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―広場―
ツィンか。
お前も相変わらず元気そうだな。
[鈴の音に目を向けるとぶち猫を発見した。
足を止めて手招き。近くに来ると片膝をついて頭を撫でる]
あー、挨拶がてら調達もしないとな。
今回はそんなに長く滞在するつもりじゃなかったから。
―酒場への道―
[もともと両親の手芸店だった店の裏にある自宅からのんびり歩いてたどり着く酒場は、広場を通り抜けてゆくのもまた当たり前のことだった。
だが、腹をすかした女が周囲に気づけるかと言うと――気づけるわけもなく。
神父見習いや幼馴染や喧嘩友達の姿を視界の端で見つけていたとしても意識には上らなかった。
てろてろとやる気なさげに歩いてたどり着いた酒場兼宿屋の前にその主人を見つければ、ひらりと手を上げる。]
こんばんはー、おっちゃん、ご飯ー。
[挨拶のように告げながら、食べれる?とばかりに首をかしげた。
まあ店主がここに居ても、手伝いの青年が準備しているのだろうとは、長年の経験から知っているが、一応問うのもいつものことだった。]
─広場─
[見知った者に呼ばれ、駆け寄ったぶち猫。
撫でられて上がるのは、満足げな鳴き声一つ。
それから、その目は青年から僅かに逸れた位置へとずれる]
……と、ありゃ。
何やら、どっかで見たような後姿、発見?
[一方、こちらはと言えば。
猫の鳴き声に視線を向けた先、目に入った姿にこんな事を呟きつつ、そちらへと足を向けた]
─宿屋前─
[パイプをふかしながらしばし風景を見やり。駆けられる声と見えた姿に、にっと笑みを浮かべた]
おぅ、ゲルダか。
いつでも食えるようにしてあるぜ。
[言いながら、右手の親指で後ろの店を指差した]
食いたいもんに希望はあるか?
無きゃ適当に作るが。
[ゲルダに訊ねながら踵を返し、店の中へと]
─ →宿屋─
そうか……。
私には君という存在に、まったく覚えがないのだが。
[相手の言の葉に、やはり表情は動かず、
ともすれば、冷たいと思われるような言葉を継ぐ。
けれど、何かの感情を示すように、指先が自身の黒髪を梳いた。]
まぁ、例えば君が私を復讐の為に殺すというなら、
それはそれで仕方のないことだろう。
人はいずれ死ぬのだから……。
けれど、君に単純に良いようにされる気もないけれど。
[ニ、三度髪を梳いた手は離れ、真顔で云ってのける。
さて、少女はそれなりに広い家に、
目の前の男以外の人の気配がないこと気がつくだろうか。]
……記憶障害は、無理に何かをするのは良くないと、
そう聴いたことがあるな。
嫌なら、無理には連れて行かない。
[そして、医者は嫌だという相手に一つ頷くと、
少し視線をずらした先、窓の外の風景を見やり]
ところで、私は腹が空いたのだけれどね。
……買い物をせずに帰ったから、食べに出なければならない。
君は、どうする?
[マイペースに話題を変え、問いを一つ向けた。]
―宿屋兼酒場―
だよねー。
ん、なんでもいいー、食べれるものなら。
[食にこだわりのない女は張り合いのない言葉を返しながら店主に続いて宿の中へと足を踏み入れる。
定位置となっているカウンター近くのテーブル席に腰を下ろし。]
おっちゃんのおすすめ一つでー
[おすすめという名の丸投げをしておいた。]
[通りの端に道具箱を置き、その上に腰掛けてよほど疲れたのか脚を投げだしている。しばらくそのまま呆けていたが派手な音でお腹が鳴った]
あー!もう疲れた!おなかすいた!
帰ってご飯作るのも面倒だし今日は食べにいこ!決めた、今決めた!
[道具箱を再び担いで宿へと向かう]
……みゅう。
[こちらからは唯一の手がかりとも言える存在に全く覚えがないとまで言われて少女は困ったように口癖をもらした。
だが、次の言葉を聴くと驚いたように]
殺す!?なんで!?嫌だよ!!そんなことしない!!絶対に嫌だ!!
[復讐とか言っていたくせに、凄まじい勢いで否定した]
嫌だ!会えなくなるなんて、嫌!!
絶対にもうそんなこと言わないで!!
[その目に涙を浮かべて、全身を震わせながら少女はそんな言葉で締めくくると、まだ肩で大きく息をしながら、ライヒアルトのマイペースな問いを聞きつけ小さく返した]
……私も、行く。
―広場―
ん、どうした。
[猫の視線が更に後ろを見ているようで振り返った]
おや。元気そうなのがもう一人。
[ひらり片手を上げる]
やあ。
宿に荷物置いたら行こうかと思ってたんだけどね。
─宿屋─
[そのままカウンターへと入り、厨房に居るリッキーへ準備の指示して]
おめぇはいつもそれだな。
まぁ良い、ちぃと待っとけ。
[丸投げの姿勢に僅か苦笑を漏らして。一度厨房へと引っ込む。料理はフーゴーの手によって作られる。メニューは希望を聞くのがほとんどだが、時折この辺りでは珍しい料理を出すこともある。しばらくしてフーゴーが持ってきたのは]
ほれ、お待ちどう。
マチブースとダールだ。
[米に魚や肉を加えて炊いた主食となる料理と、レンズ豆をスパイスとバターで煮込んだスープ。どちらもこの辺りではお目にかかれないものだ]
村の設定が変更されました。
─広場─
ウチが元気なのはいつもの事さね。
[片手を上げる姿に、にか、と笑いながら返して]
ああ、来るとこだったんだ。
なら、ゆっくりできる時間においでよ、かあさんもその方が喜ぶだろうし、ね。
―雑貨屋―
[黒髪の店員が動揺したのを見ても、いつものことと気にとめず]
えぇ、そうよぉ。数日まえについたのよん。
ルーミィとでも呼んでちょうだいな?
[ヘルムートだからルーミィとはわかりにくいこと、このうえない名乗りをした。
彼女の持つ本が眼に入ったなら、うかぶ含み笑い]
あら、かわいいわねぇ。かわいいもの好きよぉ。
でもうつくしいものはもっと好き。
[少女の凄まじい反応に、
流石に変人の烙印を押されている学者も、
たじろぎ1,2歩後ろに蹈鞴を踏む。
勢いに押され、深く一度頷いたのは、
どの言葉に対してだったか頷いた本人も分からぬまま]
……では、行こうか?
[まだ腹が減っていて気が立っているのだろうと、
世間一般よりずれた思考で思う。
そして相手を促すように、
玄関の方へとゆるりと足を動かした。]
―宿屋―
[見慣れた室内の様子をみながらのんびりと料理が出てくるのを待っている。
いつもそれだといわれても、あらためる気のない女はうん、と軽く頷いただけだった。]
おー……、さすがおっちゃん。
おいしそうだねー
[珍しい料理にぱちくりと瞳を瞬かせる。
だからといってどんな料理かとは問わないのがこの女だ。
料理は食べられればそれでいいとばかりに、いただきますと早速食事を開始した。]
ん、スープがおいしい……スパイスがきいてるねー
[うんうんと頷きながらもぐもぐと食べている。]
[それゆえに目をつけたのは、ガラス戸の奥。
うつくしくかがやく、ひとつの装飾]
あれは…そう、ざんねんねぇ。
それなら、こっちをいただくわぁ。
[勧められたハンカチ――小花の刺繍の入ったもの――を言い値で買って、ひらと手をふり外に出た。
そのほか、広場の辺りにあるいくつかの店をそぞろあるき]
……ん。
[広場を横切って行った刺繍工をなんとなく横目で見送ったりしつつ、紫煙を燻らす。
他に知り合いの姿があっても特に声は掛けずに、暫くそのまま時間を潰して]
やれ、そろそろ戻っかねぇ。
[短くなった煙草を潰して火を消し、億劫そうに立ち上がる。
荷物を抱えなおし、木陰から出た]
―広場―
それは何よりやな。
[相手の口調に合わせニッと笑う]
ああそうするよ。
今回は連絡船で来たし、そう長居するつもりじゃなかったんだけど。ちょっと予定外に次まで居ることになっちまって。
[普段より小さな背負い袋を示して見せる]
暇でもあるし、調達ついでに話相手でもさせてもらうな。
で、俺はこのままフーゴーの親父さんの所行くけど。
クロエはどうする?
[立ち上がり、訊ねるように首を傾げた]
うん……。
[肯定の返事を返しながら、ライヒアルトの後ろに立つように歩き]
あ。
[唐突に、少女は言った]
思い出した。
私の名前、リディ。
リディ・ルゥリィ。
だから、次からは「君」なんて呼び方しないでリディって言って。
……良い名前でしょ?リディって。
[先程までの剣幕は何処にいったのやら。
心底嬉しそうな顔で、少女はライヒアルトにそう告げた]
─宿屋─
あったぼうよ。
こちとらこれで飯食ってるようなもんだ。
[流石と言う言葉には、にしし、と笑みを浮かべる]
そいつぁ南の方で作られてる料理だ。
ここから海をずーーっと渡った場所のな。
[旨そうに食べるゲルダの様子を満足げに見やり、フーゴーはカウンターへと戻る]
飲み物はどうする?
その料理に合わせたのでも用意してやろうか。
─広場─
[合わせられた口調に、楽しげに笑む]
あれ、自分ので来てたんじゃないんか。
……道理で、すぐに気づかんわけだ。
[いつもなら、港の様子で気づくのに、と呟いて]
ん、そうしてやって。
ウチも中々、ゆっくりは話相手になれんからね。
んー……ツィン見つかったし、帰って夕飯の支度、ってとこなんだけど。
アーベル来てるなら、旦那のとこでご飯食べるのもいいかな。
一回戻って、かあさんの食事用意したら、宿に行くわ。
―広場―
[店をでて、刹那のあいだ目を惹かれたのは煙草の火。
それはすぐに消されてしまったけれど]
あらぁん?
ちょぉっとそこいくきれいな金髪のおにいさん?
[かける口調はあまったるく。
けれど、その声は女性にしては低いもの]
髪の毛に、はっぱがついてるわよぉ?
[取りましょうかと笑顔でちかづいていく]
名前を思い出しただけ、ひとつ前進でしょうか。
[嬉しそうな少女に、ひとつ頷いて、玄関に鍵を掛ける。
ふっと思い立ったように、
金に鈍く光る鍵を一つ少女に差し出す。]
……リディさん。愛鍵です。
[少女が受け取ったなら、くるりと踵を返し、
フーゴーの宿のある方向。
つまりは広場のある方向へと歩きだした。]
→広場方面へ
―広場―
ちぃっとヤラれちまって、ドック入り。
修理代の足しにするのにバイト中ってワケさ。
[微妙な顔で笑って答えた]
切り盛りしてればどうしてもな。
お袋が不義理してる分くらいは穴埋めせんとね。
ああ、たまには一緒に食おう。
じゃあまた後で。
[再び片手を上げて、宿へと足を向けた]
うん!
良かった。名前が可愛くて。
ライヒアルト、よりも私のリディのほうが可愛い。勝った。
[何故か、ガッツポーズを取りつつも、差し出された金の鍵を物珍しげに眺めたが、すぐに]
わ、わ。
[とか、慌てたように受け取った]
こんなに簡単に受け取っちゃっていいの?あ。そういえばお母さんとかお父さんはいないの?
[どうやら、ライヒアルト以外に人の気配が無かったのには気づかなかったようで、改めて聞きながら、その後を追うように広場へと向かった]
─広場─
やーれやれ、なにしてんだか。
[ドック入り、という答えに、やや眉を寄せるものの。
続く言葉に、ん、と頷いて]
んじゃ、行くから、って旦那にも言っといてな。
また、後でっ。
おいで、ツィン。
[こちらもひら、と手を振り、足早に店へと戻る。
ぶち猫は一鳴きしてから、とてとて、とその後に続いた]
……あ?
[やる気なさげな声と共に振り返った。
初対面にも態度は相変わらずだが、その身分は服装から知れようか]
ん、あぁ。そりゃ気づかんかった。
すまんね、ねーちゃ、 ……ん?
[言葉を聞いて、頭に手を遣りかけ。
動きと言葉を同時に止めて、近づいてくる人物を訝しげに、――むしろ無遠慮な程に、まじまじと見た]
─宿屋─
[返されるゲルダの声には了承の意を伝え。グラスに甘く味付けしたヨーグルトを入れ、炭酸水を注ぎ入れる]
アイランドークだ、さっぱりするぞ。
[出来あがったドリンクを手にゲルダの座る席へと運んだ]
そういや最近どうだ、仕事の方は。
順調か?
―広場→宿屋―
ありゃ見習いの神父さんか。
もう一人は知らんな。格好からして別荘組のお嬢さんか?
[横目で金髪の二人を見ながら先へ進む。
声は遠いから誤解をしたままだ]
邪魔するよ親父さん。
今回は少し長く……。
[宿の扉を開けて、見えたフーゴーに声をかけ。
一人の客に気づくと言葉が途切れた]
ちがう、ちがう。
そこじゃぁなくて、こっちよぉ。
[のばした手のつくりこそ華奢なものの、向かい合う背のたかさは、ほとんどかわらない。
長い服のすそが、風にながれる。
一枚みどりの葉をとったなら、視線に気付き、はたとまたたく]
いやぁん、そんなみつめられたら照れちゃうわぁ。
[ほほに手をあててはじらう仕草。
首をぷるぷるふっている]
― 広場付近へ ―
[名前が可愛い云々は、世間の感覚からずれた男には、
少しばかり反応に難しいものだったようで。
あえてガッツポーズを素知らぬ振りをして歩む。]
……両親は、亡くなった。
[けれど、親の話題には相変わらず簡潔すぎる言葉を返す。
少女を伴っているという感覚が薄いのか、
歩むペースは少女にとってはもしかすれば早いのかもしれないが、
その足取りが、はたっと、と在る店の前あたりで止まる。]
クロエさん、こんばんは。
[ぶち猫を伴った女性が雑貨屋へ入る間際、
挨拶を一つ贈った。]
─宿屋─
そうかい、調子が戻ったなら何よりだ。
そのうちここのテーブルクロスに刺繍入れてくれんかね?
おめぇの細工は評判が良いしな。
[頑張ったと言うゲルダに笑みを深めて。ちゃっかりと刺繍を頼みこんだり。
そんな中、扉の開く音に視線をそちらへと向けると久々に見る姿があった]
おー、アーベルじゃねぇか。
久しぶりだな。
今回はどうすん…………あ?
[訊ねかけて、途切れた声にこちらも疑問の声を上げる。視線は目の前のテーブルに向かっているだろうか]
[葉を取られる間も、特に抵抗するなどということは無かった。
が、礼を言うこともなく、相手が恥らいだした頃、ふと目を横に逸らして]
……あぁ、野郎か。
[小声だったが、多分相手にも聞こえる]
え。
[ライヒアルトの簡潔な答えに絶句したように短くそれだけを言ったが、すぐに]
え。なんでなんで!?
だって、ライヒアルト見てると、そんな年でもないでしょ?それなのに、なんで!?
[少女にとっては、疑問に思うことは理由を問うのが当然のことだった。
そこに相手のことを気遣う、なんて感情は微塵も入ってはいない]
あ。ちょっと待ってよ。はーやーい!
[少女の歩みでは間に合わない速度で歩くライヒアルトに必死についていく。
途中で、ライヒアルトがクロエに挨拶を送ったのが見えたが、あまり関心は無かった]
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