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光あるところには、影。
[ふわりと手を振れば一つは向かってくる光槍へ。
力を吸い散らす能力は、槍と相打ち消えようか]
あらっ。
[更に手を振った先、ウェンデルの位置がずれている。高さ的な意味で。円を描くように手をしならせて影を飛ばしながら、投げつけられた針を回避しようと身体を捻る。
影は当たれば気力を削ぎ、集中力を散らそうか]
そしてもう一つ!
[向き直ったところで今度はゼルギウス自身に手を向ける。
再び呼ばれた影は揃えられた指の先ではなく。
ずっとゼルギウスに近い位置に現れて、ふわり飛んでゆく]
[歌が終ると翼が元へと戻り頭上の輪も消えうせ。
呻き声をあげて身じろぎを始める生徒達の間へふわりと降り立ちます。]
これで大分楽にはなったと思うんですが…。
何があったんでしょう?
[この人数で1人に襲い掛かって返り討ちは流石に罰が悪いらしいです。
言葉を濁すだけで教えてくれる人はいませんでした。]
食堂 → 外
遅かれはやかれ解ってしまうものだから。
鬼のサポート役。
鬼が主人みたいなものじゃない。
[立ち上がる面々をちらりと見回し薄氷のような笑みを浮かべる。]
まぁ――祈りましょうか?
それとも手を繋いでダイブでもしてみる?
[小首をかしげながらも、立ち上がった面々の攻撃に備えて風への干渉を始めた。 ]
……面白い、避け方だなっ!
[塔を生み出し高さを取るウェンデルに向け、薄く、笑い。
飛ばされた針は、とっさに広げた『魔本』で受け止めた。
漆黒の表紙は生命あるように──というか、実際生きているのだが──蠢き、針を取り込もうとする]
『……ルギィ!』
[そちらに意識を集中する間、間近に現れた影に水晶龍が鋭い声を上げるが、避けるには至らず。
衝撃と揺らぎが意識に走る]
……ったく、精霊使いは面倒だなっ……ラヴィ、あわせろ!
[『魔本』を翳しつつの声に応じ、水晶龍が肩から舞い上がる]
界と我を結びし我が盟友、我が意にそいて、吼えよ!
異界龍・轟!
[鋭い言葉に応じ、水晶龍が咆哮する。
それが生み出すのは、荒れ狂う吹雪]
主人なんてものになるつもりは無いけどね。
俺らは対等な立場だろ? 昔から。
[周囲は気にせずゲルダの言葉にからりと笑う]
お、祈るよりは手ぇ繋いだ方が確実性がありそうだ。
後ろの連中も面倒だし、ちゃっちゃと行くとしようかね。
[言うが早いかゲルダの手を掴み走り出す。発案者だし、と相手の意向なぞお構いなしだったり。その様子に後を追って来た参加者から色んな声が上がったとか上がらなかったとか]
/*
前やった時は、舞と戦を間違えたからなー。
今度は、気ぃつけんと。
ところで。
バトルモード入ったら、結局アキアになっている件について小一時間ほど自分を問い詰めてみたい。
……まあ、卿よりはいいんだけど。
―第二別館―
…… …ん?…
[ゆがみの先にいったところで、歌が聞こえて思わず身構える…狼。主はぐってりしたままで。ただ光の粒子が周辺を覆うのを建物内部からしばらく…狼は見て
そのままその元へと歩き出す…それはもちろん狼の意志だ]
…影?
飛んでくる闇というのも、珍しいな。
[すと。
イレーネから逃れるように塔から降りると、塔に手を当てて]
構成せよ。光る煉瓦!
[塔自身が淡い光を放つようにすると視線をゼルギウスへと向けると]
それはどうも…って!
[竜の咆哮とともに繰り出される吹雪に身を捩って逃げ]
危なっ。
構成せよ!聳える塔!
[今度は自身の目の前に塔を聳えさせる]
/*
三回使ってしまったなぁ。詠唱付き…必殺には遠距離を残しておきたいだろうから、そろそろ位置を移動させないと行けないだろうか。
塔の間に挟まれてるって、どう考えても…次元魔法の餌食じゃね…?
でも、そうでもしないと自身が守れない。悲しすぎる。
気分よ。
偶にはそういうのも良いじゃない。
……そう思うのは、私だけ?
[くすり、笑えば手を引かれて駆け出す。]
まるでカップルが逃げているみたい。
[駆けながら、どこか場違いにそんなことを呟く。
手が離れないように、五指を絡めるようにして強くアルトの手を握り締め歪みに入る準備を整えた。]
[何度か聞いてはみましたが、教えてくれる気配はありません。押しが強い方ではないのもあるのでしょうが。]
ひとと話す時は目を見てくださいね…。
[半分諦めたように呟いて頭を上げると視界に狼が見えました。]
あら…? 狼さんも鬼探しですか?
あ……。
[くらりと貧血によって視界がぐらついた。そのまま床の上に崩れてしまった]
う〜……。ちょっと血を使いすぎた。
[そう呟いた彼女の周辺には、百枚以上の新しい符が落ちていた]
とりあえず、少し休憩しないと厳しいかな……。
[そう考えて、襲われても仕方ない天球儀ではなくて、中立地帯である食堂へ移動しようと思い立った]
ま、そこらへんの有象無象にはこんな状態でも負けないか。
/*
集中力無くなると、ウェンデルは何も出来なくなるからなぁ。
バトルロール2T目で戦闘不能は悲しい。
…しかし、飛ばしすぎると近距離攻撃とか威嚇攻撃しか…
やはり、対一戦闘の方が向いてるね。この子。
…… …相変わらず… かぁ…?
[狼の上で優しく揺れながらのんびりとぼやく中。主を乗せた狼は、人気が増えつつも殺気もないのを感じ取り悠然と歩いて]
「ブリジット殿。先ほどはどうも鬼は…先ほど食堂にいたようですな」
[礼儀正しくなんて律儀に狼はブリジットに答えつつ]
…よぅ… …林檎くれ…
「主っ」
[いきなり果物を要求したり、狼は申し訳なく何度もぺこぺこ頭を下げる]
[ウェンデルに向かった闇は壁に弾け。光と共に消えてゆく]
一番効果ありそうだもの?
[ゼルギウスに答えたまでは余裕。
直後の吹雪は異界の力もあるので]
――風乙女…。
きゃっ!
[耐え切れると思ったがシッカリとダメージを食らった。
凍てつく風雪に何箇所か肌が裂ける]
お返しするわ!
――世界巡る風よ、集いて嵐とならん!
[自分を中心として風が鋭さを持つ。
カマイタチをいくつも含んだ風が廊下一杯膨らむように広がる]
そんなもんなのか?
気心知れた奴らはみーんな対等だと思ってるよ。
仲良い連中の中で上下つけてもなぁ、って思うし。
[答えながらその足は空間の歪みへと向かう。握り返してくるゲルダの手の力が強くなるのを感じながら追手を振り切るようにして歪みの中へと飛び込んだ]
って、カップルに見えるのか、これ。
[言ってから、見えるかも、と思ったとか]
/*
\やべぇ/
● ―吹雪→ 壁 ○ 壁 ←カマイタチ― ●
死亡フラグがビンビンたっちょる。
どうやって防ごう…
お祭りの中の気分転換の一種。
ごっこ遊びよ。
そう、深く考えなくて大丈夫。
見える人には――見えると思うけれど。
[歪みの中へ飛び込んだ事を認識すれば目を閉じた。
何処へ行くのか、離れ離れになるかどうかは運次第か。]
食堂に? すれ違ってしまったかしら。
やっぱり運がないですね…。
[思わず苦笑して]
今日は起きてらっしゃるんですね。
林檎を出すくらい簡単ですから、お気になさらずに。
[頭を下げる狼に笑いかけながら林檎を手の中に生み出して見せます。
手渡そうと足を踏み出した途端、膝がくだけよろけそうになり]
…あ、あれ?
[食堂を目指して歩いているものの……歪みの先にあったのは]
南館ですか……。
[これはもしかして一番最後に食堂か、もしくは到着できないんじゃなかろうか? と不穏な事を思いつつ、再び歪みに入って行った]
→{4}
……随分と、ガードが固い、な。
[聳える塔を見つつ、小さく呟く。
ならば、と思う、その矢先、襲い来るのは鋭い風の刃]
……ちっ!
異界に満ちし妖なる力、我が友を介し、我が力となれ!
そは映し、世は虚ろ、我は我にして我に非ず! 影鏡!
[とっさに紡いだのは、空間の位置を文字通りずらし、攻撃を避ける回避の術。
とはいえ、呪が完成するよりも先に風は到達し、左の上腕に深い傷を一筋刻む]
……やってくれる……こうでないと、な。
[それでも、口元の笑みは消えず。
新たに魔力を集中させつつ、未だ中空に留まる龍へ、真紅を向ける]
界と我を結びし我が盟友、我が意にそいて、翔べ!
異界龍・戦!
[鋭い声が響き、異界龍が降下する。
狙うのは、塔の向こうのウェンデル自身]
/*
自分の表だと1が東館で6が食堂なんですけどn
これは一人用ってことで。
でも結局バラバラ(´・ω・`)
「そのようなことは…それにあそこは中立地帯。そしてここは次元が歪んだ空間。いずれ出会えることでしょう…ブリジット殿?」
[なんてもう一度頭を下げながら慰めの言葉をかけつつ。
林檎を出してからふらつくブリジットを狼は頭で受け止める
ついでにマテウスは林檎を受け止めたりする」
「大丈夫か?ブリジット殿…っと、主は林檎食べないっ」
[心配する狼を余所にしゃきしゃき。マテウスは林檎を食べていた]
[歪みを使い跳躍した先は見慣れた西館の廊下。
アルトの姿は無く、握り締めていた手、温もり残滓だけが残っていた。
ふ、と溜息を漏らし前髪をかきあげる。]
/*
あ。
ディメンジョンシフト、物理にしかきかないんじゃ……と、思ったら、『全ての攻撃』となっとった。
よし、昔の自分、GJ(違うでしょ。
[何か一瞬追いかけて来る参加者の後姿が見えた気がするがキニシナイ]
[次に歪みを抜けた先はもう何度か立ち寄った第二別館]
─食堂外→第二別館─
[もふっ]
[何か柔らかい白い毛のようなものの中に埋まったよ?]
……どこだここ。
しかもゲルダ居ねぇし。
[白い毛に埋まったまま、先程までゲルダの手を握っていた手をわきわき動かした]
今度は東館か。
[まだ少しだけゲルダと戦った魔力の余韻が残っている廊下を見渡しながら、再び歪みの中に飛び込んだ]
→{6}
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