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なので、手伝いが必要な時は…
代わりといっては変かもしれませんが、いつでも言ってくださいね。
[気遣わしげな目線を送りながらコエも送る]
修道士 ライヒアルトが「時間を進める」を選択しました。
/*
アーベル追悼で喉がなくなったらどうしよう…(
ま あ。どうにかなる、……の…?
い、やぁ…
でも追悼はしたい。ここはせねばならんだろう。
/*
まぁあれやな。
エピでジャンピング土下座やろな。
心臓ん悪いことばっかしてごめんなさーーーー。
キャラんままに動いたらえろう酷かった…。
[クロエが落ち着くまで、そうして慈しむ様子は、
立派にシスターの勤めてるもの、以前を知る皆からすればずいぶんと成長したように感じるだろう]
すみません、いつまでもこのままではカルメンさんも寒いでしょうから。
[と、今度こそそちらの傍へと寄った]
……ああ。
ま、そうならないようには、したいけどな。
[気遣わしげな視線に重なる、コエ。
それに返す銀の獣のコエは、表の青年の声とは異なり、調子を変える事はない]
[カルメンの目を閉じさせて、アーベルはそのまま傍にいただろうか、あるいは誰かのもとにいたか。
短い聖句を呟き]
ご冥福を……
[後何度呟くことになるか、呟けるのか、わからないがその言葉をこぼす]
[もっと冷静でいたのなら、
エーリッヒの呼びかけの違いにも…声の違いにも気付けたろうか。
彼が感情を平坦にしていたのを、
思えば目の当たりにはさしてしていなかった。
もっと余裕があれば、目も向けられていたのだろうに。
けれど色々なことが起こり過ぎていて、
彼へと気を配る余裕が失われていた。
───12年前。
かの出来事を片鱗なりとても知るならば、
或いは真っ先に疑うべき対象でもあっただろう。
それでもそちらに意識が向かなかったのは、
情、というものが介在したことを否定しがたい]
狩人 ユリアンが「時間を進める」を選択しました。
─ 広間 ─
[ユリアンがローザに付き添って行くのを見送った後。
亡骸を包むためのシーツを用意したり、埋葬の手伝いや、広間の掃除をして。
合間、ベアトリーチェに声をかける機会があれば、休む時には、自分の部屋を使っていいから、と言っておいた]
……俺は、どこでも寝れるから、気にすんな。
[こちらの寝場所の事を言われたなら、きっぱりとこういいきって。
一通り、作業が済んだ後に向かうのは、話を、と望んだライヒアルトの部屋。**]
[カルメンの男性と女性に対する態度の違いはちょっと苦手だが、それでも「大好きな幼馴染のお姉さん」の友達が悪い人な筈がない。
そのカルメンが、ナイフで人を傷つけようとするのを止めたいけれど、幽霊には何もできなくて。
落ち着いてぇな――と言うローザ>>3:243がカルメンに近付いていくのを、助けを求めるように見守っていて]
ッ…ロズ、ちゃん!?
[けれど、カルメンを止めてくれるのだと思っていたローザ>>1がカルメンからナイフを奪い、それでカルメンを刺し喉を切り裂くのを見て。
悲鳴に似た声でローザを呼ぶ]
ロズちゃん、どうしちゃったの…?
[返り血を浴びたローザ>>6が、人狼ちゃうやんか――と笑いながら言うのを聞いて。。
可愛いローザが、怖い人に見えて。その様子を泣きそうな顔で見守っていた]
ええ、その方が喜ぶと思います。
[クロエの言葉に小さく微笑み、心配してくれる人、悲しんでくれる人のいるカルメンの冥福を祈る。
良い人であったことをそれらが示すのを感じながら]
ありがとうございます。
[埋葬の準備や広間の掃除にはエーリッヒの他にアーベルや他の人も手伝ってくれただろうか。
アメリアのこともそのときに聞き、そちらにもいくことになるか。
二人の冥福を祈り、もろもろが終わると]
私は、一旦部屋に戻ります。
[それまで、ドジはなかったが…、
みんなと別れる直後盛大にすべって転びしりもちをついた。
支えるライヒアルトはいなかった為に盛大にうったとか**]
─ 夜 ─
[泣きすぎて、頭がぼんやりとしていた。
あれから過ごした記憶は少し曖昧だ。
ただ最後に、
アーベルから案ずる言葉がかけられたのを覚えている。
こくりと頷いて、大丈夫とだけ告げた。
───もう終わらせてしまいたい。逃げ出したい。
そんなことを思うと、きりりと心臓が痛む。
当たり前だと思った。
そんなことでは、犠牲になった者らが救われはしない。
それに、自分は彼を…蒼き花、
双花聖痕を支えると決めたのだから]
だから…大丈夫。
今夜こそは、見つけてみせるからね。
[心配をかけないように彼に微笑を見せたかったけど、
それは上手く出来なかった。
おやすみ、と。穏やかに言葉交わして別れた。
それが最後になるなんて、思いも、───しなかった]
─ 夢 ─
[”それ”が発現するのは、決まって夜だ。
それがどういう仕組みなのかを、クロエは知らない。
ただぼんやりとした意識の中に、思う人の姿の輪郭を見る。
夢の風景が曖昧なように、その状況もまた曖昧だ。
ただ、クロエは夢で確信を得る。
それが月のいとし子であるか、そうではないか。
今までは違う──と、穏やかに判じた]
[ その夢が 恐怖の色に 染まる ─── ]
……ハ ……ッ
[目を覚ました瞬間、ここがどこだか分からなかった。
薄闇の中に漆黒の瞳が見開かれた。
うすく開いた唇から、荒く息が吐き出される]
ハ……
…はぁっ… …
…、 みつけ た───…
知らせ…、ないと。
[ふ。と、意識が蒼を宿す彼へと向いた。
彼に、この知らせを届けなくてはいけない。
そういえば、今朝はまだ彼のノックがない。
彼も疲れているのだろうか。
ならばと身支度を整えて、
今日はこちらから彼の元へと赴くことにした]
─ 2階廊下・アーベルの部屋前/翌朝 ─
[ノックは正しく2回。
それに続いて声を掛け、少し廊下で待つことにする]
…アーベル?
[声がなかった。
寝ているのかも知れない。
けれど、昨日のミリィはどうだったか?
胸騒ぎがして、再び今度は少し強くノックをする。
それでも反応がないのに、思わずドアノブに手を伸ばす。
あっさりと開いた室内は冷えて、人の気配を感じさせなかった]
っ、
[慌てて閉じて、まずは広間へと向かった──いない。
そのまま厨房へと駆け込む──ここにもいない。
勝手口を開いて外へも出てみる。
彼は確か、ここから一度帰ってきて……いない。
一度中へと入って、大浴場、リネン室と回った──いない。
冷たい予感が、ひたひたと胸を浸していく。
それでも諦めるのは嫌で、必死に辺りを見回した。
思いついて階段を3階まで駆け上がる。
ギュンターの部屋を覗いてみた。───いない]
どこ…… …?
[不安に、じわりと涙が目に浮かんだ。
それを堪えて、今度は階段を駆け下りる。
念のために、もう一度アーベルの部屋を覗いてみた]
[───やはり、いない]
橋を…、…?
[見に行ったのかも知れない。
一縷の儚い望みに自らの誤魔化しを感じながら、
上着を引っ掛けて、玄関から外に飛び出した。
冷たい風が、雪を白く巻き上げている。
ぶるりと震えながら、積もった雪を漕いで橋へと向かう。
既に旅人が結んだ布とてないそこに、人の気配はない]
…アーベル、
[名前を呼ぶと、泣きそうになる。
こんな顔を見られたら、また心配をさせてしまうだろう。
ひょっとしたら、笑いながらすぐ彼が現れるかも知れない。
そうしたら、どんな顔を見せればいいのだろう。
親しい友人だ───…いや。
友人以上の感情を、心に自覚し始めている]
[きゅっと口を引き結んで道を戻る。
屋敷の周りをぐるりと周りはじめてから暫く、
裏手に回って森の近くに差し掛かったところで、
異変に気付いた。
足跡もなく綺麗だった雪の上に、足跡が僅かについている。
風と雪で消えかかっていたけれども足跡だ。
それが続く方へと導かれるように奥へ足を進めて、
木々の少し開けた小広場の中央に、
─── 見たくなかったものを、目に 映した ]
──────…
[漆黒は見開いたまま、
恐れるように仰向けに倒れる人影を見つめている。
確かめたくはなかった。
彼なのだと、知りたくはなかった。
なのに心を裏切るように、足が前へと進んでいく。
───確かめたかった。
彼ではないと、知りたかったのに、]
い……、や…
[目の前にあるのは]
……アーベル… …!!
[肩を掴むと、抵抗なく彼の身体が揺れた。
胸にぽかりと、心臓を抉り出した穴が開いている。
それでも彼の頬に手を寄せた。
頬を手で挟みこむようにして、呼びかける]
目を開けて。お願い…目を開けて。
[ぽたりぽたりと、熱い雫が彼の額に落ちかかる。
頬の冷たさが、とうに命など失われていることを知らせるけれど]
やだ……
… やだよ。
[彼の身体を動かした時、
身体の上に置かれてあったものが滑り落ちた。
失われていた鞘だ。
それを目に映す先、昨日リボンを調えてくれた右の手が、
蒼きアイリスを咲き誇らせていた手が、
無残に失われているのを知った。
他にも傷を負っている様子は、誰の目にも明らかだろう]
守りたいって…言った、じゃない。
なのに…、どう、して……
─────アーベル……!
[彼の名を呼んで、
その肩に顔を埋めるようにして泣き崩れた。
しんしんと心も身体も冷えていく。
静かな雪の森に、暫しクロエの嗚咽の声だけが響き*続けた*]
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