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―校舎・吹奏楽部練習室―
(……こうやってクーラー使えるのは良いけど
冷えすぎるのも考えものだな)
[暫く課題曲の練習を続けていたフユだが、手を止め
締め切っていた窓の一枚を開け放つ。
冷気が流れ出て、熱っぽい風が吹き込んだ。]
(暑くても。寒過ぎても駄目
楽器って本当に我が侭……)
[部室を横断して、ドアも開ける。
風が通って、冷気は廊下にも流れ出して行く。
校内は静かなようだ。
グランドあたりから、遠く、声が聞こえる。]
懐かしいなぁ。
…久々に陸上走りたくなった(´・ω・)
場所によっては「On Your mark」じゃなくて
「Get radey」だったりするんだけど。
むしろ日本語のときも多いんだけど。
…まぁいいk
[高く、空へと響き渡る音。
一瞬、蝉の声すら止むも、すぐに時は動き出す。
仰いだ天は青く、雲は白く、
ああ、夏なんだな、と今更のように感じた。
陽の眩しさに目を細めて、視線を下ろす。
少し離れたところ、校舎の壁際にごみ箱が幾つか並んでいた。
手にしていたペットボトルを見やり、再び、目を移して、
力み過ぎないように軽く、放り投げる。
フォームなんてあるはずもなく、ただ、投げるだけ。
ボトルは光を反射し、放物線を描いて飛び―――
がこんっ、
鈍い音を立てて、狙った場所へと収まった]
………って。
[は、と。気づいて、声を零す]
あーーーっ!!
まだ入ってたじゃん、中身っ!
ていうか、後でまた使えるのにっ!
[どうやら、物思いに耽っていたらしい。
ひとり、部活の喧騒を掻き消す程の大声を上げて、
ごみ箱から放ったばかりのペットボトルを救出。
構内にいた人間は何事かと思ったかもしれないが、
当人はそんな事、気にしちゃいない。]
[再び練習を再開しようとした時]
「あーーーっ!!」
何……。
[静寂を破る叫び声。]
[凝固しかけていた集中力がみるみるうちに霧散する。
フユは溜め息をついた。]
顔でも洗って来よ……。
[空調の効いた練習室から一歩出ると、
校舎内は途端に暑い。
廊下に並ぶ窓は開いている。
蝉の声が響く。
冷えた練習室に籠っていた所為で汗ひとつかいていないフユは、たちこめる夏の気配から一人何処かに取り残されたかのようだ。]
[場所に拘りなど、あるはずもなくて。
適当に空いていた入り口から靴を脱いで中へと入ると、
何処かからひんやりとした空気が流れて来た]
………冷房? ずりー。
[ぼそっと呟くも、ついつい釣られて、足はそちらへ]
…れ?
[外から入って来たショウの纏う空気は、夏のそれ。
大して動いていないとは言えど、歩くだけでも汗は浮かぶ]
て、こら、いきなり飛ばすなー!
[誰かと視認するのに意識を向けていたため、
そう来るとは思わずにまともに水飛沫を食らった。
ぶるぶるっと、犬のように頭を振って、目元を拭う]
………あー。
でも、気持ちいーな。
てか、フユっちじゃん。何すんだよ。
[相手の意向など気にせず、もっと水を求めて水場へ]
[ショウの仕草に少し笑った。
髪の間に残っていた冷気が風に散った。]
ふ……犬みたい。
暑そうだから水浴びでもさせてやろうかと思って。
アンタも残ってたの。
こんな所で何やってんのよ
[どうやら、余程暑かったらしい。
蛇口を捻り溢れ出す水の冷たさに歓声をあげ、
手や顔を洗うだけでは飽き足らず、髪まで濡らし出す。
前半のフユの言葉は聞こえなかったようだが、
勧める必要もなかったようだ。
ぷはぁ、と息を吐いて、水場から顔を上げる。
熱を奪った水滴が、辺りに舞った]
んー? 今年で最後だしな。
こっちでも、やることあるし。
何って、ペットボトル落としたから、洗おーと。
[手の甲で滴を拭いながら答える。
…もっとも、落としたのは自分自身な訳だが]
[自発的に水浴びをはじめたショウを呆れて眺める]
ふうん。
……何それ。思い出作りって奴?
ていうか本当、犬みたい。
そのまま身震いとかして温い水飛ばさないでよ。
[服装を考えるのが面倒だという理由で着ていた制服のポケットからハンカチを取り出して差し出し]
―昼ごろ:寮の廊下―
またあとでねー!
[タオルを持った手を振って、自室に向かう。
元気と思われてたりとかは気にしない、元気だから。
その先、声をかけられて]
あ、フユせんぱいだー!って酷いです!
[ぷんすか怒った顔に変わって。
でも貰ったドリンクで、ころころ表情をかえる]
わーい!いただきまーすっ!
ありがとです、せんぱいー!
[ごくり、一口。
それから浴室に向けてリスタート]
それもあるし、
それ以外もあるし。
色々だなー。
フユっちは?
[一瞬動きが止まったのは、
身震いしようとしていたからに違いない。
差し出されたハンカチを礼を言いつつ受け取り、拭き始め]
犬かー。
ドーベルマンとか格好いいよな。
って、オレは人間だってーの。
んー
[しかし室内で触るもバトン。
同室者はなく、開け放たれた窓から、外の空気。
シャワーをあびたばかりだというのに、汗ばんで気持ち悪い。]
図書室、すずしいんだっけー
[バトンの練習とあつさにやられた頭は、やっぱりちょっと馬鹿になったのかもしれない。
それを持ったまま、部屋を出た。
……司書に追い返されるのは当然か。]
ふうん。
思い出作りとか、本気で言う奴居るんだ。
私はフルート練習。受験あるから。
[どうやら危ないところだったらしい。]
アンタはチワワでしょ。
豆柴のがお似合いかも。
……それで、アンタの「やること」って寮のベランダから紐無しバンジー?
えー、いいじゃん、言ったって。
高校生活も、もう終わりなんだしさ。
一生に一度なら、思い出作んなくてどーすんの。
[返って来た答えには、首を捻りつつも、ふぅん、と。
フルート練習ならば家でも出来るんじゃとは思ったが、
場所の問題とか色々あるのだろうと自己完結した。
嫌味の類はどうにも伝わり難いようだが、
身長の件に関してだけは、察知は早いようで]
なんで、小さいのばっかなんだよ。
わざと言ってねー?
[昨晩の件を口に出されれば、げ、という顔。]
なんで、フユっちまで知ってんのー!
体育館はあっついしー……もわってするしー
やわらかいマットは体育館だしー
やっぱ外ー?
[うだうだと向かう日陰。
校舎は見事に陰をつくる。
風でも草でもないよりはまし。
……さすがに外には冷房の空気は流れてこないようなのだが、もうすこし校舎に近付けば二人のせんぱいの声に気付いたかもしれない。]
[部分的には反応するくせに嫌味は通じなかったようだ。
能天気さが少し癇に障る。
小さい種族だけわざと言っているというか、そういう意識も無いでは無いのだがどちらかというと他に選択肢は無いようにも思う。その部分は軽く流した。]
……ウミが見てたでしょ。アイツ、私と同室なの。
あのクラゲ娘。
アンタがアズマ君に泣いて助けを求めてた
……とか聞いたけど。
[黄色のタンクトップは、ちいさな胸元におおきな青い英語。
意味なんて誰も気にしないし、通るわけもない。
ぴょこぴょこ飛びはねると髪と裾が揺れる。
バトンを片手に、にこっと笑う。
それからくるくると回し始めた。
しらない人にすれば変人だろうが気にしない。
ついでに見ている人がいるかいないかも。
部活からかせんぱいからか逃げた義兄にも気付かない。]
うぇ。
[ヤな部屋。その一言は、ギリギリ飲み込んだ。
昨日の光景がありありと思い出されて、眉を顰める]
…あんにゃろー。
笑って見てただけじゃなくて、変な話まで…。
泣いてなんか、ねぇっつの!
[水に濡れたハンカチを絞ると、ぱたたた、と滴が落ちる。
フユよりウミのようなタイプの方が、わかりやすいようで。
犬の話はどこへやら、怒りの対象はあっさり移った。]
…フユっちに言っても、しゃーねーや。
ハンカチ濡らしちったし、洗って返そか。
アイツはちょっと性根は曲がってるし扱いにくいけど
頭は良いから割と一緒に暮らしやすい奴だよ。
[少なくともフユにとっては。
明らかに嫌がっているショウへ言ったが、そういう問題では無いらしい。
ウミから聞いた噂はどうせ面白可笑しな誇張を含んでいるのだろうと思っていたから、ショウの反応をフユは笑うだけ。]
そうね。
洗って返してくれても良いし、別に要らないから
そっちで雑巾にされても構わない。
[またとれずにしょんぼり。
伸ばした手の先にそれは転がる
…………ためいき吐いて。
立ち上がって、拾う。
その先、義兄をようやく見付けるか]
あ、亘!見た!?
[一瞬なにかの浮かんだ目は、気付かれる前にはずかしそうに変わる]
…それ、いいのか悪いのかわかんねー。
[フユとショウの基準は、生憎と異なるらしい。
がっくし、項垂れると、まだ濡れた髪も垂れた]
ん、りょーかい。
借りたもんはきっちり返すってば。
[顔を上げて、こう答え、フユの呟きに、]
………クーラー、そっちのか。
[羨ましそうな目。
けれどもそれは、届かないに違いない。]
きっちり、か。律儀。
[フユは、濡らした片手で顔を軽く撫でる。
それとは反対の手で額から目元、頬の水滴を拭った。]
そう。冷え過ぎても困るんだけどね。
[つい、とショウから目を逸らした。]
じゃ。
/*
残りpt数見て笑った。
ショウの人、また飛ばしてるなあw
こりゃ負けてられませんな。(何に
スカしてるフユさんですが
ショウに対して言動が子供っぽくてなんか笑えます。
そんな予定は無かったんだが。
*/
/*
マイコとヨウコへの対応の温度差はワザとなのですが。
もっと冷たくしようか迷うところ。
ただ、今は何となくつっぱねた言い方が難しい
中の人のテンションの問題。
嗚呼はやく赤ログが欲しいぞなもし!
*/
ふーん?
[緩く首を傾ける。
髪に残る滴が、落ちて、床を濡らした]
…ま、クーラー病とかもあるしなー。
気をつけないとだな、うん。
[だから羨ましくなんてないんだと言い聞かせ、]
って、あ゛。
[台の上に置いていたペットボトルを見て、
またしても大声をあげそうになったのを押える。
暑い中に放置されていたそれは、すっかり温くなって。
すぐに用事を済ませるつもりだったからと横着せず、
しっかりカバーを嵌めておくんだったと、内心後悔]
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