迷犬 パトラッシュは、孤児 オーフェンを不信の目で見た。

孤児 オーフェンは、迷犬 パトラッシュに噛まれて流血。貧血くらり*ぱた。*

迷犬 パトラッシュは、孤児 オーフェンの血糊と死んだ振りにおろおろおろおろ。尻尾へんにょり

くの一 アヤメは、孤児 オーフェンをつんつんつついた。

迷犬 パトラッシュは、孤児 オーフェンの血糊を綺麗に舐め取り、ネロの元に戻って後ろに*隠れた*

くの一 アヤメは、軽い足取りで*食後の散歩*

少年 ネロは、迷犬 パトラッシュが腹いっぱいなことなど知ったこっちゃない。

少年 ネロは、扉のあった場所に毛布をのれん状に貼ってみた。

傭兵 カルロスは、食事を終えた後*修理資材の調達へ*

迷犬 パトラッシュは、毛布が絡まって村の外まで迷走しまくったあげく、再び帰還

迷犬 パトラッシュは、傭兵 カルロスとの擦れ違いに気付かず、毛布から解放されてふるふるふるっ

くの一 アヤメは、「……なァにやってんだか？」　迷走する毛布を見送り。

くの一 アヤメは、ぽい。芥箱に串を捨てる。　からん。散歩再開。

迷犬 パトラッシュは、くの一 アヤメとも擦れ違った事に気付かず、耳を後ろ足でかしかしかし

迷犬 パトラッシュは、台所から漂う、やや香ばしすぎる匂いに首を傾げた

くの一 アヤメは、*何が起こっているかなんて知る由もなく*

迷犬 パトラッシュは、少年 ネロの服の裾を咥えて、ぐーいぐい

迷犬 パトラッシュは、少年 ネロがくれた生肉を食い溜めしておく事にした。はぐはぐ…ぐふっ

迷犬 パトラッシュは、いよいよ危険そうな匂いに死んだ振り。*ぱたり*

迷犬 パトラッシュは、少年 ネロの声を、耳ぴくぴくさせながら聴いている。

迷犬 パトラッシュは、大丈夫そう？なので、死んだ振り解除して木槌探しごそごそ

迷犬 パトラッシュは、木槌を咥えてちょこなんとお座り。尻尾ばっさばっさばっさばっさ