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[彼の愉快そうな笑みには、僅かに眉を寄せるものの]
……確かに。筋は通っていますね
[そう無表情に返す
ただ、オルゴールの在り処について問われると、僅かに視線をそらし]
……ええ。まだ見当も
[薄い口唇を震わせれば、
零れ落ちるのは音のない旋律]
――……………
[否、それは人ならざる者には呪として聴こえるか。
白の花弁は風もないのに微かに揺らめく]
ま、止まっていても意味はないか……俺が動いたことで意味があるかなんて知らんけど
[なんて不満げにぼやきながら、とりあえず借りたまま返していない本を返そうか。
その後は、どうするか…なんて考えて部屋を後にする]
[部屋の中、黒が動く。
金糸の髪がふわりとゆれる。
自分の部屋に誰が来ていたのか、彼女は知らない。
外へ出よう。
扉は開いていたのか、それとも開いた隙だったのか。
そっと身を躍らせた。]
……一つ、教えてやろう。
窓の下へと広がる庭園に、あの女の気配が満ちているのを知っているか。
先程まで、何故女が庭園に居たか
―――その理由を、考えてみれば良いさ。
[視線を逸らす様子に、愉快そうに笑みを深めて。
侍女が自ら答えへ辿り着くのを待つかの様に、ただ情報を紡いでいく。
其処まで知り得ながら自ら動かない理由。それすら告げないまま。]
あぁ―――そろそろ、あの女も"限界"だろうしな。
近々、あの庭園に『赤』が花開く。
[興味が沸いたら、言ってみると良い――
何かを思い出したかの様に、突然話題を変える。
その口許には、笑みが浮んだまま]
[再度確認した、過去の記録。
一度に複数の魂を得た事が、なかった訳ではない。
ただ、その後に『暴走』と称してもおかしくない事態が発生していたらしいが]
暴走の兆し……とでも、言いたいのかよ……。
……それだけ示唆して、どうするつもりだ?
そうしたくなければ……って?
[苛立ちをこめた呟きに答えはなく、やれやれ、と息を吐いて立ち上がり、窓を開けて夜風を呼び込もうと]
[彼の言葉に僅かに思案するが]
……まさか
[庭園に、とポツリと呟く。なるほどそれなら彼女があのような場所に居た理由も納得がいく
しかし、そこで気づく
なぜ彼はそこまで知っていて動かないのか。そして私にその情報を惜しげもなく教えてくれるのか
それを訝しみながらも、続く言葉には]
限界……? それはどういうことです?
[――紡ぎ終えて、微かに口端を上げる。
それは時を巡る為の呪。残滓から過去を読み取る為のもの。
今の執事には個人の近しい記憶しか辿れず、それも朧げだが]
……なるほど?
[孔雀石を細め、くすりと、小さく笑む。
夜風が吹き過ぎて、結わえた髪が闇に靡びた]
[…椅子の上で足をブラブラとさせていると、扉のノックが聞こえ…]
どうぞー。
[ドアの方を見やり、姿勢を正した。
入ってきたのは予想通り、使用人の女性で部屋と荷物の確認を要求される]
はい…あたしが持ってきたのは、その鞄の中身…だけ、です。
[使用人が頷けば、失礼します。その声と共に確認作業が始まる。
その様子をじっと少女は見ていた]
[訝しそうな視線に気付きながらも、その口許に浮ぶのは笑みばかりで。
…どうやら、問いを向けられた所で答える気は更々無いらしい。
横へと置いた書物をサイドテーブルへと置き直し、
ギシと軋みを立てて、寝台へと腰掛ける。]
―――今聞かずとも。…直ぐに判るだろうさ。
[オルゴールの特性を知らなければ、ただ魂を絡み採られて行くばかりだと。
小さく向けた笑みに含めたその意味を、知る由も無いだろうが]
[書庫にて本を返して
ザムエルと、ナターリエの容態は心配でこそあるが、どうする術もなく。
わざわざ確認しにいく気も起きない。
なればどうするべき…といっても疑ってみるかして情報を集めるぐらいしかない。わけではあるが]
正直めんでぇな…
[…なんて、それは誤魔化しか、本心なのか。それを測るものはここにはいない]
ほんとに、ここの庭は必ず誰かいるな……。
「よいばしょ、だもの」
[思わずもらした呟きに、カーバンクルが尻尾を揺らしつつこんな言葉を返して。
ふわり、吹き込んできた夜風に金の髪を揺らしつつ、それになるほど、と呟いて。
小さな声で、歌を口ずさむ。
気持ちを鎮め、内なるものを押さえ込むために]
/中/
上手いこと、オトさんがヘルガさん占いに持ってきましたね。
うむ、尚更予想していた展開に持って行きやすくなったかも。
と言いながら、飯を食うので鳩に切り替え。
ちょっと反応遅くなるけどーまぁ、粗方告げたから良いよね!(待て
[どれくらいの時間が過ぎただろうか。
使用人はずっと集中力を絶やさずに少女の荷物、部屋を調べている。
少女はずっと飽きずにその様子を見ている…
やがて、少女の部屋、荷物にはオルゴールが無いことが分かると、使用人は一礼した]
…お疲れ様、です…?
[そのまま部屋を出るかと思いきや。
使用人は少し言いにくそうに…まだ、滞在して貰うことになるのだし、服を洗っておく、と言われ]
…お願い、します…
[少女も使用人も、少し頬を染め、洗い物の受け渡しをしていた]
[一通り、歌い終わる頃にはだいぶ気持ちも鎮まって。
軽く、傷痕の辺りを押さえて、よし、と呟く]
「エーリ」
閉じこもってても、仕方ない。
少し、外、歩こう。
[胸から手を離し、そっと真白を撫でつつこう言って窓辺を離れ、部屋の外へ]
[手を翳せば、変わりかけた花弁の色は元の純白に]
後でお伺いするとしましょうか。
[独り言ちる口調は、執事としてのもの。
天の月を仰げば、モノクルが光を映す]
[…ばたん。
ドアが閉まると、軽く染まった頬を撫で、少女は考えていた]
…どうしよっかなぁ…
[そう、暫く滞在するのだ。
いくら何でも、ずっと寝ていた、と祖母に告げれば呆れられるというか…]
いや、あたしは、別に、全然、構わないんだけど…
[うーん。小さく唸る。
ふと、今、使用人達は忙しいことを思い出す]
…自由?
[今なら、夜の庭園に出ても誰にも文句は言われないだろうか。
実際、庭園には四季折々の花々が咲いていた。
その、夜の顔…はどうなっているのだろうか]
[ちょうど先に行くエーリッヒの後ろ。
歩いてついてゆけるのは。
はたしてどうしてなのだろう。]
…不思議ねえ。
どうなっているのかしら。
[白の獣の紅を見つめながらそう呟いて。]
さて……散歩というと、どうしてもあちらになるわけだが。
「おにわ?」
……邸の外には、出られんしな。
[苦笑しつつこう言えば、カーバンクルは嬉しげに尾を揺らし。
その様子に、今度は苦笑とは違う、笑みを浮かべて、庭へと向かう]
―2F廊下―
[立ち並ぶ客室の扉のひとつが開く。人影は廊下へと足を踏み出した。]
[途中で侍女の一人と遭遇し、検分の意を伝えられれば一つ頷くけれど、銀灰の髪に隠れ気味の双眸の色、またそれが何処か遠くを見つめていることに侍女が気づく様子はなかった。]
[部屋へと入る侍女に構う様子もなく、進めていた足はある扉の前で止まる。]
─庭園─
[ゆっくりと足を運んだ先で出迎えるのは、静かな闇と、舞う夜風。
その感触にわずかに目を細めつつ、周囲を見回す。
先ほど、見かけた人影はまだここにいるのだろうか、と。
そんな事を考えて]
[彼のはぐらかした答えに、真意を問いただしても答える気がないことを悟り]
……わかりました。
[そう不承不承頷く]
[孔雀石の瞳には、静かな色]
おや、レーヴェ様。
御機嫌はいかがですか。
[白の薔薇を携えたままに一礼して、
薄い笑みを浮かべて、声を投げかけた]
[くすっ。
小さく笑ったその瞳は、無邪気な猫の様に輝いていた。
そっとドアを開けると、誰かが階段を降り…
…イレーネ?が、使用人と話していた。
その足音も遠ざかると、ゆっくりとドアの隙間から廊下へと出て…階段を降り始めた]
…誰も…居ない、ね。
[先ほど降りていった誰かの影も見えないことを確認すると、庭園の外から中に戻ってきた時に知った(少女にとっての)近道を通る]
―――…、
[ふと、まるで意識を取り戻したかの様に視線を上げる。
窓から僅か差し込む月明りが、その瞳に蒼の光を見せて。]
………ぁー…
[流石に疲れた、と軽く首を鳴らす。
ぎしりと音を響かせて、寝台から立ち上がり]
ああ……誰がいるのかと思ったら、貴方か。
[そこにいるのが誰かに気づいて、こんな呟きをもらし]
お陰様で、悪くはないですよ。
……あれから、ずっと眠ってたせいか、色々と落ち着いてますし。
[それから、投げられた言葉にこんな答えを返す]
ナターリエ、さん・・・
[部屋の主の名を呼ぶでもなく呟いて、扉を見上げる。其処に既に彼女がいないことは知らない筈なのだが、表情は何処か沈痛なものを思わせる。]
[やがて紅く染まった双眸は一筋の泪を流す。館の主の時と同じ透き通った色。]
―庭園―
[白の薔薇を見る。
他の色もある。
緑の茎を見る。
とげの先には何色か]
んー、でもやっぱりここは綺麗ねえ。
[話など気にせず、そっと触れる薔薇。
白の薔薇。]
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