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─ 廊下 ─
[テラスから、という言葉になんでそんなとこから、と訝りながらも指抜きはポケットへ。
こちらのぼやきを感じたのか、何度も頷くユリアンの様子>>94に、この人も人付き合いしない方だよもんなー、なんて思ったのは許されてほしい。
自分も前はそうだったから、その心境はわからなくもないわけで]
うん、他じゃ中々見れない、っていう人多いよね。
……毎年見てると、そうなんだー、って思うけど。
[氷の堤は綺麗だとは思うけれど、この小島で暮らすようになってからは実は死活問題にもつながる事に気づいて、ちょっと見方が変わっている。
場所によっては孤立する、なんて、冗談交じりに教えられて。
その夜は、氷の割れる音が怖くて眠れなかったくらいだった]
ん、たまにはそういう賑やかなのも悪くないしね。
……まあ、寒いのに、っていうのは同意、同意。
[呟き>>95に同意して視線を追えば、共に歩く老犬が目に入る。
経緯は詳しくは聞いていないが、大事な存在だから、と。
そう聞かされているこの犬、自分は別に気にしていないがこちらの相棒的な存在である黒猫は苦手視しているらしい。
理由はわからないのだが]
ん、寒かったら、お茶、好きに飲んでていいからねー。
[ユリアンたちと別れる前にはこう付け加え。
その後はぱたぱた、玄関へと急ぎ足。*]
─ 玄関 ─
あ、じっちゃんに、いつものか。
[示された木箱>>103に、来訪の理由は即知れた]
うん、ありがとね。
置き場は、いつもと同じで大丈夫。
あ、じっちゃん、まだ部屋にいると思うよ。
[広間には降りてきていないから、そう告げて]
そだ、用事終わったら、広間に来てよ。
さっき焼いたばっかりのアップルパイ、まだ残ってるからさ。
[力仕事は手伝うどころか邪魔になる。
故に、ちょっと情けない笑みと共にそう言って。
地下へと向かうのを見送った後、改めて広間へと足を向けた。]
─ →ギュンターの屋敷・厨房 ─
[カルメンとのやり取りを終えて、自分の仕事へと戻る。
途中、エーファに会うことがあれば、今から作業する旨を伝えた。
広間にも寄り、置いていった仕事道具を回収。
ユリアンが居れば、「おー、居たのかー」と声をかけて厨房へと向かった]
さぁて、やるかね。
[一言呟いて道具を手に取り、先ずは金具の歪み具合を確認。
扉側の取り付け部分も劣化してきているようであるため、固定する部分は場所をずらすことにした。
古い金具を取り外し、正しい位置で新しい金具を取り付け、劣化していた以前の取り付け部は補強を兼ねて新しい板を打ち付けておく。
何度か開閉してみて上下左右共にぶつかったり隙間が空いたりしていないことを確認。
勝手口の下部、人が通るために磨耗しやすい場所も、折角だからとテラス修理で余った木材を使って新しいものにしておいた]
こんなもんかなー。
エーファに確認してもらわねーと。
[ひとまず隙間風はなくなった、はずだ。
けれど修理は依頼主に確認してもらうまで終了とはならない。
居るなら広間かな、と考え、片付けた道具を手に広間へと向かった]
─ ギュンターの屋敷・広間 ─
エーファ居るかー?
勝手口の修理終わったぞ、確認してくれ。
[扉からひょいと顔を覗かせ、エーファの姿を見つけるのもそこそこに目的を告げた*]
― 玄関 ―
[いつもと同じでとエーファが言えば>>115頷き]
ああ。
……じゃあ、後で部屋に寄らせてもらうよ。
[ギュンターが在宅である事を確認すれば
挨拶に寄る旨を軽く伝える。
続く言葉に瞬きをしてから、淡く笑み]
――ン。
アップルパイか、それは愉しみだな。
[是非、と嬉しそうな声を向けてから、
木箱を抱えなおして、地下へと向かった。]
─ 広間 ─
[広間に向かう足は急ぎ足。
戻った先には、先に別れた姿も見えて]
あ、やっぱさむ……っと!
[寒いんだなあ、と言うのと、黒猫がこちらにすっ飛んでくるのはどちらが先か]
あー、ほらほらモリオン、落ち着けよ。
大丈夫だろってば、別に意地悪してくるわけじゃないんだし。
[自分の周りをうろうろする猫に軽い口調で言いながら、新たな来客のためのお茶の準備を始めた所で、戻って来たイヴァンから声をかけられた。>>116]
あ、うん、お願いしまーす。
[軽い口調で言いながら、それでも、誠意を込めてぺこりと頭を下げる。
それから改めてユリアンのためのお茶とパイを用意したり、次に使うカップを温めたり、と動き回って]
あ、終わったの?
さっすがにーさん、はっやいなあ。
[再び顔を出したイヴァン>>118に向けて、にぱ、と笑う]
じゃ、お菓子の追加もしたいし、見に行くよ。
ほら、お前もこい。
[イヴァンに頷いた後、黒猫をひょい、と抱え上げる。
黒猫は、にー、と鳴いて、大人しく腕の中に納まった。*]
― 食糧庫 ―
[冬を越す準備ももう佳境か、
食糧庫には十分な備蓄があるように見える。
飲料が並ぶ一角に持ってきた葡萄酒を木箱ごと置いて]
はぁ……。
[重かった、と言わんばかりの息を吐いて
軽くなった肩をならす。
所属する修道院で作られた葡萄酒が
赴任先の教会に届くのは養い親である院長の配慮だろう。
血のつながりこそないが、兄弟と呼ぶ彼らの事が懐かしくなる。]
暫く帰ってないな。
[時間を見つけて帰ってみるか。
そんなニュアンスの呟きを漏らし食糧庫を後にする。]
─ 広間 ─
あ、そうなんだ。
んじゃ、もっと早く相談すればよかったかなぁ……結構、きつかったんだよね。
[難しくなかった、という言葉>>123にはあ、とため息一つ。
くすぐられた黒猫は心地よさそうに喉を鳴らし、取りあえず機嫌は治ったようだった]
……おま、ほんと現金……。
あ、じゃ、ちょっと行って来まーす。
[猫に呆れた口調で突っ込みを飛ばした後、広間に来ていた人たちにこう言い置いて厨房へと]
─ 厨房 ─
[やって来た厨房の隅に一先ず猫を下ろし、勝手口の前へと向かう]
……お。
……おー。
[前ははっきりそれとわかる、冷たい風が吹き抜けてきた扉は今は何も通す気配はなく]
さっすがにーさん!
あんがとね、これなら夜食作る時も寒くない!
[はしゃいだ声で告げる礼は、ちょっとばかり突っ込み所があったかも知れない。*]
─ 厨房 ─
[思わず言ってしまった言葉に問いで返され、あ、と短く声を上げる。>>127]
あー……うん。
たまにー、だけどね。
眠れなくて、薬学の本読み始まって、そのまま本格的に勉強始めちゃったりした時とか。
[きまり悪そうに答えつつ、戸棚を開けて作り置きの菓子類を物色する]
冬はどーしてもさー。
氷の音気になって、眠れなくなる事あるんだよ。
[少年の父は15年前、氷の割れる予兆に気づけず、突然できた亀裂に飲まれて湖に消えた。
それが今でも少なからぬ影を落としている事は、付き合いのあるものなら気づいてもいようか]
……あー、と。
ま、毎日つまみ食いしてるわけじゃないし、基本的には残り物の後片付けみたいなもんだから!
[ふる、と首を横に振った後、明るい声を上げる。
もしゃられている黒猫がもの言いたげな視線を投げるが知らぬふりをして]
えーと、どっしよっかなー、ビスケットでいいかなー。
[棚のなかのお菓子物色で誤魔化しを試みた。*]
─ ギュンターの屋敷への道中 ─
あら、そんなに?
あそこ湖の上だし傷みやすいのかしら。
特に勝手口の方は風も冷たいでしょうし、早めに直して貰いたいでしょうね。
[>>110部品を取りに行っていたというイヴァンに笑みを返して、包みを渡す。
脇に抱えながら任せとけと笑うのを見上げながら、頷き]
大丈夫、イヴァンは手も大きいから落としっこ無いでしょ。
[そんな事を言いながら鞄を持ち直した後、包みの中身について話した]
─ ギュンターの屋敷への道中 ─
ふふ、ありがと。
…って、オトフリート?
ベッカーさんって雑貨屋さん…って、オトフリート?
帰ってきたの?
[>>111絵の賛辞に礼を言った後、十年前から村を離れていた雑貨屋の兄の名を聞いて目を丸くした。
あの頃は丁度自身の恋心を自覚したばかりで己のことで手一杯になっていたから、詳しい事情は知らなかったけれど。
>>21よくバイオリンを演奏していたその姿は、記憶の中にあったから]
そう、楽団に…えぇ、私も聴かせて欲しいわ。
一緒にお願いさせてくれる?
[そんな答えを返して程無く、ギュンターの屋敷に到着した]
─ ギュンターの屋敷 ─
ありがとう、イヴァン。
荷物任せちゃって悪かったわね。
[>>112イヴァンが開けてくれた扉を通り、温かな中へと入る。
運んでもらった包みを受け取ろうと手を伸ばしかけた所で、ギュンターの所まで運ぼうかと申し出られたが]
ううん、ここまでで大丈夫。
イヴァンは早く修理に行ってあげて。
日がある内に済ませた方が良いでしょう?
[仕事で来ているイヴァンの手間を取らせる事は流石に遠慮して、包みを受け取り彼と分かれた]
─ ギュンターの屋敷 ─
[修理に向かうイヴァンを見送り、受け取った包みをもう一度落とさぬ様にしっかりと抱え]
さて、小父様はどちらにいらっしゃるかしら。
エーファに預けてもいいと思うんだけど…どちらにしても探さないと駄目ね。
[元団長と孫息子、どちらかに渡せば良いだろうと思うが居場所が分からない。
部屋も知らぬことだしと、まずは人の声が聞こえる方へと向かおうかと踵を返した。
だが、窓の外、見える氷の堤を視線に捉えると、あ、と声をあげて]
やっぱり、今年も綺麗に出来てる。
[届ける前に少しだけ、と。
氷の堤を見に、テラスへと出ていった**]
─ 厨房 ─
[氷の音を忌避する理由について掘り下げられる事はなく、漏れるのは小さな安堵の息]
それはわかってるよー。
でも仕方ないよ、頭使うと甘いもの欲しくなるし。
[食べ過ぎの注意>>135にはこんな言葉を返して]
そだね、じゃ、ビスケットにしとこ。
これなら、なくなってもすぐに補充がきくし。
[そんな理由で選び出し、振り返った先にあったのは二段重ねの顔]
ちょ、何やってんの、にーさん、モリオン……。
[思わぬそれにく、と笑みが落ちる。
黒猫は少年が笑う様子に取りあえず満足そうにしていたが、姿勢に飽きて暴れ出すまでそうそう時間はかからないだろう。
ともあれ、新たに運ぶものが定まったら準備をして広間へ戻る事になるのだが。**]
[首に掛かる十字架を無意識に握る。
恙なく、静かに、穏やかに過ごせるように
そう願う事情を詳しく知る者は少ない。
母は十五で村を出てどこぞの侍女になったらしい。
形見の品は母の生家であるヴァレンシュタインの家紋が入った指輪と
それとはまた別の家紋が彫られたペンダント。
それらは革袋に入れ懐に忍ばせている。
見覚えはあれど家名を知らぬ紋が刻まれた書簡を
初めて手にしたのはこの村に来て暫くしてからだった。
父を名乗る者からの手紙に断りの返事を一度したが
それからも手紙や人を寄こしてくるのは止まない。]
[一度、力尽くで連れてゆこうとした使者が居た。
それを制して助けてくれたのがギュンターその人で
彼の事を恩人と思い、こうして時折挨拶に館を訪れる。]
――……。
[エーファから聞いた焼きたてのアップルパイにも
心惹かれ広間の方に行きたい気持ちがわくものの、
そちらは挨拶を済ませてからの方が良いだろうと
ぐっと堪えて、館の主のいる部屋に向かった。]
俺の分、残ってるといいが……
[ぽつと小さく独り言ちてから、ノックをして
扉が開けば挨拶をして近況を伝え
日頃の感謝と彼の健勝を祈り部屋を出る。
当初の目的を果たすと一息ついて広間のある一階へと。**]
数日前から滞在していた旅の歌い手が、月夜に演奏会を開きたい、と。
屋敷の主人に正式に申し出た。
前から口にしていたそれは主人に受け入れられ、主人は屋敷を訪れていた者たちも共に、と誘い引き止める。
──その夜、月下に紡がれるのは『幻燈歌』と呼ばれるもの。
──ひとと、ひとならざるものたちの歌。
──冴え冴えとした空気の中、月下に響くその歌に。
──重なるように、どこかで氷の割れる音が響いて、消えた。
/*
なんで今回、こんなめんどーなことしてるんですか?
→リアル追求したら、こーなりました。
堤発生プロセス上、『夜間と夜明け後の極端な気温差』が外せなかったんですよ……!
とか呟きつつ、さて。
2IDどーしよーかなー。
[その後やってきた大工のイヴァン>>118や、戻ってきたエーファ>>120とは、
何か言葉を交わしただろうか。
抱え上げ>>121られた1匹とふたりが厨房へ行く>>123、>>124のを見送ると、
ユリアンはソファに深く背を預けた。
イヴァンの豪快な笑い声>>126はいつものことだ。
自分が困ったような笑顔でいるのも、また。
しかし、妙な胸騒ぎがするのはなぜだろうか。
何か大切なものが欠けているような、あるいは不自然に加わっているような気がして、どうにも落ち着かない。
ユリアンは不安な面持ちで周囲を見渡した。
演奏家らしき男>>70と目が合えば、控えめな挨拶を返しただろう。
馬具職人だった父の話を持ち出されれば、思い出話に短く相槌を打ったかもしれない。]**
─ 厨房 ─
……っ……なに、それ。
[得意げな言葉>>139に笑っていたら、黒猫が飛び出した。
飛んでくる文句に黒猫は素知らぬ顔で毛繕い。
それにまた、笑い声をあげながら、戸棚から出したビスケットを器に入れたり、おかわりに備えてのお湯を準備したりと一通り支度を整えて。
運ぶのを手伝ってもらいつつ、広間へと戻った]
─ 広間 ─
たっだいまー。
おかわり欲しい人います?
[広間に戻り、明るい口調で問いかける。
要望があればそれに応じて動き、祖父への挨拶を終えたライヒアルトが顔を出したなら、「ちゃんととってありますよー」なんて、軽い調子で言いながらお茶とパイとを出して。
それでも、もう一人の来客が顔を見せたなら、それまでとは一転、緊張が態度に滲む。
志すものがものなので接する機会も多いのだが、どうにも女性、それも年上相手には緊張してしまう事が多かった]
[そんなお茶の時間は祖父の訪れによって一段落する]
夜に演奏会って……。
[月が綺麗な夜に、というのは聞いていたから、今夜辺りか、という話はしていたが]
ん、ま、いいけどさぁ。
[この人数なら、自分だけでも食事作りはなんとかなるだろう、と。
抱えていた別の心配は、そう割りきった。**]
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