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とりあえず此処までやって他の動き待ち〜。
ミーちゃん連れまわしていいものかどうか解らなくてぼかしつつ、とりあえずレーちゃん確定で連れまわすの図。
― 洞窟奥地 ―
……後で、見せて頂いてもいいですか、それ。
[乾燥小屋に入れたまま、と聞いて>>+41、眉尻を下げた顔で尋ねる]
どんな風だったか、見てみたいです。
作りかけだとしても、メリルさんの作品ですから。
[視線を落としてしまった彼女を見て、少し声に力を籠めた。
それから、立ち上がった彼女に行き先を問われ>>+42]
さっき、誰かが刈られたことを、ミレイユに聞いたって言ってましたよね。
[少し前のこと>>+26を思い出しながら言って]
あの子の所に行こうと思います。
[自分に何が出来るかはわからなかったけれど、ただ、心配で。
彼女の事を思いながら、一歩踏み出す]
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盆というのもあり、なかなか時間とれない人もいそうだなーというのと
幻夢にはエピでの延長ぽちりがなかった気がしたので一応確認したかったのでした。
─ 洞窟奥地 ─
え?
[見せて欲しいと言われて>>+44、ほんの少し目を円くする。
作りかけでも良いからと重ねられ、表情を緩めて頷いた]
…ん、良いよ。
後で乾燥小屋に行こう。
[色が乗らないとイメージし難いものかも知れないけれど、望まれて断る理由もなく。
見たいと言ってくれたことが嬉しくもあった]
んと、「また」ってしか言ってなかったんだけど、急に反応したように見えたから、何か感じるのかな、って。
分かった、それじゃミレイユのところに行こう。
[ユーリの希望を受けて、自分もミレイユを思い浮かべながら一歩踏み出した]
─ コレット宅 ─
[縋る事を許された手は小さく震える。
堪えて、耐えて、少しばかり強すぎる力で]
[やがて、ゆるゆると吐き出した呼気と共に右手は解けて落ちる]
[少しの間を明けて上がる顔には、
苦味を伴うけれども笑みだけを浮かべて]
…ん、そーだな。
みんな、何処らへんに居るんだ?
[よいせ、と反動を付けて立ち上がる。
こと、と首を傾いで]
― 都市の通り ―
[こくんと何度も首を縦に振る。
ノクロも、目の前で消えたのだ。
立て続けに何人も消える所を見てしまったから、
ミケルはその衝撃を、殺すので、精一杯。]
…、うん。
僕も生きていたいし
[エトの手が重なる。下へと動いた視線は、また、エトの顔を見る。]
……死んでほしくない。
死なないで、
誰にも、消えないでほしかった。
[最後の言葉は、掠れるように小さい。]
─ コレット宅 ─
[伝わる震えと、込められる力の強さに、表情に苦いものが浮かぶ。>>+47
とはいえ、ここで何か言っても気休めにもならない、と。
そんな思いが、言葉紡ぐを遮って。
ゆるい呼気と共に解ける手。上げられた顔に向けるのは、こちらも苦笑めいた表情で]
んー、俺が動く前には、テレーズんとこに集まってたけど、動いてるかもな。
とりあえず、リル姉と合流してみる心算で移動するか。
……誰かの所に行きたい、とか、ここに行きたい、とか思いながら移動すると、そこにいけるみたいだから。
[どこら辺に、という問いに返す答えは大雑把なもの]
─ コレット宅 ─
[ふぅん、と呟いて、口元に手を遣る]
なんだか便利なんだなあ。
…ま、意識体みたいなもんだからできるんだろーな。
[離れる指先は落ちて自身の脇腹に軽く乗せ。
瞼を伏せて歪めた口元は皮肉の色]
そんじゃ、行くか。
メリルはどの辺にいるんだろーなぁ。
[軽く、常のように呟いて。
一度だけ視線はコレットの方へと向かう]
[すぐにまた前へと向き直り、歩みを踏み出した]
[頷く気配がしてエトは静かに目を細める。
幸か不幸か、別れには一度も立ち会えず
ミケルほどの衝撃はないが穴のあいたような感覚だけはあり]
……ん。
[絵描きの彼は生きていたいと言ってくれる。
道具はは短い一音を紡ぐのみで自分もとは言わなかった。]
一緒に過ごしてきたヒトたちが、さ。
いきなり消えて、いなくなるのはツラいな。
僕も、――…誰にも、消えてほしくなかったよ。
[小さな響きに同じを重ねる。
重ねた手の先にある絵描きの手が緩むまで
なだめるように、ゆっくりとしたリズムで優しく叩き]
絵を描くための大事な手が傷つくぞ。
[小首を傾げ、此方に向いた双眸にそう紡いだ。]
…同情はしてやんねーよ、コレット。
アンタは確かに俺より歳を重ねてる。死を目の前に見てる。
けれど、だからって、奪い取っていい理屈にはならない。
……ま、ほんとはわかってんだろうけどさ。
[頷くだけのエトを、じっと見つめる。
それから、もう一度、同じ言葉を、繰り返した。]
生きていて、ほしい。
[ゆるゆると、手の力が解けていく。
気持ちは同じだ、と。
ミケルは、うん、とまた頷いて、エトの言葉に同調する。
大事な手なんていわれたら、自分の手、エトの手に視線を落として、それから、少し、笑った。ぎこちなくても、やっと。]
うん、大事…だけど。
でも、だいじょうぶ。
傷ついても、痛いだけ。
─ 自宅 ─
[……ふと気づいたら、しぼり袋を手にしていた。
そのままの流れで、鉄板にしぼり出しながら]
(わたくしは何をしているのかしら?)
[と、自問する。
いや、分かっている。クッキー作りだ。
泣いて泣いて、泣き疲れた時に、目の前にキノコ粉の袋があったのだ]
[よいしょ、と声を出しながら拾って立ち上がり、
いつもどおりに台所に立ったら、慣れた動作が出た。
大椀を取り出しキノコ粉を開けたら、もう手が止まらなかった。
途切れることを恐れるように、卵を割り、甘草粉を混ぜ、杓子でこねあわせていた]
[綺麗と思ったことが無かった>>+52と聞いて、緩く瞳を瞬かせた]
そうなの?
アタシそれ見て新しいカップの形考えたんだよ。
それにこれも、平皿に描いてみたんだ。
色合いが上手く行ってね、良い出来になったと思ってんの。
[この花が持つ意味に関係なく、良いと思ったもはデザインに取り入れる。
意図せず遺した物を思い出しながら、ユーリに笑いかけた]
ふふ、ありがと。
………思い出したな、その顔。
[数秒固まるのにはそう言って意地悪げに笑う。
移動は問題なく進み、普通に歩くよりも早い速度で移動出来た。
本当に便利だと思うのは刹那。
建物が見えてくれば、そこがどこなのかを確認するように注視する]
[「日常」を惜しむように。
あれほど望んでいた「刻」を、自ら否定するように]
……。
[手袋をはめて、鉄板を竈に押し込む。
何カ月も、何十回もやってきた動作だ。どれくらいの時間で火が通り、香ばしい匂いがして、おいしそうな焼き目がつくかも感覚が覚えている]
[繰り返される言葉に、困ったような顔をする。
まっすぐなミケルの視線に、道具屋の眸が揺れた。]
まだ周期の中にいて、終わらないなら……
僕は自分よりもキミが生きる事を望む、かな。
[刈られる事を望んでいるわけではなく
ただ、誰かが選ばれるのならその方が良いと思う。
そんな心のうちを吐露するのは弱っている証拠かもしれない。
重ねた手の先、ゆるむ気配が伝えば安堵したように表情も緩んだ。]
大丈夫ならいい。
――…でも、ミケルが痛いのもヤだけどなぁ。
[少しだけ軽い口調でそういって、触れていた手は離れてゆく。]
道具屋 エトが時計を進めました。
[高い絶壁の上の方に生える草で、勝手に落ちるとは思えない。おそらく誰かが必要として抜いた物だろうが、その者が見つからない。
だから、香草なのか薬草なのか毒草なのか分からないと言う]
まあ、わたくし、薬師はもう引退しましたのよ。
[正体が分からなければそれでいい、処分してくれと、大人は草を残して去って行った]
……おかしいですわね。
もう全てが終わりですのに、こうして「明日」を思うヒトがいる。
誰かがいなくなっても、
わたくしがいなくなっても、
この都市は続いていく……。
[竈の火を落とした。
クッキーの甘い香りは、家いっぱいに充満し、通りまで漂いはじめている。
きっとその内、お腹をすかせた子供が、「コレットおばあちゃん」におねだりに来るだろう]
[揺り椅子に座り、エプロンの膝に草を並べた。
葉脈の数は読めなかった。そこは諦める。
指先で潰して揉み、香りを嗅ぐ。
舌先に軽く乗せて、味を確認し、すぐに吐き出す。
ひとつひとつ、可能性を消していけば、どこかの本でちらりと見た、珍しい香草の名が浮かんだ]
― テレーズ宅前 ―
……良かったです。
[左の首筋に手を当て、口元を綻ばす。
望まぬ存在と思っていたそれが、何かを遺す糧になったのなら、と。
しかしそんな表情も、図星を指され消え失せる。
早足になって歩いていると、揶揄うような声が追いかけてきて。>>+59
錯覚なのだろうが、頬が熱を持った気がした]
[足を止めたのは、それからしばらくしてからのこと]
ここ……テレーズさんの家ですね。
[周囲を見たが、ミレイユの姿はないようだ]
行き違いでしょうか?
[もう一度移動しようかと、軽く首を傾げ考える。
誰かの姿が見えたなら、そのまま足を止めるだろう]
[自分よりなんていわれて、また首を横にふった。
嫌だ、と。
生きていてほしいのだと。]
……気をつける。
[手が離れてゆくのを、名残惜しいような、そんな感情で見送って。
それから、手を開いた。
少し血の気が巡ったばかりで、ほんのりとピンクの色をしている。]
痛いのは、……言葉の方が、痛いよ。
[自分が言ってしまった言葉を思い出して、小さく言った。]
[これは薬草にはならない。
でも、丁寧に乾燥させ発酵させれば、茶にはなるかもしれない]
ユーリちゃんが生きていたら、興味を持ったかもしれないわ、ね。
[その人がもういないことを、ヨリシロは知っていた。
香草茶を作る技術は誰が受け継いだのだろうか。
そちらはしかし、ヨリシロでも知らなかった]
[腰をトントンと叩いてから立ち上がり、机の上に草を並べる。痛まないよう、紙で包んだ]
[問いに返された肯定の意>>+61
足を止めずに仰げば、天を覆う岩肌も目まぐるしく流れて往く]
…そ、か。
思ってた以上に刈られてんのなぁ。
テレーズにクレイグ、サリィ、ミレイユ。
それにメリルで…俺も入れりゃあ6人か。
[もう一人を今は知らない男が、ふ、と零す苦笑い]
…そんなに価値のあるもんなのかね、天上青ってのは。
[呟くのとそれほど間を置かず、景色は加速を止めた]
……酔った、かも、しんね。
[歩みと全く異なる速度で巡るのに耐え切れず、
ぐったりとその場にしゃがみ込む。
其処に目的の人物がいるかどうかを確認する余地はなかった]
もう、充分なのに。
[頭に手を乗せられて。
表情は前髪の陰になる]
たくさんいなくなって、たくさんの人が悲しんで。
そうまでして、『花』なんか、見なくてもいいのに。
[苦しげに、言葉を吐き出した]
[そうして、ごく簡単な「準備」をした。
大した物は必要ない。それに持ち物ももう多くはない。
だからそれは、エプロンのポケットいっぱいだけで済んだ]
……さよなら。
[長く使ってきた揺り椅子に、
使い込まれた竈に、
よく手入れされた小さな家に、
……告げる]
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