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[人恋しさに一夜を共にする事を望んだ相手。
戯れるようなタチアナの声に、どうだろうね、と首を傾げて笑う。
ベルナルトへの誘いの言葉にも軽く片眉を上げるだけで]
邪魔された覚えはないよ。
[部屋へと戻る彼女の背に一つ声を返しおく]
暇を持て余したら、かな。
[ネームプレートに関してのベルナルトの言葉に
少しばかり驚きを表に出しながらもそう付け足した。
聡い彼の視線に、男の双眸が揺れる。
ささやかな動揺も瞬きを挟めば消え失せて]
それは――…
絵が描けない事を嘆くべきかな。
[残念、と告げる声にも軽さが戻る]
礼には及ばない。
じゃ、俺もいくよ。
[ベルナルトへとひらり手を振り男は階段へと足を向けた]
[絵を見せてくれるらしい絵描きに頷く男の表情は
嬉しそうにも見えるものだった。
タチアナのからかいへのベルナルトの反応。
その表情までは見えなかったが声が聞こえ小さく笑声を漏らす。
こうしていれば容疑者であることを忘れてしまいそうだった]
[階段を下りながら過去を思う。
両親の死に自責を抱くアレクセイ。
イヴァンは彼とは対照的だった。
彼の後悔を垣間見れば、責任を感じる事はない、仕方なかったと
慰めようともするのだが――。
イヴァン自身は両親の死に対して責任を感じる事は皆無。
泣きながらこどもの首を締めた母親の姿がちらと過る。
幸か不幸か息を吹き返したこどもが目にしたのは
互いにナイフを突き刺して血の海に息絶えた二人の姿。
何が理由でそうなったかはこどもだったイヴァンに知るよしなく
祖父もまたそれを知らぬと言い続けたから真実は闇の中。
女性と深い仲になる事を避けるようになったのは
首にかかる細い指先が与える圧を拭いきれぬせい。
情を求め他者と関わりながらも
相手に深く踏み込むことも踏み込ませることも躊躇う]
[野菜を手に皮をむき始めると、一度ヴィクトールを見て、全員分作った方が良いのかと野菜の個数を増やし]
みんなの分も、作っておきますね。スープくらいですけど。
[そう言うとジャガイモの皮をむき始めた**]
[ ヴィクトールは額に手の甲を束の間あてた後に、フィグネリア>>48への返答にこう切り出した。]
……不安なんだよ。
[ フィグネリアの左手に視線を留める。
布が巻かれた様子からすると怪我をしているようだ。
握手の時に顔をしかめた様子はなかったので深くはないのだろう。]
山間の100人程度の村。
人も情報も物も中途半端に入ってくるから、
昔からの保守的なところは変わりにくいんだ。
母も随分苦労した。
[ 子供の頃にヴィクトールの母は亡くなった。村々を回り行商ごとをしていた母は、見聞が広かった分、村の外の話も知っていたし、こういった村の話も客観的に話してくれた。
フィグネリアに母も旅人だったという話をすれば、ヴィクトールが村の人間でない相手にも好意的な理由が分かるだろうか。]
何でも揃えているのは、
罪悪感もあるだろうね。
[ もしも何かあった場合、自分達は安全な場所にいられることと自分達の手を汚さずにいること。
何もなかった場合は、食糧の豊富さと嗜好品の豊富さを逆手にとって何とでも言えるだろう。
ヴィクトールは、村人達への理解があった分、複雑な感情を出すまいとするかのように、事実を努めて話そうとした。]
そうだね。
頼めるかい。
何なら……
[ フィグネリアがじゃがいもの皮を剥き始め人数分作ると申し出れば、ヴィクトールも手伝いをと申し出ようとしたが、その時扉が開き、イヴァン>>61が現れた。]
専門家の登場だな。
茶葉は結構種類があるようだよ。
[ ヴィクトールと同じく、イヴァンがフィグネリアの左手に視線を送り、手伝いを申し出るのを見て自分は再び水だけ汲んで来ようと考える。]
不安に感じるのは、わかります。
でも、その不安だけでここまでするなんて。
[首を振る。皮をむくのは手慣れていた。左手の怪我は、怪我というのは小さくてもう痛みも殆どない]
こういった村だと、外から来た人はすぐに判ってしまうんでしょうね。
通り過ぎるだけの旅人ならまだしも、暮らすとなれば。
[苦労したという話に、僅かに頷いて。
ヴィクトールが言いかけたところでもう一人男性が訪れる。
邪魔という言葉に顔を上げた]
いえ、邪魔では。
むしろ、勝手にここを使ってしまって良いのかしらとは思いますけど……自分一人の分だけ作るのも変だし……手伝って貰えるなら。
[首を傾げる様子に他の野菜を示す]
[ やがて、ヴィクトールは鍋に水を汲んで来る。
甕もあるはあるが、今はそれで事足りるだろうとの判断だった。
イヴァンが料理を手伝い始めれば、果物や焼き菓子を見つけてきて、焼き菓子の分は包丁で切り分けて皿に盛った。
後で彼らが摘めるようにと考えての行動だった。
左手で扱った包丁を片付け、]
魚を釣ってきたのは君かい?
タチアナと、それと僕が料理を楽しみにしてるよ。
[ イヴァンに微笑み、フィグネリアにも会釈して厨房を後にする。
だが、直ぐに一度厨房に引き返すこととなった。]
すまないが、
広間にあったナイフは誰か回収したかい?
僕の分ごとなくなっているようだ。
[ 広間に一度戻ったところ、机の上にナイフが一本も置かれていなかった。
それを見たヴィクトールの心情は、重圧が薄まり拍子抜けした代わりに、誰かが殺る気になっているのではとアレクセイの無事が気がかりとなった。]
お名前を伺ってもよろしいですか?
私は、フィグネリアと申します。
[剥いていた手を止めて名を名乗る]
専門家って調理師かなにか……?
私が手伝う側に回った方が良いのかしら。
[首を緩く傾げてると被っていたスカーフが後ろに落ちる。背まで伸びた金糸がふわりと揺れた]
[ヴィクトールの言に目を瞠り]
えー、何の専門だろ。
匂いだけで茶葉を当てられたりとかはしないよ?
[軽い調子の声は何処かおどけたような仕草と共に紡がれる。
彼が鍋に水を汲みに行くのをみとめ、女性からの応じを聞いてから
玉葱とキャベツを取り出し下拵えを始める]
手伝ってご相伴にあずかろうって魂胆だから。
軟禁してるのはあっちだし使っても問題ないだろ。
[相変わらずの調子のまま屋敷の備品を使う事に躊躇いは見せない]
―回想―
「「人狼」という恐怖は、
それだけでここまで怖がらせてしまうんだ。
ここは大きな町でも皆で事に当たる小さな村でもない。」
[ フィグネリアの疑問>>65には、
目を伏せながらそんな返事をした。
連鎖的に恐怖が感染した現場>>0:43>>0:44に、ヴィクトールはいた。
一度人狼だと思い込めば、獣が食べて偶然目が閉じた可能性などは省みられなかった。
旅人については、ヴィクトールから返事が返らなくても、フィグネリアにはどんな返事が返るかは想像がついただろう。
水を汲みに出る直前にイヴァンへは、]
「料理の専門。」
[ と、イヴァンの仕草から、さらりとフィグネリアにバラすのも心が引けたが、指を立てて戯けてみただろう。]
[果物や焼き菓子が切り分けられるのをみて
思わず己の腹部へと視線を落としてしまうのは空腹だから]
結構いいものおいてあるんだなぁ。
[そんな感想を漏らしヴィクトールからの質問に答える]
そうそう。
今日のメインメニューにと思って釣ってきたんだけどさぁ
容疑者なんて言って営業妨害されちゃ店を開ける事も出来なくて
仕方なくこっちに持ってきたんだよねぇ。
へぇ、タチアナとヴィクトールさんが楽しみにしてくれてるなら
腕によりを掛けて料理しなきゃね。
[へらっとゆるい笑み顔を見せてはいたがナイフに関しては
わからない、と首を振った]
ああ、名乗ってなかったっけ。
俺はイヴァン。村で食堂をやってるんだ。
よろしくね、フィグネリア。
[玉葱の皮をむき微塵に切ればツンと特有の匂いと刺激が目鼻にくる。
食材から目を逸らした拍子にフィグネリアの背に揺れる金糸が映り込んだ]
そんな大層なもんじゃないよ。
――女性の手料理の方が俺としては嬉しいかな。
スカーフ、外していた方がいいね。
見事な髪を隠してしまうのは何だかもったいない。
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