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[ちらついていた雪は止んではいるが、積もった白い物から立ち上る冷気が街全体を芯まで凍り付かせていた。]
ううむ、冷えるな。
[厚手の生地をしっかりと密に仕立て上げたコート、その襟をぴっちりと綴じ込んでザムエルはは街路を急いでいる。
よく見ると少しだけ離れたところから黒い人影が彼を見守り付いてきていた。
しばし歩いていると、噴水広場で初老男が角に立っているのを見つけた。 私は彼に手を上げ、もうひとかたの手で後ろの黒服に戻れとサインを送る。]
ギュンターか、お疲れ様だ。
「あぁ、わざわざこんな所にすまない。 だが、ザムエル……君が動く必要は無い筈だぞ」
いやなに。 野暮用も兼ねての事だ。 しかし……やはり避けられぬか。 まったく教会という組織はろくな事をしないな。
「おい、声が高いぞ」
問題ないさ、聞かれたところでどうと言う事もない。
「そ、そうか」
[ギュンターは何か思い当たりがあるように頷き、顎に手をやる]
所でなギュンター。 実は、私もしばらくあちらに厄介になろうかと思うのだが良いかね?
[その言葉に、何を聞いたのか一瞬わからなかった風に視線を上に上げたギュンターだったが、合点がいったらしく、怪訝そうな顔で答える。]
「はぁ……、それは大丈夫だが、なんでまた」
だから言ったろう、野暮用とな。
私の仕事の一つにも関係しているんだがね、まそれはあそれだ。
余裕はあるだろ?
「勿論」
ならば、問題ない。
「問題はなくとも、勿体ないと思うのだがな。 君は立派な屋敷を持っているだろうに」
良いではないか。
[緩がわらったように感じる]
[幸せになってほしい、それは本当の気持ちなのに]
[誰も、殺したくないと思ってしまうのは……]
弱点やら対処法なぁ…。
[まだ痛む身体を引きずるようにして、ソファーに腰掛ける。]
奴らは普通の刃物や銃じゃ殺せない。
驚異的な回復力を持つからな。
銀の武器ならば癒えぬ傷を与えることは出来るが…。
それ以外には、絞め殺すのが確実だ。奴らも息はするんでね。
ただし、奴らは巧妙に人に化ける。
人に化けた人狼は、たとえ殺されても自分の正体を明かすことは無い。
…ヘタすりゃ無実のヒトを殺すことになるかもしれん。
[そう話し込んでいた二人の間を冷たい風が鋭く通り抜ける]
っ、寒いな。 ではまた明日だ。
(この雪で町全体が閉鎖状態となっている。 古の盟約によって、喜劇がもうすぐ訪れる。 そう、茶番だ。 力を誇示するためだけの自作自演。 これが喜劇でなくて何が喜劇だろうか。)
[等と教会をなじりつつ石畳を抜け、石造りのその場に不釣り合いな建物へと潜り込んだ。]
[かなしいのか、苦しいのか。]
[うれしいのか、それとも……。]
[自分の気持ちもわからずに、ただ幸せを、と、願う。]
やあ、皆様お集まりのようですな。
窮屈なところですが、ゆるりとおくつろぎ下さい。
などと言うまでもないですか。
[にこやかな表情を作り、通りの良い声を出す。 顔、特につぶれた鼻には若干似付かわしくはないが、そのミスマッチは話しの引き出しとするのには便利なものだった。
またその鼻のおかげで容姿へ重みが加わり、交渉事に有利に働く事もあるのだった。]
…死んで欲しくはない…、か。
[とん、とん。自分の足音がやけに耳につく]
いいや。
私が、見たくないだけ。
[自嘲の笑みを浮かべ]
……………傲慢、かな。
>>80
……つまり、人狼と人間を見分ける方法はない、と。
唯一の対策は、手当たり次第人狼ぽい人を絞め殺すのみだと、そういうことなんだな。……なるほど、自衛団が我々を集めた意味がわかってきたな。
[少女は服を直して、機械犬をぎゅっと抱きしめた]
[むっとした様子にくすくすと笑いながら]
[とりあえずそのへんの椅子に勝手に座って食事を食べはじめ]
そのままの意味だと思いますよ。私も、あなたに死んでほしくはないです
[ハインリヒの言葉に僅かに蒼褪める]
それでは、どうやって見分ければ…?
方法がない訳ではないのでしょう?
あぁ、でもそれがわかるならそんな言い方はしないわね…
小説家 ブリジットが「時間を進める」を選択しました
[はあ、とため息をついてベッドに腰掛け、仔猫をそっと撫でる]
……死んでほしくない……か。
みんな、同じこと言うよな……。
[呟く言葉は、どこへ向けられているのか、定かではなく。
ただ、瞳はどこか、遠くを見ているようで]
[彼はいつの間にか窓際に移動して、皆の話を聞いている。外を見ると月に照らされた作りかけのスノーマン]
あれ、完成させるまで、生きてられるかな、僕。
[ぼそりと呟いた声は、どこか淡々としている]
■名前:ザムエル=ツァウン
■年齢:58歳
■自己紹介:ザムエル商会を切り盛りしている。 交渉屋にして政治屋。
政治家では決してない。
元々宝石商が主な仕事であり、宝石に関しては特に拘りがあるとの事。
一見好々爺だが、よく見ると、狡猾な様子も見て取れる。
■要望など:私からは何も。
<捕捉>
表の顔では、戸籍に合わせてザムエル=ツァウンと名乗っている。
ツームとの関係は同体の別人。
[椅子に腰掛け、卓上に置かれたままだったランプを膝に乗せて]
[赤の満ちたグラスに気づけば、誰も触れていないその一つを手に取る。
人工的な光に照らされたそれは、朱を帯びた影を落とす]
ただまぁ、現役だった頃ほどの力は無いから、誰か一人が人狼か否かを調べられる程度だし…一日一回が限界。
昔はもーすこしできたんだがねぇ。
>>96
つまりハインリヒさんも貴重な能力の持ち主だということなんですね。それは心強い。
生者と死者、どちらを見分けることができるんですか?
>>98
一日一人ですか……。一気に全員調べられないとは残念です。
[機械犬はハインリヒを慰めるかのように前脚でぽんぽん]
[彼は入ってきたザムエルの方を見ると、いつものように屈託の無い笑みを浮かべる]
こんにちは、ザムエルさん。僕はアーベル。どうぞよろしく。
[ハインリヒを始め、周囲の話しを聞き取り、感想を述べる]
ほぅ、人狼ですか。
まぁ、この天気ですから。
少しは気の紛れる遊びでも……などと言うのは悪趣味に過ぎますかね。
ギュンターから話しは聞いてますので、概要については把握済みですが。
本当に、この雪さえ……。
[先程と打って変わった集会所の様子には気付いているようだが、興味があるのかないのか、傍目には解らない素振りで]
……飲まない、の?
[窓際の青年を見遣れば、そちらへ歩み、窓辺にランプを置いて。グラスを掲げて尋ねる]
[それから、新たに増えた老齢の男に気付いて]
……………こんばんは。
死んでほしくない。
本当は、言われたくない……その言葉は。
その言葉を言った者は、なんでか、俺より先に死ぬような気がするから……。
[声には出さず……否、出せず。
心の奥でぽつり、呟く]
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