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─ 宿屋 ─
……そう、か。
なら、好きにすればいい。
[垣間見られていた事>>86は知らない。
知っていても、特に気にする事もないだろうが]
……そこは礼を言うところなのかと。
[そんな突っ込みだけは、飛ばしておいた]
―宿屋・食堂―
[周囲の様子とか話を適当に聞きながら、自分の興味を引く話はあまりなく、食事の手をとめたのは新たな来訪者がかけた声。
自分が宿屋に入るときに対応をしていた青年と一緒にきた姿はよく知った姿で。
こちらへやってくると笑みを浮かべて、それはローブから見える口元だけのもので他の人から見たら怪しい感じだったかもしれない]
お久しぶりね、ウェンデル。
[小さく会釈を返してから]
ごめんなさい、連絡のことはすっかりわすれていたの…。
誰かに連絡を取る習慣がないのも、時には考え物かしら?
[食事中のことについては小さく首を横に振り]
大丈夫、ウェンデルに会えてお話できる事の方が今は大事ですもの。
─ 宿屋 ─
……身代わり。
[玉に込められた想いが、持ち主を護ったのか、と。
ノーラの話>>87に、ふと思うのは、そんな事]
確かに、このままに、というのは、俺としても寝覚めが悪くなりそうですし。
……できるだけ早く、かかれるようにしますよ。
その玉に込められた想いは、消したくはないですし。
[静かな口調で告げた後、は、と息を吐いて]
……とりあえず、雨も強くなってきたようだし。
今から戻るのも辛いだろうから、泊めてもらえます?
[静かな口調から一転、軽い口調で女将に問いかけた。**]
そうね、もうそんなに経ってしまったわ。
[カルメンの囁きに、懐かしい思い出を過ぎらせながら]
でも貴女も元気そうで良かった。
あの人から話は聞いていたけど、こうして聲が聞けるとやっぱり安心するわ。
牙の名を持たないの?
[最初は話が噛み合わなかった。
カルメンのように、同胞に近いけれど牙を持たない者はいる。けれど牙を持つ者なら必ずその名を知っているものと思い込んでいた]
二年前に知った?
……ああ、後から目覚めた同胞なのね。
[血が潜みすぎて表に出ないまま生きている同胞もいることをようやく思い出した。合点がいって、なるほどと囁き]
でも、人の間では、同胞だと悟られないようにしてね。
よろしく、ウェン。
[問題ないというのに同意を返した]
うん。……お願いを聞いてもらったからね。
多分、ありがとうで良いんだ。
[ミスリル銀などという、零細旅商人には
分不相応な品物を求めた甲斐はあった]
─ 自住居穴 ─
[貰ったお菓子のうちのキャンディをコートのポケットへと入れて。
作業途中だった布の裁断を再開する。
作っているのは依頼を受けた外出着のズボン部分。
ジャケットは既に出来ているため、ズボンが出来れば依頼主に届けることが出来る。
裁断は丁寧な手つきで行われた。
多少時間はかかっても、懇切丁寧に仕上げるのがエーリッヒのモットー。
絶対に手を抜くことは無かった]
───……?
パラッシ、どうしたの?
[マカロンを余して眠ろうとしていたリスが、突然「ギー!」と何かを警戒するように鳴く。
外を見れば、徐々に雨足が強くなっており、予想通りの荒れ模様が窓の外に見えた]
あら、まぁ……。
しばらくは止みそうにないわね。
……………。
そう言えばあの子、ちゃんとご飯食べたのかしら。
[思い起こすのはそう遠くない場所に住む彫刻家の女性。
普段は食堂に食べに行ってるはずだけれど、仕事に集中して寝食を忘れていることも多い。
様子を見に行こうかと思ったが、雨足が強くて外に出るのは躊躇われた。
雨に当たりすぎると自分が危険になると言う事が分かっているために]
…止んでからでも見に行った方が良いかしらね。
[倒れてなければ良いけれど。
そんなことを思いながら、しばし窓の外を*見遣った*]
[雨音を聴きながら湖面思わせる蒼を伏せる。
強さを増すその音色に口ずさむのは雨の歌。
しっとりとした歌声は雨音にまじりゆく。
雨は嫌いではなかった。
けれど今は止んで欲しいと思う。
それは一重に、雨の日には家でおとなしく、と
子供の頃から言い聞かされていたせい**]
― 宿屋・食堂 ―
あ、久しぶり、っす。
[あまりの衝撃に挨拶が抜けた。
言葉は申し訳なさそうな調子を帯びた。
片やローブ、片や普段と違う村人。
雰囲気は気にしなかった]
連絡して貰っても、俺は一月前に此処に居たんで。
入れ違いになってたかと。
いや、あなたが好きに動けば良いと思うし。
まさか此処で会えるとは思わなかった。
―― 一緒しても良いっすか。
[そんな風に問いかけて、諾を得ればテーブルを同じくする。
食事の間に話す内容は、近況を報告したり、彼女の研究の成果をねだったりと、話題に事欠かない。
やがて食事が終わると、自宅へと戻る事になるが、其れまでは楽しい時間を過ごす事に*なりそうだった*]
牙の名。
ああ、人狼としての名前?
[然し事情を話せば彼女が納得したよう。
其れを受けて、良しとし。
続く言葉に頷いた]
狩られるのは御免だ。
ばらすつもりも、ばれるつもりもない。
[食堂の中、本日のうちにと出ていこうとする旅人に目をつける。
狩りは夜に。
人間と別れた後、声が嗤った]
――なぁ、もう暗いな。
外に出たがってた奴なら、食ってもすぐにばれないだろ。
狩り、しようか。
[ウェンデルから崖の崩落に巻き込まれたと聞いた時には
酷く驚き、うろたえて、案じもした。
最後まで話を聞いて女が言ったのは
“ウェンが生きていて良かった”
“目覚めて呉れて、良かった”
――と、そんな言葉だった。
仮令人狼の血が彼を変えたとしても
大怪我で彼の命が失われずに済んだ事に安堵したのだ]
[周りの様子をそれほど気にしない為に、同じく普通に再開の喜びを分かち合いながら会話を続ける。
好きに動くのはいつものことなので、再度口元だけ見える笑みを返しながら]
そう……、
でもこの村を勧めてくれたのはウェンデルなのだから、半分は会いにきたようなものかしら?
[一緒することに否定をする理由もなく、口元だけ見える笑顔の承諾]
ウェンデルは、最近はどうだったのかしら?
[問いかけに変える答えには、短く「そう……」と返し、
その反応の様子は前にあったときと変わらない様子をウェンデルに思い起こさせるだろうか]
[自分の近況や研究のことを聞かれれば、返す調子はやはり前に会った時の様に]
あの後もいくつかの村を回って興味深い話はいくつか聞けたわ。
その中でこの村の自衛団団長をやってるギュンターさんの名前がでてきて、こうして足を運んできたのよ。
案内といえば、明日にギュンターさんのところへ案内してもらってもいいかしら?
村の人の口ぞえがあれば、話もしやすくなってとっても助かるわ。
[お願いの言葉を聞き入れてもらえたならば、今まで一番の笑みが口元に浮かぶだろうか。
その後も会話を続けながら、ウェンデルが自宅に戻る時が、自分が部屋へ戻る時となるだろう*]
そうよ。シンというのは人狼としての私の名前。
ええ、それが分かっているなら別にいいの。
[両親とも生まれてすぐに別れてしまった。
シンの知識も、生まれつきの人狼としては偏っていた。
そして夜も更けて。
嗤う声に熱を煽られ、ウッソリと頷いた]
行くわ。
食餌もだけれど、貴方が狩りをする姿も見てみたい。
[良質の翡翠がとれるこの村を訪れる旅人は少なくはない。
その中に聲操るものが居るのに気付いたのは
ノーラと出会うよりも更に時を遡る。
狩りの算段をする知らぬ聲が聞こえて
まだ少女であったカルメンは聲を発した。
此処は私の領域なのだ、と。
荒らさないで欲しいという旨を訴えた。
同胞の頼みと受け入れる者もあれば
餓えと欲を優先させ聞かぬ者もある。
同郷であるウェンデルや
聲だけの繋がりではないノーラに対しては
その台詞を聲にのせたことはないのだけど]
[以前伝え聞いた、人間の彼女の言葉に、ウェンデルは珍しくも有難うと感謝を告げた。
彼女が人間であろうが、そう言うのなら自分の生の邪魔はしなかろうと。
人を喰らっても大丈夫だろうと。
他の人狼とも話した事があるような彼女に、聞く事も多々あった。
一月の間、声は然程多く交わしたわけではない。
ただ人を喰らう時は、彼女にも一声をかけた。一緒に行くか、どうするか――。
時は今。深夜、雨の音が五月蝿い時。
もう一人の人狼の声に、ウェンデルもまた更に熱を煽られる。
今は目の前に、餌があるも同然]
雨だから、においも落ちるな。
じゃあ行こう。
シンは宿に泊まってるんだっけ。あの男、大人しくしてるかな。
雨で湖がどうなってるのかとか、道を確かめたりしてると便利なんだけど。
[喰らう対象は此処に来てから、いつでも旅人を相手にした。
一月、狩りの回数としては多くはないけれど。
死体は夜のうちに外へ放り出したし、誰にも見つけられては居ない。
村人に手を出すことは無かった。
其れは、同郷だからという理由か、気付かれやすいという理由か。
敢えて伝える事も、無かった]
[牙の名の話をノーラから聞いた際には
自分には無いのだと言った。
狩りに必要な牙も爪もないから、と。
己の不完全さをそのまま伝えた。
ウェンデルにもその事は伝えてある。
狩りの話を聞くたびに人間の血肉に興味をもちはすれど
人狼になりきれぬ女はウェンデルの誘いを嬉しく思いながらも
やんわりと否の応えを返すが常だった**]
動き難くなるのは困るけれど。
そこは丁度良かったかしら。
ああ、山を午前のうちに降りたいみたいよ。
こんな時間になってから外に出たわ。
なんて都合のいい。
[雨音に紛れる人の行動音を拾いあげて、ウェンに伝える]
私達もいきましょう。
人間の動き難さより、俺らの方が軽いさ。
[告げる言葉は愉しげに弾む。
愚かな旅人の話に、へぇ、と嘲笑う様を声が伝える]
命を捨てたいとしか思えないな。
ああ、行こうぜ。
行ってくる
[最後の言葉は、カルメンへと向けて。
その後は、家を音も立てずに滑り出た。
常は星の輝きを入れるはずの岩間は、今は体を濡らす雨を通す。
岩の上を伝ってゆく水の後を追い、やがて辿り着く入り口のトンネル。
男の姿は、確かに其処にあった]
――ヤる。
[見たい、と言っていたのだから構わないだろう、と。
息を潜め、彼女へと問いかけ。
許可が出たのなら、何も言わずに一気に襲い掛かる気で]
[牙の名を持たないと知っても、カルメンに対するシンの態度は何も変わらなかった。彼女は爪牙持たない同胞。事実そのままに受け入れ、友のように囁きを交わした。
牙持つ同胞と共に長い時間を過ごした事がないからこそだったかもしれない]
カルメンは来ないのね。
[だからこの時、ウェンの誘いに否定が返っても、あっさりと肯定して受け入れた。久しぶりに遭遇した牙持つ同胞の狩りに興奮していたからもあったけれど]
シンはなるべく、濡れないようにしねぇとな。
いきなり部屋が湿っぽいとか、お誂え向きの疑い先だ。
[姿が見えればそんな軽口も叩いた]
それはそうね。
[弾む言葉に答える囁きも愉しげだ]
運の悪い旅人さん。
夜の山は狼が出るのよ?
[クスクスと哂って部屋から抜け出した。
男の姿に頷いたのは、漆黒の髪に深紅の瞳を持つ女の姿]
イイわ。ヤッて。
[囁く聲は人間の旅人には届かない。
飛び出してゆく姿を堪能するように、熱い視線を送った]
ウフッ。
そんなドジはしなくてよ。
[漆黒の髪には尖った耳が揺れる。
完全な獣姿になって水を弾けば、人より濡れた跡は残らない]
でも、念には念を入れましょう。
[広場の中心まで出ず、物陰となる場所で微笑んだ]
いってらっしゃい、ウェン。
シンもウェンも、気をつけてね。
怪我なんてしてきたら、泣いてやるんだから。
[脅し文句にもならない言葉。
身体能力の高い彼らなら大丈夫だと思っていたけれど
それでも案じる気持ちを悪戯な言葉にかえて向けた女の手は
祈りを捧げるかのように組まれていた**]
―自宅―
[静かな問いかけにゆっくりと説明する。
ヨハナを迎え入れる時には確かに悩んだ。しかしヨハナの愛情は能力以上に疑いようがなく、いざという時は相討ってでもと覚悟を決めてその手を取った]
選んだことは辛くなどなかった。
覚悟も決めていたつもりだったんじゃが。
[現役を退いて長年経った今になっての通達に躊躇いを覚えてしまった。
妻ばかりではない。巡回から詰所に戻って確認した時に反応した影は12、村人や顔見知りばかりだった。それが酷く辛く感じられた。
恨み言一つ言わずに抱擁を返してくれる妻を抱く腕にもう一度力を篭めて、ゆっくりと身体を離した]
…そうだの。
[心の篭った食事は温かくて美味しかった。
けれどそれを口に運ぶ動きはどこか機械的で硬かった。
夜は静かに更け、雨の音が遅くまで*響いていた*]
[アンバーの瞳は僅かに赤みを帯びる。
囁き交わした後、小さな体が飛び出た。
足のバネを使い、一気に距離を縮める。
男が息遣いに気付いた時には、もう遅い。
振り返りかけたその首を、鋭い爪が勢い任せに振り切る。
肉は抉れれど、筋と骨に邪魔をされ、落とすことは出来ない。
驚愕か、怯えか。
孕んだ感情を男が知覚する暇もなく、もう片手が男の腕を掴み、
血塗れた赤い手をもう一度振り上げた。
にぃ、と嗤うウェンデルの表情が、男の目玉に映る。
抉った同じ場所を、力任せに薙ぐ。
人間のものと同じに見える、人狼の腕が振り払われた後。
掴んでいた腕を離せば、男の体がぐらりと倒れる。
落とされた首からは、血が流れ続けている。
それは雨に丁度辺り、匂いが広がる前にトンネルへと流れこんでいった]
[濡れないようにと言った当の本人は、首を転がし、血を浴びている。
頭の先から、伝う赤い雫を、ぺろりと舌で拭った]
旨いな。
血、止めるか。
首から上、なんか食う?
[派手な狩りをやった彼は、何でもないことのように振り返り、シンへと尋ねる]
しっかし、トンネル酷いな。
これは沈めりゃ、誰も見つけられないんじゃないか。
乾く前に捨てに行く方が良さそうだ。
心配しないで。
カルメンを泣かせたくないもの。
[高揚したまま、フフと笑ってカルメンに答える。
飛び出したウェンは綺麗な体捌きで旅人に肉薄し爪を振るった。
声を上げる暇もなく捕われた旅人を覗き込むウェンデルの笑みに、背筋がゾクゾクする。
一滴だけ、ウェンの爪から飛んで来た血を頬に受け、テロリと舌を伸ばして舐めた]
お見事だわ。
[鮮やかな手腕を称えるように、拍手の代わりとにこやかに笑う。
ワラう。哂う]
ンー……。
[誘われると迷うように唇を舐めて]
じゃあ、耳の片方だけ。
[頂戴、というように両手を皿のような形にして伸ばす。
その爪も普段とは違う鋭さを備えていた]
俺がそんなヘマするわけねぇだろ。
[カルメンへは、笑いながらの言葉を返していたりもする。
落とした首は、髪を掴んで持ち上げる。
耳、と言うのには頷き、手の形を見ればもう一度爪を振るった。
左の耳を抉り取り、その手の上に乗せる]
ほい。
内臓はどうする。捌いた方が、汚れずに食べやすいかな。
[地に伏せる首から下を、つんと足のつま先でつつく。
首の切れた場所から、ごぽりと血が新たに溢れ、水に溶けてゆく]
随分と雨水が流れ込んでいるみたいね。
向こう側は嵐の世界かしら。
[血の甘さを味わいながら首を傾げ。
もっと深刻な事態が迫っているとは知らぬままウェンに頷いた]
そうね。ゆっくり食べられないのは可哀想だけれど。
[堪能できないウェンが可哀想なのか、それとも、食べつくされない旅人が可哀想なのか]
内臓までいいの?
肝臓を貰えたら嬉しいわ。心臓は狩った人の特権よ。
ええ、先に切り離してしまった方が血は残らないわね。
[耳をカリコリ咀嚼しながら頷いて。
その夜は同胞の相伴に預かった**]
落ち着いてくれりゃ良いんだけどな。
食い尽くせないのはしゃーない。
嵐だとしたら、良い時と言うべきやら、悪い時と言うべきやらだ。
[血の付いた爪を舐めて、吊るした首の左目に差し込む。
ぐるりと中の神経を切り、閉じない瞼の下から眼球を取り出すと、そのまま口に放り込んだ。
ぷつ、と音を立てて咀嚼する]
本当ならどっか、開いてる洞にでも保存したいもんだけどなぁ。
雨が此処まで酷いと、点検もありそうだし。
食えない分は残念だが沈めよう。
石を入れておけば浮かないだろう。
――肝臓な。
構わない。心臓貰うし。
[持っていた頭を離して、落ちた体へと手を伸ばす。
爪は丁寧に胸元を裂き、肋骨を避けて肝臓を取り出した。
次いで血管を押さえながら、心臓を切り離す。
好きに食えばいいと彼女に示して、自分は脈打っていた心臓に牙を立てた]
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