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[その後もあちらこちらで、何やら話は続いていましたが。
わたしは何だか疲れてしまって、眼を閉じたまま椅子に*凭れました。*]
[思案する男の呟きに頷いた。]
……おそらく。
「始まり」の定義が曖昧なこの場所で起こりうる「終焉」とは、いつの間にかただそこに在ったものが「消える」ことなのかもしれない……。
その方法は、ともかく。
「消える」のは、命かもしれないし、我々が立つ地そのものかもしれない……。
フフフ。あくまでも、架空の物語です。
気にしなくていいですよ、弱視のお嬢さん。
[ニーナに向かって満面の笑みを浮かべる。
笑顔のとき、彼女は非常に糸目になるようだ。]
お嬢さんの心優しさには、思い及ぶ限りの
讃辞を贈りたいと思います。フフフフ。
自分では見えないかもしれないけど、
貴女はかなり綺麗な顔立ちをしていますね。
視力の弱さをいいことに、世の殿方たちが
良からぬ想像に支配されそうなくらい。
[つか、つか、とニーナの前に出る。]
実際は知りませんが、実質初対面の我々です。
私たち全員を、「善人」として全面的に
信頼できる論拠を貴女はお持ちのようで。
後学のために、私に是非御教授願いたいものです。
それは良かったですわ。
佳い夜でございますものね。
――外へ行かれますの?
[留めた緋の靴を同じ方へ向ける]
残念ながら、食べ物は。
私は、この身一つしか持ちませぬゆえ。
[視線に動じる事無く、繊手の指先は胸の合間に触れる]
今このお嬢さんに言った通りですよ。
[シャーロットの方を向いて。]
シャーロットさん、貴女を含めてほぼ全員が初対面と
同じ状態です。そうですよね、違いませんね?
[左眼がギロリとシャーロットの方に。]
ですが、貴女は初対面の我々を「善人」と
仮定して接しているように思うのです。
そんな保証はどこにもないのに……。
それができるのなら、その与太話を一応は
受け入れてみることもできるのではないかしら?
きれいではありませんか?
[月を見つめたまま、届いた声に応える]
かけたることなきもちづきの。
たとえかけるさだめであれど。
[意味を取りにくい抑揚の声が続く。
翠が一度隠れるまで]
ハーヴェイさ、んは。
月はお嫌いですか?
[再び現れた翠はまた少し揺れて。
けれど今度は蒼氷から逸らさずに尋ねていた]
[ギルバートの言葉に、軽く肩を竦め]
発生の対は消滅……って所かね。
問題は、それで「消える」のが何か、って事だが……。
『番人』の物言いからするに、「命」である可能性は限りなく高い、と。
[「終焉」を望まぬならば、それを齎す者を殺せ、と言った『番人』の言葉を思い返し、呟く]
信じる信じないはともかくとして、我々は彼の、
[と男は「番人」と称する壮年の男性に目を遣り]
定義した枠の中に存在しているのです。
記憶を持っていない我々はそれに抗う術が無い……
[細めた双眸は黝の色に沈んだ。]
[「終わり」についての会話。頭を捻ったところで思いつく言葉も無く。ただ周囲の言葉を聞くだけとなる]
……消える、か。
いまいちピンと来ないけれど。
この地から消えるだけで良いのであれば、今は分からない元の場所に戻りたいものね。
番人の言う「誰かを殺す」ことなんてなく。
[その言葉はどこか皮肉めいたもの。現状を享受出来ぬが、その歯車の一つとして自分が居ることを無意識に悟っていた]
[イザベラが向けて来る言葉には細めた紅紫の瞳を向けて]
…何か勘違いしていない?
私は一度でも貴方達を「善人だ」なんて言ったかしら。
煩わしいことなく事が済めば良い、そう思っているだけよ。
[向けられるイザベラの鋭い左眼にも、今は臆することなく見返している]
[真っ直ぐ向けられる翠と、問い。
蒼氷は一つ瞬いて]
……ああ、月、か。
嫌い、じゃないな……むしろ、陽よりも月の方が、性に合うかも知れん。
[語る口調からは僅か、氷の冷たさは和らいでいた]
[か細く悲鳴をあげる風の音]
[男の視線は室内の人々をとらえ、口々に上らされる言葉を聞く]
[戻る場所という言葉に、頭を片手で押さえる]
[頭痛を覚えたのか、しかしほんの少しで元に戻った]
舞台ね
くだらない
[低く呟いて、黒紅が番人を睨んだ]
[だが、イザベラの言うこと>>55に同意なのか、再び窓へと目は向いた]
[暫くの後、名が届き目をやると、ナサニエルが目を覚ましていた]
[話に入ることはせず、向けられたシャーロットの視線>>70には、にやりと笑うのみだった]
あ゛あ? もう夜か…どうりで冷えたはずだな。
外へ――は、
[胡乱な目がキャロルのたおやかな手の動きを追い、口を笑みの形に歪める。緋色の爪先が鳴る音に下を見、逃亡を観念して竦めた肩がシャツに更なる皺を寄せた]
行くつもりだったんだが。
夜露を凌げる屋根といい女の魅力にゃかなわねえな。
食いもんがねえのだけが残念だ。
例えアンタを食っても腹は満たされねえし。
[髭だらけの口が品のない笑みを刻む]
ハハ。それは結構なことです。
[シャーロットの言葉に、ぽんぽんと手を打つ。]
私なりに彼の「終焉」について考えてみたのですけど。
[そう言って、メモを開く。]
彼の言うことは、現実的事象を象徴的に表現したもの
なのではないかしら、こう考えてみてはどうですか?
たとえば「番人」の方には記憶があるのです。
我々の中に、世間を騒がせている殺人鬼がいる。
つまり、殺人鬼を「人狼」と比喩していると。
[ご満悦そうな饒舌。]
では「終焉」とは何か?
おそらく、皆殺しということではないかしら。
現実の殺人鬼が、我々を嬲り殺そうとしている。
そのことについて、「番人」は象徴的に警告した。
[男は横たわっていたソファから床に足を下ろす。]
さて、戻る場所が果たして我々にあるのでしょうか。
この地が消え失せたとして、私たちが元いた場所に還れるものでしょうか。
――そもそも「元々存在していた場所」自体が本当に存在している保証もないのに。
我々の存在は突然、この世界に現れた瞬間に生み出されたのだと、どうして言えない訳がありますか?
[穏やかな、けれども人間味を欠くほどに平静な声音]
身なりからすれば城の持ち主のアチラの客人…ってところか。
女なら危機を感じて引くかと思えば、けっこう抜け目ねえな。
[女のほっそりした手が強調する胸の谷間は豊か。自信の程が伺えた]
金切り声を上げられるも、目をつけられるもやっかいだ。
さっさと逃げとくべきだったが仕方ねえ。
真夜中にでも抜け出して…どこへ?
[酒の酩酊だけでない霧が頭にかかるが無理に無視して続ける]
いや、別にどこでもいい…どことなりと逃げればいいさ。
よかった。
[薄桃が微かな弧を描いた]
分からないことだらけです。
終わりも、始まりも。
[終焉についての見解を聞きながら、出せたのは結局そんな言葉]
[イザベラの解釈を頬に手を当てながら聞き]
……辻褄は、合うわね。
でも象徴的に言う意味は?
殺人鬼が居ると言うのなら、そうだとはっきり言えばこんな頭を悩ますことも無いじゃない。
それともこうやって私達が頭を悩ませて居るのを見て楽しむのが番人の趣味なのかしら。
もう一つの疑問。
番人に記憶があるのは良いとして、どうして記憶があやふやな人達だけここに居る?
それとも偶然、記憶が無い人の中に殺人鬼が混ざっていた?
でもそうだとしたら、何故私達はここに集められているのかしらね。
疑問は尽きないわ…。
殺人鬼ね
一人殺せば「殺人犯」
幾人か殺せば「殺人鬼」
多数を殺せば、ある種の「英雄」だ
殺人鬼といえ、ここの全員を殺すのは簡単ではないと思うがな
現実的に考えれば、それもない、とは言えんかも知れんが。
それはそれで、わからん部分が多すぎるな。
[イザベラの解釈に、零れたのはこんな呟き。
それは、シャーロットが口にした疑問と同じものなのだが]
……そうだとしても。
それこそ、なんのために、わざわざ「生み出された」んだよ?
[ナサニエルの語る定義には、こんな疑問を投げていた]
……ナサニエルの言うことも尤もね。
記憶が無い今、元の世界があると言う保証はどこにもない。
ここに居ることに気付いた時に生み出された可能性もある。
けれど。
番人が告げたことのためだけに生み出されたと言うのは、御免蒙りたいところね。
「殺し合い」のためだけに生み出されただなんて…。
[親指の爪を噛み、苦虫を噛み潰すように表情を歪める]
[足を留めた男に距離を寄せ]
[胸に当てた手を、その腕を取るように伸ばす]
外に、連れて行ってと言ったなら、叶えては下さいますでしょうか?
[ことり]
[首を傾げて、身を寄せた]
食べて満たされるのならば、それで構いませんのに。
[くれないは音の無い笑みを浮かべるのみ]
そう……そこに論理をつけるのが難しい。
[大きな顎に手を添えて、思案する。]
論理をつけないとすると、彼が非常事態に似つかわしくない
行動をとる類の人種。つまり空気の読めない人ということ。
もしくは、単に殺し合いを傍観者の立場で見ることが
好きな人……これくらいしか思い当たりません。
本当に、頭を患ってそういう言い方しかできないとか。
[首を捻ると、同じ軌道を左眼も描く。]
後者は…記憶のない以上、JOKERを引いたという解釈しか。
別に、集めるのは誰でも良くて。
たまたま、ハズレを引いた我々が集まってしまった。
その中に、偶然のっぴきならない人間がいた…くらいかしら。
[薄桃の描く微かな弧。
そこまでのものか、などと思いは掠めても、口にはせずに]
むしろ、わかってる奴の方が珍しいだろ、この状況。
[分からないことだらけ、という言葉には、ため息と共にこう呟く]
終わりも始まりも、他人が決めるもんじゃないだろう
一番簡単、誰にでも共通した終わりは―― 死
[ネリーの言葉に対してか、男は僅か間を開けて告げた]
[そうして、イザベラの言葉を聞いて、それが一番ありえそうだなと茶化すように言った]
あら、そうかしら。仮に殺人鬼が男性だったとしましょう。
我々のうち、5人が女性です。腕力ではとてもとても。
[第一に、ということを表すように人差し指を立てる。
そして、今度は中指を立てて。]
さらに、クインジーさんとギルバートさん。
貴方たちには、死角が存在するのではないかしら?
虚を突けば、女性でも殺せるのではないでしょうか。
[薬指を立てて。]
どうやら、手負いの方や半病人の方もいらっしゃいます。
つまり、健康な男性と比べるとハンディキャップがありますね。
……もしかして、殺しやすい人を集めたのでしょうか。
ともあれ、ここで額を突き合わせていても、何も解決はしませんよ。
我々の知らないことが多過ぎるのですから。
もう少し後で考えても……遅くは無い。
[男は片手でソファのアームを掴み、慎重に立ち上がろうとして少し蹌踉いた。]
死角が無いわけはないだろう
この目は使い物にならない
だがそう簡単に、殺されてやるつもりもないがな
[男はイザベラの言葉に、振り返り口元をゆがめ笑う]
生か死かならば、己は生を選ぶ
殺さねば生きられないなら殺すまでだ
――尤も、今はそんな状況にないだろうが
論拠はありません。
ただの勘、ですね。
しかし、我々が記憶を喪ったのは、「忘れたい何か」があった所為ではないかと思うのですよ。
それ故に、この世界に選ばれたのだ、とも。
ナサニエルさん…ですね。
物覚えが悪いので、メモを取らせてください。
[そう言って、メモにペンを走らせる。]
単に暇つぶしに考えているだけです。
そこまで豊富に娯楽があるわけではないですから。
[クインジーの言葉には目を細めて。]
それは結構なことです。
[距離を詰める姿に笑い声を収め、腕に絡む白い手を黙って眺める。キャロルの唇が囀る音の意味が酒精で霞む頭では判断できず、胡乱な目で傾く首と流れる豊かな金の髪を見た]
外に行きたきゃ勝手に出ればいいだろ。
それとも…閉じ込められでもしたのか?
[寄せられる体は柔らかく冷えた体には熱いほど]
アンタほどの上玉ならいくらでも尻尾振る男はいるぜ。
…さーて甘い話にゃどんな裏があるのかねえ。
手負い……ね。
ま、否定はせんが。
[イザベラの言葉に、自身の左腕に視線を落とす。
包帯に滲む紅は、未だ色彩を違える様相はない。
それが痛みを与えているか否かは、外見からは推し量れはしないが]
……だからと言って、唯々諾々と殺されるほど、軟なつもりはないんだがね。
結局のところはっきりとした回答は無し。
全てあくまで仮定。
仮定ばかりを並べ立てても真実には届かない。
…考えるのが面倒になってきたわ。
[イザベラが並べ立てる番人や自分達についての仮定。全てを並べ立てても答えには遠く届かないような気がして、小さく溜息が漏れた]
悪いけど、私はこの目で見たものしか信じないわ。
だから今齎された話も全て、「仮定」でしかあり得ない。
「事実」に繋がる何かを手に入れるまでは、あの話も許容出来ないわね。
[宣言するかのように言葉を紡いだ。燭台に立てられた蝋燭の炎が人の動きに合わせゆらりと揺れる。その陰影のためか、少女の紅紫の瞳が暗く滅紫へ転じた]
そうですね。
一番ご存知であろう方は答えて下さいませんし。
[言いながら翠を向けるが、やはり番人は何の反応も示さず]
死で終わるのは…。
終わりたくはありません。
[扉へと向かう人には数拍遅れてからそう声を投げて]
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