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[エーリッヒに話したい事があった。
縋る眼差しに「だいじょうぶ」の言葉をくれた彼なら
抱える秘密を打ち明けて迷いを打ち消してくれそうな気がしたから。
視線があえば何か言いたげに口を開くけれど言葉にはならない。
話したいと思うのに勇気がもてず、先延ばしにしてしまう。
そうして、狼を意味するレアンなる名も、姿も、その人に晒す機会は失われた。]
[夜が更けて部屋に戻る前、
テーブルに置かれた皿からクッキーを二枚取り紙に包む。
それから厨房へと立ち寄り、とりわけてあった林檎のコンポートを持ち出した。
用意した飲み物は、水。
紅茶は眠れなくなる事を厭い夜は避ける。
酒はいくら飲んでも酔えはしないから人より楽しみが薄い。
酒に酔わぬ代わり甘いチョコレートに酔う癖があったけれど
老尼僧に「食べすぎちゃ駄目よ」と諭されてからは控えるようになっていた。]
―個室―
[寝台に腰掛けて、クッキーを頬張る。
シーツに欠片が落ちないように手を添えたが
受け止めきれぬ小さな欠片が黒いワンピースの膝上に零れる。
二枚は少なすぎたのだろう、あっというまに平らげた。]
次は、と。
[横に置いてあったコンポートの皿を膝上に乗せて
匙で一口分とりわけ、半ば開いた口に運んだ。シナモンがふわりと香る。
瑞々しく甘い林檎が口内に広がり、思わず蕩けるような笑みが浮かぶ。]
おいし。……もう菓子職人になっちゃえばいいのに。
[本気でそう思うのか自分で言った言葉に二度三度頷いた。
パイもコンポートも食べるだけ食べて礼を言いそびれる。
今回は、おいしかったの一言さえ伝えられていない。
明日こそと思いながら食器を片付けて、その夜は早めの眠りについた。*]
[牽制に閉ざした心は聲を無意識に遠くする。
早くに眠りについてしまったから
レナーテが誰の元にゆき何をしたかに気付かない。
ただ、その時、虫の知らせのように、夢をみた。
悪夢をみて、無意識に聲を紡いでいた。]
――、いや、ぁ。
ころさないで。
たすけ、て。
[自分でない誰かの為に、助けを乞う聲がノイズまじりに届いたのだろう。]
― 翌朝・借りた客室 ―
[疑問が浮かんだのは十分に温まって眠る直前のこと。意義がないのなら、どうして伝承にもその能力のことが示されているのだろうかと悩みながら眠りについた]
やっぱり言うべきだったかな。
私に分からなくても、分かる人にはちゃんと分かるかもしれないのに。
[朝まだ早くに目が覚めて呟いた。
とんでもないことをした気になってきて、いてもたってもいられなくなり。どうしてもの時はおいでと言ってくれた父に相談しようと起きて。
部屋から出た途端に、何かが鼻を刺激した]
これ……。
[昨日嗅いだのと同じ、強い鉄錆の臭い。
父の部屋とは反対側で、僅かに空いている扉があった。
ゴクリと喉を鳴らして扉を押し開き、部屋の中を覗き込む]
― 翌朝・エーリッヒの部屋 ―
は……。
[行商人を運んだ時に部屋を教えてもらった。着ている服にも見覚えがあった。
だから深紅に染まっていても、首から上にあるべきものがなくても。
それが誰なのか分かってしまった]
どうして……?
[自分も紅く染まりながら血の海に踏み込み、手を伸ばす]
コンポート、一緒に作ってくれるって言ったのに。
パイの作り方も教えてくれるって。
[約束がもう果たされないことを、大きな爪痕の残る切断面に触れて、確かめる]
昨日のうちに、まだ終わらないって言ってたら。
こんなことにはならなかったの?
[老尼僧の遺体も、団長の遺体も見なかった。行商人はある意味綺麗に殺されて死んだ。
初めて見る「襲撃された遺体」は娘の心を深く抉った。
本気で後悔した途端に酷い耳鳴りに襲われる。現実の音が遠くなって、けれど死者の声も聞こえない]
エーリさんが人なのは傷からも自明。
聞くべきは、判ずるべき人の声だけ。
だから、聞こえることは、ない。
[一転、冷静に呟いてから、ガックリと肩を落として。
布団だけ引き下ろして遺体の上に掛けると、人を呼ぶためにノロノロと*立ち上がった*]
/*
タイムスタンプで呆れられてそうですが。
明日は相方もお休みなので、ちょっと無理を通してしまいました。私の中でも思ったより大混乱してたので、落ち着かせてから寝たくて。
さっきの一時オフで少し休憩してますから、連続稼働というほどでもないのです。お許しくらさい。
カルメンさんは素敵な振りをありがとう!
パパかエーリさん辺りに騎士役を頼むかは迷って、結局表では出しませんでした。あまり引き回してもと…(悩
…もう朝ですね。普段の起床時間過ぎちゃった。
おやすみなさい。
/*
娘そっちかwww
これはガチでエア赤出来んwwwww
狼である希望か強すぎたようだ(馬鹿
[目が曇りすぎている]
えーとそうなると…。
灰なのはミリィ、オクタヴィアン、レナーテ、か。
オクタヴィアンの動きは村だと思うんだけどなぁ…。
ミリィとレナーテはどっちも狼ありそう、だが。
以上寝鳩からの中継でした。[寝直す]
/*
ミリィかな、狼。[寝たんじゃないのか]
エーリッヒ襲う理由はある気が。
男、反りが合わない、昨日キリング担当じゃなかった。
そして以降襲撃は男ばかりに……(
─ 談話室 ─
……あ。
[シスターが、と。
聞こえた声>>27に、眉が下がる。
亡き人を思い出させるつもりはなかったのだけれど、結果的にそうなってしまった事へのすまなさが、振り返った表情に滲んだ]
……祝福…………なの、かな。
[記憶が欠落する以前であれば、その答えもはきと明言できたろうけれど、今は。
言葉で表せない何かが、こんな風に言葉をぼかしてしまって。
ふと、視線を落とした銀十字架が跳ね返す光が、少しだけ、冷たく見えた]
それ、でも。
……シスターは、幸あれと願って歌っておられた……とは、思ってる、よ。
[歌にこめられた意図は知れずとも、かつてここで歌った人の思いはそうだと感じていたから。
ほんの少し、苦笑めいた表情になりながら、それだけ言って]
[マテウスたちが戻ってくると、表情に僅かながらの安堵が滲む。
事の顛末を聞けば、それも複雑ないろに取って代わるが]
……ひとまず、温まって。
今は、ゆっくりしてください。
[労う言葉をかけつつ、お茶を淹れて。
その後は、日持ちのいい野菜類のスープを少し多めに作り置いたり。
行商人の部屋を訪れ、祈りの句を紡いだりして。
夜が更けたなら、修繕するつもりだった本を抱えて部屋へと戻った]
─ 自室 ─
……早く、終われば。
いいんだけど、な。
[そんな呟きを漏らしつつ、作業を進める。
ふ、と窓の外へと視線を移ろわせつつ道具を取ろうと延ばした手は見事にそれて、鋏の切っ先を掠めた。
あ、と思って手を引いた時には、滲んだ紅は滴り落ちるまでになっていて]
……また?
[零れたそれは、胸元に下げたままの銀十字架、その中央の藍玉へと、落ちて消える。
二度目の現象。
理性の一部はそれが何を意味するか、容認しつつあるが──感情は、どこかで拒んでいるから。
その場でそれを考えるのは拒否して、指先の傷に簡単な手当てをして。
そのまま、本の修繕へと意識を向けた]
─ 翌朝/聖堂 ─
[翌朝の目覚めもまた、早いもの。
この辺りは習慣となっている部分もあるのだが。
身支度を整えて、最初に向かったのは、聖堂。
ここ数日は色々ありすぎて忘れていたものの、朝の礼拝自体は欠かさぬように務めていた]
……掃除も、しないとなぁ。
[零れ落ちるのは、日常的な呟き。
それに、当然のようについてきた小鳥がこきゅ、と首を傾ぐ。
自室は、客室からは少し離れていたから。
そちらの異変には、気づく事はないまま聖堂と入り。
ピアノの前でふと、足を止めた]
[歌う事はしても、楽器の演奏は不得手な方。
だから、自分からそれに触れる事はないけれど]
……そういえば。
あの人なら、知ってる、かな、この歌の事。
[そのピアノから、優しい旋律を紡ぎだす奏者。
彼の人ならば、自身の記憶に残る願い歌の事も知っているだろうか。
記憶の中の願い歌には、ピアノの伴奏がついていたから、この歌がどこの歌なのか知っているかも、と。
思いつつもずっと問えずにいた事を浮かべながらピアノに手を触れて──]
……え?
[不意に広がるイメージに、天鵞絨が瞬く。
柔らかな陽射しのイメージは、昨日感じたものと同じ。
それは、そこに浮かぶ人が──旋律の紡ぎ手が『ひとである』という認識を内に落として]
……そっか。
あのひと、も、大丈夫、か。
[呟く声には、安堵の響き。
そこに、人ならざるものを見つけずにすんだ、というものが含まれているのは気づかない──気づこうとしない。
欠落した記憶──意図的に拒絶した過去が、人狼を見出す、という『務め』を恐れさせている事。
かつて『導の聖歌の紡ぎ手』と称された青年は、そこから目をそらして一つ、息を吐き、それから]
……ん?
[改めて、聖堂の中を見回して。
その異変に、気づいた]
……え?
[教え説く者が立つ壇の所に、何か、見えた。
金色が目立つそれは、ごく自然にそこにあった、けれど]
なっ……!?
[それが、あまりにも不自然なものである、と気づくのと同時、肩の小鳥が甲高く鳴いた。
とっさ、壇の側へと駆け寄る。
感じるにおいに、自然、眉が寄った。
壇の上、目を閉じたその顔は、自分とっては馴染みの──数少ない、それなりに気を許せる年上の青年のそれで]
……エーリ、さんっ!?
[名を呼ぶ声が、聖堂内に木霊する。
近づくものがあれば、容易く聞き取れる響きは、やがて消えて]
終わらない……それとも。
終わらせない?
[拳握り締めつつ呟いた後、ぎ、と唇をかみ締める。
肩の小鳥が不安げに囀る声が、辛うじて冷静さを繋ぎ止めてくれた]
……だいじょうぶ、だ。
皆に、知らせない、と。
[低く呟く天鵞絨に浮かぶのは。
痛みと憂いと、憤りの混在した、いろ。**]
/*
……占霊が狂信の襲撃発見にそれぞれ行くとかある意味すげぇ。
しかし、うーん。
ほんとにこれ、どう動くやら。
狂信実質不在だった事は結構あるが(…)、このケースは初めてだからなぁ……。
上手くりかばれればいいが。
……というか、赤は大丈夫なのか、すごくすごくしんぱい、です……!
―回想/談話室―
[ライヒアルトの眉が下がるのがみえて>>43、はっとする。
彼も五年の間、老尼僧の傍にいたのだから名を出せば心が痛むだろう、と。
けれど表情によぎる感情の片鱗に気づくと
彼に気をつかわせてしまったのだとぼんやり理解した。]
――…ええ、あなたの歌が祝福のように聴こえた。
[決して自分には得られぬだろうものに触れた心地がして
少しだけ眩しげに目を細める。
聖堂で暮らしながらも銀の十字架を身につけられなかった女は
彼の視線の先にある銀色に一度視線を遣った。]
そうね。
シスターは皆を愛していたから
皆の為に、祈り、幸あれと願っていたと私も思う。
[こくんと同意の頷きを向けて、見えた苦笑に僅かに眉を下げる。]
[行商人を弔い戻ったイレーネの震え>>39に気づくと
年下の彼女のその手に自分の熱をわけようと手を伸ばした。
編み物をする彼女の器用な指先に目を落とす。]
ありがとう。そうだと嬉しいけど。
[傍らで騎士のように守ってくれる存在は思い浮かばない。
自分は守られるようなものではないと思うけれど
憧れる気持ちも多少なりともあるのは事実で
イレーネの言葉をそっと受け止める。]
少なくとも、イレーネちゃんが大事なお姫様だから
二人の騎士様は守ろうとしたんじゃないかしら。
[マテウスとエーリッヒの二人をちらと見てから
内緒話をするようにイレーネに囁いた。]
[浴室前での護衛などイレーネの為であれば二人の騎士にとっては造作もない事だろう。
自衛団長を発見されたあの朝も寒い外でイレーネの傍についていたエーリッヒ。
老尼僧がみつかったあの時も聞こえた声から付き添っていたはずと思う。
行商人を追いかけたあの時もカルメンの言葉がなくともイレーネの傍についていただろうから。
マテウスにいたっては愛娘のことなのだから当然と思う。
老尼僧の死に衝撃を受けくずおれかけたカルメンを支えてくれたやさしい人だ。
自分の予想ははずれていないと思える。]
イレーネちゃんの為なら少しくらいの寒さもへっちゃらじゃないかしらね。
[行商人の死には結局触れようとはせず、悪戯な言葉を常より多く用いながら
甘えてくれる彼女と共に湯あみをすることにした。
邪魔はするな、と言われてはいたけれど
狙いがいつのまにか変わった事も知らぬまま
ささやかな抵抗のように、その夜は時許す限りイレーネの近くに在った。]
―回想/了―
/*
ライヒアルトの占い先をみていると
狼あてないようにあてないようにしているんだな、と。
あてていいのよアピールをしとけばよかった(ノノ)
/*
老尼僧食べてたら生きるために何でもする子でした。
エゴのかたまり。
生きるために利用できるものは何でも利用する。
女の武器も使う。が、効果ありそうな人いないよね…(
[渇きが
飢えが
満たされない
エーリッヒでは駄目なのか。
闇の御子たる人狼を見たしてくれるのはやはり……光を行く者か。
ならば───]
/*
疑:(イヴ、)レナ>ライヒ>(エーリ)>アーベル、オクタヴィア>[越えられない壁]>マテウス、女性陣:信
整理してみたらこんな感じになった。
常連さんたちは男性の中でも疑い度低めだけど女性陣の壁は越えられません。
そして多分カルメンさんは全力で庇う。
/*
昨日はぼっちがさびしいかもと思って襲撃しないアピールしましたが、襲撃、できます。
できないと思われてたりしますか。おろおろ。
―翌朝/個室―
[悪夢をみた。
繋がりがみせた悪夢か不安がみせた悪夢かは知れない。
虫の知らせのような、夢。
誰かの命が奪われようとする夢だった。
自分でない誰かの為に助けを乞う。]
――、 や、 。
こ さないで。
け、て。
[助けて、と、己の声で目が覚める。
誰の為に助けを乞おうとしたのか、それさえもわからぬまま
焦燥に駆られる胸は酷く締め付けられる思いがした。]
[大きく上下する胸を押さえる。
眠る前は部屋をあたためていた暖炉の火も消えて久しく空気は冷たい。
冷たさが肌に触れるのに寒さを覚える余裕もないほどの焦りがある。]
――…、夢。
夢よ、夢なんだから……
[この焦燥も夢が覚えさせたもの。
自分に言い聞かせながら、落ち着こうと深い呼吸を繰り返す。]
………。
[内容を思い出そうとするけれど思い出せず
恐怖と焦りだけがまとわりつくように残っていた。]
[前日と同じ形の、黒の装束を身に纏う。
似合わないと思いながらも他の衣装は華やかすぎて場にも心にもそぐわない。
髪飾りも化粧も施さず、最低限の身だしなみだけ整えた。
思い出したように枕元へと手を伸ばし、とるのは小瓶。
ふたをあけると薔薇の香りがふわと広がる。
好んで使う精油の香をハンカチに数滴含ませて胸元に忍ばせて部屋を出た。]
昨日のクッキー、まだあるかしら。
[気を紛らわせようと意識を別の方向に向けようとする。
けれど、胸元から香る薔薇とは別のにおいが鼻についた。
ピク、と指先が跳ねる。
ぐ、と拳を握り、においを追い辿りついた扉は開かれていた。>>40]
――…。
[ああ、と小さく漏れるのは何かに気づいたような音。
紅く紅く、この場所を彩った血の主は彼女ではない。
彼女が流した血であれば立っている事は出来ないだろう。
真紅の主が誰なのか考える前に、
何かを覆いふくらむ布団へと視線が引き寄せられる。
それが誰であるか知らなければと思うのに
知るのがこわくて動けない。
大きく息を吸い込む。]
……、誰か……っ!
[助けを呼ぶかのように、声を張る。
何かあったと知らせる声とライヒアルトが動くのとどちらが早いか。
いずれにせよ、誰が襲われたかは、望む望まないに関わらず知れるのだろうけど。**]
/*
朝はやっぱり頭が寝ていた。
オクタヴィアンを村で考えててレナーテがあの反応だったんだから、狼はミリィしか無かったと言う。
そう言う意味ではメモのあの反応は拙ったな。
狼側すまん。
さて、気を取り直して昨日の補完からやらんと。
─ 昨日/→談話室 ─
[イレーネ達と共に談話室へ戻ると、数名の姿が確認出来た。
イレーネが顛末を口にし>>34、僅かに沈黙が落ちる。
それを見て、右手をイレーネの肩にそっと置いた。
カルメンやライヒアルトの言葉に表情もやや和らぐ。
茶を用意される>>44とありがたく頂こうと思考が働くが、それを遮るように左手が僅かに疼いた]
……すまん、先に手を洗ってくる。
[左手に紅が付いたのも事実だったから、一度断りを入れ近場の水場である厨房へ。
娘らが入浴する際の見張りについては耳に届いていたものの、どうするかは恐らく目に見えていただろうから、特に反応はしなかった]
─ 昨日/厨房 ─
[溜めてある水を少し拝借し、左手に流して紅を落とす。
左手が抱いていた熱はなりを潜め、水の冷たさに僅か息を飲んだ]
………………
[紅は流れ行くも、朱は手の中央に咲いたまま。
あの時のような激痛は無いものの、何かを示すように鈍い疼きを残し、やがて消えて行った]
……そうする必要は無かった、か。
[思い起こすのはイレーネがあの時零した言葉>>7。
状況を鑑み、言葉通りに受け取れば、行商人を殺す必要は無かったと取れる]
知っていた?
でもそれなら追いかける前に言うはずだ。
[余計な犠牲は出さない方が良い。
けれど、事前に知る術が無いのだから、手探りにならざるを得ない]
─ 昨日/談話室 ─
[手を洗い終え談話室へと戻り、用意された紅茶を口にし身体を暖める。
食事もしっかり取り、今日は身体を休めるのを優先してそれ以上外には出なかった]
[団長が襲われ、自分の身にも異変をきたし、行商人が殺されるのを見届けた。
今日一日で随分と沢山のことが起きたと思う。
明日もまた何か起きてしまうのではないか。
妙に確信的な予感を抱きつつ、その日も早めに就寝した*]
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