情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―二階・個室―
[ベットの端に腰掛けて、雑巾を片手に、古ぼけたランプの手入れ。
その横顔が、人に接する時よりも楽しそうに見えるのは、恐らく間違いではないだろう]
………よし。
[やがて満足がいったのか、そう呟くと、ベッド脇のテーブルにそれを置いて。窓際に干してあったローブを纏うと、階下へと降りる]
[普段は人の良さそうな顔付きの自衛団長は、緊張故か、未だ固い表情。
形式的に頭を下げれば、視線の先に、昨日の機械犬を発見して。
興味深げに、じいっと見詰めている――というか、見詰め合っているというか]
[厨房で調理材料を探せばかなりの量があり、顔に憂いを浮かべる。]
[しかし気を取り直し、パンやら肉やら野菜やらを見付けると、手早く炒めたりしてチーズをかけてオーブンへ]
[楽にピザトーストらしい]
[暫しの見詰め合いの後、ふと、思い出したように片手を伸ばして]
……お手。
[沈黙。
いつの間にか、機械犬はスリープモードになっていたらしい]
[変わらぬ表情ながら、残念そうだ。
新たに加わった肉球の存在を知っていたら、もっと残念そうだったかもしれない]
[そして放置して犬にはどうしたらいいだろう? と覗いてみれば、見知った姿]
イレーネ?
おはようございます
[にこりと笑って]
[……なんだかすごいものを見たと思ったか。]
[とりあえずピザトーストをつくりましたよと声をかける。ギュンターにも]
[そしてできあがりの香ばしい匂いに、あわてて厨房にいって*とりわけ*]
[しゃがみ込んだ体勢のまま、そちらを見上げ]
…おはよう。
オトフリート。あなたも……、か。
[此処に呼ばれたのは、と言いたかったのだろう。
“眠って”いる機械犬をそっと撫でつつ、何人呼ばれるのかとぼんやり思考]
[物を片付けて、一休みしていたら、何時の間にか眠ってしまっていたらしかった。苦笑しながら目を覚まし]
…もうこんな時間ですか。
ところで何名が此処に来るのでしょう?
[呟いて、しかし椅子から立ち上がる事はなく。答えを待つにも自衛団長は黙ったまま]
─二階・個室─
[猫の鳴き声に、まどろみから目を覚ます。
開け放った窓辺に椅子を寄せ、雪を見ながら考え事をしていたら、そのまま転寝していたらしい。
吹き込んできた雪が金色の髪の上に、白い陰を広げていた]
ん……。
[まだ眠っているのか、惚けた声を上げる...に、白い仔猫は甲高い声で呼びかけ続け、その声に僅か、瞼が持ち上がる]
んん……ああ……ペルレ?
ミルクなら、教授にもらえ……。
[…まだ寝ぼけているようだ]
[惚けきった反応に、仔猫は不満げに喉を鳴らし、更に呼びかけ続ける。
その訴えが届いてか、...は、一度は閉じた目を開けた]
……んー……。
って、ここ……あ、そうか……。
[周囲の雪に、ようやく自分の置かれている状況を思い出す。
ふる、と頭を左右に振ると、積もっていた雪が煌めきながら周囲に散った]
……ふう……寒いな。
下行って、何か……あったまるものでも、勝手に作って飲むか……。
[寒いのは当たり前だが、それを突っ込む者は猫以外になく。
ともあれ、窓を閉めた...は、白い仔猫を肩に乗せて、ゆっくりと一階へ降りて行った]
[少し困ったような表情で、暫く視線を動かしていたが]
まぁ、誰か来る前に、鍋でも作りますかね。
[何鍋にしましょう、などと考えつつ]
[と、足音が聞こえたような気がして振り返る。階段から降りてきた金髪の…]
ああ、エーリッヒ。
一体いつのまにこちらに帰ってきてたんです?
[遂に学校、やめさせられました? と、微笑んで]
[呼びかけに一瞬戸惑い、声の方を見やって一つ瞬き。
そこにいるのが誰か気づき、そして、投げかけられた言葉が眠気をどこかに追いやった]
……お前な……人の顔見るなりそれかよ。
年末くらい帰郷しろ、って、教授に帰されだけだ、退学はくらってない!
[微笑みに、憮然とした面持ちで言い返し]
残念。あ、違いました。
我慢強い教授で良かったですね
[にこにこと人のよさそうな微笑を浮かべつつ]
でも帰ってきていたのは知りませんでしたねぇ。挨拶くらいしたらどうなんです?
[軽い欠伸混じりで二階より下りてくる]
…おはよう、と言う時間じゃないわね。
仕事は夜が多いから、昼は眠っている事が多いのよね、私。
[周りを見回し幾らか増えた者に気付き、壁のボードを見遣って]
今度は誰?
と言っても、私が知っている筈ないわね…
それにしても静かね。
ねぇ、食事とかはどうなっているのかしら?
[見張りのような自衛団長は何も答えぬままで]
自分で作れ、と言うことかしら?
宿に居る訳じゃないから仕方がないけど…
[半ば諦めたように呟いて]
[何処へ行っていたのやら、集会所の奥の方からふらりとやって来て]
………相変わらず…、仲、…いいね。
[二人のやり取りを見て、一言]
[眠たそうに降りて来た女性にも、頭を下げ]
こんばんは。
[人工的な光の下、微かに笑みを浮かべる]
[と、階段から降りてきた女性を見て、微笑みのままに]
こんばんは、でしょう。初めまして。
私はオトフリート=フィッシャーと申します。
宜しくお願いしますね
[それから続いた言葉に思案するように]
そうですね、昼は少し作りましたけど。
何かおつくりいたしましょうか?
…一体、何が残念なのかと。
[ったくもう、とぶつぶつ言いつつ。ともあれ、冷えた身体を温めようと暖炉の側へ向かう]
帰って来て早々、ここに強制連行されたからな。
挨拶周りしてるヒマなんかなかったよ。
[昨日も居た男と、新たに増えた男が話しているのに気付き軽く会釈をして]
こんばんわ。
邪魔をしてしまったかしら?
エーリッヒさんと…
[もう一度壁のボードを確認して]
オトフリートさんで良いのかしら?
[相変わらずの営業用の微笑を浮かべて]
[イレーネが戻ってきたのにもう一度微笑んで]
えぇ、あなたも大切な幼馴染ですし。
[それからエーリッヒには、成る程と呟き]
犯罪だけはしてはいけないと思いますけれど、遂にしてしまったんですね。
[集会場の奥から現れた女性に気付き、軽く微笑んで]
こんばんわ…イレーネさん、だったかしら?
[掛けられた言葉に微笑を返して]
初めまして、ですね。
こちらこそよろしくお願いしますわ。
[食事の話に少し考えて]
…そうね、もしご迷惑でなければお願いして良いかしら?
あまり料理は得意では無いの…恥ずかしいのですけどね。
別に、邪魔じゃないけど?
[エルザの挨拶に軽く返した後]
……それは、どういう意味だ?
[オトフリートを睨むように見つつ、低く問いかけた]
[エルザの言葉に、はい、と柔らかな微笑で返し]
私もたいしたものは作れませんけれど。
そうですね、雪も綺麗ですし、寒いですし、鍋物にしようかとも思っていたんです。
[それから低い問いかけにも、やっぱり笑顔のまま]
いえ、何か足を残すようなとんでもない犯罪に手をかけたのかと。
あなた、昔から顔は良かったですからねぇ…
[しみじみ呟きつつ厨房に向かう]
……エーリッヒ。
今なら…自首すれば、罪は軽いよ…
[冗談交じりに、うんうん…と頷くも、]
…皆…容疑者に、違いは……ない、けど。
[ぽつりと付け足す]
全部って、あのな。
……て、言うか、お前ら人をなんだと思ってんだよっ!?
[二人の言葉に思わず大声を上げるも。
ぽつりと付け足されたイレーネの呟きに、やや険しいものを表情に浮かべ]
……容疑者……ね。
一体全体、何がしたいのやら、自衛団長殿は。
[ちらり、ギュンターに視線を投げるものの、予想通り答えはなく]
[厨房の中では鍋の道具など色々だして、昆布で出汁をとったりしている。材料だけだして、火にかけ、再び顔を出すと]
旅をしているんですか、それではこのようなところにきてしまって災難でしたね。
ギュンターさんはあまりきちんと、理由をお話してくださいませんし。
[それからエーリッヒには]
何って、大切な幼馴染だと思ってますよ
[いけしゃあしゃあと笑顔で告げる]
[くすくす、と小さく笑い声]
…まあ……、変わっていないようで……少し、安心…?
[浮かんだ表情に、向ける表情は薄く笑みを含んだままなれど]
さあ……ね。
…獣。………人狼――が、……どうとか…
[潜めた声は、聞こえたかどうか]
[随分親しい様子、という表現に疲れたようにため息をつき]
……ま、決して短い付き合いじゃないからね。
ああ、そうか……旅暮らしだと、そういうもの……なんだ。
[小さく呟いた後。
何事か思案するような表情で、抱えた白猫を撫で]
[交わされる会話にくすくすと笑いを零しながら]
本当に仲がよろしいのね。
[と言った後で、自衛団長に目を向ける]
本当に、はっきりした理由を言って下さらないのは困りますね…。
私はこの村の酒場に雇われてきたのだけど…ここに居る間の稼ぎとか、保障してもらえるのかしら?
[そう問うと自衛団長は「話は付けてある」とだけ返してきて]
…そういう所はしっかりしているのね。
[と諦めたように口にする]
[イレーネの声は遠い位置だからか、それとも鍋が煮えた音でか、聞こえなかったようで。]
ああ、いけない。鍋をきちんとしないといけませんね。
和風なんですけれど、お口に合いますかね?
[厨房に慌てて*戻ってゆく*]
……はいはい、さようでございますか。
それはどーも。
[笑顔のオトフリートにやや投げやりな口調で言った後]
ったく、全然変わってやしねぇ…。
[どこか呆れたような、でも、安心したような呟きをもらして]
……ま、そんな簡単には変わりゃしないよ。俺は俺。
[イレーネに、微かな笑みを向ける。
潜めた声は捉えたものの、ただ、自衛団長に視線を投げるのみで何も言わず]
[オトフリートが慌てて厨房に入るのを見届けて]
あまり慌てて怪我などしないでくださいね?
和風…珍しいのね。私はどんな味付けでも大丈夫だと思うわ…多分。
[イレーネの言葉が耳を掠めるも本気にはせずに]
[もう一度自衛団長を見遣って]
あと何人集めたら気が済むのかしら?
[とだけを呟いて、周りの様子を伺うように目を閉じて*黙り込んだ*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新