情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[返された言葉に、軽く唇を噛む。
フラッシュバックする、昨夜の光景。
舞い散る桜花と、その下の──]
…………。
[それを振り払うよに軽く首を振り]
榛……一度、ここから離れよう。
みんなに報せないと……な?
[ぽふぽふ、と頭を撫でてやりつつ、諭すように告げる]
それにお前、そのままじゃ風邪ひいちまうし。
―雨が降り出す少し前―
今は余所から来た人間は…辛いでしょうね。
利吉さんは朝旅籠におりましたよ
[琉璃の意見に同意を示しながら、利吉についてはそう告げて]
そうですね。一雨来そうですし…私は旅籠にでも行きますか。
少し考えたいこともありますし
[言って、琉璃も旅籠にいくならばともにいき。
数名は桜を見にいったことを主人に聞けば、孝博が帰ってきたら呼んでくださいと告げて、一旦部屋へと引っ込んでいった]
[ふ、と我に返る。]
・・・そ、だ。
電話。
[借りるな、とは言わなかった。
相手は既に事切れている。
黒電話のダイヤルを回し、受話器を耳に当てる。
無音。]
[離れようと言う言葉には震えながら小さく頷いて。立ち上がろうとして、足元に気付く]
あ…くつ…。
[飛び出してきたために靴を履いていなかった。流石に雨の中このまま歩くのは抵抗があり、靴を取りに行こうと玄関の扉を見るも、先程の光景が思い出されて開くまでは至らない。震えた手でドアノブに手をかける体勢のまま動けなかった]
―回想―
父さん。いえ、当代様。
[その呼び方で父はすぐに気付いたようだった]
「――櫻木に行ってくる」
はい、お願いします。
[そんな小さな会話を交わしてから暫くして。
兄が食事にやってきた]
父さん、櫻木に行ったわ。
私も行ってくるから。
[すると片付けは自分でやると言われて。
ぽふり、と昔のように撫でられた]
…うん、できるだけ気をつける。
[少しだけ泣きたい位嬉しかった。
だから、そうと答えた]
[ふらふらと表に出て来る。
中に駆け込む際に思わず放った傘を、雨に打たれながら拾い上げた。]
ダメだ。
電話線、切れてッし・・・オッサンも。
[子供を抱く聡に向かって、首を振った。]
[動けない榛名の様子に、軽く眉を寄せ、その手に自分の手を添えて離させる]
ちょっと、こっち持ってろ。俺が取ってくるから。
[やんわり言って、差し出すのは先に取り落とした傘]
[手を添えられたことで、ふ、と史人を見て]
…う、ん……ごめ…、あり、がと…。
[「おね、がい…」と言ってドアノブから離された手を胸元で握った。差し出された傘を受け取り、じっと史人の動向を見つめた]
[無言で頷く。
相変わらず濡れ続けている聡の傍に寄り、傘を差し掛け、]
とにかくダレか、・・・ヤ、着替えが先か?
その子は・・・取り敢えず中に。
[先程出て来た店を示す。]
−少し前、桜の丘にて−
ほんと。気味が悪いくらいにね。
[黙祷を捧げ、見上げる。
見事に花開いた桜。枝振りから予想できたようにそれは、見事な。
軽く微笑みながら、内心では冷たいものを感じていた。
裕樹に促され、旅籠へと戻る途中で足を止めた。ぱたぱたとポケットを叩く。]
あ…っ、何か軽いと思ったら。
ごめんちょっと戻るわ。煙草落とした!
濡れる前に拾ってくるー。先に行ってて。
[ひょっとしたら一服するかもしれないしーと二人に言い残し、半分くらい降りた丘を再び*登りはじめた。*]
―回想―
[史人を残し、今にも降り出しそうな雨雲が覆う中、櫻木の家へと。伯父はどこかやつれた様子で、だが頷いて奥へと入れてくれた]
[準備が整うまで、と一室へ通される。
そこで綾野の宮司姿を見たのは、まだ数日前のことで]
――ッ。
[目元を乱暴に拭った。今は泣くわけにはいかなかった。
呼吸を整えてもう一つの準備を。やらずにすめばと思いながら]
まぁた、そうやって謝る。
[口調だけは冗談めかした物言いをして。
ドアを開け、玄関の中へ。
一見すると、変化らしきものはない──が、微かに感じる臭いが、大きすぎる変化を物語っていた。
再度のフラッシュバック。それを振り払うかのように、靴を拾って、外に出る]
……これで、間違いない、よな?
ところでお前、歩けるか?
[持ってきた靴を見せつつ、抱える懸念を投げかける]
…もう、癖、だよ…。
[相手の口調につられるかのように言葉を発し、少しだけ緊張が和らぐだろうか。持ってきてもらった靴を見て肯定の頷きを返し]
うん、これ…。
…多分、大丈、夫。
[靴を受け取りその場で履いて。歩けるかと聞かれると曖昧に返す。これ以上心配をかけたくないが、本当に歩けるかの保証は無かったために。身体は、相変わらず震えている]
[孝弘から傘を受け取ると、それを肩にかけて、しゃがみ込む。]
っふーーーー…。[大きく、ため息。]
[ふと、気づいたように]
…あ、おい、この村に警察はいるのか?
この村に通じる道が土砂崩れを起こして塞がってるんだ。
俺はその事を西行院、ってのに知らせに行くところだったんだが。
研究生 孝博は、探偵 利吉 を投票先に選びました。
研究生 孝博は、青年 聡 を能力(襲う)の対象に選びました。
―旅籠の一室―
[考えることはいくつかある。事件のこと。今後のこと。
だがそれよりも、きっかけが気になって]
警察を…と言いましたが、今回の事件は単純なものなのでしょうかね
[率直に言えば伝説などない。といいたいが、感覚がそれを否定する。それはなんとも皮肉な理由。自分は両親とは違っていて]
本当上手いこといかないものですねぇ…ですが最初から踏み違えていても、踏みとどまれなかったのは自分ですし…
[だが今はそれはいい。それよりも、もし、伝承通りだとするならば、己にも何か―]
宿命…ですかね
[頭を振る。らしくないと。だが]
[晴美の反対にも関わらず、古老どもの結論は警察には報告しないというもの。
それはつまり隠匿を村の意志とするということ。
もちろん、それを良しとする晴美ではなかったが、]
……ちっ。糞虫どもがこんな時に限って要らぬ知恵を回しおる。
[西行院の安全のためと言う名目で屋敷内を闊歩するのは、古老子飼いの用心棒。
その真意は恐らく、晴美が独断で警察へ通報することを監視するためだろう。
至極不機嫌に、爪を噛む。]
[癖、という返事にそういう問題か、と返しつつ、靴を履く様子を見守り。
曖昧な答えに、はあ、とため息一つ]
……多分、ってなんだ、多分、って。
んじゃ、この方が早いか?
[あっけらかん、と言いつつ。
抱え上げようと、手を伸ばして]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新