんの少しずつ。塔の生物たちも気の付かない程度、一呼吸分くらいの僅かな量、吸い上げる。
均衡を崩さないように。それに、あまり過分に取っても飽和し持て余すだけだ]
あ。
[川下へとゆっくり泳いで行くと、広がる河口が見えた。
海か?と思い、一度岸に上がる。]
木に洗った服を干し、着ていた浴衣も絞って干す。
ああ魚を取るんだった、と下着だけつけた姿でもう一度水へ。
四つ足の動物が走るかのように、沈みつつ水を蹴る。]
─二階・自室─
ん……。
[光を感じて、目を覚ます。
身体を起こしたのは、ソファの上。ベッドの方には、金色の髪の少年が眠り込み]
……落ち着いたかな?
[呟きつつ、あどけない寝顔を覗き込む。口元に掠める、微かな笑み]
……機鋼王殿の世話焼きに、感謝、か。
俺一人じゃ、ここまで落ち着かせてはやれんかったろうし……それに。
[俺も大分、楽になってるしな、と。小さく小さく呟いて]
……さて、と。ヴィンター、今の内に、しっかり食って来い。
[窓を開け、白梟を空へと放つ。西部エリアの森へ行けば、白梟の身にあった食事もできるはずだから、と]
< なかば夢うつつ。猫はとびらが開く音に、そちらを見ました。
あら、そこにいるのは、マテウスじゃないですか。手をふってくれるので、猫は羽根をいちど、大きくひろげると、にゃあとなきました。
どうやら彼は、どこかに行くよう。猫は見えなくなるまで見送って、もう一度ねむろうと、目を閉じて――
頭をこすったら、青い布があらたいへん、どこか飛んでいってしまいます。いたずらな風さんの しわざ だわ。
猫は、ねむそうだった目を、おおきくあけました。いっちゃだめー!
大慌てで、おそらの おいかけっこの * はじまりです * >
さて、と……俺はどうするか。
エターナル・ロンドが弾かれたとなると、真面目に足で探すようだろうけど。
[中央塔地下のファクトリーに続く道がどれだけあるのか。
知っていそうな機精の行方を捜した方が早い気もする]
……取りあえず、少し、歩くか。
[小さく呟いて。眠る従魔の枕元には、無限の輪を一つ残し]
いよっと!
[そのまま、窓から飛び降りる。玄関使え、とか言ってもきっと無駄]
いってらっしゃーい。
[自分はまだ牛乳を飲みながら、出掛けていくマテウスを見送って、さて、やるべきことの優先順位は、と考える]
/中/
ちょいとメモ書き。
ファクトリーへの裏口は三箇所。
北部:氷結洞
北東部:山岳地帯
南部:火山地帯
エネルギーバイパスのメンテナンス通路が繋がってます。
と、そうだ。
[呟いて、無限鎖に意識を凝らす。
目覚めた時、自分が戻っていなかったら、セレスの側にいてやってほしい、と。
時間差伝言ができるどうかはわからないが、そう、声を投げておく。
……何だかんだと言いつつ、頼っている事に、微か、苦笑を浮かべてはいたものの]
[飛び降りた直後に、右手首の無限鎖をつい、と撫でてなにやらやっていたようだが。
かけて来る気配に気づけば、どこかのんびりとそちらを振り返る]
おんや? どーしました、慌てて?
< 猫と、かの人との、やくそく。
それは、ふたりしかしりません。
かの人は、猫に、自由であるようにとねがいました。どんなときも、決しておまえの、のぞまぬことはおきてはいけない。どんなときでも、決しておまえは、だれかにとらわれてはいけないよ。おまえが大切だから、そういうんだよ。
猫はなんどもうなずきました。しんみょうに、うなずきました。
あのね。ずっと、いっしょにいられると、ほんとうはおもっていたの。 >
< みんな やさしかったのに。
どうして、あそこはきけんだからって、かの人は、猫をつれてにげたのかしら。 >
[扉を開けて、目の前に立った時空竜の、みょーにのんびりした様子にちょっと脱力]
いや、いーんだけど。
[自分だって、さっきまでかなりのんびりしてたわけだし]
ゆうべ、無限鎖飛ばしてたでしょう?何か引っかかりました?
[めんどくさいのですぱっと尋ねた]
[穏やかな眠りの中、私は昨夜の事を夢見る。
否、それは夢ではなく確かに在った事。記憶の欠片]
[彼の子が抱き上げられる瞬間、私へと投げられた声とコエ。
私はどちらにも答える様に小さく応え(いらえ)を返し、青年へと瞳を向ける。菫青石に浮かぶ色は、あれが歌と言い当てられた驚きと、含まれた意図を問うかのよう。
なれど、彼の竜からそれが語られる事はなく。
続けられし頼まれ事に、私は了承を示すべく静かに首を垂れる]
…そなたも、御無理なきように。
[挨拶の言葉に被せ、気遣いをコエに乗せて返して。
視線を上げれば、その奥に在るは静かな意思──決意の色彩。
私はそれを止める事が出来ずに、愁いを帯びた瞳で彼の竜の異眸を見つめるのみであった]
――
いい拾い物をしたよ
この猫?
そう。魔界の森から、迷子になったんだろうな。
ふぅん?
人の姿になれるとは、しらなかったが……
ああそうだ。たしかにこいつはまだ稼げるが……
ほしがってるのがいたんだよな。
売るか。
お、いた!
[水の中を駆け、大きな魚を見つけ、ゆっくりと向かう。
ふわ、と白いたてがみが水の中で揺れ、手の先に鋭利な爪が生え。
一瞬閃いた後魚は腕の中へ]
――――
……ほら、逃げよう。だめだよ、ここにいたら
どうして?
うん。おまえをね、ほしがってるんだって。
おれを?
そう。……こんな小さい子を。
?
だから、にげよう。おまえが好きだよ。ほら、おいで。
……うん
[脱力する様子に首を傾げ。続いた問いには、はあ、とため息一つ]
いんや、残念ながら何も。見事に弾かれてね。
仕方ないから、自分の足で、ファクトリーへの入り口を探そうか、と思ってたところ。
あそこ……というか、まあ、すっぱりと言ってしまえば機鋼竜だね。
機鋼王殿は、恐らく中央塔の管制室じゃないかな。
[あそこなら、界の全体を把握できるから、と言いつつ中央エリアの方を見やる]
[夢の中、届いたのは――彼の竜のコエ。
私は小さく身じろいで、眠りの淵から意識を浮かび上がらせる]
……オ…ト… 殿…
[届く願いに一音啼いて、私は半ば眠りにあるままコエを投げる]
何処…へ…?
[捉えた声に、傍らのユリアンに気づかれぬように一つ、瞬いて]
ああ……ちょっと、色々と調べ物と探し物に。
[返す言葉は、ごく軽い]
機鋼竜自身が、ですか?
誰かが侵入したとかじゃなく?
ああ、でも…あんな機鋼の精霊力は、機鋼王と機鋼竜くらいにしか動かせないか。
[昨夜の力のうねりを思い出して眉を顰める]
中央塔からまっすぐ地下へっていうのは、やっぱり無理でしょうねえ。そうなると別に地下に降りる経路を探す、か。
昨日、機精殿に聞いた話からすると、機鋼竜自身が、機鋼王殿を押さえ込もうとしたらしい。
[界封鎖に至る過程を簡単に説明して]
そも、中央塔からして、機鋼王殿に封じられているし。
通過権限を持ってる機精殿はすっ飛んでってちまったし。
何とか他の道を探すしか、ないだろうね。
というか、俺は一人の方が動き易いし。
というか……何かな、その微妙な響きは?
[にっこり、笑いつつこう言って。
……目が笑ってない、目が笑ってない]
[わー、気にしてる気にしてる。心の声はそんな感じだったろう]
そりゃ、あなたから見れば、他の方は足手まといみたいなもんでしょうけど。
でも、こつこつ一人でって、効率が悪いと思うなあ。
ここには異なる精霊力が溢れてて、そしてそれに応ずる力を持った存在が、集まっているわけだし。
一緒に、とは言わないまでも、協力を仰ぐくらいはした方がいいんじゃないですか?
[にこにこと、怯んだ様子は無い]
/*
< ライデンったら、こんな子に育っちゃって……
中の人か、それとも氷破王かしら。
ちょっと嘆いたみたいだわ >
……別に、足手まといとは思わんけど。
単に、その方が動き易いってだけだし。
[その思考をどうにかしろ、と思われているのは気づいていてもスルーしているようで]
……そうは言っても、元を正せば、竜郷発端の騒動。
そして予想通りなら、俺も、原因の根底に少なからず関与しているし……な。
[ほんの一瞬、視線は遠くへ]
そんな状況だから気が引ける、というのは。
理由になりませんかね?
[なりません、きっと]
ああ。
機鋼竜の『器』のいる場所、そこへ至る道をね。
[疑問の声に、簡潔にまとめた答えを返し]
とにかく、『器』を鎮めない事には、ここから出る事もできんから。
―二階個室ー
[覚醒した私は、緩慢と褥から身体を起こした。
素肌を滑り落つる掛布を見やり、指先を傍らの机の鞄へと伸ばす。
取り出されたのは亜麻色の一枚布。それを身体に巻きつけて、私は褥を降り部屋を出た]
理由になりませんよ、そんなの。
[きっぱり。雷撃の精に遠慮は無かった]
雷撃王の命で動いた僕はともかく、他の皆は、一刻も早くここから出たいに決まってるんです。
あなたの気が引けるかどうかなんて問題じゃない。
可能な手は出来るだけ使って、とっとと事態を収拾するべきです。
もちろん、イヤだって人に強制は出来ませんけどね。
どっちかと言うと、動ける方が有り難い人の方が多いんじゃないかな。
[身体に亜麻布を巻きつけながら、私は簡潔な説明へと耳を傾ける]
『器』への…道。
[コエを返しながら、私は夢にも見た決意を思い浮かべた]
…行かれるのですね。
[ただ、それだけを返して。私は窓へと手を掛ける。
止められはせぬ、止めてはならぬ、彼の竜を見送るが為に]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新