人狼物語 ─幻夢─


14 ほしのまつり

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学生 エリカ、遠く響いたわらべ歌に、びくと跳ねるように振り向いて。

2007/07/23(Mon) 18:37:14

少年 ネロ

そうじゃよの……

[見ていないというねえさまの言葉に、少しかなしげな顔になる]

ふうれんにいさまが近うにいたんに、あかんかったけ、
お守り、うしのうてはならんかったんじゃ……

[しかしねえさまの名を聞けば]

えいかねえさま

[とても嬉しげに名を呼んで]

(83) 2007/07/23(Mon) 18:41:18

【独】 学生 エリカ

[ いきはよいよい かえりはこわい
 こわいながらも とおりゃんせ
 とおりゃんせ――…… ]

[耳に届いたわらべ歌。かつて心の内で幾度唄うたか。]

ああ、怖いのじゃ。
我は怖いのじゃ…往くも帰るも、同じよに。

[忘れたていたゆえか童に傾きかけた心が、凍りゆく。
童心は無邪気で恐ろしい。忘れようとも忘れられぬ。]

(-21) 2007/07/23(Mon) 18:41:33

学生 エリカ、繋いだ手は、僅か震えていたろうか。

2007/07/23(Mon) 18:42:23

少年 ネロ、きょとん、振り向いたねえさまに釣られて――

2007/07/23(Mon) 18:42:27

少年 ネロ

おうたじゃぁ……
ふうれんにいさまのと、ちがうんね

………ねえさま?
えいかねえさま?
どないなすった?

[ふるえに気づき、思わず手を引いた]

(84) 2007/07/23(Mon) 18:45:17

くの一 アヤメ

〔川のほとりに腰を下ろしたままに
 清流に浸した足を遊ばせて、
 水面に波紋を生み滴を散らす。

 僅かには藍墨茶の小紋も濡れようが、
 さして気にしたる風も無く。

 音を奏でるのを止めれば立ち上がり、
 一面白の野には紫黒の花ぞ咲かむ。〕

(85) 2007/07/23(Mon) 18:50:12

学生 エリカ

[小川のほとり、遠く見ゆるは深紫。
まるで心を読まれたよな、朱の弧が瞼に浮かぶ。]

…否、えいかでよい。

[嬉しげに呼ぶねいろに返す声音は、やや硬く。
親しげな「ねえさま」との言の葉を拒むかのよう。]

否、否…なにもない。なにも…ないのじゃ。

[心配るよに引く小さき手から逃れ、白の袖で抱く我を抱く。
ひとつ、ふたつと後退れば、踵返して*白の野に消えゆこう*]

(86) 2007/07/23(Mon) 18:54:30

学生 エリカ、メモを貼った。

2007/07/23(Mon) 18:56:09

学生 エリカ、さりとて白き霧は、*往くも帰るも許さずに*


少年 ネロ

ねえさま……!

[白いその手は引かれ離れ]
[離れゆくその人を追いかけようと]
[されど何のいたずらか]
[足を滑らし着物を汚す]

なんもあらんなんてなか……
ねえさま、苦しそうじゃ

(87) 2007/07/23(Mon) 19:03:27

烏賊 ラス、メモを貼った。

2007/07/23(Mon) 19:06:05

少年 ネロ、たちあがり、膝をはたいて、歌声のほうを見る

2007/07/23(Mon) 19:06:09

くの一 アヤメ

〔消えゆく白の君によりてか
 滑りし臙脂の子によりてか
 青の天に舞ひ上がるは白の欠片。

 履物をして其方に向けゆるゆると歩み出せば
 揺れる深紫は童の姿を認める事が出来ようか。〕

(88) 2007/07/23(Mon) 19:10:47

少年 ネロ

[ねえさまから見えるならば]
[その姿もまた見えようか]

あ。
ねえさま

[昨日、鞠をついていた時]
[見ていた姿の名がわからずに]

(89) 2007/07/23(Mon) 19:15:53

くの一 アヤメ

おやまあ、臙脂の子。
着物を汚してしもうて、どうしたね。
どこぞに足を引っかけて、転びでもしたかい。

 [しゃなりと歩み寄りしゃがんで視線を合わす]

此方の名前が欲しいのなら、
“あやめ”と呼ぶが好いよ。

(90) 2007/07/23(Mon) 19:23:33

孤児 オーフェン、川辺でてん、と鞠をつき。

2007/07/23(Mon) 19:25:53

孤児 オーフェン

[湯殿で汗を流した後。
何かに惹かれるように館の外へ。

巡る水車の傍らで、てん、てん、と鞠をつく]

 ひいや ふうや
 みいや ようや
 いつやの むさし
 ななやの やくし
 ここのや とおや

[最後のひとつきと共に、手に還る、鞠をひょう、と空へ投げ、受け止めて]

…………。

[紅緋の瞳は、霞の向こうをじぃ、と見る]

(91) 2007/07/23(Mon) 19:28:56

【独】 孤児 オーフェン

天狗の里。
連れてゆかれる。

[先ほどきいた言葉を、繰り返す]

……連れて……行ってくださるの?
いらぬ子の風漣を。

[問いに答えは返ることなく、白はゆる、と静謐なるまま]

(-22) 2007/07/23(Mon) 19:30:47

少年 ネロ

うん、ころんでしもうた

[少し照れたような笑い]

あやめねえさま
おらは、ねいろ、いうんじゃ
あやめねえさまが歌っておったん?

(92) 2007/07/23(Mon) 19:33:37

孤児 オーフェン、メモを貼った。

2007/07/23(Mon) 19:35:18

孤児 オーフェン、ふる、と首をゆるく振り、また、鞠をつく。てん、てん、てん。

2007/07/23(Mon) 19:37:08

くの一 アヤメ

そうかい、怪我はないかね。
元気なのは好いけれどお気をつけ。

 [空いた手を伸ばして汚れを払おうと]

おやまあ、聞えちまったかい。
そうさ、あれは此方がうたっていたよ。

音の坊はひとりかい、
風の坊が一緒かと思うたよ。

(93) 2007/07/23(Mon) 19:41:38

少年 ネロ

怪我はあらんよ。
おら、どんくさいけ、すぐ転んでしまうんじゃ

[汚れを払う白い手に、少しだけ驚いて]
[その手を止めようと手を伸ばす]

よごれてまうよ、あやめねえさま。

ふうれんにいさま、一緒と違うんよ
えいかねえさまが一緒じゃったけ

(94) 2007/07/23(Mon) 19:44:35

烏賊 ラス

[妙に早くに目が覚めて、朝餉は後でと童子に断り、一人ふらりと外に出た。ふらりふらりと鎮守の森に足を踏み入れ、小さな祠の前に出る]

はてさて、天狗の祠とは、何を祀っているのやら。

[小さく笑って悪戯に、水飴ひとつ、置いてゆく]

ゆくかもどるか…今一度…

[空を見上げたその頬を、さやと撫でるは風の音か、遠く聞こえたわらべ歌か]

(95) 2007/07/23(Mon) 19:50:42

くの一 アヤメ

白の君か、
はてなさてな、
今は姿が見えぬけれども。

 [伸ばされれば手を離して立ち上がり]

なぁに、
すぐ落ちるのだから気に留める事はない。

 [代わりに臙脂の髪にぱさり乗せる花冠]

(96) 2007/07/23(Mon) 19:53:37

孤児 オーフェン

[華の紋を両手で抱え。
またしばし、川の向こうをじぃ、と見やる]

この川の向こうに……?

[呟く声は、霞に沈むか。
ゆる、と一度首を振り。
時折、ひょう、と鞠を空へと投げつ、川に沿って歩き出す]

(97) 2007/07/23(Mon) 19:55:20

少年 ネロ

あちらに走っていかれてもうたん

[反対側を指差して、あやめねえさまにそう答え]

大丈夫か、おら、しんぱいじゃぁ……
きれいな花で、まよわんじゃろか……?

[頭の上にのせられて]
[きょとんと彼女を見上げようか]

あやめねえさま?
なんじゃぁ?

(98) 2007/07/23(Mon) 19:56:52

くの一 アヤメ

あれまあ。
けれどもきっと大丈夫さ、
鈴の音が導いてくれるだろう。

それにゆくもかえるも出来ぬのだから。

 [臙脂の子の貌に眼も唇も弧を描く]

花で編んだ冠だよ、
懐かしゅうて、ついついね。
坊は作ったことはないかい。

(99) 2007/07/23(Mon) 20:02:22

孤児 オーフェン、やがて、人の声を捉え足を止めるか。

2007/07/23(Mon) 20:04:20

少年 ネロ

そうじゃの。
綺麗な鈴の音じゃったもの。
じゃけん、おらも迷ってもうたんじゃ

[続いた言葉に、首を傾げて]

できぬの?
ゆくも、かえるも?

[それから頭に手をやって]
[触れるはふわり、花びら]

お花のかんむり……
おらは作った事、なかぁ
小ねえさまがたがつくっとったのぅ……

[口唇から零れた言葉に、驚くは本人で]

……小ねえさま、って、だれじゃろぅ?

(100) 2007/07/23(Mon) 20:05:37

孤児 オーフェン

[白の中。
たたずむ人の影ふたつ。
遠くに見て]

…………。

[ゆる、と首を傾げた後、ふるり、首を振る。

何か、何か、浮かぼうか。
何か、何か、見えようか。

白き霞のかかりし向こう]

(101) 2007/07/23(Mon) 20:09:30

【独】 少年 ネロ

/なか/

ふうれんにいさまが霊能者っぽくってしかたありません

(-23) 2007/07/23(Mon) 20:10:29

孤児 オーフェン、また、川の先へと紅緋を向けて。

2007/07/23(Mon) 20:11:10

くの一 アヤメ

はてなさてな、迷うは己が心ゆえ、
鈴の音が美しゅう聞えるのも同じかな。
坊には聊か難しかろうかね。

 [緩く首を傾げば深紫はふうわりと]

天狗の神巫とやらが言うておったよ、
我らが里に迎える者を選びたいのだとね。
それがゆえ、今はここに在るしか出来ぬだろう。

 [音彩の言の葉に瞬きをはたりはたり]

小ねえさま。
はて、誰だろうかね。
何か思い出しそうかい。

(102) 2007/07/23(Mon) 20:15:03

くの一 アヤメ、ふい、と紫黒の眼差しは臙脂から逸れていずこかへ。

2007/07/23(Mon) 20:15:51

少年 ネロ

心が迷うてしもうておるん?

[あやめねえさまの言葉は、その通り難しく]

おらにはようわからんのじゃ……あやめねえさまは、頭が良いのじゃの。

……天狗? あまかける、いぎょうのもの?

[しかしそれは難しく]

里、里。天狗の里?
選ぶというたのなら、鈴は、神巫さまが鳴らしておったんじゃろうか……?

[首を傾げて]

……ちいねえさま。
たくさんおった、ようじゃよ。
ゆめ、けさのゆめ。ちょっと、見たんじゃ……?

[どこかおぼつかない言葉]

(103) 2007/07/23(Mon) 20:20:11

少年 ネロ、その視線を追おうか――

2007/07/23(Mon) 20:20:26

烏賊 ラス

[ふらふらと彷徨い歩いて、森を抜け、川の辺に足を止める。霧の向こうには目も止めず、遠く見透かす影みっつ]

(104) 2007/07/23(Mon) 20:23:09

【赤】 くの一 アヤメ

天翔ける、異形のものか。
なにゆえにそれを望みしか。
 
[独り言ちれど答えは浮かばず、
 天狗たれど迷いしままにふらふらり。]

(*12) 2007/07/23(Mon) 20:23:57

烏賊 ラス、ふ、と息を零して、川辺に座る。

2007/07/23(Mon) 20:25:28

孤児 オーフェン

 ひいや ふうや
 みいや ようや
 いつやの むさし
 ななやの やくし
 ここのや とおや

[紅緋の瞳、見やるはただ、霞の先。
小さな声で、唄紡ぐ。

てん、てん、と。
華の紋がゆるりと巡り]

(105) 2007/07/23(Mon) 20:25:30

くの一 アヤメ

単に小賢しいというのだよ、
わざと謎なぞのように言うている。

そうさね、
神巫殿が鳴らしていたようだよ。
昨晩と言うかはわからぬけれど、
白銀の鈴をお持ちになっていらした。
其方はそれに応えたからここに来たのだと。

(106) 2007/07/23(Mon) 20:28:04

くの一 アヤメ、視線を一度臙脂へと戻して、

2007/07/23(Mon) 20:28:32

くの一 アヤメ

夢か、
たくさんいたのだね。
あたたかかったかい。

 [すいと手を臙脂の子へと伸ばして]

誰かいるようだよ、往こうか。

(107) 2007/07/23(Mon) 20:30:21

くの一 アヤメ、ふたび、川辺へと足を向けようかと。

2007/07/23(Mon) 20:30:50

孤児 オーフェン

[ひょう、と。
空へと鞠を投げ上げ、受け止める。
そのまま、川辺に座り込み、確りと鞠を抱きかかえ]

…………。

[何事か呟き、紅緋を伏せる。
白の中。
僅かに色を違えるのみの白花色は飲み込まれ。
濃色のみが、居場所を知らすか]

(108) 2007/07/23(Mon) 20:32:54

少年 ネロ

わざと……なしてじゃぁ?

[ようわからん、と呟いて]
[次いだ神巫についての言葉に、わらいがお]

神巫さまはとてもお綺麗け?
鈴もとても綺麗じゃけ。
あやめねえさまのおうたも、とても綺麗じゃけ。

[伸ばされた手に、しっかと捕まる小さな手]

こわかったのじゃよ、ゆめは。
こわいのじゃよ。
……忘れたの、ゆるさんのじゃよ

[小さな声は聞こえたか聞こえぬか]
[次には既に笑って]

うん、ゆくんじゃ。
誰じゃろ?

(109) 2007/07/23(Mon) 20:34:50

少年 ネロ、くの一 アヤメに手を引かれながら、小さく歩く。

2007/07/23(Mon) 20:35:14

【独】 孤児 オーフェン

何故だろね、なぜだろね。

[呟く。
その理由など、何も、わからぬのに。
何故か、わかっている事が、ひとつだけ。

『風漣はいらぬ子』]

風漣は……どちらでもない、半端の子だから……?

[問いは、何に向けて投げられたか]

(-24) 2007/07/23(Mon) 20:37:07

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