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小説家 アヤメが「時間を進める」を選択しました。
[同僚の手によって自分の骸が運ばれて行く。
翠はその場でただ眺めていた]
[束縛の無くなった身体は宙を漂い、他に触れることなく擦り抜ける。
無感情にそれを確かめると、宙に浮いたまま、ソファーに座るような体勢で足を組んだ]
……クソが。
[呟きは無機質な機械音声に対して。
自分の名が欠落したそれは苛立ちを倍増させた]
[縛無き身体は思う場所を見、聞くことが出来た。
故に空き室に自分の骸を運んだ二人の声も聞こえて来る。
自分の死を辛いと感じていると言う同僚。
誰が死んでも良いと心底思っていた自分にとって、その感情は理解出来ない。
同僚の目から零れる赤。
泣く程のものか、と冷めた目で見た]
[同僚をその部屋に留め自室へと戻る主。
意識を向ければ呟く声が聞こえた]
──……だったらてめぇが死ねば良かったのによ。
[今までの嫉みもあってか、視線に籠るのは憎悪の念。
好ましいと思いつつも疎ましく感じて居た相手。
奏でられる旋律に感慨など覚えない]
[広間では自分が狙いを定めた青年が気を失っていた。
止血しようと女が必死に押さえつけている]
折角当たったのになぁ。
そのまま死んじまえよ。
[せせら笑うかのように呟いた]
[生者の様子を見続けても、抱く感情は負のものばかり。
世に怨念と言うものがあるのならば。
それはおそらく彼のことを指すのかも*知れない*]
―集会場・個室―
[主に触れられれば一瞬の硬直。だが撫でられれば力は徐々に緩められてゆく。
戻るという主に付き従おうと頬を拭い血を擦りとれば、赤い跡の大部分は掠れて消えて。
だがここに居るように命じられれば、それには大人しく従った。
部屋を出る主を、立ちあがり見送る。]
―集会場・個室―
[主が出ていってから暫くすると、小さな音が流れ聞こえててくる。それを暫く聴きながら、物言わぬ死体を見ていた。]
…もう謝らないから。
[暫くして出た声はそんなもの。唇から零れる声は、常より薄い。
その後に続いた言葉は、掠れて誰にも届かない。
同僚は死にたがるような人ではなかった。それなのに死んだ今何を思っているのだろう。
煙草の匂いは、血の匂いにまぎれてもうしない。
生きていたいのは皆同じ。
だから自分も、ここに居る。]
―集会場・個室―
[音が鳴りやんだのはいつ頃が。
主が休んだだろう事を知ると、部屋を出た。
瞳の色が元に戻らなかったので、眼帯はないかと探しに出かけ――――再び部屋に戻り少し休んでいれば、外の騒がしさを聞きつけもう一度外へ出る。]
……どうかしたんですか?
[廊下のあたりで鉢合わせたのは、自分を撃った青年。その腕に抱えられていたのは。]
……パトラッシュ、さん。
[見知ったもふもふに目を何度か瞬かせるも、驚くような素振りは薄い。同僚の死は、まだ重しのように内に残っている。
パトラッシュにつけられた傷は毛布に隠れてよく見えなかったが、はみだした部分から所々焦げたような箇所が見えた。光線銃のような跡だろうか。
サイキッカーにやられたときけば、そうですかと呟き返し。
個室に入る彼らをその場で見送った。]
…生きてるのは6人、か。
[呟きは確認のように聞こえるか。**]
/*
書き忘れてた。
上記のRPを見て不快に思った人すみません。
他の人があまりやらないようなRPをしたがる背後でした。
あんま見ないよね、こう言うの。
キャラが何かしらの影響受ける前に落ちたせいもあるんだけど。
一日だけでも生き残ってたら、もうちょっと大人しかったんだろうけどなぁ。
小説家 アヤメは、学生 レッグ を能力(襲う)の対象に選びました。
小説家 アヤメは、奏者 マイルズ を能力(襲う)の対象に選びました。
[グレッグの様子に掛ける言葉も見つからない。
現実から目を逸らすように視線を地へと落とし、
暫くはじっと座り込んでいたが。]
……ラッシィ。
[ぽつり、名を呼んで。
膝を抱え込み、其処へ顔を埋めると
小さく震え、きっと次の「定時」まで*動くことは無い*]
学生 レッグが「時間を進める」を選択しました。
奏者 マイルズが「時間を進める」を選択しました。
奏者 マイルズが「時間を進める」を取り消しました。
―回想・昨夜―
[運ばれてゆく遺体をナターシャの近くで見送った。
手伝おうと申し出るような空気でもなく、ただ見ていただけ。
兄は一度そちらについていっただろうか。
鈍い音に振り返れば、仰向けに倒れている青年>>26に這って近づこうとしている女性の姿>>41があった]
……先輩!
[反応するのに少し間が空いた。
その間に作家は辿り着き、震える手で彼の右腕を押さえている。
見る見る間にその袖も深緋に染まっていった]
これはちゃんと治療しないと。
なあ、アヤメさん!
[必死に止血しようとする女性には聞こえていないようだった。
誰の声が聞こえても反応出来ないほど動転していたのだろうか。
無理に引き剥がす事も出来ず困っていると後ろから兄の声がした]
―回想・昨夜→朝―
ここでするのか?
ああ、そか。頭打ってたら下手に動かすのも…。
[兄の運んできてくれたキットを使って手当てをした。
ナターシャも手伝ってくれただろうか。アヤメも少しは落ち着いただろうか。
止血が終われば体力次第でもあり、このまま毛布などを持ち込んで休ませようということになった。
それぞれの休息の必要性もきっと説かれただろう。離れようとしなければアヤメはそのまま、交代で休むのに個室も使い]
あれ、いない。
[目が覚め、個室にも広間にも兄の姿がない事に首を捻った。
どうしても頼りにはしてしまう。何かあったのかと捜していたら……既に、何かどころでは無くなっていた>>27のだった]
(警官なんて、今は邪魔でしかないの。)
[その死の間際、ふさふさの彼にかけた言葉は届いたろうか。
青年に抱えられてゆく死体を見ながら、その時のことを思い出していた。]
司書 ナターシャが「時間を進める」を選択しました。
司書 ナターシャは、奏者 マイルズ を投票先に選びました。
─集会場・自室─
[演奏をいつ止めたのかは、覚えてはいない。
ただ、疲れを感じた所で手を止めて電子の鍵盤を消し、ベッドの上に崩れ落ちたのは辛うじて覚えている]
……ん……。
[戻る意識。
時間の感覚は薄い。
あるのは、異様な喉の渇き]
……水……どこかに、ありましたっけ。
[小さく呟いて、起き上がる]
さ、て。
どうしたもの、ですか、ね。
[立ち上がり、肩の具合を見た後の呟きは、常よりは低いもの。
ともあれ、ここにいても始まらない、と個室を出た]
/*
いや、ほんとにどうしたものですかね!
「下克上ふらぐ? 下克上ふらぐ?」とwktkしていたのにランダ神に根底から叩き折られたしょんぼり感が抜けてないんですよね、くろねこ的には。
[なんにwktkしてたんだ]
うーん。
取りあえず、流れ行くまーまー(ぉぃ。
─回想・昨夜 集会場・広間─
[マイルズ達がジョエルを運んでいく姿がみえなくなる。
そこに聞こえてきたのは、金属の落ちる音と、何かが倒れる音。
みれば、仰向けに倒れているノブの姿と、這いずりながら彼に近付くアヤメの姿があった。]
ノブくん…っ…アヤメさん!
[その姿に、慌てて立ち上がろうとするが急に視界がぐらりと歪むような感覚に襲われて倒れ伏しそうになる。
それをなんとか堪えて彼らの元へと向かい、パトラッシュやレッグと共にノブの治療とアヤメの介抱をしただろう。
急を要することを済ませれば、ようやく気力が切れてそのまま壁に寄りかかるようにして座り込み。
言葉すくなに、此処で休むと告げ、意識を闇に落とした。]
─回想・了─
―集会場・入り口→集会場・個室―
[レッグがこちらにかけよってくる姿が見えた。自分の名を呼びそれに答える声は向こうには届かない]
レッグ……生きている者に聞こえるはずもないか……。
[自分の遺体の状況を確認するレッグの姿、頭をなでながらつぶやく言葉>>34に]
すまないな…レッグ……最後までお前のことを守ってやれなくて……。
[運ばれた先は最後にレッグと会話をした個室、レッグの肩に乗せようとした前足はすり抜け触れることすらもかなわなかった。
自分の前足を見つめて五指を何度か開いたり閉じたり]
心霊現象などとかよく聞く話だが…、俺にはそんな力はないらしいな。
しかし、こうして霊としてとどまるということは、よほど俺も生に執着があったか、あるいは……
[後悔の念が強かったかと、最後は言葉にはならず心の中でだけの呟き]
……取りあえず。広間に、行きますか。
どうせ、定時が来れば、行かなくてはならないんですし。
[しばしの思案の後、小さく呟いて歩き出す。
足取りは重い。
左の肩も、いつもより重いように思えた]
─ →集会場・広間─
─朝 集会場・広間─
………、此処、は…
ぁ…そう、か…そう、だったわね…
[目が覚めるも、まだ覚醒しきれぬ態で見慣れぬ景色に数度瞬きし。
ようやく、現状を思い出して一人、表情を曇らせるも、意識を失う直前の事を思い出してノブたちの姿を探す。
そこに彼らの姿があれば、身体の具合を聞いて。
いなければ、まだ覚束ない足取りでその姿を探しに歩き回る。
そして。]
レッグ、くん…っ…パト…ラッシュ…さ、ん…?
[兄の亡骸を抱いて入ってきた、レッグを見て、言葉を詰まらせた。]
─朝 集会場・広間─
……そう…なの。
[淡々と兄が殺されたと告げる姿に、何もできず。
決して誰の手も借りようとせず、一人で兄を運ぶ彼にかける言葉は見つからないが、それでも独りにさせたくなくて。
彼が兄を運び入れた部屋に入ることはせず、ただ外で彼が出てくるのを待った。]
…どうして、パトラッシュさんを…
どうして、私じゃないのかしら…
[人を守る警察官だった人と、人の命を奪った自分。
どちらが生きているべきなのかなんて、考えなくてもわかることなのに。
そう呟いて、*目を伏せた。*]
[天井スレスレの位置を身体が漂う。
ソファーに座るような体勢で腕を組み脚を組み。
翠は広間に居る生者達を見下ろした]
……みぃんな死んじまえば良い。
殺し殺され、相打って。
人も、サイキッカーも、皆死んでしまえば良い。
[負の感情は黒い靄となって取り巻くように見えるかもしれない。
今まで見せることのなかった笑みは、狂気に彩られたかのようだった]
レッグ…、お前には生き残ってほしいな……
[生前に呟いたのと同じ意味の言葉を。
けれどもレッグの生存の為には、他の誰かが死ぬ必要がある。
個室を離れて広間にあたりには立ち尽くすナターシャの姿。
自分が殺そうとした相手、呟く言葉>>61に]
俺が、邪魔だと思ったからじゃないか。
[呟いて答える声はナターシャに届くはずもなかった。
モニターに視線を向けながら]
残り6人か……。
本当に、他に手はなかったのか…?こんな殺し合い以外の手は……。
[役所からきたというクローディアなら、何かを知っていたのかもしれない。
けれどももうそれを聞くことはできない、たとえできたとしても自分は知らせることができないのだから意味のないことなのだが]
[ただ眺めて待っているだけというのも暇に感じてきていた。
何もしないでいることが落ち着かなかっただけなのかもしれない]
こんだけ死人が多かったんだ、一人くらい話せるやつもどこかにいないものか…
[呟きあたりを見回したり、それとも他の霊はやはり見えないのものなのだろうかなどと考えたり。
そこではじめて天井のほうからかかる声に、ジョエルの存在に気がついた]
ジョエル、お前も居残り組みか?
[他の死んだ者達はもういないのだろうと思いながら、この場に残るジョエルにそう声をかけた]
ずいぶんと恨みは深そうだな。
─集会場・広間─
[広間へ向かう途中、個室の一つの前に佇むナターシャの姿を見かける。
思う所がない、と言えばそれは偽りか。
だから特に声をかけるでなく、軽く、会釈をして通り過ぎた]
……まあ、静かになった、とは思っていましたが。
更に、静かになったような気がしますね。
[広間に入り、漏らすのはこんな呟き。
昨夜、立ち去った後にここであった事は知る由もなく。
静かな空間を見回し、ひとつ、息を吐いた]
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