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…えぇ、生まれながらに。
[最初から、との言葉に肯定を。]
父母を声で呼ぶより早く、姉を囁きで呼んでおりましたゆえ。
[ローズの言葉は何となく予想がついて。
それでも変わる事のない視線を向ける]
汚れて?どうして?
俺はそうは思っていないから。
心まで汚れてはいない…だろう?
それとも…俺に…旅人に好かれるのは困る?
……俺は、運搬屋じゃないっての……。
[ 余程熱が高いのか先程の悲鳴にも睡りに落ちた儘の男を横目で見れば、其れでも流石に此の場に放置していく事は出来ないと判断したか、青年の腕に収まる躰を抱え直し、メイの背と膝の裏付近とに手を宛がって其の儘抱き上げる。
体勢を整えて視線を扉の方へと遣れば、赤髪の少女の姿が見えた。然れど其の問い掛けは彼にも解らず、左右に首を振るしかなかった。]
直接の原因は解らない……けども、……あんな事があれば、ね。
[ 金髪の少女へとは異なり、其れはトビーに対するのと同様に子供に向ける口調。直接は見ていないとは云えど状況は察せ、曖昧にそんな言葉を返す。]
汚れているの
わたしはあの子をころしたの。
客をとるためにころしたの。
……わたしは許されちゃいけないの。
[だから、嫌って。
そう願う。
困るどころか、
それが嬉しく感じてしまうから]
どう見ても助かりそうにありませんでしたので、これで。
[懐の銃をちらりと見せ、すぐにしまう。]
苦しき生を生きるよりも、よほどましでしょう。
[顔色も声色も、冷静そのものだ。]
[見につけた服は、すっかり血を吸って紅く染まってしまい、
そのままの姿でふらりと廊下へ歩みだす。
おぼつかない足取りで階段を降り、
心ここにあらずといった呈で、浴場へと。]
[どうやら、メイに危害を加えたものがいたわけでないことは理解し、ヘンリエッタはとりあえず青年の言葉に頷いた。
室内を見回して残った面々を確認し、後ろを振り返る。]
他の皆はどうしたのかな……。
…そうでしたか。
[拳銃にちらりと目を遣り、すぐに伏せる。
それ以上は何も問わずに会釈をして、彼女は玄関へと向かった。
牧師の抱えた、切断された足の切り口の鮮やかな赤が目に残った]
[あの子を殺した…それの意味する所は察しが付いて。
苦笑…それがローズの罪ならば
自分も恐らくは同罪、いや、それ以上か]
…それが君の罪?
ならば俺も一つ懺悔をしよう…。
俺の手も汚れている、と。
俺は、昔…自分を守る為に、人を……
[生死の確認はしていない、だからそいつがどうなったかは知らないけれど]
……俺を、嫌うかい?
……さあ。
[ 続く問い掛けもまた彼の知らぬ事ではあれど、若干の予想はついた。彼れが館の主の“一部分”であったのなれば、目的は一つしかなく向かう先は一箇所しか無い。然し相手が幼い少女、其れもアーヴァインの娘だと名乗っていた事を思えば、其れを告げるのは残酷であろうか。]
取り敢えず俺は、此奴を運ばないといけないんだが……、
手伝って貰えると有り難い、かな。
[ 一度メイへと視線を落としてから、再び少女の方を見て云う。]
隔世遺伝……か?
[ 自らは父が然うであったから、他も然うして生まれるものだと思い込んでいた。]
……子は違い、孫に受け継がれる。まるで、病気か何かだな。
[青年の言葉に、一つ頷く。
助けを求められるのは、何となく嬉しかった。
とりあえず、二人のもとに駆け寄ったものの、ヘンリエッタの背ではメイを支えることも出来ない。
どうすれば良いのか判断か尽きかねて、問うように彼を見た。]
[ 見上げられれば何を示すのが初めは理解出来なかったが、軈て嗚呼と声を零す。]
扉の開閉を、御願いしたいなと思って。
ほら。此の儘じゃ、出来ないだろう?
[ 少女へと浮かべる微笑は何時もの様相を取り戻し始めていた。]
[改めて、アーヴァインの部屋に向かう。
死体のパーツは、出来るだけ同じ部屋にまとめておいた方がいいだろうと判断したからだ。]
―(移動途中)→アーヴァインの部屋―
[途中で部屋に立ち寄り、箒と塵取りを手に玄関へと向かう。
染み付いた血の跡は如何頑張っても落ちそうにはなかったから、せめて落ちた衝撃で飛び散ったのであろう僅かな肉の欠片を掻き集める。箒の先が紅く染まった。
淡々と、淡々と作業は進む]
[ローズの言葉に心からの笑み]
ありがとう。
俺も君を嫌いになれない…同じだね。
[そういって、ちら、と部屋を見て、もう一度ローズを見る]
まだ顔色が悪いね…もう部屋に戻った方が良い…。
部屋まで一緒に行くから。
[そういって、ローズを彼女の部屋まで連れて行こうと]
加護なんて、無いだろう。
神は世界を、生きとし生けるものを創り給うた。
[ 何処か芝居がかった口調ながらも、其の奥にあるのは神への畏敬の念等ではない。寧ろ、無関心に等しきもの。]
其れだけ、だ。
後は自分の好きなように、ほったらかし。
[ 若し躰が自由に動かせるのなら、肩を竦めて冷笑を浮かべていただろう。]
[促されるままうなずいた。]
部屋に。
いくわ
[ナサニエルのあとに、ついていく。
その場所で、腕がまっているなんて*しらずに……*]
[ 表情を和らげた少女には有難うと礼の言葉を述べ、扉へと向かっていくのを見れば一つ頷いて、再度メイの躰を抱え直し、其の後に従うように付いていく。]
……って、あ゛ー……。
[ 少女の開いた扉を潜ろうとして思わず間抜けな声をあげる。]
此奴の部屋、何処だ……。
ほったらかし、ね。
だからこそ、僕も好き勝手やらせてもらってるわけで。
[気持ちよさげに湯のなかで伸びをして。]
おや、雨止みましたね。
…
[例えほんの数日だったにしても、少しだけ不信感を持っていたにしても、彼が雇ってくれた主人であったことには変わりがない]
…
[何が彼をバラバラにしたのか。玩具のように棄てたのか。
何となく、理解はしていた]
―アーヴァインの部屋―
[シーツの中に、アーヴァインの腕を放り込む。]
死んだ後も随分面倒をかけてくれますね、アーヴァイン。
[ふん、と*鼻を鳴らした。*]
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