情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
7人目、修道士 ライヒアルト がやってきました。
修道士 ライヒアルトは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
[湖の畔に開けた小さな村の教会に赴任したのは六年前。
ほぼ全面が凍結する湖を見て感嘆したのを覚えている。
随分前に亡くなった母の故郷であると知ったのは、
司祭として以前よりこの村にある彼と打ち解けてから。
母の家名であるヴァレンシュタインの響きが印象に残っていたらしい。
そんな縁もあり、この村に馴染むのにはそう時間も掛からなかった。
本格的な冬はもう間近。
もう六年になるのかと感慨深く思いながら、小島の館の扉を叩いた。]
―――――――――――――――
■名前:ライヒアルト・ヴァレンシュタイン Reichard Wallenstein
■年齢:26歳
■職業:侍祭
■経歴:6年前に村の教会へと派遣された修道士。
ミサ聖祭にて奉仕する役割を担う侍祭。
そろそろ助祭にとの話も出ているがまだ未熟な事を理由に辞退している。
村の外からの来客が月に数度あり、送られ書簡も多い。
身寄りはないとされているが、どこかの権力者の落胤との噂がある。
―――――――――――――――
[村役場にある更新されたばかりの住民票にはそう記される。**]
─ →自宅 ─
[エーファとオトフリートに見送られ一度辞したギュンターの屋敷。
もう一人訪問者が居た>>60ようだが、こちらの姿を見られても、イヴァンは気付かずに出て行ってしまう。
そうして向かった自宅では、父親もまた一段落して戻って来たところであった]
ただいまー。
え? 途中で放り投げてきたんじゃねーって。
後で完成したの見て吠え面かくなよ。
じゃなくて。
もう一箇所、勝手口の立て付け直して欲しいって言われたから部品取りに来たんだ。
蝶番の予備まだあったよな?
[疑う父に言い返し、部品を収めている棚から金具を引っ張り出す。
あそこの扉の蝶番ならそっちだ、と部品の種類まで把握している父の言葉を受け、勝手口につけられているものと同じ形の金具を二つ拾い上げた]
あ、そーだ。
オトフリートが帰って来てたんだよ。
ほら、ベッカーさんとこのオトフリート。
今楽団に入っててあちこち行って演奏してるみたいだぜ。
ん、今はギュンじっちゃんのとこ。
居る間に挨拶に来るっては言ってたぜ。
[次いで、オトフリートが来ていることと、彼からの伝言を父に告げる。
それを聞いた父は最初こそ驚いていたが、オトフリートが元気そうであると分かれば嬉しそうに笑っていた]
他の人にも伝えといてくれな。
そんじゃもっかい行って来る。
[最後にもう一つ付け加え、イヴァンは再びギュンターの屋敷へと向かった]
/*
あっやべ、ログにプロフ落とし損ねてるじゃんよ!
[今気付いた]
どのタイミングでぶっこむかな…。
入村時頭寝すぎだろう。
[テラスへ続く扉を少し開けると、湖からの冷たい風が廊下へ流れ込んできて、思わず身震いする。
ビルケも嫌そうに後退ってしまった。]
誰もいない……あれ?
[何か小さなものが足元へ転がってきた。
拾い上げると、指ぬきだった。
ごくありふれた真鍮製の。]
[ユリアンはしばしそれを見つめたが、]
でも……?
[困惑した顔をリネン室の扉へ向ける。
同じ形のものを何個も持っているが、細工が違うように思えた。
ならば、この館の誰かが落としたのだろうか。
テラスへの扉を閉めると、後退ったビルケに近づいて首元の毛を撫でつつ、ささやいた。]
これ、誰のものだろう?
[館の使用人のうち数名はごく最近入れ替わったばかり。
ひとの顔を覚えるのが苦手なユリアンには、落とし主の顔を思い浮かべることはできなかった。]
─ ギュンターの屋敷・廊下 ─
え? 落とし物?
あー……んじゃ、後で聞いてみるね。
[差し出された指抜き>>88に、こてり、と首を傾げる。
薬師の勉強で泊まり込みの時に雑事を頼む使用人は、こちらが戻ってくると殆どが休みで出払ってしまうから、すぐには確かめられない。
だから、と一先ずそれは預かる事にして]
あー、ぼちぼち来てる感じかなあ……。
ま、いつもの事だし、賑やかでいいけど。
[なんて、軽い口調で言ってはいるけれど、ほんの少し複雑そうなのは伺えるか。
引っ込み思案は大分解消されたが、根っこは変わっていないから]
……月?
[広間へ向かう途中、出てきた話題>>89に首を傾げる]
あ、そだね。
……そういや、こないだから来てる歌い手さんが、月が見える夜に、演奏会やりたいって言ってたなー。
演奏家さんも来てるし、賑やかになるかも?
[氷の堤を観に来た、という旅の歌い手が言っていた事を思い出す。
当の本人は、早朝に外に出て、戻ってから客室に籠もっているらしいが]
[そんなやり取りをしながら広間へ向かう途中。
玄関から聞こえた扉を叩く音>>80にふと、足を止めた]
ありゃ、誰か来たみたい……っと。
ちょっと待ってて。
あ、先行っててもいいよ、わんこ辛そうだし。
[そう言い置くとくるり、方向変えてぱたぱたと玄関へ向かう。
扉を開けた先に佇むのは、見知った姿]
あ、侍祭さん、いらっしゃーい。
じっちゃんに用事?
[問いかけに返る言葉は如何様か。
何れにしろ、次に取るのは扉を大きく開いて来客を迎え入れる事。**]
─ 広間 ─
[暖炉のある広間の空気は暖かく、ユリアンはほうと息を吐く。
元は誰か権力者の別荘だった>>13というこの建物のそこここに、田舎の小さな村には不釣り合いな装飾が施されているが、広間もそのひとつだった。
地味ながら、職人の誇りを示すような細工が柱や窓枠を飾っている。
ガラス窓の向こう>>11はエーファご自慢の庭園>>4だ。
ソファーの片隅に腰掛け>>3た男へちらと視線を送り、手元に譜面>>11、足元に大きめの鞄とバイオリンケース>>1があることを見て取ると、
エーファの話していた「演奏家さん」>>91は彼だろうと思った。
ユリアンは無言で会釈して暖炉へ近づいた。
十年余>>1も前に村を出た相手の顔には気づかない。]
─ 屋敷へと向かう少し前 ─
[金具を手に家を出たところで村役場の人に呼び止められる]
え? 住民票の更新?
あれ、やってなかったっけ?
[けろっ、とすっかり忘れている顔でイヴァンは役人を見た。
その様子に役人は呆れた表情を浮かべる]
あはは、悪い悪い忘れてた。
今ここで書いちまえば良いよな?
[そう言って書類を受け取り文字を走らせた。
立ちながらだと言うのもあるが、字はお世辞にも上手いとは言えない]
──────────────────
■名前:イヴァン・アルホフ Iwan=Allhoff
■年齢:28歳
■職業:大工
■経歴:村で代々大工を営む家の息子。村人が住む家の建設や修理を始め、村で採れる木を使って家具を作ったりもする。製作する家具は村の収入源の一つ。
細かいことは気にしない性質で大雑把な性格に取られがちだが、仕事への姿勢は真摯で自分なりの拘りを持つ、いわゆる職人気質。
両親健在で大工の師匠でもある父とは喧嘩することもあるが、家族仲は良い方。
──────────────────
これで良い?
よし!
[役人は微妙な表情をしていたが、とりあえず良いと言うことになり。
イヴァンは書類を役人へと返し豪快に笑った]
そんじゃな!
[急ぐから、と役人に告げてイヴァンは湖の屋敷へと急ぐのだった*]
[玄関で待っていれば扉が開きエーファの姿>>92が見える。
迎える言葉に表情をやわらげて]
こんにちは、エーファ。
ああ、ギュンターさんに、これを。
[両手に抱えた木箱を軽く掲げてみせる。
蓋のない木箱の中には葡萄酒の瓶が詰められていた。
赴任したばかりの頃、彼には世話になったこともあり
日頃の感謝をこめて新酒を贈るももう五度目となった。
大きく開かれた扉を会釈して通り抜け]
地下に運んでおいていいかな。
[許しを請うて、地下に続く階段の方へと足を向ける。]
─ 自宅 ─
…にしても。
痛い所、ついていったわね。
[持ち運びが楽な様にと、結び目で持ち手を作りながら先に出ていった男の捨て台詞を思い返す。
婚約者に逃げられた女。
正しくもあるが間違いでもある自身のレッテルは、今も尚両親にとっての汚点であり、娘に対しての後ろめたさを抱かせるものなのだろう。
娘の家庭教師でもあった若い画家──彼に今後も援助を望むならと破棄を迫ったのは両親だから。
けれど、それはお門違いな話だと娘は思う]
─ 自宅 ─
…お父様達が何もしなくても、あの人に結婚までする気は無かったし。
[きっと彼はパトロンである両親からより多くの援助を得る為に、私を利用したかっただけだ。
それを見抜けなかった私が一人熱を上げて婚約なんて話になって、引くに引けなくなっただけだった、と。
事実、両親からの反対を受けたあの人は、見るからに安堵した顔で婚約破棄を申し出ていた。
今も覚えている。
離れるのは嫌だと、好きなのにと言い募る私に、向けられた冷たい視線と]
『画家気取りのお嬢さんのご機嫌伺いは、もう終わりだ』
[別人の様に冷めた声で、投げ捨てられた言葉を]
─ 自宅 ─
[結局、彼はより活動しやすい拠点を求めて村を出ていった。
また両親も、娘の醜聞を避けて村を離れ、利便性の高い都市へと移転した。
二人は娘も一緒に来るものだと思っていたらしいけれど、私は彼らに付いていかぬまま、今に至る。
以来、離れて住む両親が幾度となく見合い相手を送り込んでくるのも、また共に暮らしたいからだろう。
娘を想ってくれる気持ちは嬉しいが、けれどもう、諦めて欲しい]
悔しいけど、あの人の言ってたことは間違っていないものね。
[絵で生計を立てる様になった今ですら、女は自身を画家と称したことは無い。
入る仕事は殆どが親の伝手だし、自分自身の絵に惚れ込んで来てくれる人はどれ程いてくれるかもわからない。
せめて、胸を張って画家だと名乗る事が出来るまでは、この意地を通したい。
そのためにも、両親の側から離れている現状を維持したいのだが、どれだけ続けられるだろうか。
そんな思いを深いため息に乗せて吐き出すと、綺麗に包んだキャンバスといつも持ち歩く鞄を持って家を出た]
─ ギュンターの屋敷への道中 ─
…そういえば、久しぶりに外に出たわね。
小父様の所の堤、今年も綺麗に出来てるかしら。
[ぎゅ、ぎゅ、と雪を踏みしめながら毎年この時期の風物詩でもある氷の堤を思い浮かべる。
いつもと変わらぬ様に見える所から細やかな変化を見つける事は、密かな楽しみでもあって]
…ご迷惑でなければ、今年も写させてもらいたいものだけど。
[毎年内外から客人を迎えている屋敷だから、余程でない限り断られる事は無いだろうけれど、と思いながら歩いていたら>>84後ろから声が飛んできた]
─ ギュンターの屋敷への道中 ─
あら、イヴァン。
お前もってことは、貴方も?
[振り向くと早足で向かってくる青年の姿が見えたので、こちらも歩く速さを緩め隣に並び歩くのを待って。
差し伸べられた手から頭一つ分以上高い顔を見上げると、先程自宅で男性に向けていた無表情とは正反対の表情で微笑み]
ありがとう、お願いできる?
重いものじゃないけれど、ちょっと嵩張って持ちにくくって。
小父様からの頼まれものだから、落としたりしたらどうしようって思ってたの。
[なんのてらいもなく包みを手渡すのは、相手がイヴァンだからだ。
子供の頃のお転婆も知っていて、婚約する前も後も変わらない数少ない相手だからこそ、素直にその厚意を受け取れるのだ、と彼は知っているかどうか]
─ ギュンターの屋敷への道中 ─
[イヴァンから頼まれものについて詳しく聞かれたなら、小父様に描いて欲しいと頼まれていた、と答えたりもした後]
イヴァンは小父様の所に何の御用?
やっぱりお仕事?
[歩く速度は緩めぬまま、大工である彼が向かう用事はやはり大工仕事だろうと首を傾げて問いかけ。
その他にも他愛ない話をしながら、湖上の館へと向かっていった**]
─ →ギュンターの屋敷 ─
へぇー、じっちゃんが絵を。
カルメン上手ぇもんなー。
あ、仕事で行くのもそうなんだけど、今じっちゃんのところにオトフリートが来ててさ。
覚えてるか? ベッカーさんとこの。
今楽団に居るらしくて、演奏聞かせてもらおうと思ってんの。
カルメンも一緒にどうだ?
[荷物の中身を聞いたり、問いに答えたりして。
その中でオトフリートのことも話題に出す。
演奏鑑賞に誘いをかけ、返事を貰ったところでギュンターの屋敷へと辿り着いた]
─ ギュンターの屋敷 ─
ほい、到着。
[扉を開け、カルメンを先に中へと通す。
自分も玄関へと入ったところで、脇に抱えた荷物を両手で持ち]
なんならじっちゃんのところまで運ぶけど?
[そう問いかけて、返答の是非を聞いてから次へと行動を移した*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新